2019/04/24 - 2019/05/04
1247位(同エリア3770件中)
天野川さん
たまたま“人生のボーナス”があって、GWというトップシーズンに大金を突っ込める状況にあったことから、念願のイタリア旅行が叶いました。女一人旅、個人旅行です。
思い出したように追記すると、このころ1ユーロ124円台でした。関空の両替所では129円台。
さて、今回は人生1度は行かねばならぬと意気込んでいたフィレンツェ。
3泊にしました。フィレンツェだけの旅行でもいいかと思ったのに、イタリアとなると、欲張ってしまいますね。
フィレンツェ1日目は晴れていることもあって、とにかく高いところに登りました。
張り切りすぎて、太ももが…(´;ω;`)ウッ…
◆4/27日の施設
ジヨットの鐘楼
サン・マルコ修道院
サンタ・クローチェ教会(パッツィ家礼拝堂)
サン・マルコ修道院
ヴェッキオ宮殿
フィアスケッテリーア・ヌーヴォリ(一杯飲み屋)
◆旅程
・4/25~4/27:ボローニャ
・4/27~4/30:フィレンツェ?今回はここ
・4/30~5/2:トリノ
・5/2~5/3:ミラノ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
さて、本日27日はいよいよフィレンツェに行きます。
と、ここで問題が。
自分で列車を予約したのです。
よく確認せず、ボローニャからフィレンツェでIC(特急)を選んだのですが、到着がサンタマリアノヴェッラ駅ではなく、Florence Rifredi (リフレディ駅)でした。。 -
ひと駅前のリフレディ駅で一度降り、ローカル線に乗るのはわかりますが、券売機まで行って買わねばならない。
だとしたら、ロスになるので、ここボローニャの駅でその分の券を買うとか、差額を払って替えてもらうなどしたかったのです。
で、この整理券で待って、カウンターに相談したのですが、この券はキャンセルできません、て。で、じゃあ、その足りない分だけでも買いたいといったけど、なんか通じない。
もう、諦めた。。 -
イタリアの電光掲示板って、30分前でないと掲出されません。
早めに来たのに、待ちぼうけ。
そして、遅れもあるので、どのホームか、やっぱり30分前でないとわかりません。
どこの駅もそうでした。ボローニャ中央駅 駅
-
乗り場を駅の係に聞いて、一度階段で降りて、当該ホームに向かいます。
-
9:18発、ナポリ中央駅行き。リフレディ駅までね。。
-
乗ります。
まぁ、車内は快適は快適ですけど。その間、駅員が来ないものだから、券を買えない。。 -
電車が遅れているものだから、到着予定時間あたりの停車駅で外国人は「ここ、リフレディ駅?」「多分」とわけがわからず一度列車から降りる私たち。
大きな声でほかの人に聞くと「違うわよ!」
「え?違うの?」とみんなでぞろぞろ列車に戻る。
ドキドキするわ。。 -
リフレディ駅に着きました。
で、見渡すけど、券売機がホームにはない。スーツケースを引きずって駅の外に出て、サンタマリアノヴェッラ駅までの乗車券を購入しようとするけど。
どうしよう。
駅名の選択がむずかしくて、時間がかかりそう。
となりの券売機で購入するお兄さんに泣きそうな顔で「私、わかんないの。助けて」と言うと、イタリア人のお兄さんが優しく「いいよ」と。
「フィレンツェ、サンタマリアノヴェッラ駅に行きたいの」
彼が操作して、めでたく買ってくれました。1.5ユーロ。
が、ホームがわからなくて、キョロキョロしていたら、その彼が心配そうに「こっちだよ」と。
「ホームナンバーは?」
「エイト」
「ありがとう!」
2人で爆走しました。 -
サンタマリアノヴェッラ駅に着き、なんとかホテルに来れました。
ホテル パラッツォ ヴェッキオに荷物を預けて街へ。
この日のミッションは、サンタマリア・デル・フィオーレ、あのドォーモのてっぺんに登る予約を昼に入れているのです!ホテル パラッツォ ヴェッキオ ホテル
-
ドゥオーモ広場。
おぉ~。。
お~~~。
建物を見ただけで、こんなに感動したことはこれまでありません。
感嘆する以外、声が出ません。ドゥオモ広場 広場・公園
-
イチオシ
驚愕です。
この世のものとは思えない。
どこから見ても、美しい。
これを設計したブルネルスキは天才です。
憧れのサンタマリア・デル・フィオーレ教会のドゥオーモに登ります。
昼イチの時間の予約を入れているのだけど。ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
-
このジョットの鐘楼もすごいね。。
ジョットの鐘楼 建造物
-
扉のところに並んでいる列が。
「ねぇ、このラインは予約しているやつ?」
「多分ね」
というわけで、みなさん、予約シートを持っているみたい。
並びます。
日本で予約しました。
フィレンツェ・ドゥオーモ共通チケット20ユーロ。
ドゥオーモ、ジョットの鐘楼、洗礼堂、ドゥオーモ博物館に入れます。 -
時間が来て、入ると荷物検査。
-
危険物ないかどうかですかね。
-
登ります。
-
天井には、あの世を描いたフレスコ画。
透明な塀が邪魔だが。。 -
こんなふうにぐるっと渡り廊下になっています。
-
イチオシ
キターーーーーー
お隣のジョットの鐘楼が。 -
大理石の美しいこと。
明後日の朝イチ8:15は、あのてっぺんに登る予定。
イタリアでは、登ってばかりですね。ジョットの鐘楼 建造物
-
天気がいいから、こんなに素敵。
-
サンタ・クローチェ教会が見えます。
-
降りました。
-
お昼ごはんも食べずに、有名なジェラート店へ。
エドアルド。
ドゥオーモ広場にあります。ジェラテリア エドアルド スイーツ
-
ピスタチオとチョコ。
2.8ユーロ。
ビオジェラートの店です。
まぁまぁかな。流行ってました。 -
青い空。
何度見てもいいですね。
ちょっと工事中ですが、気にならない。。 -
聖母広場。
Piazza della Santissima Annunziata。
出店が多いですね。 -
ドゥオーモの存在感はどこに行ってもあります。
-
イタリアの古い薬局の化粧品を購入したいということで、「ファルマチア・サンタ・マッシマ・アンヌンティアータ」へ。
サンタマリアノヴェッラ薬局よりも老舗なんですよね。アンヌンツィアータ薬局 専門店
-
UVリップクリームと日焼け止め、ハンドクリームを買いました。
-
おまけのクリームを使ったら、肌が生き返ったので、翌日追加で買いに行くという大人買いしてしまいました。
ここは、植物の有効成分を重視している化粧品のようです。アロマ好きな私としては、自然の芳香とともに、使用感も気に入っています。
日本人の店員もいました。ネット通販しているから、帰国してからも購入できるとのこと。 -
サンマルコ修道院へ。国立の美術館になっているのです。
サン マルコ美術館 (修道院) 博物館・美術館・ギャラリー
-
自然が美しいですね。
イタリアは初夏がトップシーズンですから、本当にいいときに訪れました。 -
ドメニコ会の修道院で、ここには、かの有名なあのフレスコ画があります。
-
フラ・アンジェリコ「受胎告知」。
教科書級の絵です。
美しいです。
マリアの受胎告知シーン。いろんな場所で多くの作品に残されているモチーフですが、どうしてこんなに心に残るのでしょうか。 -
修道院ならではのゆったり感。
ここはホントにオススメですよ。
ところで、イタリアの美術館中で写真撮影が解禁されたのが、2014年の秋なんですってね。おかげで撮り放題! -
で、もうひとつ、ここに来た目的があります。
この人。
フィレンツェで民衆を惑わした怪僧サヴォナローラ。 -
サヴォナローラの部屋というのがあって、ここはドメニコ派修道士だった彼ゆかりの修道院です。宗教改革の先駆ともいわれますが、神権政治を行ったので、一面はそう言えなくもないね。
でも、ハ?という感じ。
フィレンツェ市民を予言?で振り回し、華美な恰好をしている人を襲撃させたり、享楽的だとして美術品をお焚き上げする暴挙。ボッティチェリも信仰して、自分の作品を燃やすという。 -
シニョリーア広場での芸術品のお焚き上げ。これには芸術をわかる人たちは嘆きました。
そして、最期は化けの皮がはがれ、彼もそこで火刑に処せられました。
絵をよく見ると、ヴェッキオ宮殿が描かれていますね。 -
塩野七生『神の代理人』に面白く書いてあります。
-
これはフレスコ画の画材でしょうか。
-
ドメニコ・ギルランダイオ「最後の晩餐」。
こちらも有名です。
晩餐、というだけあって、食堂にあります。
最後の晩餐といえば、レオナルド・ダ・ヴィンチですが、いろんな人が描いています。 -
さて、外に出ると、なんだか人だかり。
Chiesa di Sant'Apollinareという場所です。豪華な3階建ての宮殿とか。 -
セレブが続々と登場します。
パスタのドレス? -
イタリアは、こういう人たちが依然としていらっしゃるから、面白いですね。
ボローニャでも見かけました。
貴族のセレモニーでしょうかね。 -
お天気に恵まれた初日。
サンタ・クローチェ教会へ行きましょう。
ファサードが美しいですね。 -
エンリコ・パッツィの「ダンテ像」。
入り口はこの像の後ろ。建物の側面にあります。 -
イチオシ
サンタ・クローチェ教会。
サン・フランチェスコ会最大の教会です。 -
ミケランジェロ、ガリレオ・ガリレイ、ロッシーニ、マッキャベリの墓があるんですよ。
礼拝堂は16あります。
覚えられないし、自分がどれを撮影しているのかも謎でした。。 -
ミケランジェロの墓。ヴァザーリ作。
なんか、微妙ですね。 -
作曲家ロッシーニの墓。
-
ダンテのモニュメント。墓として作られたようですが、霊廟はラヴェンナにあるとのこと。
『神曲』を書いた人です。
ルネサンスは美術だけに限りません。
精神活動を指すので、この文学も新しい視点や価値観を投影したルネサンス作品でした。 -
サンタ・クローチェ教会の続きにパッツィ修道院があります。柱廊が並ぶ中庭は美しくて、定評があります。
急ぎ足の旅だと、あまり寄らない場所。
でも、こういう場所のほうが、ホッとします。
中庭の片隅にフローレンス・ナイチンゲールに捧げた記念碑があるそうですが、見逃しましたね。「フローレンス」はフィレンツェの英語読みで、彼女はフィレンツェ生まれです。サンタ マリア マッダレーナ デ パッツィ修道院 寺院・教会
-
死者の回廊cloister of the dead。お墓が並びます。
サンタ・クローチェ聖堂はイタリア史の偉大なる霊廟とすべく19世紀に改装されています。ローマやパリでいうところの、パンテオンでしょうか?
276の墓が収められているとのこと。 -
バルディ家礼拝堂。
左のジョットによるフレスコ画「聖フランチェスコ伝」。切れている。。
あとで貴重な絵だと気づくアホ。 -
ピエトロ・ネッリ「聖母子」
死ぬほど見ましたけど、人気のモチーフなんですね。
聖なる場所には必ずあります。
いろんなフレスコ画が剥げてたりします。
1966年の洪水時に相当水に浸かったらしいので、心が痛みますね。 -
ジュゼッペ ・ ラ ・ ファリーナの墓。
ジュゼッペ ・ ラ ・ ファリーナは、19世紀の歴史家、政治家、作家で、影響力のあるリーダーであったようで、イタリアの統一に貢献したみたい。
こういうお墓なんだか、彫刻なんだかわからないけど、秀逸な芸術がふつうにおいてあります。
ライオンの上に天使が乗って、考え事って。このお墓が一番好きですね。 -
次はどうしようかな。
まだ明るいし、晴れているし。 -
ヴェッキオ宮殿にしましょう。
この街の政治の中心となった建物です。ヴェッキオ宮殿 城・宮殿
-
何種類も観覧チケットがあって、「タワー・プリーズ!」
高いので、タワーに登るだけにします。
ここから見るドォーモも、素敵だとか。
12.5ユーロ。 -
登ります。
こうして、いろんな施設に3日間入り続けるわけですが、私はこの旅行が決まった瞬間焦ってウフィツィ美術館とドォーモの予約をしたのです。そのあと、あそこも、ここも行きたいとなったのでした。
フィレンツェカードなるものがあって、フィレンツェのほとんどすべての美術館や宮殿に、予約・行列なしで入場することのできるフリーパスがあり、72時間有効で85ユーロでOKということも知っていました。
そのときは高いので、止めたのですが、これにしたらよかったと予約のあとで思いました。 -
イチオシ
損したことを知るのも気分が悪いので、合計はしていないんです。
こうして、ドォーモの予約を重視したから、仕方ないよね、と自分を慰める。
だって、GWですもの。日本人が殺到するでしょうし。
言い訳(´・ω・`)
それにしても、どんどん料金が高くなるという、凄い地域です。
元が安かったというのもあるようですし、高くしても人は来てくれます。 -
登りすぎて太ももや脚がおかしくなってきました。
が、いい眺め。 -
イチオシ
いろんな角度から拝むドォーモ。
-
こんな景色が見たかった。
大金はたいて、GWに来れて、幸せ。 -
宮殿内もキレイです。
-
イチオシ
こんな天使も。
-
ヴェッキオ宮殿の前にはシニョーリア広場があって、「ロッジア ディ ランツィ」という屋外の彫刻展示場と化しています。
チェッリーニ作 ペルセウス像。バルジェロ美術館にあるものの複製。ランツィの回廊 (ロッジア ディ ランツィ) 博物館・美術館・ギャラリー
-
レプリカであったとしても、素晴らしい。
ランツィの回廊 (ロッジア ディ ランツィ) 博物館・美術館・ギャラリー
-
ミケランジェロのダヴィテ王もレプリカ。
まだ、感動してはいけない。実物を後日見ますからね。
明日が楽しみ。 -
ジャンボローニャの「サビニ女の略奪」。
サビニの女たちをローマの男たちが奪う有名な話をモチーフにしています。
ローマ建国のお話です。
オリジナルはアカデミア美術館にあります。 -
ここ、シニョーリア広場は、サヴォナローラの火刑の場でもありましたね。
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アンマンナーティ作 ネプチューンの噴水。
ネプチューン像の裏にサヴォナローラ火刑跡地の碑があるとか。ランツィの回廊 (ロッジア ディ ランツィ) 博物館・美術館・ギャラリー
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寒いけど、いい天気。
-
再びドォーモ広場。
夕暮れです。 -
今晩のごはんは、一杯飲み屋フィアスケッテリーア・ヌーヴォリへ。
お気楽な店ということで、この一品だけたのみました。 -
地元の方に人気とか。
キアンティ。安いやつ。飲みきれませんね。 -
Ribollita (リボッリータ) 黒キャベツと白インゲンのパン粥。
見た目はよくないですが、美味しいです。
胃に優しい。
これが、フィレンツェの名物というかソウルフードなんです。昔からあるフィレンツェのパンはすぐにカチカチに固くなるので、後日粥にして食べていたということ。
もつ煮込みもそうですけど、こういうパン粥なんて、チープですよね。つまり、貧乏人の食べ物ですね。
金持ちは、Tボーンステーキの方を食べる、と。 -
途中、小さな店で軟水を買いました。
この水がオススメとのことで。うん、美味しい。1ユーロ。
今日は疲れました。
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