2019/04/24 - 2019/05/04
128位(同エリア454件中)
天野川さん
たまたま“人生のボーナス”があって、GWというトップシーズンに大金を突っ込める状況にあったことから、念願のイタリア旅行が叶いました。
一人旅、初イタリアとなると、治安のよい北イタリアがいいかなと思ったこと、またトリノに行ってみたかったことから旅程を組みました。
・4/25~4/27:ボローニャ
・4/27~4/30:フィレンツェ
・4/30~5/2:トリノ
・5/2~5/3:ミラノ
さて、今回は、旧ボローニャ大学アルキジンナジオ、サント・ステファーノの教会群、サン・ピエトロ聖堂を紹介する。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- エス・ティー・ワールド
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-
さて、ボローニャといえば、ヨーロッパ最古の大学「ボローニャ大学」があることで有名。
そこはキリスト教としてはタブーであった人体解剖を学問としてやったことが凄い。
ということで、旧ボローニャ大学アルキジンナジオからスタート。
実は、この赤い旗が目印。ポルティコの下では、どこが入口かわかりにくいので、見逃さないように! -
ここは旧!ボローニャ大学。本学の最初の大学棟です。
1563年に建設されました。
今はここでは授業がないので、新しいボローニャ大学で行われています。
ついでに言うと、新しいほうの学校の周辺は治安が悪いので、夜は行かないように、とのこと。 -
ここを「アルキジンナジオ」館といいます。古典的呼称とのこと。
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アルキジンナジオは、30ものアーチと石製の列柱とからなる139mに及ぶポルティコを外部に持った2段様式の建物が中庭を囲む構成になっているとのこと。
中庭は工事中で撮影はしませんでした。 -
ここは紋章で有名です。
これらは、ここボローニャ大学に通った中世のおうちの紋章を入れています。
ま、貴族とか、お金持ちということだね。
ポルティコもそうですが、こうした天井にもお絵かき。 -
これ、発注するだけですごく高そう。
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ライオンに羽がついている。
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こんな壁がずっと続きます。
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ボローニャ大学は、教皇の息がかかっている大学だから、キリスト教的純粋培養がなされてきた学問所のはずだけど、解剖はOKということなのね。。
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本。過去はこんなにごつくて、鍵とか金具がついている。
本とは、大事にされていた。 -
さて、解剖室。再度にイスがヒナ壇状になっています。
きっと学生はそこに座って講義を聴いたのでしょうね。 -
この中央が死体載せの台。
中世だから、暑い時期は解剖はやらなかったとか。腐敗すごいから。 -
こういう提供があって、人体の謎に迫れる。
レオナルド・ダ・ヴィンチだって、知への追及で解剖をしている。 -
学問として、「神の領域」といわれたところに入っていったということ。
今では、かなりその領域が広がりました。現代の神の領域と、数百年後の神の領域はきっと違うだろう。 -
天井には星座モチーフの像があります。
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人体ですが、皮をはがれた人が柱となって、建物を支えています。
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全体的に茶というか、木目の渋いつくり。
解剖中、どんな臭いがしたんでしょうね。 -
チケット係のおじさんが、「セカンドルームがあるからね」とのこと。
この奥を見逃して帰る人が多いみたい。
そこは何かというと -
広間になっていて、
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この柵の向こうに本棚があります。
私たちは立ち入り禁止。
でも、外からなら見ていい。 -
過去の最高学府として、書物が大切に保管されていて、限られた人が読んでいいのでしょう。
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胸がきゅんとなりますね。
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この広間にも、本棚が壁のように囲っていて、私レベルでも、数学、化学、物理学というようなカテゴリは読めました。
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お次は、サント・ステファーノの教会群に行きます。
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このあたりは雰囲気がとてもいいです。
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サント・ステファーノの教会群は、マッジョーレ広場の東側に位置しています。
入場は無料。
この建築群は、イシス神を祭る古代神殿の跡に建てられたもの。建造はロマネスク時代にさかのぼります。 -
要するに、とても古い建物群だということです。
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4 棟のみの現在の姿で残っています。
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過去は異教の建物ではありましたが、現在はキリスト教のもので飾られています。
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ピエタ像。
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中世の、典型的な宗教画ですね。
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平面的で、遠近法なんてないです。
ザ中世。 -
聖母子像。
イタリアではやたら見ます。
なぜなら、中世では、庶民は文盲だから、絵で聖書などの逸話を理解させないといけないので。 -
石画。
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教会内部。
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下を通ると、いいことあるのかしら。
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石造りの神殿という感じで、ひんやりしています。
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こうしたものがいくつもあるので、「群」なんですね。
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次はサン・ピエトロ大聖堂。
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インディペンデンツァ通り沿いにある教会で、無料。お金をとらない教会が多いですが、なかには、寸志を2?ほど箱に入れたりしました。
撮影もフラッシュを使わなければOK。 -
天井が高くて、美しいです。
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天井画が美しいです。上から下まで、飾り立てられています。
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一口にキリスト教といっても、ローマ・カトリック教会の教会は煌びやか。
こういうお金をかけて飾り立てるのをよしとしなかったのが、宗教改革からでてきたプロテスタント。 -
行く教会みなこんな感じなのは、イタリアがローマ・カトリック教会の地域だから。
そりゃあね、ローマ教皇のおひざ元だし、そういうことですね。 -
プロテスタントの教会は、質素で、像も置かない。
だから、観光地にはなり得ない。 -
神と人とが出会う場所を飾り立てて、崇敬の念が湧くということも、否定しません。
こういう愛の示し方もあるので。 -
それにしても、キリストの磔刑像がお決まり。
イタリア人は、こうして彫り物ができる人が多くて、彫刻も傑作が飛び出す土壌にあるんだな、と思いました。
次は、ボローニャの斜塔に登ります!
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