2019/06/12 - 2019/06/12
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さっとん姉さん
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20年以上前、タイ北部のチェンラーイやメーサイを旅したとき、「首長族」(俗称)と呼ばれる人々の存在を初めて知った。
当時のネット環境では、彼らに関して得られる情報はごくわずかであった。
元々彼らはミャンマーで暮らしていた。止むを得ない事情があって、今はその一部がタイ側で暮らしている。
タイ側での呼称は、パドゥン・カレン族Padaung Karen People。
21年ぶりにタイへ行くことにした。日本の複数のガイドブックでも写真付きで紹介されている彼らの村を訪れた。
(暫定版2019.09.17)
注:メーホンソーンへの旅で訪れたタイ側のナム・ピアン・ディン村Baan Nam Piang Dinでは、現地の看板に≪KAYAN Huaypukeng Village≫と書かれていた。
調べてみると、ミャンマー側にも彼らと同じ民族が暮らす村がいくつかあることが分かった。ミャンマー側では、彼らはカヤン族Kayan Peopleと呼ばれている。
ちなみに、彼らの風習から首長族Long Neck Peopleという英語の俗称がタイ側でもミャンマー側でも定着しているようである。
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☆☆☆早朝のメーホンソーン☆☆☆
【06月12日(水)メーホンソーン滞在3日目】
午前04時台に起床した。
06時30分過ぎに食堂の様子を見るが、まだ準備中のようだった。
時間調整を兼ねて朝の散歩に出かける。 -
☆☆☆早朝のワット・チョーン・クラーン。背後に山々が聳えている。☆☆☆
早朝のメーホンソーンは涼しくて快適だ。 -
昨日登ったワット・プラ・タート・ドーイ・コーン・ムーがある丘。
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黒い猫に睨まれた。
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ワンコは路上で丸くなる。
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07時過ぎに再び食堂へ行くと、今度は大丈夫だった。
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☆☆☆最初の見学スポットであるファイ・スア・タオ村 Baan Huai Seua Taoへ向かう途中の道路。レンタル・バイクだとちょっと厳しいかな☆☆☆
今日の個人ツアーは午前09時00分に出発の予定である。
支度を整えて部屋で待機していると、08時50分にノックが。 -
☆☆☆ファイ・スア・タオ村 に着く直前の風景。☆☆☆
ツアーのドライバーがホテルのスタッフと一緒に迎えに来てくれた。
ドライバーさんの名前は、ネムカーアイスーンという。私には絶対に覚えられない。(以下、ドライバーさんと表記。)
簡単な打ち合わせをして08時55分に出発した。
今日はあいにく朝から曇り時々小雨の天気である。
午後2時前後にはかなり激しい雨が10分程度降ったが、幸い車で移動中だった。 -
☆☆☆右側がファイ・スア・タオ村の入り口。☆☆☆
今日は私のリクエストによる個人ツアーである。5箇所のスポットを訪れた。
最初のスポットは、ファイ・スア・タオ村Baan Huai Seua Taoである。
「首長族」とも呼ばれるパドゥン・カレン族が暮らす村の一つだ。
村の入り口では、二体の木彫りの像が出迎えてくれる。
ここで入場料として250 バーツ(約870円)を支払う。引き換えに渡された印刷物には、この入場料は村のコミュニティの発展などのために役立てられる、との説明が書かれていた。 -
両側に土産物屋が並ぶ道(おそらくタイ人が営む店だろう)の先に、本当の村の入り口があった。
ドライバーさんは車で待機。私一人で村に入る。 -
村の入り口手前で死んだように寝ている犬。
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こちらの犬は起きている。
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小川にかかった橋の先に村の本当の入り口があった。
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奥の方に畑と住居が見える。
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小川の辺りに簡素な造りの家が立ち並んでいる。
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土産物屋が固まっている一角に出た。
時間が早いためか(午前09時30 分頃)、売り子さんの姿はほとんどない。 -
パドゥン・カレン族の人にまったく会わない。
各商店には、それなりに土産物が並んでいる。 -
この村の活気のない様子に戸惑う私。
団体の観光客でも来れば、売り子さんたちは熱心に商売をするのだろうか。 -
長くいたいと思う場所ではない。
村に入ってから30分も経っていないが、車に戻ることにした。
ドライバーさんに少し離れた場所へ車で連れて行かれた。
パドゥン・カレン族の宗教施設だという。
太い柱のようなものが何本も立っている。 -
次に訪れたのは、スートンペー橋 Sutongpe Bridge 。
村の人々が対岸の寺院へ行くため、水田の中に作られた竹の橋である。
タイ人の間で人気のスポットであるとのことだが、私が訪れた時は誰にも会わなかった。 -
ドライバーさんは車で丘の上に建つワットまで先回りする。
一人で橋の入り口へ。 -
橋の手前には何かが祀られていた。
両手を合わせている白い像は、特撮映画のヒーローが空を飛んでいるようにも見えるが・・・。 -
水田の上を竹製の橋で渡る。
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橋を渡りきった先では牛がのんびり草を食んでいた。
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ワットへ続く階段の脇に一対のチンテ(守り神のライオン、ミャンマーでの呼称)が立っている。そこが本来の入り口だったことがわかる。
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階段を少し上った場所から見た橋。
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階段を上りきったところに建つワットの中には立派な仏様が安置されている。
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建物の周囲には奇妙な施設が。日本の神社の鳥居に似ていなくもない。
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このオブジェはおよそ仏教とは無関係と考えられる。
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次に向かったスポットは、プークローンPhuklonという温泉とマッド・スパがある施設。
海外でこの手の施設に立ち寄るのは、あまり好まないが、せっかくなので泥の顔パックをやってもらう。
国内も含めてまったく初めての体験である。 -
顔の泥パックを体験した後、敷地内のレストランで昼食。
ドライバーさんも先に同じ店で食べたようだ。 -
四番目に訪れたスポットは、パースア滝Nam Tok Pha Sua 。この写真の階段を降りた先にある。
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まだ雨季に入る前だからか、水量が少なく迫力にかける。
この旅行記は9月半ばに書いているが、7~8月に雨季のベトナムやラオスで見たド迫力の滝と比べると、どうしても見劣りする。 -
夏の丹沢(神奈川県)へ日帰りで行っても、この程度の沢は見られそうだ。
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最後のスポットは、タム・プラーTham Plaという公園(写真は入り口)。
園内はよく整備されている。魚が集まる洞窟があり、地元民にも人気があるようだ。 -
公園は清流を中心として広がっている。
先の方へ行くと、水深の浅い池があり、大きめの鱒のような魚がたくさん泳いでいる(入り口のモニュメントはこの魚を形どっている)。
この魚の色は、黒と青の中間ぐらいでとてもグロテスクである。 -
公園の突き当りに奥行きの浅い洞窟風の場所がある。
池の先端が洞窟の地下につながっていて、洞窟の中にある小さな穴の上から覗くと、観光客が与える餌(公園の入り口付近に餌の 売り場があった )を目当てに、魚たちがひしめき合っている。
何やらおどろおどろしい。 -
タイ人の若者たちが餌やりに興じている。
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若い男性だけがつるんでこのようなスポットに来て餌やりに興じている様は、なかなかシュールである。
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最後のタム・プラーの見学を終えた頃、にわかに風が強まり、メーホンソーン市街に戻る途中、激しい雨になった。
タム・プラーの少し手前にコーヒーショップがあった。
ドライバーさんは、ここは自分の友人が営む美味しいコーヒーショップだと私を誘うが、降り出した雨に私は店に入ることを躊躇する。
ドライバーさんは車を降りて、自分の分だけテイクアウトのアイスコーヒーを買って来た。 -
☆☆☆Rose Garden Tourの店頭の看板。「フランス語話せます。」と書いてある。☆☆☆
14時15分ホテルに帰着した。雨はほぼ止んでいた。
シャワーを浴び、少し落ち着いたところで冷蔵庫で冷やしておいた缶ビールを1本だけ飲む。
整理作業をしつつ、今日のツアー内容を振り返る。
パドゥン・カレン族の別の村を見たくなった。日本語ガイドブックによると、メーホンソーン近郊にあり見学可能なパドゥン・カレン族の村は、三箇所とのことである。 -
17時少し前に外出する。
ホテルから徒歩1分の距離にあるRose Garden Tourのオフィスへ向かった。
今日チャーターしたタクシーの手配をホテルのスタッフさんに依頼する前、最初はこのオフィスで個人ツアーを依頼するつもりであった。
店の表に出ている看板に、パドゥン・カレン族(「首長族」)の村を訪問する半日ツアー(午前09時00分~12時00分)の案内がある。
明日のツアーへの参加を申し込むことにした。 -
☆☆☆Rose Garden Tourの店内にあったパネル。メーホンソーン近郊の観光スポットを写真付きで説明している地図。☆☆☆
応対してくれたオフィスのご主人に、今日ファイ・スア・タオ村を訪れたことを告げた。
すると、明日訪れる予定のナム・ピアン・ディン村Baan Nam Piang Dinは「more impressive」である、と言われた。
そこに賭けてみることにする。
ツアー料金は、入場料込みで1,300 バーツ(約4,500円)と決して安くはないが。 -
明日の予定が決まったところで、昨日ランチを食べた77House'sへ。
料理2品、どちらも美味しい。ビールは控え目に小瓶2本だけにした。 -
☆☆☆じゃがいもが入ったチキンカレーが美味しい。☆☆☆
部屋に戻った後も、明日のツアーに備えて缶ビールのレギュラー2本だけで止めた。
午後8時過ぎ、湖の夜景を期待して行ってみるが、オフシーズンだからか、ライトアップはなかった。
【3日目、了】
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