2019/05/25 - 2019/06/01
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令和元(2019)年5月下旬、私は二十三年ぶりにタイのコサムイ(サムイ島)を訪れた。同じ宿に七泊した。
思えば1993年の夏、三度目の海外旅行にしてタイでバックパッカー・デビューをし、初めてこの島を訪れた。お気に入りの宿を見つけ、その後何度かこの島とその宿にリピートした。
最後に滞在したのは、初めてのマレーシアへの旅から戻ってタイに入国した1996年夏である。
以来、2019年5月までこの島に足を運ぶことはなかった。(1998年の夏を最後に2019年5月までタイへ行っていなかった。)
ちなみに、私はコサムイが気に入り、最初の訪問で買って帰ったコサムイの絵葉書をスキャナーで取り込んだ画像をトップページに貼り付けたホームページ(当時はブログという言葉はなかった)を開設した。今は昔の話である。
二十三年ぶりに訪れたコサムイ。お気に入りの宿のことは、ぜひとも旅行記という形で記録しておきたかった。フォートラベラー諸氏に知ってほしいこともある。
多分に私の個人的感傷が入っている旅行記であるが、一人旅の方や、チャウエン・ビーチで安上がりに滞在したいと考えている方などにとって、何らか参考になれば幸いである。
(2020.01.16加筆)
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【2019年05月25日(土)、コサムイ(サムイ島)に到着】
バンコク市内のホテルで午前04時台に起床した。
06時30分、2階に下りてレストランで朝食を取る。広々して眺望も良い。スタッフはフレンドリーで気が利く。
ビュッフェの品数は多くはないが、私には十分である。 -
09時50分、ホテルをチェックアウト。
始発駅パヤータイを09時59分に発車するエアポート・レイル・リンクの列車に間に合った。
スワンナプーム国際空港駅の地下1階にあるレートの良い店で当座必要な額を両替しておく。
国内線の手荷物検査は案外空いていた。
出発まで少し時間があったので、ターミナル内の飲食店を冷やかしたりした。アイス・カプチーノを買ってみたが、あまり美味しくなかった。
12時00分、コサムイ行きの便は定刻に搭乗開始。機内は冷房がキンキンに効いている。
12時45分離陸。
私の左前の席の幼児が離陸直前から派手に泣き叫ぶ。母親(言葉からすると東欧かウクライナあたりだろうか)はCAの指示に従わない上、CAを相手に何かと言い争っていた。
機内では軽食とドリンクのサービスがあり、空港で待つ間に何も食べていなかった私にはありがたかった。 -
13時29分、サムイ空港に着陸した。
-
到着口のすぐ外で乗り合いミニバスの受付をしていた。私が宿泊する宿のあるチャウエン・ビーチまでは、130B(約455円)だった。
料金を払うとビーチ毎の色別チケットを渡された。15分ほど待ち、14時11分にミニバス(実際は大き目のバン)が発車した。乗客は9名。一人ずつホテルの前で降ろされる。
私は二番目に降ろされた。空港からチャウエン・ビーチの中心まではさほど遠くない。(タクシーを利用すると500Bかかるとのこと。) -
☆☆☆P&P Samui Resortの入り口。☆☆☆
14時25分、今日から私が七泊する宿、P&P Samui Resortにチェックインする。
※この宿は厳密に言うとホテルでもゲストハウスでもなく、コサムイに多い、客室(バンガロー)が管理棟から独立したバンガロータイプの宿である。以下、便宜的に「ホテル」と呼ぶことを了解されたい。
フロントで対応してくれた年配の女性スタッフは、とても感じがいい。20年以上前のタイの旅では、タイ人の親切さ、フレンドリーさにしばしば心を癒されることがあった。
そのことを思い出す。 -
☆☆☆この写真の二階の部屋に宿泊した。☆☆☆
管理棟に隣接する食堂の椅子に座って15分ほど待つ。
できるだけビーチに近い部屋を、とリクエストしたところ、管理棟に一番近い二階建てのバンガローの二階の部屋へ案内される。(これまで私はコサムイでは平屋建てのバンガローにしか泊まったことがない。)
スーツケースを運んで部屋の案内をしてくれたおじさんにチップ100Bを渡す。これから1週間も滞在することを考えると、これくらい渡しておくに越したことはない。 -
部屋の点検をし、旅装を解く。部屋の鍵はきちんと掛かる。室内には冷蔵庫、テレビ、エアコン、扇風機(首は振ってくれない)が備え付けられ、シャワーはお湯が使える。
ホテル予約サイトで一泊あたり4,362円の宿泊代(食事なし、税・サービス料込)を支払っているので、これくらいは当然である。
二十年以上前に宿泊したこの島の西側にある静かなビーチのバンガローには、一部の部屋に扇風機が付いていた外は(扇風機が付かない部屋もあった)電灯のみであったことを懐かしく思い出す。確か素泊まりで一泊あたり150~250Bくらいだったはず。 -
☆☆☆部屋の前はこんな感じ。☆☆☆
昼間、時折ジェット機の爆音が轟く。空港が近い上、地図をよく見るとこのホテルのあるあたりは滑走路の延長線上に位置している。
それでも深夜の離着陸がないことと、サムイ空港を発着するフライトがあまり多くないことが幸いして、滞在中睡眠を妨げられることはなかった。 -
☆☆☆二階の自分の部屋からビーチが見える。☆☆☆
しばらく部屋で寛いだ後、酒類の販売・提供が始まる17時00分を待って外出する。
まずホテルのビーチ周辺を探索する。 -
☆☆☆この写真の手前側がこのホテルのビーチ。☆☆☆
このホテルが所有するのは、猫の額とも言える僅かな幅のビーチである。陸側にマッサージのスペースとドリンク類を提供するバー(上の写真の左端)があるので、ビーチは一層狭く感じられる。
ビーチの陸側には、このホテルのフロントのある管理棟と食堂、小さなプールが固まっている。すぐ東隣には、別のホテルのレストランとバーがビーチに迫り出している。 -
先程ミニバスから降りた道路へ出る。
ホテルの敷地の入り口のところには、守衛さんと覚しき男性がいた。うなぎの寝床のような形状の敷地は、両端で人の出入りを監視していれば防犯上完璧である。常に人がいる管理棟がビーチ近くに建っている理由が頷ける。
チャウエン・ビーチのメインの道路は一方通行である。両側にレストランやファストフードなどの外国人旅行者向けの飲食店、セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニ、マッサージ店がビッシリ立ち並んでいる。
ガイドブックにはチャウエン・ビーチがコサムイのビーチの中で最も賑やかであると記されているが、その通りなのであろう。 -
ホテルのある路地の出入口から両側へ少し歩いて、夕食を取るのに適当な店を探した。
客(ほとんどが欧米人)が比較的入っているレストラン兼バー、Islander Pubに入る。F1やボクシングなどの映像を見せるスポーツ・バーであった。 -
シンハのドラフトビールと、タイ料理(肉と野菜の炒め物)、オーストラリア直送の大ぶりのムール貝のガーリック・バター炒めを注文した。
どれも美味しかった。ジョッキに注がれたビールの注ぎ方も良かった。 -
☆☆☆ホテルの隣にあるバーの入り口。☆☆☆
帰りがけ、コンビニでミネラルウォーターとビールとツマミを買った。
一旦寝入ったが、真夜中に目を覚まし、明け方まで起きていた。
ビーチサイドからの騒音(隣にチャウエン・ビーチで一番人気らしいビーチ・バーがあり大音量でロック・ミュージックを流している、スピーカーは海の方を向いているはずだが)は午前02時近くまで続いた。
【05月25日(土)、了】 -
☆☆☆ホテル近くのビーチ。砂が白い。この日の午前10時50分撮影。☆☆☆
【05月26日(日)、コサムイ2日目】
午前08時15分にようやく目を覚ます。
このホテルの予約時に支払った宿泊料金には、朝食代が含まれていない。
(管理棟にあるレストランのメニューには
ブレックファースト・セットやチャーハンなどの単品料理もある。)
いつものように朝食の時間を気にかける必要がないのを良いことに、前夜の夜中に目を覚ました後、明け方まで起きていた。そこから時間を気にせず二度寝をしたのであった。
到着した翌日から「南の島でのんびり過ごし」ている私である。 -
11時少し前にようやく出かける。まだ何も食べていない。
ホテルの前のビーチの様子を眺め、写真を撮る。 -
車が通る表通りに出ると、まだ閉まっているレストランもある。バーガーキングとどちらにするか迷ったが、マックに入った。
ちょうど11時からのランチメニューに切り替わるタイミングだった。小さ目のハンバーガーのセットをオーダー。けっこう待たされた。
揚げたてのポテトは美味しいが量が多い。ハンバーガーは美味しくない。今日のブランチの店選びは失敗かな。 -
☆☆☆ホテルのプールサイドから見たビーチ。☆☆☆
コンビニで買い物をしてホテルに戻り、部屋で寛いでいると、13時過ぎに女性スタッフが二人来て部屋の掃除とバスタオルの交換をしてくれた。 -
☆☆☆ホテルの敷地内の風景。☆☆☆
その後も引き続き部屋でのんびりした。冷房が入るのでバンコクあたりの中流ホテルで寛ぐのと大差ない。 -
☆☆☆Islander Pubの中から撮影。☆☆☆
昨日と同じパターンで、酒類販売解禁となる17時を過ぎてから外出した。
近場で手頃なレストランを探してみるが、客がそこそこ入っている店は見当たらない。
そのため、昨日と同じ店Islander Pubに入る。今日はチャンのドラフトを飲んでみる。 -
今日のお薦め、ニュージーランド産ラムのローストはとても美味しい。
野菜中心の付け合せは量が多く、満足した。 -
☆☆☆灯りに群がる虫を狙ってヤモリが集まって来る(自分の部屋の前で)。☆☆☆
部屋に戻った後、今日もキンキンに冷やしたビールを堪能した。
【05月26日(日)、了】 -
☆☆☆この日の早朝、ビーチへ行こうとするとホテルの敷地内の道で犬が眠っていた。☆☆☆
【05月27日(月)、コサムイ3日目】
夜中に一度目を覚ましたものの、二度寝した。午前04時少し前に起床した。今朝は朝日が昇るビーチの写真を撮ることにする。 -
☆☆☆この日の午前05時47分に撮影。☆☆☆
今日でコサムイ滞在3日目となるので、朝一番で天気予報も気にしつつ今後の大まかな予定を立てる。
明日火曜日は降水確率が高いので、バイクをレンタルしての観光&懐かしのバンガロー訪問は水曜日と木曜日、もしくはどちらか一日に行うことにする。 -
日の出の時刻より早く05時30分に出かける。
ホテルの飼い犬らしき2匹が自分の泊まっているバンガロー近くの道にへたり込んで寝ている。
ホテル前のビーチから両方向へビーチ沿いに歩いてみた。すでにかなり明るくなっている。散歩を楽しむ人の姿もちらほら。 -
東の方角には雲が多く、海から昇る朝日の撮影は失敗。明日以降再度チャレンジしよう。
-
そのまま今度は繁華街の様子を見に行く。ちょうど午前07時になった。
しばらく歩いてみたが、朝食を提供する店は二軒のハンバーガーショップ以外は皆無である。
朝から美味しくないハンバーガーを食べるのは止めておく。
一度部屋に戻った後、ホテル内の食堂で食べることにした。
大陸式ブレックファスト、クロワッサンとフルーツとドリンクで120B。数日ぶりにコーヒーを飲んだ。 -
今日と明日は、とりあえず昨日に続いてのんびり過ごすことにする。
昼はビールを買うついでにコンビニの安い弁当(鶏肉を甘辛く炒めたおかずと白いご飯)を温めてもらい、部屋に戻って食べた。
今日も13時台に女性スタッフが二人来て部屋の清掃とバスタオルの交換をしてくれた。
夕方17時少し前に外出。繁華街を少しぶらぶらするが、これといった発見はなし。
食事は、これで三日連続となるIslander。今日も先客がけっこういる。
1/2チキンを注文。文字通り鶏の半身のロースト。量が多い。よく火が通っている。付け合せが昨日以上に盛り沢山である。
二品目の料理を頼む勇気がないので、ドラフトビール1パイントを2杯飲んだところで早々に退散する。
部屋に戻り買っておいた乾き物をツマミにさらにビールを飲んだ。
【05月27日(月)、了】 -
☆☆☆この日の午前06時02分に撮影。☆☆☆
【05月28日(火)、コサムイ4日目】
二度寝して、午前04時30分に起床。まあまあ寝られた方である。
シャワーを浴び(エアコンも扇風機も止めていたのて寝汗がすごいことになっている)、今朝も日の出を撮影するため海岸へ出かける。
しかし、昨日と同様に東の空にはずっと雲がかかり、朝日の撮影は叶わない(上の状態がMax)。 -
07時30分過ぎにホテルの食堂へ行き、今回の滞在中ここで二回目となる朝食を取る。
チャーハンとアイスコーヒー。昨日よりも量は多かった。 -
昨日の計画を一日早めることにした。
ネットで近所にある店を探し、Green Guest Houseというところでレンタルバイクを借りた。料金はニ日間(48時間)で400B(約1,400円)。デポジットとしてパスポートを預けた。 -
☆☆☆私が借りたバイク。まだかなり新しい。☆☆☆
さっそく出発する。オートバイに乗るのは、初めてコサムイに来たとき以来だと思う(私は日本ではオートバイに乗らない)。だとすると26年ぶりである。 -
09時30分過ぎから乗り始め、15時30分にホテルに戻るまでの間、島を一周した。
ガソリンは途中5リットル補給した。この写真のようにウィスキーの空き瓶に入れられ、1リットル単位で売られている。
ガソリンの価格は1リットルあたり40Bの店が多かったが、1軒だけ30Bの店を見つけた。 -
☆☆☆バイクで移動中に寄ったビーチ。☆☆☆
最初の目的地は、26年前に私が初めてタイに来て以来、計4回、延べ3週間以上(正確には記憶していない)宿泊している、島の西側にあるバンガロー。
途中何度か休憩しながら、道に迷うことなく早くも午前12時前にはエメラルド・コーブ・バンガローEmerald cove bangalowに到着した。
幹線道路からアクセスする細い道に沿った風景は、何となく記憶に残っていたようだ。 -
☆☆☆道路から見えるEmerald cove bangalowの看板。初めて訪れるときはこれを目印にすると良い。位置はGoogle Mapで確認できる。☆☆☆
この宿に私が最後に泊まったのは、1996年の8月。実に23年ぶりの再訪である。
建物は全体的にきれいになっているようだ。(奥の宿泊棟の方へは入らなかった。) -
☆☆☆左が食堂。リフォームもしくは建て替えによって奇麗になっていた。右奥にゲスト用のバンガローが建っている。☆☆☆
道路から入ってすぐの場所にある食堂(場所は以前のままだと思う。内装がかなりきれいになっている。)にいて私を出迎えてくれた眼鏡をかけた女性が、20年以上前に日本人ゲストで賑わっていたこのバンガローで唯一英語が堪能なスワニーさんだった。
しかし、私は初め本人であると分からず、別人(ここの家族の親類の一人)だと思った。
私の頭の中では、スワニーさんは女優の篠原涼子に少し似ていた。しかし、目の前にいる女性は、何となく女優の杉田かおるを彷彿とさせる容貌である。
注文したチャーハンとアイスコーヒーが出て来た後、食事をしながら過去の記憶を必死に呼び覚ます。
その結果、その女性がスワニーさんであることを確信した。どう話を切り出すか思案していると、向こうから「あなたは中国人ですか?」と話しかけて来た。(東南アジアで私はしばしば中国人と間違えられる。) -
それをきっかけに、私が以前ここのゲストとして何度も宿泊し親切にしてもらったことを伝えると、スワニーさんも私のことを覚えていてくれた。
今はあの頃のように日本人はほとんど来ない、スワニーさんのお父さんが亡くなった以外は家族は皆息災である、とのこと。
実に名残惜しかったが、今回再会できてとても嬉しいという気持をきちんと伝え、その場を後にした。 -
☆☆☆看板がある道路側から撮影。停まっているのは私が乗って来たバイク。☆☆☆
この再会から半年以上を経て、私はGoogleに以下の投稿をした。
***
『20年以上前(1993年夏~1996年夏)の若かりし頃、バックパッカーの私はこの宿Emerald Cove Bungalowに、たいへん、たいへんお世話になった。
そもそものきっかけは、日本の有名なガイドブック「地球の歩き方・タイ」の中で、この宿のことが口コミ入りで詳しく紹介されていたことであった。
当時の「地球の歩き方」は、今と違って、宿泊施設に関する読者による口コミを多数掲載していた。
ネットが未発達の当時、口コミの内容を信じてこの宿を訪れた日本人旅行者は少なくなかったと思う。私もその一人である。
口コミの筆者は、単に夕陽がきれいなバンガロー(サムイ島の西海岸にあるので、それは事実である)と述べるにとどまらず、サムイ島に来たらEmerald Cove Bungalow
に泊まるのがベストな選択と読者に思い込ませるほど巧みな表現でこの宿を持ち上げていた。(ヨイショとか、提灯記事に近いくらいのべた褒めである。もちろん、この宿から口コミの筆者に何らかの報酬が渡されたとは私は考えていない。)
私も、初めてEmerald Cove Bungalowに泊まったときは、その口コミを鵜呑みにしていた。宿の食堂には、日本語の情報交換ノートが常備されていた(恐らく常連の日本人ゲストが補充していた)。
その口コミは、1993年版から少なくとも三年間は掲載されていたと思う。
タイの初心者、サムイ島の初心者ほど、口コミの内容を鵜呑みにして泊まりに来たのではないだろうか。
しかし、その口コミは実に罪深いことをしたと思う。
Emerald Cove Bungalowがある一帯のビーチは遠浅で、干潮時でなくても泳ぐのには適さない。しかも、高速船やフェリーの港からかなり離れている上、宿からそこへ行く交通手段がない。
そもそも島の西側は、東側のチャウエンビーチやラマイビーチと違って辺鄙なため旅行者も少なかった場所である。
(私も、滞在中は船から降りてバイクタクシーでEmerald Cove Bungalowに着いた後は、宿にずっと籠もるのが常であった。帰るときには、スタッフに事前にお願いして高速船が発着するナトンタウンまで車で送ってもらった。)
私の滞在時も、この宿の欠点に気づいてそそくさと立ち去る(一、二泊程度で)日本人旅行者も少なくなかった。
一方で、私のように何もないこの場所が気に入って長期滞在する日本人や欧米人(数は少ない)のゲストもいた。
私が初めてEmerald Cove Bungalowに滞在したとき、すでに敷地内に新しいバンガローの建設が始まっていた。泊まりに行く度に新しいバンガローが増えていた。
これは私の個人的な憶測だが、「地球の歩き方」に例の口コミが掲載されていた期間、この宿には周辺の同内容の宿泊施設ではあり得ない程の日本人ゲストが殺到したのではないだろうか?
いわば、にわかのバブル景気である。宿の経営者は、バブルに煽られて過剰な設備投資=新しいバンガローを次々に建てる、に走ったのではないか?
しかし、バブルは長くは続かないのが常である。口コミが掲載されなくなったこと、ネットの急速な普及、旅行スタイルの変化(日本の若者のバックパッカー離れ)などにより、もはや日本人旅行者がEmerald Cove Bungalowに殺到することはなくなった。
過剰な設備投資の代償は大きい。恐らくある時から、Emerald Cove Bungalowの客室稼働率は低迷を続けているものと推察される。
2019年5月末、私は約23年ぶりにEmerald Cove Bungalowを訪れた(宿泊はしていない)。宿泊していたチャウエンビーチのホテル近くで借りたバイクでの訪問。
食堂棟は改築されて綺麗になっており、Wifiも導入されていた。
宿の経営者家族の娘さん、かつてお世話になったスワニーさんとも再会を果たした。彼女は、昔の宿泊客が多かった頃をとても懐かしんでいた。』
*** -
☆☆☆ナー・ムアンの滝の入り口。☆☆☆
このあと、島を時計回りに一周した。島の北側では何箇所か道路の工事をしていて、道が混んでいた。
初めてコサムイに来た時に訪れたナー・ムアンの滝、コサムイに来るとき毎回利用した高速船が発着するナートーン・タウン(港)に寄った。
自分は時速30~40kmくらいで安全運転に徹したが、車やほかのバイクにガンガン追い抜きをされ、緊張を強いられた。 -
ナー・ムアンの滝。過去に最低一回は来ているはずだが、記憶は皆無である。
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この先が高速船が発着するナートーン・タウン(港)。
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朝出かけるときから強い日差しが容赦なく照りつけ、半袖シャツから出ている腕の半面はかなり日焼けした。ホテルに戻った時は、疲労のためヘロヘロだった。
部屋でシャワーを浴びてしばし寛ぐ。
夕方17時を待ってIslanderへ直行。いつもの生ビールに加え、今日はカクテルも1杯飲んだ。
【05月28日(火)、了】 -
【05月29日(水)、コサムイ5日目】
二度寝して午前04時30分に起床した。
夢を見ていてうなされ、ベッドから転げ落ちた。足と腰を床に打ち付けた。
昨夜の夜半か今朝の明け方に、雨がかなり降ったようだ。
今朝も夜明け直前から日の出の撮影に出かけビーチをさすらう。上の写真程度にしか朝日を拝めない。 -
朝食をとらないまま、07時00分にバイクで今日の観光に出かけた。
初めに、チャウエン・ビーチより北側のビッグブッダ・ビーチへの往復。日本語ガイドブックに載っている寺を訪れた。
最初は、ワット・プラーイ・レームWat Plai Laem(上の写真)。 -
豪華絢爛なワットであり、見ているだけで楽しかったが、後で振り返ると心に響くものは無かった気がする。
タイの仏教施設に見られるある特徴を典型的に備えたワットだと思う。 -
二番目に訪れたのは、ビーチの名前にもなっているビッグ・ブッダ。
入場無料、バイクの駐車も無料だった。
サムイ島で最も有名な観光スポットの一つだが、早朝だったので空いていた。 -
ビッグ・ブッダからの眺め。
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私が訪れたときは、階段の手前に人懐っこい猫がいて、私に媚を売ってきた。
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近づいて来た犬を威嚇して追い払ったところを見ると、かなり気が強い猫のようである。
後で振り返ると、ビッグ・ブッダの印象は薄く、写真を見る度にこの面白い猫の記憶が蘇る。 -
08時30分までに一旦ホテルに戻り、食事をした。チャーハンとアイスティー。
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☆☆☆中央がおじいさん岩。☆☆☆
今度は、昨日と同じ方角(島の西側)へ向かう。
海辺の奇岩ヒンター・ヒンヤーイHin Ta Hin Yai。
英語ではGrandfather's Grandmother's Rocks(おじいさん岩とおばあさん岩)と言うらしい。
ここもかなり有名なスポットで、タイ人や外国人の観光客が大勢訪れていた。 -
多くの人が見ていたので、多分これがおばあさん岩だと思う。
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☆☆☆ミイラについて説明している。☆☆☆
ワット・クナーラームWat Khunaram。
ここもサムイ島では有名な観光スポットの一つらしい。
地元のタイ人が尊崇するワットのようで、私が訪れたときは外国人観光客は少なく、熱心にブッダを拝むタイ人の姿が目立った。 -
高名な僧侶のミイラがガラスケースの中に安置されている。
ミイラがサングラスをかけさせられていることから、日本人の投稿した口コミに「タモさん」との表記が目立つが、地元のタイ人にとって尊崇の対象であるミイラに対する表現として、如何なものか。 -
4時間半の外出ですでにヘロヘロである。
その後のバイクでの外出は取り止めることにした。バイクは明日午前10時までに返却すればよい。
シャワーを浴びてサッパリしたあと、ホテルの食堂で昼食。チキンのカレーを食べてみた。まあまあの味。 -
部屋の清掃が終わった後、缶ビールを1本飲んだところで睡魔に襲われ、寝てしまった。
目を覚ますと18時すぎである。
今夜も迷わすIslanderへ行く。出がけに小雨が降り始めた。
【05月29日(水)、了】 -
【05月30日(木)、コサムイ6日目】
二度寝、三度寝をした挙げ句、05時15分のアラームで起床した。直後に1回だけ停電。2~3分で復旧した。
外に出て海の方を見ると稲光が見えた。しかし、この後、強い雷雨になることはなかった。
天気を用心して朝の外出は止めておく。
午前07時を過ぎ、天気も悪くないので外出する。バイクを返却するついでに少しの間近場を巡ることにした。
池の近くにあるバンジージャンプの施設を発見した。 -
巨大なクレーンの真下にプールがある。落下地点まで上る手段が見当たらない。地上からそのままクレーンで人を釣り上げるのに違いない。
高い所が苦手なのに、なぜか死ぬまでに一度くらいは試してみたいと思う私。 -
☆☆☆この階段の下の道路脇にバイクを停めた。☆☆☆
最後に訪れたのは、チャウエン・ビーチのメイン・ストリートからよく見えるため、かねてから気になっていた小高い丘の上に建つ寺院風の施設である。幹線道路に面した登り口がアーチになっているので、すぐ分かった。
現地の看板には、カオ・フア・チュク・パゴダKhao Huajook Pagodaとあり、Watとは書かれていない。
Google Mapでの表記は、Pagoda Khao Hua Jookとなっている。
後で日本語ガイドブックを見たら、ここのことが小さく紹介されていた。
すぐに急勾配の登り坂にさしかかる。 -
借りている125ccのスクーターで一人だから辛うじて登れる。二人乗りなら完全にアウトだろう。この島にこんな急坂があるとは。
坂を登り切った先はなだらかになっている。バイクを停めて階段を登ると(バイクの駐車は無料)すぐパゴダが見えた。
まだ午前07時台である。自分以外に訪問者はいない。 -
☆☆☆左端がチャウエン・ビーチの市街。☆☆☆
入場料を払って一番高くなっている場所へ行くと、周囲をぐるりと一望できる。
自分が宿泊しているホテルのあるチャウエン・ビーチの市街やサムイ空港が眼下によく見える。 -
☆☆☆サムイ空港が一望の下に。☆☆☆
しばらくの間うっとりと景色を眺めていた。空港から離陸する飛行機の姿を写真に撮った。 -
午前08時過ぎにはチャウエンビーチの市街に戻り、バイクを返却した。
借りるときにバイクを準備してくれた男性が執拗に新しい傷の有無をチェックしていた。
26年前にナトンタウン(高速船が発着するコサムイ最大の港)でボロいバイクを借りたときとは大違いである。
もちろんこの二日間、私は細心の注意を払って乗っていたのでノープロブレムである。 -
歩いてホテルに戻る。
10時過ぎブランチのためホテルの食堂へ行く。先客としてロシア人(もしくは東欧スラブ系?)の三人のおねいさんたちがいた。
このホテルの食堂はビーチのすぐそばにあるが、外部のゲストには利用しにくい。彼女たちもこのホテルのどこかのバンガローに投宿しているのであろう。
三人とも若くて小柄だ。かなり日焼けしている。日本の若い女子と違い、日焼けを好むようだ。 -
☆☆☆ビーチ側から見たホテル。☆☆☆
食後、ホテル近くのビーチをぶらぶらする。 -
ビーチの真上を飛び去る飛行機の姿。
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浮輪を売るおじさんが向こうから歩いて来る。
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後ろからは脚の一部しか見えない。
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午後にかけてホテル内でまったり過ごす。
せっかくなので、ホテルのプールで泳いでみた。小さなプールなのに、案外水深があってビックリする。 -
夕食はIslanderへ。これで連続6日目となる。
サーモンのソテーが美味しかった。
【05月30日(木)、了】 -
☆☆☆この日の午前06時04分に撮影。☆☆☆
【05月31日(金)、コサムイ7日目】
今朝も午前05時15分のアラームで起床した。
あまり期待せずに06時少し前にビーチへ行く。
すでにかなり明るくなっている。ちょうど朝日が上る辺りの雲が途切れ始めていた。
コサムイ滞在7日目にして、やっとご来光を見ることができた。 -
☆☆☆朝食のチャーハンとジュース。☆☆☆
今日は朝と昼にそれぞれきちんと食事を取ろうと思う。
07時30分に部屋を出て食堂へ行くとき、部屋の入口のドアノブにホテル側からのメッセージのメモが貼ってあった。
今日の午前10時までにカウンターのスタッフに連絡すべし。さっそくカウンターへ行くと、明日のチェックアウト時刻とチェックアウト後の行き先を聞かれた。
空港までのタクシーを呼ぶか否か尋ねてきたが、丁重に断わった。ここから徒歩2分の表通りに出て流しのタクシー・ドライバーと直に交渉する方がディスカウントできる可能性があるからである。 -
食堂で朝食にチャーハンを食べた後、部屋で寛ぐ。
睡魔に襲われ、08時30分~11時30分ベッドで寝る。私は喉が弱いので、昼寝であってもエアコンは止めている。
12時30分過ぎ再びホテルの食堂へ。グリーン・カレーを食べてみた。なかなか美味しい。 -
夕方にかけて部屋でだらだら過ごす。
18時前に夕食へ。 -
Islanderでの夕食は、これで7日連続となる。
今日のお薦めであるシーフードの盛り合わせを注文した。
サラダ、ムール貝、サーモン(昨日食べたソテーと同じ)、揚げ物2種類(エビフライとイカのフリッター)と盛り沢山である。他に何も注文する必要のない量である。
ドラフトビール2杯のツマミに最適だった。 -
壁のボードに書かれていて気になっていたカクテル、sex on the beachを注文(アメリカの映画で有名になったカクテルとの由)。オレンジ色、さわやかな口当たりである。
コサムイ滞在中、七日連続で同じ店で夕食を取った。私の怠惰な性格の表われだと思う。さすがにメニューをよく見て、いろいろな料理を注文したが。
宿泊しているホテルの食堂でもっと食事をすれば、お金をかなり節約できたと考えられる。
【05月31日(金)、了】 -
☆☆☆出発の日の午前06時08分に撮影。☆☆☆
【06月01日(土)、コサムイを発つ】
夜中に一度目が覚めてしばらく起きていた。二度寝して今朝も05時15分のアラームで起きた。
シャワーを浴びた後、今朝も日の出を期待してビーチへ。一昨日までと同じように雲に遮られて、ご来光を仰ぐことは叶わなかった。
部屋に戻り少しずつパッキングを始める。 -
07時15分に食堂へ行き朝食を取る。昨日に続いてエビ・チャーハン。
ここのホテルのチャーハンは、まずまず美味しい。 -
午前10時00分にチェックアウト。お世話になった守衛のおじさんにも、ちゃんと挨拶した。
予定通り表通りで流しのタクシーを拾うつもりだったが、なかなか来ない。通りの反対側からバイクタクシーのドライバーが声をかけて来た。
空港まで200Bだという。しかし、ベトナムでもタイでも私はスーツケースを持った状態ではバイクタクシーには乗らない。万が一の転倒の危険を無視できない。
バイクには乗らないとはっきり伝えると、おそらく知り合いであろう、自動車のタクシードライバーを呼んでくれた。
バイクドライバーとの事前交渉で最初300Bと言ってきたのをディスカウントさせて250Bで手を打った。
車のタクシードライバーはとても人の良さそうな男性だった。
フライトのちょうど2時間前、10時15分にサムイ空港に到着した。 -
☆☆☆滑走路の奥に一昨日訪れたカオ・フア・チュク・パゴダが見える。☆☆☆
チェックイン、手荷物検査ともスムーズだった。小さな空港なので混雑もなし。
特にリクエストしなかったが、一番後ろの窓側のシートだった。機内はほぼ満席。
12時12分に離陸した。
【コサムイ旅行記、了】
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