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旅行と言っても、原則 1カ所に滞在し移動しない僕だが<br />今回は7月4日から 28日まで3週間ちょっとで、<br />アメリカからヨーロッパ、そして再びアメリカに戻る<br />地球半周x2(?) の周遊をした。<br />全行程は サンフランシスコ→シカゴ→→パリ→リヨン→ニース<br />→(パリ)→アムステルダム→ブリュッセル→→ニューオーリンズ。<br />サンフランシスコでは独立記念日、シカゴでは Food Fair と<br />&quot;お祭り&quot; に遭遇したが、今度はパリ祭に遭遇 (パリ祭は2回目)。<br />でも多分、この時は敢えてパリ祭を日程に入れたはず。<br />どっちにしても僕の場合、パリがメインというかホームで、<br />パリから どこかに行ってパリに帰るという感覚。<br />[なおパリにはシカゴからと、アムステルダムに行く前の<br />2回の滞在を一緒にしたので旅行期間は実際と違う]<br /><br />写真のピンク・フロイドのシャンティイ城公演の両側は<br />『羊たちの沈没 (The Silence Of The Hams)』<br />もちろん『羊たちの沈黙 (The Silence Of The Lambs)』の<br />パロディ映画だが出来はともかく、題名だけは邦題も含め見事<br />(イタリア映画なので原題は「Il silenzio dei prosciutti」<br />フランス語題は Le silence des jambons)。<br />やはり傑作なシャロン・ストーンが足を組み替える問題の場面もある。<br />映画を見たのは 7月21日ブリュッセルの UGC de Brouckere

1994年 久し振りの周遊 3/8 :シカゴからパリに (今度はパリ祭も)

9いいね!

1994/07/09 - 1994/07/18

7614位(同エリア16385件中)

milouchat

milouchatさん

旅行と言っても、原則 1カ所に滞在し移動しない僕だが
今回は7月4日から 28日まで3週間ちょっとで、
アメリカからヨーロッパ、そして再びアメリカに戻る
地球半周x2(?) の周遊をした。
全行程は サンフランシスコ→シカゴ→→パリ→リヨン→ニース
→(パリ)→アムステルダム→ブリュッセル→→ニューオーリンズ。
サンフランシスコでは独立記念日、シカゴでは Food Fair と
"お祭り" に遭遇したが、今度はパリ祭に遭遇 (パリ祭は2回目)。
でも多分、この時は敢えてパリ祭を日程に入れたはず。
どっちにしても僕の場合、パリがメインというかホームで、
パリから どこかに行ってパリに帰るという感覚。
[なおパリにはシカゴからと、アムステルダムに行く前の
2回の滞在を一緒にしたので旅行期間は実際と違う]

写真のピンク・フロイドのシャンティイ城公演の両側は
『羊たちの沈没 (The Silence Of The Hams)』
もちろん『羊たちの沈黙 (The Silence Of The Lambs)』の
パロディ映画だが出来はともかく、題名だけは邦題も含め見事
(イタリア映画なので原題は「Il silenzio dei prosciutti」
フランス語題は Le silence des jambons)。
やはり傑作なシャロン・ストーンが足を組み替える問題の場面もある。
映画を見たのは 7月21日ブリュッセルの UGC de Brouckere

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通
4.5
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • パリでは複数のホテルに全部で 8泊している<br />はずだが、いつどこのホテルだったかは不明。<br />1つはモンパルナスの Rue Delambre にある<br />Hôtel Delambre で2泊した。<br />現在は3つ星だが当時は2つ星、<br />玄関横にプラークが見えている。<br />ここは 1891年にはゴーギャンが<br />1921年にはブルトンが滞在していたホテル。<br />パリには そんなプラークが溢れている

    パリでは複数のホテルに全部で 8泊している
    はずだが、いつどこのホテルだったかは不明。
    1つはモンパルナスの Rue Delambre にある
    Hôtel Delambre で2泊した。
    現在は3つ星だが当時は2つ星、
    玄関横にプラークが見えている。
    ここは 1891年にはゴーギャンが
    1921年にはブルトンが滞在していたホテル。
    パリには そんなプラークが溢れている

  • 確かではないが、多分 Hôtel Delambre の中庭。<br />なぜモンパルナスに泊まったかというと…

    確かではないが、多分 Hôtel Delambre の中庭。
    なぜモンパルナスに泊まったかというと…

  • 読めるか分からないが、なぜかフランスとスイスの<br />レイルパスには特典が多く、まず空港から市内への<br />シャトルバスが無料だったのでモンパルナスに出て<br />移動が嫌いなのでホテルもモンパルナスで探した。 <br />他のホテルは、いつもどおりカルチエ・ラタンのはず

    読めるか分からないが、なぜかフランスとスイスの
    レイルパスには特典が多く、まず空港から市内への
    シャトルバスが無料だったのでモンパルナスに出て
    移動が嫌いなのでホテルもモンパルナスで探した。
    他のホテルは、いつもどおりカルチエ・ラタンのはず

  • ホテル並びの 27番地入口に酷似しているが<br />門扉の模様も上の像も一致しない…<br />どこか分からないが、近くには違いないはず

    ホテル並びの 27番地入口に酷似しているが
    門扉の模様も上の像も一致しない…
    どこか分からないが、近くには違いないはず

  • これは多分、別のホテルからの眺め。<br />[いや、お恥ずかしい? 何のことはない、<br />昔の定宿で 60泊ぐらいはしている<br />オデオン近く Rue Monsieur le Prince にある<br />Hôtel Stella の窓からでした。<br />とにかく、1748年造の建物なのでノートルダム同様<br />外は石だが中は木造で床も木なので歩くとミシミシ<br />音がする。 昔は安さが売りだったが、何度か経営が替わり<br />補修され今では &quot;古さ&quot; が売りで結構高くなっている。<br />多分残りの 6泊はここだと思うが分からない。<br />ちなみに『ミッドナイト・イン・パリ』でタイムスリップする<br />レストラン POLIDOR の2階以上がホテルです]

    これは多分、別のホテルからの眺め。
    [いや、お恥ずかしい? 何のことはない、
    昔の定宿で 60泊ぐらいはしている
    オデオン近く Rue Monsieur le Prince にある
    Hôtel Stella の窓からでした。
    とにかく、1748年造の建物なのでノートルダム同様
    外は石だが中は木造で床も木なので歩くとミシミシ
    音がする。 昔は安さが売りだったが、何度か経営が替わり
    補修され今では "古さ" が売りで結構高くなっている。
    多分残りの 6泊はここだと思うが分からない。
    ちなみに『ミッドナイト・イン・パリ』でタイムスリップする
    レストラン POLIDOR の2階以上がホテルです]

  • 参考までに2000年に泊まったときの<br />同じホテルの窓から。<br />上の写真は2階で、これは3階の窓からだろう。<br /><br />ちなみに、まずパリで行きたかったところは<br />移民の街 Barbès-Rochechouart の格安衣料スーパー<br />TATI 。 このあたりはフランス人でも避けると言われる<br />治安の悪い場所として有名。<br />残念ながらビデオが行方不明だが、確かにメトロの通路にも<br />たくさんの出店 (商品は地面に) が並び他の駅と雰囲気が全然違う。<br />高架の駅を降りても異様な雰囲気だが来るのは初めてではない。<br />別に買いたい物があったわけではなく<br />&quot;les plus bas prix&quot; (最安値保証??) が売り文句の<br />TATI を覗いてみたかっただけ。<br />(7月11日に靴下何足かを 7.90フランで買ったレシートが見つかった)<br />衣料品だけでなく食器など雑多な商品が、まるで<br />ドンキのように (?) 並べられ通路が狭くゆっくり見れない。<br />それはともかく、まずはモンパルナス界隈から…<br />、

    参考までに2000年に泊まったときの
    同じホテルの窓から。
    上の写真は2階で、これは3階の窓からだろう。

    ちなみに、まずパリで行きたかったところは
    移民の街 Barbès-Rochechouart の格安衣料スーパー
    TATI 。 このあたりはフランス人でも避けると言われる
    治安の悪い場所として有名。
    残念ながらビデオが行方不明だが、確かにメトロの通路にも
    たくさんの出店 (商品は地面に) が並び他の駅と雰囲気が全然違う。
    高架の駅を降りても異様な雰囲気だが来るのは初めてではない。
    別に買いたい物があったわけではなく
    "les plus bas prix" (最安値保証??) が売り文句の
    TATI を覗いてみたかっただけ。
    (7月11日に靴下何足かを 7.90フランで買ったレシートが見つかった)
    衣料品だけでなく食器など雑多な商品が、まるで
    ドンキのように (?) 並べられ通路が狭くゆっくり見れない。
    それはともかく、まずはモンパルナス界隈から…

  • と言っても、この場所も分からないが<br />トゥール・モンパルナスが見えている

    と言っても、この場所も分からないが
    トゥール・モンパルナスが見えている

  • モンパルナスも映画館が多いので<br />数え切れないほど来ていて<br />カルチエ・ラタン同様 庭みたいなもの。<br />これは有名なキャバレー・シアター BOBINO 。<br />前身はダンスホールとして 1800年にスタートという<br />モンパルナスの象徴的な歴史的娯楽施設だったが<br />1980年に閉店、1991年に再開している。<br />(入ったことはない)<br />

    モンパルナスも映画館が多いので
    数え切れないほど来ていて
    カルチエ・ラタン同様 庭みたいなもの。
    これは有名なキャバレー・シアター BOBINO 。
    前身はダンスホールとして 1800年にスタートという
    モンパルナスの象徴的な歴史的娯楽施設だったが
    1980年に閉店、1991年に再開している。
    (入ったことはない)

  • レンヌ通りの 126番地あたりからのトゥール・モンパルナス。<br />右奥に見える白っぽい建物は今もあるガラス張りの FNAC。<br />ここは確か僕が初めてパリに来た 1974年オープンだと思うが<br />当時パリの真ん中では異質のガラス張りで非常に目立った<br />

    レンヌ通りの 126番地あたりからのトゥール・モンパルナス。
    右奥に見える白っぽい建物は今もあるガラス張りの FNAC。
    ここは確か僕が初めてパリに来た 1974年オープンだと思うが
    当時パリの真ん中では異質のガラス張りで非常に目立った

  • 何度目かのモンパルナス墓地…<br />と思ったら勘違いで<br />ペール・ラシェーズの方だった

    何度目かのモンパルナス墓地…
    と思ったら勘違いで
    ペール・ラシェーズの方だった

  • ペール・ラシェーズの案内地図。<br />埋葬された有名人は数知れないが<br />ショパン、ピアフ、O・ワイルド、コレット、S・シニョレ<br />ビゼー、プルースト、M・カラス、モリエール、ラディゲ、<br />モジリアーニ…<br />左に 140番までのリストがあるが<br />もちろん載っていない有名人も数知れず。<br />何しろパリ最大の墓地ですから…<br />

    ペール・ラシェーズの案内地図。
    埋葬された有名人は数知れないが
    ショパン、ピアフ、O・ワイルド、コレット、S・シニョレ
    ビゼー、プルースト、M・カラス、モリエール、ラディゲ、
    モジリアーニ…
    左に 140番までのリストがあるが
    もちろん載っていない有名人も数知れず。
    何しろパリ最大の墓地ですから…

  • ついでにモンパルナス墓地の地図も…

    ついでにモンパルナス墓地の地図も…

  • ペール・ラシェーズの、リストには載っていない<br />ある墓にだけ大勢の人が集まっていて整理員までいた

    ペール・ラシェーズの、リストには載っていない
    ある墓にだけ大勢の人が集まっていて整理員までいた

  • その墓は、ドアーズのジム・モリソン

    その墓は、ドアーズのジム・モリソン

  • ジムはパリに住んだ有名人シリーズにも登場。<br />1971年の死までの半年 このアパルトマンに滞在

    ジムはパリに住んだ有名人シリーズにも登場。
    1971年の死までの半年 このアパルトマンに滞在

  • モンパルナスの最後は例によって映画館で<br />Les 7 Parnassiens 。<br />文字通り7スクリーンあるが、1つの映画館ではなく<br />ビル内のアーケード両側に分かれ別館がある。<br />●[2019年の釜山映画祭で見たキアラ・マストロヤンニ主演の<br /> 『今宵、212号室で』で彼女が住むアパルトマンが<br />この映画館の建物3階で、家を出て泊まるホテルが<br />映画館向かいで、僕が今回泊まった Hôtel Delambre の<br />並びにある Hôtel Lenox の 212号室で驚いた]<br />

    モンパルナスの最後は例によって映画館で
    Les 7 Parnassiens 。
    文字通り7スクリーンあるが、1つの映画館ではなく
    ビル内のアーケード両側に分かれ別館がある。
    ●[2019年の釜山映画祭で見たキアラ・マストロヤンニ主演の
    『今宵、212号室で』で彼女が住むアパルトマンが
    この映画館の建物3階で、家を出て泊まるホテルが
    映画館向かいで、僕が今回泊まった Hôtel Delambre の
    並びにある Hôtel Lenox の 212号室で驚いた]

  • 13日はパリ祭前夜です。<br />暗くて分からないが道路に定間隔に<br />置いたマークをローラースケートで<br />足を交差してバックでスラローム (?) する<br />4,5人のグループ。<br />(ウィキを見ると置いたものはバイロン、走法は<br />トリック・スラロームのBクロス! 何でも載ってて驚く)<br />隣の斜面はスケボーでよくやるジャンプする台 (フラットバンク)。<br />大勢の観衆も拍手喝采

    13日はパリ祭前夜です。
    暗くて分からないが道路に定間隔に
    置いたマークをローラースケートで
    足を交差してバックでスラローム (?) する
    4,5人のグループ。
    (ウィキを見ると置いたものはバイロン、走法は
    トリック・スラロームのBクロス! 何でも載ってて驚く)
    隣の斜面はスケボーでよくやるジャンプする台 (フラットバンク)。
    大勢の観衆も拍手喝采

  • かなり高くジャンプしているのが<br />分かるかな?

    かなり高くジャンプしているのが
    分かるかな?

  • 斜面のバックの店には<br />Notre Dame の文字が…

    斜面のバックの店には
    Notre Dame の文字が…

  • そう。 場所はノールダム寺院前の広場。<br />相変わらずやって来た薄暮のノートルダム

    そう。 場所はノールダム寺院前の広場。
    相変わらずやって来た薄暮のノートルダム

  • 先のレイルパス特典で<br />Bateau Parisiens も半額なので<br />ナイトクルーズに参加 (もちろんディナーなしの安いもの)<br />出発は『シャレード』など多くの映画でおなじみの<br />Quai De Montebello (現在はエッフェル塔のほうからのようだ)

    先のレイルパス特典で
    Bateau Parisiens も半額なので
    ナイトクルーズに参加 (もちろんディナーなしの安いもの)
    出発は『シャレード』など多くの映画でおなじみの
    Quai De Montebello (現在はエッフェル塔のほうからのようだ)

  • セーヌのクルーズ船は複数あるが<br />これは Bateaux-Mouches 乗り場

    セーヌのクルーズ船は複数あるが
    これは Bateaux-Mouches 乗り場

  • 同じく Vedettes Du Pont Neuf

    同じく Vedettes Du Pont Neuf

  • 夜なので雰囲気だけで、景色はあまり見えないが<br />これはオルセー美術館

    夜なので雰囲気だけで、景色はあまり見えないが
    これはオルセー美術館

  • アレクサンドル三世橋

    アレクサンドル三世橋

  • これだけでも分かるよね?

    これだけでも分かるよね?

  • もちろん<br />誰でも知っているエッフェル塔です

    もちろん
    誰でも知っているエッフェル塔です

  • 河岸では色々な人が<br />それぞれの やり方で夕涼み (?)

    河岸では色々な人が
    それぞれの やり方で夕涼み (?)

  • パリ祭前夜なので、街のあちこちで<br />ダンスパーティなどの催しがある。<br />そうそう、途中の橋の上から船に向かって<br />ビールの空き缶を投げる不届き者もいた。<br />いつもより酔っ払いが多いからね…

    パリ祭前夜なので、街のあちこちで
    ダンスパーティなどの催しがある。
    そうそう、途中の橋の上から船に向かって
    ビールの空き缶を投げる不届き者もいた。
    いつもより酔っ払いが多いからね…

  • セーヌ河岸の1つの会場に行ったが、たまたま<br />ゲイの団体主催の会場だった。<br />この時は1人なので0時過ぎには帰ったが<br />77年の時は4人で朝まで騒いだ

    セーヌ河岸の1つの会場に行ったが、たまたま
    ゲイの団体主催の会場だった。
    この時は1人なので0時過ぎには帰ったが
    77年の時は4人で朝まで騒いだ

  • さてパリ祭当日のシャンゼリゼ。<br />このあたりも映画館は多いが、<br />カルチエ・ラタン専門なので<br />ほとんど見に来たことはない。<br />●[余談だが 1974年の Pariscop を見ると<br />住所がシャンゼリゼ、つまり大通りに面する<br />映画館だけで 23,27,29,35,38,50,52,66,72,92,<br />102,116,118,122,148 番地と 15館もあり<br />文字通り軒並みに並んでいたが 今は数えるほど…]

    さてパリ祭当日のシャンゼリゼ。
    このあたりも映画館は多いが、
    カルチエ・ラタン専門なので
    ほとんど見に来たことはない。
    ●[余談だが 1974年の Pariscop を見ると
    住所がシャンゼリゼ、つまり大通りに面する
    映画館だけで 23,27,29,35,38,50,52,66,72,92,
    102,116,118,122,148 番地と 15館もあり
    文字通り軒並みに並んでいたが 今は数えるほど…]

  • 人が増えてきた。<br />向こうに見えるのは凱旋門

    人が増えてきた。
    向こうに見えるのは凱旋門

  • 警官も配置についた、 そろそろ始まる模様…

    警官も配置についた、 そろそろ始まる模様…

  • パレードは始まっているようだが<br />なぜかパレードを撮影していない。<br />(あるいはビデオが行方不明?)

    パレードは始まっているようだが
    なぜかパレードを撮影していない。
    (あるいはビデオが行方不明?)

  • ゴダールなどの、いわゆる狭義のヌーヴェル・ヴァーグが<br />右岸派と呼ばれるのは &quot;カイエ・デユ・シネマ誌&quot; が<br />シャンゼリゼにあったからで、近辺での撮影が非常に多い。<br />これは『勝手にしやがれ』でパトリシアが働いていた<br />New York Herald Tribune 社が 1978年まで<br />ここにあったという銘板。<br />残念ながら建替えで消滅し今では見られない貴重な写真。<br />場所はシャンゼリゼと交わる 21 Rue de Berri 。<br />この通りにはシャブロルの『柔らかい肌』の店もあった。<br />そして…

    ゴダールなどの、いわゆる狭義のヌーヴェル・ヴァーグが
    右岸派と呼ばれるのは "カイエ・デユ・シネマ誌" が
    シャンゼリゼにあったからで、近辺での撮影が非常に多い。
    これは『勝手にしやがれ』でパトリシアが働いていた
    New York Herald Tribune 社が 1978年まで
    ここにあったという銘板。
    残念ながら建替えで消滅し今では見られない貴重な写真。
    場所はシャンゼリゼと交わる 21 Rue de Berri 。
    この通りにはシャブロルの『柔らかい肌』の店もあった。
    そして…

  • New York Herald Tribune 少し左<br />13/15番地の店は…<br />写真では City Rock という店だが<br />1年前まではジョニー・アリディの店だった。<br />SV を見ると 2008年からは Hustler Club<br />2014年は Penthouse Club、そして<br />2017年からは Whisper とコロコロ替わっているが<br />名前だけ見ると僕には縁遠い &quot;大人向け&quot; の店ですね…

    New York Herald Tribune 少し左
    13/15番地の店は…
    写真では City Rock という店だが
    1年前まではジョニー・アリディの店だった。
    SV を見ると 2008年からは Hustler Club
    2014年は Penthouse Club、そして
    2017年からは Whisper とコロコロ替わっているが
    名前だけ見ると僕には縁遠い "大人向け" の店ですね…

  • ★これが 1993年9月の同じ店。<br />店名は Johnny Rock

    ★これが 1993年9月の同じ店。
    店名は Johnny Rock

  • 『勝手にしやがれ』にも出てくる<br />シャンゼリゼの映画館 現 UGC Normandie 。<br />キャスリン・ターナーの『シリアル・ママ』の<br />フランス語題が 「シリアル・マザー」になっている。<br />原題は 「Serial Mam」 だがマムのままでも分かると思うが…

    『勝手にしやがれ』にも出てくる
    シャンゼリゼの映画館 現 UGC Normandie 。
    キャスリン・ターナーの『シリアル・ママ』の
    フランス語題が 「シリアル・マザー」になっている。
    原題は 「Serial Mam」 だがマムのままでも分かると思うが…

  • 大通りから少し潜った (??)<br />バルザック通りの Cinema Balzac 。<br />船を意識した内装が面白い。<br />いつ何を見た時か不明 。<br />1935年に 876席の劇場としてオープン、<br />1975年に 385、145、81席の<br />3スクリーンになった。<br />1992年に改装されたので、ほぼ直後ですね。<br />『イージー★ライダー』のポスターが見える

    大通りから少し潜った (??)
    バルザック通りの Cinema Balzac 。
    船を意識した内装が面白い。
    いつ何を見た時か不明 。
    1935年に 876席の劇場としてオープン、
    1975年に 385、145、81席の
    3スクリーンになった。
    1992年に改装されたので、ほぼ直後ですね。
    『イージー★ライダー』のポスターが見える

  • これは 24 Boulevard Poissonnière にある<br />Le Max-Linder 。<br />1912年にオープンした古い劇場で<br />何回か経営が代わっている。<br />ここでも何かを見たが記録もれで不明<br />

    これは 24 Boulevard Poissonnière にある
    Le Max-Linder 。
    1912年にオープンした古い劇場で
    何回か経営が代わっている。
    ここでも何かを見たが記録もれで不明

  • 同じく 1 Boulevard Poissonnière にある<br />Le Grand Rex 大看板は『エンドレス・サマー2』<br />下に projetée en grand large と書かれているが<br />大画面が売り文句の 2,800席もある豪華な劇場だった。<br />(ここは写真だけで入ったことはない。<br />ちなみに large とは大きいという意味ではなく<br />横幅が長い、つまりは大画面で同じだけど…)

    同じく 1 Boulevard Poissonnière にある
    Le Grand Rex 大看板は『エンドレス・サマー2』
    下に projetée en grand large と書かれているが
    大画面が売り文句の 2,800席もある豪華な劇場だった。
    (ここは写真だけで入ったことはない。
    ちなみに large とは大きいという意味ではなく
    横幅が長い、つまりは大画面で同じだけど…)

  • これはカルチエ・ラタンだと思うが<br />どこの映画館だったか…

    これはカルチエ・ラタンだと思うが
    どこの映画館だったか…

  • この年パリでは 11本見ているが<br />作品名と日時だけで映画館名が記載漏れ。<br />どの劇場内部かは不明だが<br />館内の写真をいくつか…

    この年パリでは 11本見ているが
    作品名と日時だけで映画館名が記載漏れ。
    どの劇場内部かは不明だが
    館内の写真をいくつか…

  • 文字通りのミニシアター

    文字通りのミニシアター

  • 日本ではデジタルになる前は<br />フィルムのサイズに合わせマスクを掛け<br />ハード的にスクリーンのサイズを換えていたが<br />パリではサイズは換えないのが一般的。<br />たまに写真のように横幅のみ<br />マスクをかける劇場があった。<br />相変わらずエンド・クレジットが始まると<br />観客はいなくなるのでフラッシュをたいて撮影<br />

    日本ではデジタルになる前は
    フィルムのサイズに合わせマスクを掛け
    ハード的にスクリーンのサイズを換えていたが
    パリではサイズは換えないのが一般的。
    たまに写真のように横幅のみ
    マスクをかける劇場があった。
    相変わらずエンド・クレジットが始まると
    観客はいなくなるのでフラッシュをたいて撮影

  • 2枚だけチケットが見つかった。<br />左は7月13日10:30 UGC Horizon<br />(現 UGC CinéCité Les Halles)で<br />『モアイの謎』31.50フラン、<br />右は 18日17:50 UGC Odeon で<br />『野生の葦』 35.00フラン

    2枚だけチケットが見つかった。
    左は7月13日10:30 UGC Horizon
    (現 UGC CinéCité Les Halles)で
    『モアイの謎』31.50フラン、
    右は 18日17:50 UGC Odeon で
    『野生の葦』 35.00フラン

  • ここは Poissonnière 近くの<br />Rue Pierre Semard で<br />『巴里ホテルの人々』の舞台が<br />右の階段下にあるホテル<br />(もちろんホテル名は映画と違う)。<br />奥の階段は普通の陸橋に見える、<br />かもしれないが、左右は普通の一般道路、<br />つまり2つの道路が立体交差 (?) している。<br />映画を見たとき Rue de Bellefond という<br />上の道の道路標識がチラっと見えたので<br />メモしておいて見に来た

    ここは Poissonnière 近くの
    Rue Pierre Semard で
    『巴里ホテルの人々』の舞台が
    右の階段下にあるホテル
    (もちろんホテル名は映画と違う)。
    奥の階段は普通の陸橋に見える、
    かもしれないが、左右は普通の一般道路、
    つまり2つの道路が立体交差 (?) している。
    映画を見たとき Rue de Bellefond という
    上の道の道路標識がチラっと見えたので
    メモしておいて見に来た

  • 階段の上から見たホテル。<br />Poissonnière 界隈は東駅・北駅に近い<br />10区だが一部治安の悪い場所もある<br />

    階段の上から見たホテル。
    Poissonnière 界隈は東駅・北駅に近い
    10区だが一部治安の悪い場所もある

  • 同じく Poissonnière 近く。<br />ファサードを残すつもりなのか<br />奥だけを破壊した工事現場。<br />右に Pierrot le Loup という看板が見える。<br />調べると 51 rue d&#39;hauteville に現存する。<br />SV を見ると、確かに新しい建物に<br />ファサードの一部が残されている。<br />ちなみに Pierrot le Loup とは 「ピーターと狼」 だが<br />『気狂いピエロ』の原題は 「Pierrot le fou」<br />別に関係ない?

    同じく Poissonnière 近く。
    ファサードを残すつもりなのか
    奥だけを破壊した工事現場。
    右に Pierrot le Loup という看板が見える。
    調べると 51 rue d'hauteville に現存する。
    SV を見ると、確かに新しい建物に
    ファサードの一部が残されている。
    ちなみに Pierrot le Loup とは 「ピーターと狼」 だが
    『気狂いピエロ』の原題は 「Pierrot le fou」
    別に関係ない?

  • サン・ドニ門近く Rue Bergère にある<br />昔は国立だった銀行 BNP (Banque National de Paris)、<br />2000年からはテニスでおなじみの BNP Paribas に。<br />しかし筆頭株主はベルギー政府だって、<br />何か変だけど、まあ資本主義では珍しくもないかも…<br />

    サン・ドニ門近く Rue Bergère にある
    昔は国立だった銀行 BNP (Banque National de Paris)、
    2000年からはテニスでおなじみの BNP Paribas に。
    しかし筆頭株主はベルギー政府だって、
    何か変だけど、まあ資本主義では珍しくもないかも…

  • さてセーヌを越えて左岸に移ろう。<br />ロンドンのテムズと違いパリでは<br />写真のように河岸でひなたぼっこが出来る。<br />数は少ないが、もちろんトップレスの人もいる

    さてセーヌを越えて左岸に移ろう。
    ロンドンのテムズと違いパリでは
    写真のように河岸でひなたぼっこが出来る。
    数は少ないが、もちろんトップレスの人もいる

  • パリに来れば必ずと言えるほどよく来る<br />ノートルダム対岸の公園 Square René Viviani 。<br />その側にある Église Saint-Julien-le-Pauvre も<br />『ロッキー・ホラー…』で有名な<br />Studio Galande に行くとき必ず前を通るが<br />中に入ったのは過去数回だけ

    パリに来れば必ずと言えるほどよく来る
    ノートルダム対岸の公園 Square René Viviani 。
    その側にある Église Saint-Julien-le-Pauvre も
    『ロッキー・ホラー…』で有名な
    Studio Galande に行くとき必ず前を通るが
    中に入ったのは過去数回だけ

  • この時は入ってみた。<br />珍しいことではないが、<br />ちょうど室内楽の練習中だったので<br />10分ほど座って聞いていた。<br />もちろん咎められはしないし観衆もいない。<br />ヨーロッパの教会は基本的に<br />どこでも自由に入れるので<br />休憩するためだけに よく入った

    この時は入ってみた。
    珍しいことではないが、
    ちょうど室内楽の練習中だったので
    10分ほど座って聞いていた。
    もちろん咎められはしないし観衆もいない。
    ヨーロッパの教会は基本的に
    どこでも自由に入れるので
    休憩するためだけに よく入った

  • 鉄道か路面電車のようだがメトロ車内です。<br />多くの大都市でも同じだが<br />地下鉄と言っても地下だけではなく<br />地上を走る区間もあります。 <br />(そもそもメトロに地下という意味はなく、<br />あくまで首都交通 Metropolitan の略)<br />ナシオンとエトワールを結ぶ 6号線は<br />ほとんどが高架でズボラ観光に最適

    鉄道か路面電車のようだがメトロ車内です。
    多くの大都市でも同じだが
    地下鉄と言っても地下だけではなく
    地上を走る区間もあります。
    (そもそもメトロに地下という意味はなく、
    あくまで首都交通 Metropolitan の略)
    ナシオンとエトワールを結ぶ 6号線は
    ほとんどが高架でズボラ観光に最適

  • その 6号線はエッフェル塔の側も通る。<br />これは高架下が有名な (?) Bir-Hakeim 駅

    その 6号線はエッフェル塔の側も通る。
    これは高架下が有名な (?) Bir-Hakeim 駅

  • エッフェル塔が見えた

    エッフェル塔が見えた

  • メトロ車内での面白い大道芸。 これだけでは<br />何をしているか分からないだろうが<br />表に回ると…

    メトロ車内での面白い大道芸。 これだけでは
    何をしているか分からないだろうが
    表に回ると…

  • 車両の2本の柱に黒幕を張って<br />人形だけを見せる手の込んだ芸。<br />(つまり人が通路を通れないぞ!)

    車両の2本の柱に黒幕を張って
    人形だけを見せる手の込んだ芸。
    (つまり人が通路を通れないぞ!)

  • ここはパリ・リヨン駅、文字通り リヨンに向かいます。<br />面白い (?) のは時刻表の駅名。<br />不鮮明で読めないだろうが一番上は<br />10:00 LYON PART DIEU  LYON PERRACHE<br />つまりリヨンの2つの駅に止まる(終点)<br />ところが上から5つ目は<br />10:41 LYON PD  TOULOUSE  ST.RAPHAEL  ANTIBES  NICE<br />つまりニースが終点だが枠が足りないので (?)<br />LYON PART DIEU が LYON PD と省略されている。<br />まあ簡単に想像は付くだろうが勘違いしないように…<br />僕が乗ったのは 10:00 の列車で終点まで行く

    ここはパリ・リヨン駅、文字通り リヨンに向かいます。
    面白い (?) のは時刻表の駅名。
    不鮮明で読めないだろうが一番上は
    10:00 LYON PART DIEU LYON PERRACHE
    つまりリヨンの2つの駅に止まる(終点)
    ところが上から5つ目は
    10:41 LYON PD TOULOUSE ST.RAPHAEL ANTIBES NICE
    つまりニースが終点だが枠が足りないので (?)
    LYON PART DIEU が LYON PD と省略されている。
    まあ簡単に想像は付くだろうが勘違いしないように…
    僕が乗ったのは 10:00 の列車で終点まで行く

  • 多分 乗った列車だと思うが<br />TGV 613 の座席 13-45<br />レイルパスはあるが座席指定券が<br />必要なので窓口で 18フランで買っている

    多分 乗った列車だと思うが
    TGV 613 の座席 13-45
    レイルパスはあるが座席指定券が
    必要なので窓口で 18フランで買っている

  • おまけは、場所不明だが<br />どこかで見た猫。<br />もちろんパリにも猫を飼ってる人は<br />大勢いるが、外で猫を見ることは少ない

    おまけは、場所不明だが
    どこかで見た猫。
    もちろんパリにも猫を飼ってる人は
    大勢いるが、外で猫を見ることは少ない

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