2019/04/26 - 2019/05/08
990位(同エリア4040件中)
令和さん
福岡からヨーロッパへの唯一の直行便、フィンエアにての旅。全13日間。
●イギリス●イタリア●フィンランド
これはフィンランド「ヘルシンキ」編で、当記事は★印日程でのもの(☆は別記事)です。
↓start↓
イギリス滞在
☆2019 4/26 ~2019 5/1
↓
ロンドンからローマへ
☆5/2
↓
ローマ滞在
☆5/3
☆5/4
☆5/5
↓
ローマからヘルシンキへ
☆5/6
↓
ヘルシンキから福岡へ
★5/7
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩 飛行機
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
とうとう5/7、最終日である。
-
私より早く起きていた相方が、周辺の散歩に誘ってくれるも、また穏やかな公園の様子が窓に広がるも、前の晩、深夜まで起きていた私はゆっくりしていたく、コーヒーを飲みつつ部屋からの眺めだけ。
上の写真は、その相方が一人散歩していた時に撮ってきたものである。
この旅の間、イギリス、イタリアと確かにどこに行っても、しつこく書いている通り、「もう一回ここに来たい」と思う場所ばかりであったが、ヘルシンキのあるがまま的な自然さは、他とは違う。
飾り気のなさこそが魅力で、ここを旅の最後に持ってこれてよかったと思う。そして今度はヘルシンキ散歩だけの旅行をしてみたいと思っている。
ぼぉーっと、日の出や日の入りを見ていたい。
日の長い夏は、最高の避暑地になるだろうし、冬は雪の白い公園を踏みしめ歩いてみたい。
相方は、朝8時過ぎから一時間ほどで戻ってきた。 -
写真は部屋での朝食。スープは一応サーモン味を選んでいる。(前日のスーパーにて)、ホテルに用意されているレギュラーコーヒー(緑の袋)はありがたかった。
さて…
アーランコティのチェックアウトは規則では11時だが、多少融通を利かせてくれる。
貴重なたった一泊、加えて、昼過ぎには空港へ向かうという予定であったので、この11時までにホテルに一旦戻るというのが、行動し辛く思っていたので大変に助かった。
ホテル側との数回のWhatsAppのやりとりで、どうも融通限度は12:30あたりのようだと理解できた。
それで午前中のミニミニ街歩き、ランチ付きと相成った。 -
私のヘルシンキ街歩きの印象は、自転車と公園。
5月始めのヘルシンキはまだダウンが必要だけれど、春への美観作りが熱心に施されていた。 -
-
すべてヘルシンキ中央駅周辺
・大きな「My Helsinki」文字は、SNS撮影用ロゴということで、私達はヘルシンキ中央駅で見た。後で知ったのだが、この「My Helsinki」は、置かれる場所が定期的に変わるらしく、フィンランディアホールや ショッピングセンター前、ヘルシンキ大聖堂前の階段上などに移動する行動する文字のようだ。
・アレクシス キヴィ記念像
フィンランド国民文学の父と称された小説家、劇作家で38歳で不幸の中亡くなっている。陰鬱な表情とポーズの青銅の色と、背景の国立劇場の赤の屋根との対比が美しい。
・アテネウム美術館
ヘルシンキの駅の周りは、食指をそそる商業施設というよくある光景とは、少し違うと思う。質実剛健が漂う。 -
ヘルシンキの青が好きになった。勝手に「ヘルシンキブルー」と名付けた。
それは緑から水色に渡る寒色だけれど、居心地良いやさしい色で、街のあちこちで見かけた。 -
エスプラナーディ公園
ベンチが並ぶ環境良いヘルシンキのシンボルマーク的公園。
人がどっさりの写真も多いので、時間や季節により受ける印象は随分異なるかもしれない。
一方、かなりの高確率で皆さんの写真と共通なのは、この銅像の頭にはカモメが居る。カモメまで込みで作られた銅像ではないかと思うほどだ。
銅像はフィンランド国家を作詞した詩人の、J.L.ルーネベリ(Johan Ludvig Runeberg) で、下部の銅像には国歌『わが国』の原詩が記され、制作は作詞者の息子らしい。 -
駅周辺よりもこちらの公園周囲の方が、高級ホテル、レストランとも数が多い。
-
観光客タイムの前のベンチは、地元の人専用。
愛嬌のある巻毛の子犬が年配の女性飼い主と座っていて、思わずつかつかと近寄り、無遠慮にこちらから話しかけるほどの可愛らしさに満ちていた。
イタリア生まれということで、Romeo(ロメオ)と名付けたとのこと。
ロマーニョ・ウォーター・ドッグ(Romagna Water Dog イタリアロマーニャ地方が原産のトリュフ探し用の犬種)ということで、まだ生後11週なのだとか。写真撮ろうにもロメオ君はじっとしていない。
欧州はわんちゃん大陸なので、全く羨ましいばかり。 -
この最終日の午前中は、行動的にはあまり欲張ってもいられない。
ホテルのチェックアウトもあるし、何しろ午後には帰国の途へ着く。
旅行中の最後の食事は、オールドマーケットホール(Old Market Hall)でと決めていた。
エスプラナーディ公園を海側に向かい波止場に出ると、右手にその目指してたオールドマーケットホールがある。
中は広すぎず、端から端まで歩いても余裕、家族とはぐれても大丈夫、五分後には見つかっているでしょうサイズ。オールド マーケット屋内市場 市場
-
美味しそう!
わりとエクスペンシブ!
フィンランドでの特徴的な食事はトナカイ肉だろうが、ただそれには私達には実感ない都市中心部だけの短い滞在だったので、自分達のイメージでは海鮮の方。
これはまさに思い描いていた通り! -
サーモンスープはヘルシンキのグルメで、エリクソンは推薦される店の一つ、滞在中に是非!と思っていた。
サーモンがミルクに溶け込んだ味。いかにも外国の変わった風味はなく、馴染みやす~い。
【Kalatukku E. Eriksson Oy (カラトゥク E.エリクソン)】
★★★ -
このエリクソンは、イートインできるショップと、お持ち帰り用ショップを通路向かい合わせにお店を展開している。
迷ったが、帰りの飛行機中で食べるべく、持ち帰り用のお店でも購入した。
タコとエビのオードブル。 -
【Hongiston ホンギストン (Hongiston Leipämyymälä)】
もう一つ、これはペストリーとスイーツのお店。
メレンゲがでっかくて! チョコの方をお買い求め☆
同じマーケットホール内のフィンランドブランドで有名なロバーツコーヒーと合わせてかじった美味しさは思い出☆ -
その後、バルト海の乙女像の先、海側にオレンジ色のテントが数々広がるカウッパトリ マーケットスクエアを右側に見つつ、あの素敵な水色の建物、ヘルシンキ市庁舎(Helsingin kaupunki)へ道を渡り、建物左側沿いに通りを行くと、ヘルシンキ大聖堂が堂々たる姿を表す。
-
天気も良いし、白の建物に周囲も目映い。
写真に撮った自分の顔は、眩しさでくしゃくしゃ。まさに苦虫を噛み潰したような表情で、アルバムで見るだけになった今、見るに耐えない。
だけれど、ヘルシンキの最後にここを訪れるのはとても相応しく、また滅多に出ない海外への旅の最後を感謝しつつ飾ることができた。
風格にふさわしい音楽はやはり、シベリウスの『フィンランディア』中の合唱部分!
https://www.youtube.com/watch?v=D8DxmUutTgc
Kiitos!ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会
-
もう12時!
昼間のシンデレラ姫は、この後、ホテルへ急ぎ戻らねばならない。
早足ながらも、撮影ししそこねていた、ヘルシンキ駅の凄みある像をカメラに収める。 -
-
ホテルに戻ると、他の部屋の清掃が行われていた。自分たちの荷物は外出前に大体まとめてあったので、最後にトイレを使って終わりという程度。
ここはフロントなるものが存在しないので、チェックアウトっぽい儀式もなく、お掃除の女性の方に、じゃ!という軽快な感じでご挨拶。
元々、飛行機の時間からして、あともうちょっと、ヘルシンキ街中滞在を希望していたが、チェックアウトし荷物を手にしてしまうと、素直に空港に向かう気になった。
前の日は少し遠く感じたの空港往復のバス停との距離だったのに、思ったよりも近い。空港バス バス系
-
16:45の飛行機に対し、13:20には空港に到着している。
前夜にフィンランドウォッカを二本買い、そのタックスリファウンド(税金還付)の手続きもあった。大した金額ではないが書類は揃えていた。
空港内には数箇所この手続きが可能な場所があり、その列は大抵、景気が良い中国人で構成されており、他の場所を探しているうちに、アラブ人のパパが急に切れるという場面に出くわした。
奥様と可愛い二人の女の子を伴っていて、大きな大きな荷物をカートに乗せていて、この家族はタックスリファウンドとは関係ない方向へ歩いていたのだが、その前に何のトラブルがあったのか、カートからそれらのでかいトランクを急に四方に放り出し始めたのだ。バーン、バーンと音を立て転がる荷物。
二人の子どもは怖くて叫ぶように泣き出し、ヒジャブの奥様は座り込んで泣く二人を両手でかばっている。
異様な空気、そこら辺に座っていた大勢の中国人も、行く手を阻まれた私達も、口をポカン。空港職員もおろおろしている。
そのストーリーの続きを見たい気持ちもあったが、Uターンしつつ、男っていう生物はなんちゅう呆れる生き物か…と何故か相方を責めるしかない私だった。ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港
-
タックスリファウンドについては結果、こうである。
私は結局、少々の列に並び、もっと手前で済ませてしまったが、あると知っていれば一番便利だったのは、結局、非シェンゲンエリアの「出国審査」後、いよいよ搭乗口に向かうだけになった段階での、▲にしている場所。ここはリファウンドの機械が暇そうに置かれていた。このマシンの横がスターバックスである。
(マップはJALさんの頁からコピーさせていただいた。▲だけ私が手を加えたものである)
日本など非シェンゲン国への出国審査は、搭乗口30の近くにある。
空港ターミナル2に着いてからこの30までは実はスルスルと快適に来れる。でも非シェンゲン国へは、どうも出発時間が固まっているのか、そのせいで長蛇の列になりがちの気がする。自分の搭乗口に辿り着くまでの時間を心配しなくもない。
しかもこのエリアにも様々な免税店が存在し、アルコールショップもあり、市内で買って書類を揃え、タックスリファウンドをマシンで手続きできても、そんな面倒な思いをせず、実は、この空港免税店でもっとお安く買えたのだった。
割れ物だからと梱包に気を使うこともなく、空港までの荷物も増えずに…。
もう店などないに決まっている!と思える搭乗口手前で、其の実、同じ商品が手に入ったなんて、悔しくて自分の荷物をカートから放るほどではないが、胸にいだいた複雑さに、次回の機会を作ってリベンジを!と誓った次第である。 -
別にウォッカが好きというわけでもない。
でもこれ、お土産に好適~♪
可愛いし、ウォッカって寒い国でアルコールで暖かくなっちゃいましょアイテムだし、絵柄もicy! -
空港免税店にて どちらも40%の度数のウォッカ。写真は非シェンゲン出国エリアの免税店でのもの。
・上段、Finlandiaの方は、フィンエア内でも予約により免税購入可能だった。空港免税店で1L=16.5ユーロ。(EU以外への便価格)
・下段、Laplandiaは、空港免税店で1L=21.35ユーロ。(EU以外への便価格) ー2019年5/7時点での記録ー
出国審査まで済ませ、あとは搭乗券だけと、身軽で気持も楽になった後のこのエリアでは、買い物が最もしやすい。
では何が揃っているの?という興味は当然で、旅の直前に、HELSINKI DUTYFREE で検索し、心つもりをしておきたい。
参考として、様々な旅行ブログを含めて、『ヘルシンキ空港の免税店一覧』を探し、出国手続き後のこの非シェンゲン行きエリアの免税店の内容が具体的に知りたく、今になり検索するが、わかりやすい一覧が探し辛い。
https://helsinki.shopdutyfree.com/en/our-stores
を日本語に翻訳するか、
Fin-airの頁で、
https://www.finavia.fi/fi/lentoasemat/helsinki-vantaa/kaupat-ruoka/helsinki-duty-free
そして事前予約型の免税ショッピングも便利。
リザーブアンドコレクトシステム(出発前から注文可能→まとめ済みの注文品がGate 25のDuty Freeで受け取れるもよう。価値ありシステムだがweb頁が広がりにくい時があり不安感をそそる。フィンランドへのアクセスって重くないか?)(2019年秋時点)
https://helsinki.shopdutyfree.com/en/
飛行機内の機内販売も同じで、同じ航空会社での往復なら、行きの飛行機中で予約、もしくはフィンエアの場合、帰りがヘルシンキ発なら、フライトの1日前の正午までログインし注文(フィンエアープラス会員手続き必要)すると、帰りの便で受け取れるシステムの利用も当然便利。事前予約のみ入手可能な商品も結構存在する。
その他、Fin-Airでは、以下のような実店舗も用意している。
参考)空港でのお買い物-フィンエアートラベルアウトレットとSky Shop
https://www.finnair.com/jp/jp/shopping
まぁこれは備忘録。# ヘルシンキ_ヴァンター空港_ショッピング -
【Espresso house】
空港での飲食はどこも「やっぱり辞めようか」と気が引ける価格である。その中,
Espresso houseは立地が楽しい分、時間調整にお茶をする場としては向いていた。
2Fの人々の往来を、階上から見下ろしていられる楽しい立地ゆえ、空港らしさにあふれている。
軽食類は丁寧な出来ではないが、飲み物は美味しかった。
★★☆(立地によるポイント)
https://youtu.be/qeV-gr4MPRE
その後の搭乗口までのロングウェイ&タイムを予期できず、15時半すぎまでこのお店に居た。
その後、出国審査での蛇行の列。そして前出の免税店の発見とウォッカの話となるのだ。 -
搭乗口は50G
これはサヨナラの空(機内にて撮影)
2019年春以降10月までの例えば火曜日、フィンエアの非シェンゲンエリアへの海外便は、東京、名古屋、大阪、福岡と日本各地に向けてだけをカウントしても、夕方4時25分を皮切りに一時間半以内に六便もひしめき合い予定されている。
もちろん日本に限らず、当然、他の非シェンゲン国への便もあるわけで、勝手に素人考えで「これは無理でしょ、遅れるよね」と思っていたらやはり。 -
オールドマーケットホールで買っておいたパック詰めは、オイルやドレッシングが、染み出すようなトラブルになることもなく、無事に飛行機にて開封。
フィンエアは基本的にそんなに美味しい飛行機ではないので、飛行機に乗る前に、この幸福を買っておいて良かったと思う。
機内サービスのワインと合わせて、気持ちだけファースト☆ -
福岡到着は翌日8:15。バイタリティ溢れる人ならそれから出勤も可能である。
しかしゆっくり浸かるお風呂。懐かしきボディタオルの感触。
無事だった水槽の一方、危なかったベランダのバラに12日感の留守を侘びての水遣り。
そして眠りたいだけ眠る。(眠りながら天井が回っている気がする)
この旅の疲れの癒やしを次はいつ味わえるのかな。
平成から令和に跨いだ欧州の旅。ここに終わる。
(旅の心得、覚書編をいずれまとめるつ・も・り☆)
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