5歳娘を連れて夏休みスウェーデン・ノルウェー１１日間の旅1-乗継時間で北京・明の十三陵へ

2019/08/10 - 2019/08/10

当初スイス東部～オーストリア西部～スロヴェニア～クロアチアの予定でしたが、イマイチいい旅程が組めず断念。有名どころだけど未踏の地を挙げたところ、物価が超高いことで避けてきたノルウェーとスウェーデンが急浮上。５歳ならまだ入場料がかからないところが多いため、娘が５歳のうちにこの２か国に行くことにしました。

やはり何でも高くて辟易しましたが、思ったより天気にも恵まれ、たっぷり涼んでくることができました！

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お盆をはさむ超ハイシーズンの出発のため、まず羽田から北京へ。それにしても３年連続夏休みに北京に来ているという・・。

北京へは夜便もありましたが、ディレイが怖いので朝便にしました。乗継時間が半日あるので前から行きたかった明の十三陵へ行くことにしました。ちょっと時間的に駆け足になるのでかなり迷いましたが、他に目ぼしい行きたいところがなかったもので。

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

４時起きで羽田へ。ANAのチェックイン開始は6：25でした。チェックインカウンターで別切りの航空券だけど最終目的地まで荷物を取らなくていいようにしてもらい、ANAのラウンジへ。

段々混んでくると思ったので、とんこつラーメンと甘いものだけ食べて退出。

7：15　次は所持しているクレカで入れたTiatラウンジへ。

初めて来ました。こちらは空いているという話だったので、こちらでのんびりすることに。

食事系はあまりありませんでしたが。

ちなみに近くにいた人が喋っているのが聞こえたのですが、これでもいつもより混んでいるほうだそう。ちなみにカレーは朝は無いそうです。

9：05　NH961　羽田発北京行きで出発。

機内食はハンバーグorうな玉丼でしたが３人ともハンバーグにしました。これが肉汁ジューシーでなかなかおいしかった！ANAの洋食メニューはけっこう当たりが多いですね。

機内でキングダムを観ていたらあっという間でした。

12：20（定刻12：00）北京首都空港着

３年連続夏に来ている北京首都空港。このトレインに乗らなきゃいけないのがちょっと面倒です。

次の飛行機は深夜発なので、一旦入国して北京観光します。入国審査でなぜか夫だけなかなかスタンプが押してもらえなかったそう。中国語で質問されたけど答えられず上司みたいな人が来てなんやかんやの後、押してもらえたんだとか。やたら中国のスタンプが押してあるのに中国語喋れないから不審がられたのかも？

北京首都国際空港 (PEK) 空港

空港の荷物預かりで機内持ち込み用トートを預けました。30元
さすがに英語が通じました。

空港を出る前に空港内レストランで軽く昼食。シュウマイ屋さんにしました。

突き出しが出ました。

牛肉焼麦（シュウマイ）4個28元を二籠。

ここ、清真（イスラム）マーク付きなので、豚肉シュウマイはありません。

羊肉串　1串10元×2

中国に来たら食べたくなるものNo.1です。このメニューがあったからこのお店にしたってのもあります。

私は馬家拉麺58元

麺がとっても長くて、娘のお椀に入れるのが大変でした。お肉は牛肉です。

夫は辛いマークがついていた紅焼牛肉麺46元
麺がこんなにするなんて、やっぱり空港プライスだなぁ・・。
そして缶コーラ8元、瓶入りジュースが何と20元もしました！

英語メニューあり・国際クレジットカード使用可・スタッフもちょこっと英語可なのはやはり空港って感じですが。

14：25　滴滴で車を呼びます。空港から明の十三陵までは昌平行きの空港バス+路線バスでも行けるようです。地下鉄乗り継いでも行けますが、かなり時間かかりそうでした。

なかなかドライバーさんのいる場所がわからず、電話がかかってきても中国語が喋れないため、テキストメッセージやりとりとGPSで何とか発見。待ち時間も運賃に加算されますが、微々たる額でした。

15：35　明の十三陵のエリアに入ってきました！

林の向こうは神道です。ここを見る時間はあるか微妙です。

15：45　一時間ほどで明の十三陵の一つ、長陵に到着。滴滴で206.98元（内高速代25元）でした。

入場前にまずは水を購入！

水5元　娘はスポーツドリンク10元

チケット売り場で定陵と神道との共通券130元を買おうとするも何か言われて売ってもらえず。翻訳アプリによると、もう３カ所回る時間が無いよとのこと。（後からわかったのですが、共通券は14：30まで販売で、今は昭陵が工事中だからか110元でした。）

長陵の入場料45元　娘は無料（中国の観光地の子供料金は身長120cm以上からかかるところが大半です）

15：55　いざ入場！

明の十三陵 史跡・遺跡

チケットの絵は他の陵と共通のようです。

この後、最低限定陵も行きたいので急いででまわります。

北京の世界遺産ということで欧米人観光客が多かったです。

内部は予想通りといった雰囲気。まずは門をくぐります。

日本語だと神〇炉と書かれていました。（〇部分は白の下に巾という字）
英語だとSiik-burning Stoveだそう。

祭祀用の絹織物と祝板を燃やすものだそうです。

色がとってもきれいでした。
中にはお金がいっぱい入っていました。

〇恩殿　〇はネ+陵の右側　禝恩殿

60本の柱は珍しい金糸楠木製と書いてありました。

像はおそらく永楽帝でしょう。明の３代目の皇帝です。

さらに奥にあるのは明楼という建物。

石五供　

真ん中に四角い穴が空いた古銭がたくさん置かれていました。近くに古銭を売る場所もありました。現代のお金を投げている人もいましたが。

庭に置かれ、亡くなった人を祭るものと書かれていました。

明楼の上に上がることができます。

明楼からの眺め。風が気持ちよかったです。

昨年夏に北京に来た時はとんでもない暑さだったのですが、この日は湿度はあるものの昨年ほど暑くなくてよかったです。東京よりずっと涼しい！！

成祖文皇帝之陵

明楼を下りて、長陵観光終了。

16：20　長陵から路線バス314番で定陵へ。ちょうど来ていたのでダッシュ！

しかしこのダッシュのせいで娘が腕に付けていた虫よけブレスレット（旅行で付けるのをとっても楽しみにしていた）を落としたようで、車内で泣くわ泣くわ・・。北京空港出る時に付け始めたので僅か一時間くらいで無くしたことになります。（100均のなので値段的にはそれほど悔しくありませんが。）

運賃２元

16：35　定陵着

まだ泣き顔の娘に、近くにいたおじいちゃんがどうしたんだい？って感じで声をかけてくれました。中国のこういうところって好きです。バスで子供が泣いても誰も嫌な顔しないところも。

定陵の入場料60元

まずエキシビジョンを見学。

九龍九鳳冠

階段を上り・・

地下宮殿に入るため階段を下り・・

地下宮殿到着。思ったより現代的な空間です(笑)
当時の様子はどんな感じだったのかしら。

字のごとく棺が置いてあった場所でしょうね。

調度品もありました。

万暦帝宝座

地下宮殿地図

一番奥の后殿（後殿）

ここが一番広いです。

結局これ、何だかよくわからず。

定陵観光を終え、入口近くのお土産屋さんでアイス購入。10元だったはず。

ここのスタッフは英語が通じました。さすが北京の世界遺産！

駐車場までは中国観光地お約束のお土産ロードが。桃がおいしそうでした！

結局神道は時間が無いので行けず。まあ前に瀋陽で似たようなところに行ったことがあるのでいいんですが。

17：40　駐車場で滴滴で車を呼び、空港へ。事前に路線バスで昌平北駅へ行き、そこから空港バスに乗ることも考えていましたが、すんなり車がつかまったし、今後の体力温存ということでリッチに車移動にしました。

定陵～空港　208.9元（内高速代20元）

19：05　北京首都空港に到着。

手荷物預かり所でトートバッグを受け取り、出国審査の後またこの空港トレインに乗って搭乗口があるエリアへ。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

20：00　エアーチャイナのビジネスラウンジへ。

いつもファーストクラスラウンジなので（スターアライアンスゴールド持ち）そちらに行くとビジネスラウンジに行けと言われる。どうやらANA便の時だけファーストクラスラウンジが使えるよう。

こちらにも娘お気に入りのパンダちゃんが。

中國国際航空ビジネスクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

次の便は0時10分発なので、たっぷり時間があります。

夫と娘は先にシャワーへ。

その間私は夕食です。

ファーストクラスラウンジとの違いは料理の数くらいかしら？

夫たちが戻ってきたら今度は私がシャワーへ。エレベーターで1Fに降りるため、場所を聞かないとわかりずらいです。

ちょうど前の人がすぐ呼ばれたのであまり待たずにシャワーが使えました。
（夫たちは３番目くらいでけっこう待っていたそう）

シャワー室は高級ホテルのバスルーム並みのきれいさでした。
スリッパやアメニティも充実していました。

シャワーから戻ると娘はソファで既に寝ていました。日本時間22：30なので当然ですね。

23：20　搭乗口へ。10分ほどディレイとのことでした。中国旅行に慣れている者としては１時間以内のディレイは気にしません(笑)

娘を無理矢理起こし、ぐずぐずしながら頑張って歩いてもらいました。（ここの空港広いので抱っこは無理です・・。）

さあ、次はイスタンブールへ！スウェーデンはまだまだ遠い・・。