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今回のポーランド訪問の一番の目的はドイツ騎士団(Deutscher Orden)が13世紀後期に城の建築を始め、1309年からドイツ騎士団の本部となったマルボルク城を訪ねる事である。<br /><br />正式名称は Orden der Brueder vom Deutschen Haus der Maria in Jerusalem (ドイツ人のエルサレムの聖母マリア騎士修道会)<br />Malbork(独名:Marienburg)  Deutsucher Orden(英名:Teutonic Order)<br /><br />ドイツ騎士団とは1198年 ローマカトリック教会の公認した騎士修道会の一つで、プロイセン等を統治、東方植民の先駆。いわば現在のドイツ国家成立の核となった。(ドイツが統一/Einheit されたのは1871年。1989年の東西ドイツの統一は再統一と呼ばれている)ドイツ騎士団の紋章の「白地に黒十字」は現在のドイツの紋章の「鉄十字:Eisenkreuz」の原型である。<br /><br />1226:プロイセン人領土統治⇒1525:プロイセン公国に転換⇒1701:プロイセン王国となる⇒1871:プロイセンを中心にドイツ帝国創設(通称 第二帝国/第一帝国は神聖ローマ帝国⇒ドイツ共和国(ワイマール共和国)⇒1933:第三帝国(ナチス独裁)⇒1949:東西ドイツに分裂⇒1990:再統一して現在のドイツ連邦共和国。<br />(従てドイツが統一国家を形成したのは明治4年、イタリアはその10年前)<br /><br />※ドイツ騎士団についてはワルシャワの国立博物館編でも触れる事とする。<br /><br /><br /><br />

ポーランド紀行 Nr.4 / Malbork :マルボルク城

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2019/06/18 - 2019/06/26

110位(同エリア235件中)

旅行記グループ ポーランド紀行

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Berg Heil

Berg Heilさん

今回のポーランド訪問の一番の目的はドイツ騎士団(Deutscher Orden)が13世紀後期に城の建築を始め、1309年からドイツ騎士団の本部となったマルボルク城を訪ねる事である。

正式名称は Orden der Brueder vom Deutschen Haus der Maria in Jerusalem (ドイツ人のエルサレムの聖母マリア騎士修道会)
Malbork(独名:Marienburg) Deutsucher Orden(英名:Teutonic Order)

ドイツ騎士団とは1198年 ローマカトリック教会の公認した騎士修道会の一つで、プロイセン等を統治、東方植民の先駆。いわば現在のドイツ国家成立の核となった。(ドイツが統一/Einheit されたのは1871年。1989年の東西ドイツの統一は再統一と呼ばれている)ドイツ騎士団の紋章の「白地に黒十字」は現在のドイツの紋章の「鉄十字:Eisenkreuz」の原型である。

1226:プロイセン人領土統治⇒1525:プロイセン公国に転換⇒1701:プロイセン王国となる⇒1871:プロイセンを中心にドイツ帝国創設(通称 第二帝国/第一帝国は神聖ローマ帝国⇒ドイツ共和国(ワイマール共和国)⇒1933:第三帝国(ナチス独裁)⇒1949:東西ドイツに分裂⇒1990:再統一して現在のドイツ連邦共和国。
(従てドイツが統一国家を形成したのは明治4年、イタリアはその10年前)

※ドイツ騎士団についてはワルシャワの国立博物館編でも触れる事とする。



旅行の満足度
4.5
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 タクシー 徒歩
航空会社
LOTポーランド航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • マルボルク駅 なかなかレトロな美しい駅舎である。早速タクシーで城迄

    マルボルク駅 なかなかレトロな美しい駅舎である。早速タクシーで城迄

  • マルボルク城入場チケット 45zt(\1350)

    マルボルク城入場チケット 45zt(\1350)

  • 独逸語版 冊子<br />Schloss und Stadtfuehrer(城と街の案内書) <br /><br />Malbork(ポーランド語)=Marienburg(ドイツ語)<br />ポーランドやチェコ等の街は現地語とドイツ語の名前が現存している。これも歴史的にドイツのテリトリーや国境が何度も変更になった事からであろう。<br />この地も1226年、ドイツ人のポーランド入植からはじまった。

    独逸語版 冊子
    Schloss und Stadtfuehrer(城と街の案内書) 

    Malbork(ポーランド語)=Marienburg(ドイツ語)
    ポーランドやチェコ等の街は現地語とドイツ語の名前が現存している。これも歴史的にドイツのテリトリーや国境が何度も変更になった事からであろう。
    この地も1226年、ドイツ人のポーランド入植からはじまった。

  • Schlosskirche 城教会  (1283年 ドイツ騎士団プロイセン全域を征服)<br /><br />

    Schlosskirche 城教会  (1283年 ドイツ騎士団プロイセン全域を征服)

  • Der Hochschlossturm 高い城の塔 ポーランド国旗がはためいていた。

    Der Hochschlossturm 高い城の塔 ポーランド国旗がはためいていた。

  • 教会東壁のマリア像 2016年復元された。

    教会東壁のマリア像 2016年復元された。

  • 南西から見た城

    南西から見た城

  • 歴代総長の中の4人の像<br /> うかつにも銘板を見てこなかったので誰なのか不明。<br />初代総長(Hochmeister)はHeinrich Walpot von Bassenheim(1198~1200)<br />現在の総長は26代目 Abt Frank Bayard (2018~)<br />本部はウイーンにあり、日本にも支部がある。<br /><br />

    歴代総長の中の4人の像
    うかつにも銘板を見てこなかったので誰なのか不明。
    初代総長(Hochmeister)はHeinrich Walpot von Bassenheim(1198~1200)
    現在の総長は26代目 Abt Frank Bayard (2018~)
    本部はウイーンにあり、日本にも支部がある。

  • 中庭にある井戸

    中庭にある井戸

  • 井戸の屋根の飾り

    井戸の屋根の飾り

  • 中世の大砲 

    中世の大砲 

  • Brueckentor (橋の門)城の西側 

    Brueckentor (橋の門)城の西側 

  • Gaestfluegel 客人翼(側廊)<br /><br />ここは外国の賓客 例えばカジミール大王 皇帝カール4世及びその従者が来た時 丁重に迎えられた。

    Gaestfluegel 客人翼(側廊)

    ここは外国の賓客 例えばカジミール大王 皇帝カール4世及びその従者が来た時 丁重に迎えられた。

  • Spitalgiebel  養老院<br />14世紀中期

    Spitalgiebel  養老院
    14世紀中期

  • Spitalgiebel 養老院翼 

    Spitalgiebel 養老院翼 

  • Nordfluegel 北翼

    Nordfluegel 北翼

  • Toilettenturm  厠塔 トイレットとして利用 塔の下には水が流れている。

    Toilettenturm  厠塔 トイレットとして利用 塔の下には水が流れている。

  • 城の西側に流れる Nogat川から見た城

    城の西側に流れる Nogat川から見た城

  • Hochmeisterplast 総長宮殿(邸宅)14世紀後期に建てられた最も有名な中世の総長宮殿<br />

    Hochmeisterplast 総長宮殿(邸宅)14世紀後期に建てられた最も有名な中世の総長宮殿

  • 城の部屋から北側の Nogat 川を見る。

    城の部屋から北側の Nogat 川を見る。

  • Nogat 川からの眺め

    Nogat 川からの眺め

  • 川沿いには遊歩道あり。

    川沿いには遊歩道あり。

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