2019/06/19 - 2019/06/26
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Berg Heilさん
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軍事博物館のすぐ隣に国立博物館(National Museum)がある。各国の首都には必ずある中心的な博物館は必ず訪問する事にしている。
歴史好きの自分にとっては、重苦しいルネッサンス以前の宗教的絵画、ギリシャ神話をモチーフにした絵画、そして近代絵画よりも18~19世紀の歴史的絵画に魅せられる。(歴史的知識の確認)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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ハードカバーの案内書 (148頁)ミュージアムショップはかなり広く図書も充実しているものの、どういうわけかポーランド語版のみで、英語版 独語版 他 ヨーロッパ言語の版が全くなし。従ってグラビアの絵画や彫刻の説明文も全く分からず、残念。目に留まって撮影してきた作品のコメントも当美術館のHPを見たり、インターネットで調べて分かったもののみに説明を入れた。
それにしてもインターネットというものは知識を得るためには本当に便利である。
世界中の様々な情報に接する事ができるのはありがたいし、惚け防止にもなる。 -
博物館入場券
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The Battle of Grundwald ( Tannenberg) Jan Matejko 1878
グルンバルドの戦い(タンネンベルクの戦い)
この博物館の一番の目玉作品
14世紀にポーランド領に進出を図ったドイツ騎士団(総長ウイリッヒ・フォン・ユンギンゲン)が1410年7月15日、ポーランド・リトアニア(指揮官ヤゲロー王)の大軍に完敗した戦い。この戦いで騎士団の指揮官のほとんどと200人の騎士が戦死した。(世界史小辞典:山川出版社:中世ヨーロッパの戦い 東洋書林)
) -
Grundmaister Ulich von Jungingen(1360~1410)
ウリッヒ フォン ユンギンゲン ドイツ騎士団総長 -
Vytautas ヴィータウタス(波語:Witold)リトアニア大公(1352~1430)
1358年 リトアニアの統治を委任 1410年リトアニア大公として即位、バルト海や黒海方面に勢力を拡大 ポーランド・リトアニア連合としてグルンヴァルドの戦いでドイツ騎士団に勝利。 -
Jan Zyndrams von Maszkowice(1385~141) 騎士
左下 (白い布の下 剣を持つ男の左下) -
The Death of Barbara Radziwittowna "バルバラ ラジヴィウヴァナの死”
Jozef Simmler(1823~1868年)ポーランドのロシア人画家
Zygmunt 2.August. ポーランド王/リトアニア大公(1520~1572)ヤギエウオ朝
Barbara Radziwittowna (1520~1551) バルバラ・ラジヴィウヴナ。
リトアニアのの名門貴族 ラジヴィウ家出身の貴族女性 ポーランド王 ジクムント二世の二番目の妃 -
私事ではあるが、愚妻の一周忌を済ませ、ワルシャワの博物館に来てこの絵の前に立った時、正に足が竦んでしまった。それほど強烈に胸に響いた絵画であり、この様な事は2002年にドレスデンのアルテマイスター絵画館で出会った Carlo Maratta の ”Die Heilige Nacht" 以来 。この時は初めての孫娘が生まれたばかりだったので この絵の美しさと吾が心情が響きあって魅せられてしまった作品であった。この様な事は後にも先にも二回のみである。
愛する美しい王妃の事切れた姿を見つめる王の眼差し、彼の心境は如何ばかりか? -
当時のヨーロッパ貴族での稀にみる美人 ベラルーシ語 ポーランド語 ラテン語に堪能。1537年ノヴォグルーデクの県知事と結婚るも5年後の1542年死別。1547年ジクムント二世の後添えとして結婚、。政略的には何の見返りも望めない恋愛結婚だった為、ジグムントの母と多くのポーランド貴族の反対に合うも1550年ポーランド王妃として戴冠。しかし戴冠式からわずか5か月後クラクフにて急死、王は打ちのめされた。人々は王母ボナに依る毒殺と噂された。30歳。リトアニアのヴリニュス大聖堂に納骨。
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2002年 ドレスデンのアルテマイスターで出会った「Die Heilige Nachat:聖夜」
Calro Maratta
※ ミュージアムショップで購入したGreeting Card -
The Christian Dirce :キリスト教徒の災難 1897年 Henryk Siemiradzki (1843~1902) 中央の人物は ローマ皇帝ネロ
小説 クオヴァデス(Quo Vadis 主よ 何処に行き給ふぞ:ヨハネ福音書 13章 36節)の一シーン。ポーランドの作家 Henryk Siekiewicz 1878年出版 -
ネロに殺され さらし者にされるキリスト教徒 。キリスト教徒の娘リギアか??
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Stzuka 1754年
Tadeusz Kuntze (1727~1793)
此の絵の詳細は不明 ギリシャ神話からのものか? -
Fortuna (ギリシャ神話の運命の女神) 1754年
Tadeusz Kuntze (1727~1793) -
The Battle of Somosierra (ソモシエラの戦い)1816年 Horace Vernet
オーラス・ヴェルネ(1789~1863)
スペイン独立戦争中(仏 vs 英・西・葡 連合) ナポレオンのマドリードに向けた戦闘で ヤン・コジェトウルス指揮下のポーランド警備隊の勇敢な突撃で有名となr。 -
The Battle of Somosierra 1860年
Tanuary Suchodolski (1797~1875) -
Edypi Antygona :オイデプスとアンティゴネ 1828年
Antoni Brodwiski(1784~1802)
ギリシャ神話 テーベ王ライオスと后イオカステの子。生まれた時父に捨てられ、コリント王夫妻に育てられる。「父を殺し、母を妻とするであろう」とのデルフィの神託を受け、養父母を実父母と思ってコリントを去る。途中路上で知らずに争って父ライアスを殺し、テーベ人を苦しめていたスフィンクスを滅ぼし褒賞にテーベ王位と妻イオカステを得たが、後に真相を知り、自ら、両眼をえぐり出し盲目となって出国、流浪の末アッティカのコロノスで世を去る。(世界人名事典:三省堂) -
Tannhaeuser (タンホイザー): 1878年
Gabiel von Max(1840~1915)
1205年頃のドイツのミネジンガー(吟遊詩人) -
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The Judgment of Paris (パリスの審判)1892年
Simiradzki Henryk(1843~1902)
ギリシャ神話:イリオス(トロイア)王 プリアモスの息子パリスが神々の女王ヘーラー 知恵の女神アティーナ 愛と美に女神アプロヂディーナー (ローマ神話:ユーノー・ミネルヴァ・ウエヌス)という天界での三美神のうちで誰が最も美しいかを判定させられる。 -
View of Warsaw from the Terrace of the Poyal Castle :1733年
Bernado Bellotto(1722~1780) -
View of Ujazdow and Lazienki Palace :1776年
Bernado Ballotto
18世紀のドレスデンを始め、ヨーロッパ各地の風景を美しく写実的に残してくれたこの画家の作品は、今日の歴史学を始め様々な研究者にとってはどれほど偉大な功績であるか言わずもがなである。 -
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Crown of Augstus 3世 of Poland 1733
Johann Heinrich Koeler
Friedrich Augst 2世(ポーランド王としてはアウグスト3世)1696~1763
ザクセン選帝侯 -
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Ecce homo Altarpiece. 1544年
van Heemskerck (1498~1574) -
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ピエタ 1410~1420年頃
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Ihree Maries, part of a crua crucifixion 1430年
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Madonna and Child with two engela from Legnica. 1370年
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ヨーロッパでは各地で見かける 群衆の中でのプラトに依る裁判の末 十字架を背負いゴルゴダの丘へ向かうイエス。1492年
私の友は20年程前、単身イスラエルに行きイエスと同じコースを歩んできたと云っていた。「なんでイスラエルに行ったのだ」と問うたところ、 彼は自称「俺は隠れキリシタン」だと笑っていた。
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