2019/06/08 - 2019/06/08
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walker2000さん
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妻も子供も今年の夏の旅行は国内がいいと言ったので、海外旅行の機会を失ってしまったのですが、マイレージがそこそこ貯まっていたので、妻と交渉の結果、北京なら行っていいとなったので、初めての北京観光一人旅に行ってきました。
【旅程】
今回の旅行記★印
●6/6 出国→北京(天壇、北海公園、什刹海、南鑼鼓巷)
●6/7 北京(天安門、紫禁城・故宮)
★6/8 北京(居庸関、明十三陵・神道)
●6/9 北京(動物園)→帰国
北京3日目はこれぞ中国という世界遺産・万里の長城を目指します。
北京から訪れることができる万里の長城はいくつかあり、八達嶺は有名ですが、ちょうど訪れた6月からチケットはインターネットからの申し込みに変わったようで、現地でも買えると思いつつも、正確な情報が無かったので、今回はパス。
「地球の歩き方」には交通の便が悪いと記載されていたけれど、普通のバスで行けそうだったので、頑張って自力で行ってみることにしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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居庸関へバスで向かいます。百度地図でバスルートを検索すると、いくつかあるようですが、今回はまずはバスステーションのある徳勝門に向かいます。
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ちょうど徳勝門の前にバス停があり、今回乗ろうとしていた872路のバスが着いていたので、あわてて乗り込みます。
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この時点で乗車率は6割程度。このバスは明十三陵・長陵行きなので、ほとんどの方はそこまで行くようです。ちなみに、バスにカーテンは無いため、朝だと右側は日差しがかなり強いので、左側がおススメです。
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特に渋滞することもなく、乗り換えするバス停(明皇蜡像宮東門)に到着。
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879路のバスに乗り換えします。乗り換え先のバス停はちょうど道路を挟んで逆側。百度地図の指示通りです。
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バスの時刻表もなく、暑い日差しの中、待つこと30分弱。この時点で5割程度の乗車率ですが、途中もたくさん載ってきて、降りる頃には立っている人も。
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居庸関のバス停に来ました。ただ、バス停の表示もなく、案内板もなく、ぱっと見、どこに居庸関があるか判りません。
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同時に降りた10数人の中国人が全員間違った道を進んだので、地図見て歩いた、私が先頭です。。。
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雲台が見えてきたので、間違いないようです
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雲台をぐるっと回って、やっとチケット売り場に到着
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すぐ横が居庸関の入場口
居庸関 史跡・遺跡
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登る前にまずはこちらの雲台
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◆雲台
雲台は、元代の至正5年(西暦1345年)に白色の大理石にて建てられたものです。高さは9.5mであり、上部において東西方向の幅は25.21メートル、南北方向の長さは12.9メートル、基礎部において東西方向の幅は26.84メートル、南北方向の長さは15.57メートル、上が小さく下が大きく、平面では長方形を呈しています。
台の上では、かつて過街塔、泰安寺が建てられましたが、今では台座のみが残っています。雲台の彫刻は券門および券洞の中に集中しています。券門の両側には金剛杵および様々な瑞獣類のレリーフがあり、真ん中には金翅鳥王が刻まれています。
券洞内の壁には四天王のレリーフおよび漢字、チベット文字、回族文字、モンゴル文字、サンスクリット文字、西夏文字の6種類の文字で記された「陀羅尼経咒」と「造塔功徳記」があり、券の頂部には非常に繊細に彫刻された曼陀羅華や小さな仏像に覆われています。 -
持国天
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増長天
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広目天
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多聞天
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壁面には6つの言語の文字が刻まれています(パッと見は4つしか見えなかったのですが)
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仏の像も
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雲台と国計坊
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金翅鳥王
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雲台を見た後、そろそろ登ろうかと見上げますが、意外と高いなあっと。
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◆国計坊
「国計」とは、中国語では国家の大計のことをいいます。古代には、居庸関は北の強敵を拒み南の都を守るための要所として、国の安全や軍事行動において特に重要な存在であり、関城の重要性を象徴する建築でもあるということを示すためにこの建物を建てたのです。 -
国計坊を抜けると目の前には堅固な城楼
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「天下第一雄関」の額
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◆居庸関長城
居庸関長城は中国の万里の長城線上の重要拠点である。ここは山岳重畳で、谷川流れ、植物が生い茂り、景色が美しいので、清代「燕京八つの風景」の「居庸美景重畳」の美称を抱え、現在まで伝わってきた。居庸関長城は地勢が険悪で、古くから「天下第一雄関」と呼ばれていた。南北方向のアーチ城、城楼、敵台や水門等機能異同の付属建築を備え、完全厳密な軍事防衛体系を作り上げた。
城内には元代に建築されたラマ塔遺跡が残され、雲台とは称されるもので、現存された現代の石彫工芸の傑作と見られるものである。そのため、中国重点保護古物として1961年に「居庸関-雲台」が公表された。1987年、中国万里の長城が国連教科文組織世界文化遺産委員会の評議を受け、「世界遺産」リストに入れられた。2001年に中国旅行局に「AAAAレベル観光地」と評定された。 -
門を抜けて中に入ります
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改めて詳細な平面図。まずは、この図の下から時計回りに回ります。
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目の前は関王廟で像が鎮座しています。財神関公とあり、顔も赤いので関羽ですね。
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振り返って城楼を見上げます
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まずはこの城楼を階段であがってきます
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これから登るべき長城を見上げます
居庸関長城 城・宮殿
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多くの人が登っています
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こちらは反対側
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ここには砲台が置かれています
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◆古砲
この古砲は「神威大将軍」と呼ばれ、ねらいをつけるための照門、照星を備え、
射程は500メートル以上に達することができます。明の時代はわが国の古代大砲の
製造・使用の繁栄期であり、大砲の開発・鋳造を行う兵仗軍器局が設けられていました。明成祖は、かつて万里の長城に沿って防御のための大砲を設置することを命じたことがあります。 -
ここから見ても城楼は大きいです
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立派な城楼です
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◆南関・甕城
南関・甕城は馬蹄形を呈し、高さ31.8メートルの重檐歇山城楼があります。
西側には外路へ通じる城門があり、城台には砲台が設けてあります。外壁には凹状の壁がありますが、内壁は低く凹状の部分がありません。敵が甕城に入った場合、主城門を閉めて敵の入城を阻み、さらに閘門を下せば、敵は中に閉じ込められ逃げられず「かめの中のすっぽんをと捕まえる」と同じようなことです。このことから甕城という名前が付きました(かめは中国語で甕のことです)。北関は役割が南関と同じであり、甕城は長方形を呈し、砲台が設けられています。 -
そろそろ登ろうと思いますが、一体何段あるのでしょう
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まずは一つ一つ攻略です。一旦、階段無く、ゆるやかな坂道。
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目の前は7号敌楼
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7号敌楼を攻略
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7号敌楼の中は柱だけで何もありません
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まだまだ余裕です
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7号平台を目指します。まだ階段ではなく、ゆるやかな坂道。
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7号平台からの眺め
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まだ斜度はこのぐらい
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8号敌楼へは急な階段を登ります
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ぞくぞくと皆さん階段を登ってきます
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登っている途中、急に列車が走ってきました
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八達嶺とを結ぶ列車のようです。居庸関にも駅が欲しいですね。
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まだまだ急な階段を登ります
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今度は北京から八達嶺に向かう列車
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日差しもきつくなってきました。遮るものがないので体力消耗します。
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8号?楼まで登ってきました。この先どこまで続くのでしょう。
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かなり登ってきて、9号?楼に到着です。
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9号?楼からの眺め
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9号?楼
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次は西山箭楼を目指します
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この辺りはまだまだ人が登ってきます
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急激な階段はありませんが、延々と続きます
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やっと西山箭楼に到着です
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西山箭楼からの眺め
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西山箭楼からの眺め
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西山箭楼には売店があり、ここで休憩。これから先の階段に備えます。
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西山箭楼
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10号?楼が見えてきました
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10号?楼からの眺め
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ここからの眺めは連なった山々
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10号?楼から西山箭楼の眺め
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11号?楼に向かいます
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11号?楼内部
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ここまででかなり疲れました。ただ、吹き抜ける風がかなり涼しく気持ちいです。
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11号?楼からの眺め
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ここまで来るとさすがに人が少ないです
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かなり登ってきました
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12号敌楼でこの辺りで一番高い場所のようです
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やっとここから下りです
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下りは下りで先が長そうです
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途中に西山3号舗房。ここはお手洗いがあります。
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引き続き急階段を下ります
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13号?楼からの眺め。恐らく公開されていない長城部分があるようです。
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13号?楼内からの眺め
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ここからの下りがさらに急に
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写真なので、急階段を表現しにくいのですが
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降りてきた階段を眺めるとこんな感じ
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延々と続き
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横から見るとこの角度
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まあ逆も同じですが
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つくづくこちらから登らなくてよかったと思うぐらい
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やっと難関を突破し、西山4号舗楼
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西山4号舗楼から14号敌楼の眺め
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ちょうど列車がやってきました
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八達嶺に向かう列車
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かなり降りてきたので、雲台と城楼がしっかりと見えてきました
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14号?楼まで降りてきました。
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反対側の長城が見えますが、体力考えると今回は断念
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またここで列車が近づいてきました
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北京行きの列車ですが、いつも速度は遅いです
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北側の城楼へ向かう最後の階段です
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ここも思った以上にきついです
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最後の階段です
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まっすぐ伸びている階段は登るのはきついかと。こちら側から登らなくてよかった。
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北側の城楼が近くなりました
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こちらも砲台があります
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北側の城楼
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さきほど降りてきた側
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反対側は低そうですが、今回はやめておきます
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こちらも下には形は違いますが廟があるようです
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城楼を降ります
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真武廟という建物がありますが、さすがに疲れたので、外から見るだけ
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やはり下から眺めると威圧感が半端ないです
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門をくぐります
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無事に出てこられました
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こちらも「天下第一雄関」の額が掲げられています
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改めて下から登った長城を眺めます。正直、登山です。
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再び南側の城楼を見ながらバス停に戻ります
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やはり多くの人が登っています
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バス停まで戻ってきましたが、停留所らしきものはなし。。。
さて、このあとは、明十三陵へ向かいますが、これもまた別の旅行記で。
今回も長くなりましたが、皆さんお付き合いいただきありがとうございました
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