2018/08/13 - 2018/08/14
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RAINDANCEさん
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ドイツ南部、バイエルン州オストアルゴイ郡の町であるシュヴァンガウを訪れました。ロマンティック街道の終点であり、アルプスの麓の豊かな自然を擁する町です。
★ホーエンシュヴァンガウのホテルに宿泊し、ノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城を見学。(表紙の画像はホーエンシュヴァンガウ城です)
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎ビール
◎シュニッツエル
◎カリーブルスト
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ドイツ南部、ロマンティック街道沿いの町をレンタカーで巡る旅、ヴィースから南下しシュヴァンガウへ向かいます。天候はあいにくの雨。
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シュヴァンガウに入り、聖コロマン教会の向こうにノイシュヴァンシュタイン城が見えてきました。
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雨に霞むノイシュヴァンシュタイン城。
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17世紀建造の「聖コロマン教会」、少し寄って行きましょう。
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内部は、後期ゴシックの彫細工が施されており、清楚な雰囲気。
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ここから南はもうアルプスの山々です。霧に覆われたアルプス。
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シュヴァンガウ町の北部の地区であるホーエンシュヴァンガウに入りました。
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この地区に、多くのホテルやレストラン、そして城見学のチケットセンターなどが集まっています。そして、画像の建物がこの日に泊まる「ホテル・アルペンシュトゥーペン」。駐車場は道を挟んで斜め向かいです。
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オーベルジュ風というかヒュッテ風というか…泊まれるレストランという感じでしょうか。レストランのカウンターでチェックイン。
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エレベーターはありません。
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客室は広くて綺麗で快適…
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普通のホテル並の部屋です。
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バスルーム。
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シャワーのみですが充分。
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テラス付き。人気の観光地のトップシーズンの割には料金も手ごろでしたし、快適なホテルです。
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テラスからは城見学のチケットセンターが見えます。チケットセンターが目と鼻の先というのも至便でした。
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ノイシュヴァンシュタイン城に至近なホテルもありますが、チェックイン時間を早く締め切るので避けました。また、シュヴァンガウ全体の観光を考えると、このホーエンシュヴァンガウのチケットセンター付近がやはり最も便利だと思います。
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ホテルのカフェ・テラスに、屋台が出ていたので夕食前にふらっと。
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レストランが開くまで、夕涼みしながらビールとカリーブルスト。
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山上のノイシュバンシュタイン城を眺めながら。
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レストランが開きました。
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ドイツはビールも良いですが、白ワインも良いです。リースリングをグラスで。
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私はシュニッツェル。
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妻はパスタ。重たい肉料理は少しお休みの模様。
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すっかり暗くなりました。
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ライトアップされるノイシュヴァンシュタイン城。
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翌朝、公式サイト予約しておいたキングスチケット(2つの城のセット券)をチケットセンターにて購入。
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その後、ホテルでゆっくり朝食。
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ホテルの朝食は平均的なレベルでしょうか。
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いや、人気の観光地であることを考えると、結構良いレベルかも知れません。
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ゆでたまご食べ放題。
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ゆっくり朝食を摂り、観光のためのエネルギー充填はバッチリです。
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さて、出かけましょう。朝9時を過ぎるとチケットセンターは既に長蛇の列。
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チケット予約済なら、ショートカットで入れます。カード払いならさらにクイック。
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まず向かうのは山の中腹に建つノイシュヴァンシュタイン城。多くの人は歩いて登るのですが、せっかくなので馬車を体験しました。
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こんな感じで登っていきます。
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下りの馬車とすれ違い。
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城のふもとにある観光センター的なところで馬車は終わりです。
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先にマリエン橋へ行ってから城へ入る計画で城の見学ツアーを予約しましたので、まずは橋へ向かいます。
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城の周囲をぐるっと回ってマリエン橋へ。
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橋が見えてきました。既に多くの観光客がいます。
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橋から見る、霧に煙るノイシュヴァンシュタイン城。
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19世紀の鉄筋コンクリート・モルタル製の城で、世界遺産ではありません。
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マリエン橋から下を見ると…
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…ペッラート渓谷。
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ですので、この橋はペッラート橋とも呼ばれるそうです。
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霧が晴れてきました。
ワグネリアンだったルートヴィヒ2世が没頭した、騎士伝説と浪漫の世界のためだけに造られた城、財政難に苦しむ当時のバイエルン王国では大きな足かせでした… -
ルートヴィヒ2世は、自身の死後は城を取り壊すよう命じていたらしいが、今もこうして残っており、現在は貴重な観光収入源…なんとも皮肉なものです。
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ツアーの時間が近づいてきたので城の中へ。
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入場(入城)です。
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オーディオガイドで解説を聞きながらのツアー。
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内部は撮影禁止なので画像はここまで。内部は、ルートヴィヒ2世による現実逃避の世界が広がっていました。
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ツアーの最後には、お決まりのスーベニールショップ。
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カフェテリアで一息つくことができます。
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カフェテリアのテラスからは、アルプ湖とホーエンシュヴァンガウの村そして城を見渡せます。素晴らしい眺望。
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こちらがホーエンシュヴァンガウ城、のちほど訪れます。
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城から望むマリエン橋とペッラート渓谷。
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城をあとにする前に、「シュロスレストラン・ノイシュヴァンシュタイン」にて少し休憩。ご覧の通り、城のすぐそばにあるレストランです。
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宿泊もできます。最初はここを予約しようかとも思いましたが、先述の様にチェックインが夕方で締め切る様なのとチケットセンターまで遠いのでやめました。
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ビヤは妻に譲って、運転する私はカフェ。
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スタンドで売っていた美味しそうなスイーツをお供に。
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休憩の後、「ホーエンシュヴァンガウ城」へ。
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両城に入れるキングスチケットですが、こちらもノイシュヴァンシュタイン城と同様に時間指定です。時間になるまで少し待機。
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いざ、入場(入城)。
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庭園。
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新婚さん。
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ホーエンシュヴァンガウ城は、12世紀に建てられ廃墟となっていたシュヴァンシュタイン城が、ルートヴィヒ2世の父であるマクシミリアン2世により19世紀に改築された城です。
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こちらも内部は撮影禁止。城の庭園からの眺望。
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続いては「アルプ湖」へ。
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“白鳥の里”を意味するというシュヴァンガウ、その名の通り白鳥がいます。恐らく冬にはもっと多くが集まるのでしょう。
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さすがに夕方にはチケットセンターも人はまばら。
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ルートヴィヒ2世の儚い夢が消えた館を見届けて、シュヴァンガウを後にします。
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ロマンティック街道の終点であるこの町は、国を忘れてただロマンティックを求め破滅に終わったバイエルン王の終焉の地でもあった…シュヴァンガウは、そんな儚くも美しい町でした。
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さて、ロマンティック街道は終わりましたが旅はまだまだ続きます。シュヴァンガウから南東へ、ドイツ・アルプス最高峰の麓の町へ向かいます。
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