2019/05/27 - 2019/05/28
29位(同エリア2151件中)
一泊二日さん
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ずっと前から訪れたいと思っていた上高地。どうしても残雪の穂高連峰を見たかったので新緑の時期がいいかなと思い5月の最終週に行ってきた。
透き通った川や美しい山々と自然環境・・初めての上高地は感動の連続で、訪れる人々を魅了する理由がチョットだけ分かった気がした。
宿は温泉も楽しめて翌朝には上高地への送迎もしてくれる『中の湯温泉旅館』に宿泊。
結果的に初日の天気が晴れで上高地を満喫、翌日は雨だったので宿で湯ったりしてきた。
もちろん、信州そばを食べて帰ることも忘れずに。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝7時に新宿駅を出発し、約2時間40分で松本駅に到着。
改札を出た向かいにある観光案内所から北アルプスを眺めるのが松本駅に来たときの行動パターンである。 -
松本駅から松本電鉄上高地線に乗り換え新島々駅へ。
ここに来るのは30年ぶりだ。 -
30年前は白骨温泉に行ったんだっけ。。
駅とバスターミナルは当時よりも松本駅側に移動になったそうな。
それにしても、電車、バスともカッコ良くなったもんだ。 -
車内は補助席を使うほどの混雑ぶり。海外からの観光客も多かったな。
窓側の席に座れたがUVカットガラスの青みがかった車窓の風景を眺めながら約50分、散策のスタート地点である「大正池」バス停で下車。 -
実は2年前のこの時期に来る計画だったが青空が望めそうになかったのでキャンセルした経緯がある。今回は満を持しての上高地、気分が高まるなか12時ちょうどに散策スタート!
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事前にネットで調べてきたけれど、松本駅の観光案内所でパンフレットをゲットして見所を再確認。まずは河童橋を目指し気に入った風景を撮りながら歩いていこう。
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<大正池と焼岳>
大正4年の焼岳大爆発で一日にして大正池が誕生したんだとか。
湖面に映る焼岳は撮れなかったが、これでも十分満足だ。 -
右に目を向けると穂高連峰が!
-
海抜1,500mとはいえ、この日は気温が20℃以上。
長袖のシャツを着てきたがTシャツでちょうどいい。 -
焼岳
-
穂高連峰
-
しばらく歩くと湿原に出た。
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このように、穂高と明神岳を眺めることが出来る。
右に進むと・・・ -
<田代池>
年々、湿原化が進んでいるそうだ。
透き通った水はぬるかった。。 -
途中、梓川コースと林間コースに分かれるので直感で梓川コースを選択。
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梓川の河原にでると中州から穂高が見える。
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梓川コースにして正解だったかも・・・
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穂高橋を渡ればもうすぐだ。
青空のもと、徐々にテンションが高まっていく。 -
梓川沿いを上流に進んでいき・・・
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説明板を参考に撮ってみた。
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<六百山、三本槍、霞沢岳>
わかるだろうか -
ウェストン碑
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「大正池」バス停から歩くこと約1時間。
河童橋が見えた!
梓川の水は20℃を下回るくらいだろうか・・・川の真ん中に行けばもっと冷たいんだろうけど、思っていたほど冷たくは感じなかったな。 -
時間は13時、お昼時とあってか周辺のお店も観光客でいっぱいだった。
-
イチオシ
<河童橋から望む穂高連峰>
青空のもと、この風景が見たかったのだ。
写真を撮ったり、眺めたり・・・ -
反対側には焼岳を望む。
-
河童橋と一緒に穂高連峰を撮ってみた。
こりゃ素晴らしい!
上高地を代表する風景に感動の連続だ。 -
皆さん、思い思いにこの素敵な風景を楽しんでらっしゃる。
-
持参したペットボトルの麦茶がなくなりかけていたので
売店脇でお水を補充。 -
ついでに安曇野のソフトクリームを購入。
濃厚だがワタシには甘すぎた。この先、常に喉が渇く状態になってしまい補充した水がどんどん減っていくことに。。。 -
<梓川左岸道 河童橋→明神橋 約50分>
次に目指すのは明神池がある明神橋。河童橋から往復約2時間の道のりを
往路/梓川左岸道、復路/梓川右岸道と歩いてみた。 -
明神橋手前のホテル前が明神岳のビューポイントのようだ。
ここの自販機で麦茶を購入、高い買い物だった。。 -
明神岳とは目の前の山すべての総称。
そうだったんだ。そこまでは調べてこなかった。 -
明神橋からは正面に明神岳を望むことが出来た。
-
渡ってきた明神橋を振り返る。
近くに食堂があり岩魚の塩焼き定食が美味そうだったが焼くのに30分かかると書いてあったので諦める。時間があれば食べたかったな。 -
橋を渡ったら穂高神社奥宮を参拝へ。
本宮は松本駅からJR大糸線で30分、安曇野市の穂高駅前にある。
明神池は穂高神社神域のため拝観料300円が必要。 -
右が本殿。
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<明神池>
偶然だろうけど明神池にいたのは、ほとんど海外からの観光客だった。 -
<梓川右岸道 明神橋→河童橋 約70分>
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約2時間かけて河童橋に戻ってきたら、その後すぐに空が曇ってきた。
この日はタイミングが良かったかも。 -
上高地バスターミナルに移動し「中の湯」バス停までの乗車券を購入。
「さわんど行き」のバスは、7番乗り場から20分間隔で運行。 -
途中で降りるので一番前の席を案内された。
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上高地バスターミナルから約15分、中の湯バス停で下車。
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バス停前の中の湯温泉旅館の売店兼案内所で宿の送迎を待つ。
実はここ、後で来ることに。 -
細い山道を上ること約10分、山合いの一軒宿『中の湯温泉旅館』に到着。
(http://www.nakanoyu-onsen.jp/)
外壁工事の足場が組まれていたが、案内された部屋は左側の建物だったので特に気にはならなかった。 -
「日本秘湯を守る会」の会員宿には山形県/米沢を旅した時に立ち寄り湯で一度だけ利用した事があったが、宿泊するのは今回が初めてである。
散策で疲れた身体を源泉かけ流しの温泉で癒そうかと決めていた。
もう一つの理由は、翌朝に上高地へ送迎してくれるので、当日雲っていて穂高連峰の眺めがイマイチだった場合の保険を兼ねて予約したのだ。この日は青空のもと絶景の穂高を望むことが出来たので、明日は奈良井宿にでも行ってみようかと考えていた。尚、翌日の天気予報は雨。。中止だな。 -
部屋は和室6畳。
一人旅プランの2食付/14,580円 -
窓からは穂高を望むことが出来、得した気分に。
荷物を置いたら、まずは温泉だ。 -
予約制で30分の貸し切りが可能な外湯「卜伝の湯」に送迎してもらった。実はここ、中の湯バス停の前である。入浴が済んだら画像中央の旅館売店に行けば迎えを呼んでくれる。
-
橋の下を流れる梓川は水量豊富だ。
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脱衣所は現場倉庫のような殺風景で注意書きがいろいろ貼ってある。
こんな崖っぷちによく造ったもんだ。 -
かなりの圧迫感があるなか、階段を下りていく。
ここまでくるとお分かりだろう...洞窟風呂である。 -
ここが卜伝(ぼくでん)の湯。洗い場はなし。
お湯はぬるめで透明感はない。舐めると鉄っぽい味がした。
雰囲気的に秘湯感はあるかも。 -
奥は板より先へは行けないようになっている。少し深くなってるようだ。
外がまだ明るいとはいえ、なんだか落ちつかない、、そんな空間だった。
それでも、数回出たり浸かったりを繰り返し15分程いたかな。 -
送迎で宿に戻り、空いていれば無料で利用出来る家族風呂をパチリ。
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夕食は食堂でこんな感じでいただいた。豪華さはないが岩魚の塩焼き、鴨鍋、手打ち蕎麦と地元感のある田舎料理は嬉しいもんだ。
ところで・・・鍋の向き・・・逆じゃね? -
夕食後に館内の温泉へ。
【中の湯温泉】手前は普通、奥が熱め
【泉温】46.3℃
【泉質】単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
【効能】神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、慢性消化器病など -
露天風呂からも穂高の姿が!
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<2日目>最終日は予報どおりの雨。。前日に上高地の絶景を見てお腹いっぱい状態の中、傘をさしてまで観光する気分にはならずチェックアウトの10時まで宿でまったり。
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朝食は旅館自慢の朴葉みそをお供にご飯がすすむ。
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9時過ぎにお風呂にいったら誰もいなかった。
生憎の天気で露天風呂からも穂高は望めず。。 -
当初は路線バスで松本に戻る予定だったが、観光は取りやめ急ぐ必要がないので12時発の宿の送迎バスで松本駅まで送ってもらうことにした。10時にチェックアウトしてロビーで待機。(ポットの蕎麦茶を飲みながら)
12時に出発した送迎バスは今朝送迎した客を迎えに上高地を経由して一路松本へ、小雨が降る松本駅に着いたのが13時40分頃だった。 -
信州そばを食べてから帰ろうと松本駅周辺で3時間ほど時間を潰し、道祖神で有名な信州山形村の唐沢そば集落に本店を構える店が松本にあるというので『水舎 松本今町店』へ。(http://www.suisya-ya.com/)
食べログ(https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20019105/) -
カウンター席に座ると斜め前のブースで職人さんが蕎麦を打っていた。
まずは「トロ馬刺し」
程よく脂がのってて旨し -
「山形村ながべぇバター」
ボリュームたっぷり、山形村産の長芋スライスがシャキシャキだ -
左)すずめ焼き・・・山形村唐沢地区伝統のタレ焼きを頭からガブリ
右)ニジマスの空揚げ・・・甘辛く揚げた水舎名物の一品 -
〆に「粗挽き蕎麦」を注文。中盛にするか迷ったが並盛でも十分な量だ。
メニューに野趣溢れる風味と書いてあったが、なるほど納得。蕎麦の香りが荒々しく漂い、コシもあるので素朴な蕎麦の味を楽しめた。 -
ゆっくり時間をかけて食事をしたら後は帰るだけ。本来は観光する予定だったので松本駅を出発する最終の特急あずさを予約しておいたのだ。
20:10発 あずさ36号に乗って今回の旅は終了。
ずっと訪れたいと思っていた憧れの上高地は感動の連続だった。
河童橋から穂高の姿を見た時の高揚感は忘れることはないだろう。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ねもさん 2020/08/24 22:50:28
- あちらにご返信ありがとうございます
- 一泊二日さん
一泊二日さんの穂高愛・上高地愛が伝わってきます。初夏はこんな感じなのですね。
それに比べると私は不純な動機ですが(若者から誘われた!)、5年前に穂高を歩いたときの記録、押し売りで申し訳ありません。お時間あれば眺めてもらえるとうれしいです。https://4travel.jp/travelogue/11561824
お互い素晴らしい上河内・穂高でした(^^)
- 一泊二日さん からの返信 2020/08/25 18:47:44
- RE: あちらにご返信ありがとうございます
- ねもさん
私はハイキング程度ですので穂高は遠目に眺めることしか出来ませんが、
おっ、穂高の旅行記ですか!?・・・是非見てみたいです。
後でお邪魔しますね。(^^)
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