モスクワで4泊(3)： ルジニキ・スタジアム側から雀が丘とモスクワ大学に行ってみた．その後に旧KGB本部や赤の広場の北側も．

2019/04/23 - 2019/04/23

トレチャコフ美術館を出た後に，見晴らしのよい雀が丘とモスクワ大学に行ってみることにした．直行するのでなく，モスクワ川対岸のルジニキ・スタジアム（FIFAワールドカップ2018決勝戦会場）側からノヴォデヴィッチ修道院を訪れて行ってみることにしたのですが，雀が丘への道を見つけるのが大変でした．モスクワ大学はロシア一の大学であると共に，最も大きいスターリン様式のビルです．

その後にメトロで街の中心部に戻り，旧KGB本部や赤の広場の北側に行ってみました．

エリア モスクワ(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

メトロ・トレチャコフスカヤ駅（この駅は宿泊ホテルの最寄り駅になります）から行くのですが，この駅周辺には幾つか教会があるので，まずその紹介から．

鈎型路地にあった教会．

上の写真の奥に写っていたパープルグリーン色の教会．

聖母のイコン教会．

聖殉教者クレメント教会 ―　トレチャコフスカヤ駅のすぐ近く．

別角度からの聖殉教者クレメント教会．

この付近にある丸亀製麺店 ―　翌日食事に来ました．

丸亀製麺 (ノヴォクズネツカヤ店) 和食

メトロ・トレチャコフスカヤ駅で．ここから2号線，1号線で行きます．

トレチヤコフスカヤ駅 駅

シェルターにもなっているので深いモスクワのメトロのエスカレータ．

直接に雀が丘に行くのでなく，モスクワ川の対岸に降りて，周囲を散策しながら行くことにしました．

下車したスポルチーヴナヤ駅.

スポルティーブナヤ駅 駅

この付近のマップ．　
右にノボデヴィチ女子修道院，上にルジニキ・スタジアムがあるので行きます．

ノヴォデヴィッチ女子修道院まで来たら，工事中で立ち入り不可でした．残念．

ノヴォデヴィチ女子修道院群 寺院・教会

仕方ないので，ノヴォデヴィッチ修道院の絵．

手前は湖で，チャイコフスキーはここで白鳥の湖の想を練ったという．
世界遺産に登録されている．入れなくて残念．

これはノヴォデヴィッチ女子修道院の配置図．

1524年にスモレンスクがモスクワ大公国に併合された記念に建てられた女子修道院．クレムリンの出城の役割も担い，城壁に囲まれている．幾度となくモスクワの危機を救ったとのこと．

ノヴォデヴィッチ女子修道院前の道路沿いの公園．

ノヴォデヴィッチ墓地があった．

作家チェーホフ，ゴーゴリや，大統領フルシチョフ，グロムイコ，エリツィンの墓がある．少し入ったら「君々チケットを」と言われ有料だったので出ました．

ルジニキ・スタジアムまで150ｍとあり．

ルジニキ・スタジアム入口．

ルジニキ・スタジアム ― FIFAワールドカップ2018決勝戦会場．

ルジニキスタジアム スタジアム・スポーツ観戦

ルジニキ・スタジアム地区の壁．

入口ゲートがあっても入れず，ルジニキ・スタジアム・エリアを通り抜けることは出来ませんでした．

ルジニキ・スタジアム・エリアのマップ ― 多くのスポーツ施設が点在する広大な公園になってます．

モスクワ川を渡る橋はこの左側にしかなく，この公園エリアをたとえ通り向けても対岸には行けなかったです．左の橋の方へ行きます．

閉まった門を越える若者達がいました．

屋根が波の建物 ― スポーツ施設か．

右上がモスクワ川を渡る道路なのですが，進入禁止のサインがあります．

人に「川を渡る道は？」と尋ねたら，ここを入って行くように言われました．

やや不安ながらも道路の下を進みました．

モスクワ川の近くに来たら，橋の歩行者用の通路がありました．
これで川を渡れると安堵しました．

モスクワ川の大蛇行地点と，遠方にモスクワ大学．

モスクワ川を渡る歩行者用通路．

左はメトロ3号線ヴァラビョーヴィ・ゴール駅で，川の上の駅となっている．
右遠方にはモスクワ大学が見える．

ヴォロビヨーヴイ ゴールィ駅 (地下鉄) 駅

橋を渡ったところのメトロ3号線ヴァラビョーヴィ・ゴール駅．

右への上り道に行ってみます．

このような道を進み，丘を登りました．

リフトはまだ工事中でした．

雀が丘のリフト その他の交通機関

途中からこのような道で丘を登りました．

広い道路に出ました．

更に広い車も通る道路に出ました．

苦労したが，雀が丘の展望台に着きました．

雀が丘 山・渓谷

雀が丘の展望台の下に見えるモスクワ川とルジニキ・スタジアム．

モスクワ・シティの高層ビル群も見えました．右のツイストしたビルはエヴォルーション・タワー．

モスクワ・シティは中心部の西で，再開発が行われている新ビジネス・センター

こちらは雀が丘の展望台の飾り．

振り返るとスターリン様式で最大のビルのモスクワ大学．

モスクワ大学の近くに行ってみます．　近づいたモスクワ大学．

モスクワ大学 建造物

モスクワ大学の左の塔部．

近づいたモスクワ大学中央部 ― ちょっと入ってみましたが，部外者入館不可でした．

上部を展望台にすれば，よい観光スポットになると思う．
ワルシャワ中心部のスターリン様式ビルはそうしていた．

モスクワ大学から望んだ雀が丘．

後で見るとモスクワ大学に近い最寄メトロ駅はあったのですが，来た道を戻ることにしました．

雀が丘に戻り，モスクワ川の橋の上のメトロ駅まで戻るのですが，少し違う道で戻ることにしました．これは上から見たモスクワ川を渡る自動車道路橋．来るときはこの脇の歩行者通路を通ったのでした．

この道で丘を下る．

自働車道路橋の下のメトロのヴァラビョーウィ・ゴールィ駅．

ここからメトロで中心地に戻ります．

ヴォロビヨーヴイ ゴールィ駅 (地下鉄) 駅

旧KGB本部に行こうと降りた駅はキタイ・ゴーラド駅で，ちょっと離れた駅に降りてしまい，幾分歩きました．

スターラヤ広場の十字架を持つ聖人の銅像．

スターラヤ広場の道．

ルビャンカ広場北端のロシア正教モニュメント．

ルビャンカ広場 広場・公園

ドラゴンを退治する聖ゲオルギーのモザイク画があった．

聖ゲオルギーのモザイク画があった教会．

旧KGB本部（プーチン大統領はここの職員だった）．

旧KGB本部 史跡・遺跡

別方向からの旧KGB本部．

KGBは1991年に解体され，今は後継として以下のような組織に分離している．
・ロシア連邦保安庁 (FSB) - 防諜・犯罪捜査
・ロシア対外情報庁 (SVR) - 対外諜報
・ロシア連邦警護庁 (FSO) - 要人警護
・ロシア連邦大統領特殊プログラム総局 (GUSP) - 地下シェルター等特殊施設の建設・運営

このビルはFSBかSVRが使用しているかと思ったが，入口にロープが張ってあり，使用しているかどうかは不明だった（詮索していると尋問されそうなので止めときました）．

旧KGBの隣のテェントラーリヌィ・ジェーキー百貨店で，子供用品が主とのこと．

上に電飾の歩行者天国ニコリスカヤ通りで赤の広場に向かいます．

ニコリスカヤ通りの若い女性パフォーマー．

赤の広場．

赤の広場 広場・公園

国立歴史博物館隣のヴァスクレセンスキー門 ― 赤の広場への北側の入口．

ヴァスクレセンスキー門 現代・近代建築

ヴァスクレセンスキー門 のちょっと外の地面にあるロシア全道路の起点の印．

外からのヴァスクレセンスキー門 ．

門の前の緑の小さい建物はイベルスカヤ礼拝堂．

イベルスカヤ礼拝堂 寺院・教会

国立歴史博物館の裏側のマネージ広場．

マネージ広場 広場・公園

マネージ広場のジューコフ元帥騎馬像 ―　独ソ戦でドイツ軍への反撃を指揮したが，歴史上最も多くの将兵を戦死させた将軍でもある．

マネージ広場のモニュメントで，この下がショッピング・センターになっている．

マネージ広場のショッピング・センターの上．

前のビルはマネージで，元は軍のビルだったが，今はビジネス展示・会議ホール．

左奥はクレムリンの入口になる．

マネージ広場の4頭の馬の像．

マネージ広場の水なし川に銅像．

赤の広場に戻ってグム百貨店へ．　これは内部．

グム百貨店 百貨店・デパート

グム百貨店のトイレは有料だった ― それも50ルーブル(100円)でかなりした（無料トイレもあるとのことでした）．

なおロシアの地下鉄駅にはトイレなしです．日本の駅にはトイレがあるのは有難いこと．

グム百貨店3階南端のカフェテラス・レストランのスタローヴァヤNo57 で，昨日に続き夕食．これで540ルーブル(1080円)は安かった．

上は昨日と同じモルス（コケモモやグランベリーのジュース）で美味しい．左下の赤い野菜はヴィニグリュート（ビーツという砂糖大根のサラダ）．

モスクワはもう少し続きます．

スタローヴァヤ No.57 地元の料理