平成～令和またぎの旅はシチリア島＆ローマのグルメ旅【平成編1】フィンランド航空A350でヘルシンキ～ローマへ！～ロッショーリでカルボナーラ～

2019/04/26 - 2019/05/04

平成最後の旅、令和最初の旅はイタリア、大好きなシチリア島へ！夫の希望で少しだけローマにも滞在。

行く先々で、新鮮素材の美味しいパスタをこころゆくまで味わってきました。間違いなく自分がこの旅で一番言葉にした形容詞は『美味しい！』です。

元号またぎの記念旅はどこにしよう？と特別に選んだわけでもなく、グルメ旅にしよう！としたわけでもないのですが、今となっては行くべくして行ったような、なるべくしてなったような気がします。

この旅で、私はかなり地中海が好きだし、やっぱりシチリアが好きだし、イタリア料理がこよなく好きなんだと言うことがよーくわかりました。


1日目：成田→ヘルシンキ→ローマ（ローマ泊）

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

平成31年 4/26(金）

今年のGWは10連休。
祝日が本格的に決まったら、瞬く間に航空券の値段が上昇。

成田空港かなりの混雑でした。

連休初日の土曜日発は、もう手が届かないお値段になってしまい、一日前倒して平日出発にしたのですが、予想以上の混雑。

手荷物検査も長蛇の列。
お盆よりすごいかも。。。

今回はフィンエアーでヘルシンキ乗り継ぎローマにむかいます。

ヘルシンキ・ヴァンター空港からヨーロッパ各方面の値段を調べた結果、どこもかしこもめっちゃ高い！！

けどなぜかローマ行だけはそうでもない。。ということで行き先がローマに決定しました。

当初はポーランドに行くつもりにしてたのですが、予算オーバーで没(/ω＼)

実は、夫が何も言わなければ、ローマはスルーしてそのまま乗り継いでシチリア島に行こう！と目論んでました。

がしかし、彼がついに「ローマ観光してみたい！」と言い始めたので、ローマにも立ち寄ることになったのです。

ついにと言うのは、夫は３回目のイタリアにして、まだ王道ローマ、フィレンチェ、ベニスを観光したことがなかったからです。

いつも私にマイナーな場所に連れて行かれるので(^^;

ムーミンがお出迎え＆お見送り(≧▽≦)

AY72便　9:50成田→13:50ヘルシンキ

フィンエアー、2便飛んでいて、早い便の方です。
早い便はエアバスA350-900。初搭乗です！

新しくてピカピカ。
上見たらボーンイング787みたいに色が変わってた。

エコの配列は3-3-3。

クッションと毛布がマリメッコ for FINNAIR

モニターに機内サービスのスケジュールが出てました。

この通りにサービスが始まりました。

乗っている飛行機と景色のライブ映像。
尾翼にカメラが搭載されてるってこと？！

地球が丸いのがよくわかる。
地球儀の上を飛んでるみたい。

乗り継ぎ便の詳細もチェック！

ほか日本語吹き替え版の映画も充実してました。

備忘録：旅のおとも。

機内食ランチ：フィッシュor ミートでチキンのクリームマスタード・ソース。
野菜いっぱいで、美味しかったです。

お魚は舌平目の照り焼き。
前はあったアイスがなくなっていて残念( ;∀;)

軽食：ミートソースパスタ。

軽食も2種類から選択可能。

チャーハン（唐揚げと野菜炒め付き）

どちらも美味しかったな。

予定通り13:50ごろヴァンター空港到着。

約9時間15分のフライトでした。

映画館で居眠りしてしまった『メリー・ポピンズ』を機内で見よう！と思ってたのに何度もウトウトしてしまい(_ _).｡o○。。。

居眠り→巻き戻し→見る、を繰り返したけど、飛行時間が短くて途中で終了してしまいました。

ヘルシンキ近すぎ！という嬉しい悲鳴＞＜

ヴァンター空港といえばムーミンショップ！

入国審査前にも新しくできたんですね～。
iittala（イッタラ）もあったし、お店増えてました。

入国審査はそれなりに列ができてたけど、『日本人と韓国人専用』の自動化ゲートがあるおかげで、あまり待たずに入国。

こちらは入国審査後のおなじみのムーミンショップ。

ヴァンター空港の出国審査いつも混んでるので、帰り時間がないかもと、行きに色々購入。

これが大正解！帰りは未だかつてないくらい混んでいて、買い物どころではなかったので＞＜

AY6849便
16:20ヴァンター空港→18:45フィウミチーノ空港

トランジットに2時間あったので、ゆっくりしてたら、両替するのをすっかり忘れていて、搭乗前あわててATMで引き出しました。

今回はマネパカードで500ユーロ引き出しました。
これで９日間、クレジットカードと併用でOK。

手数料等が1ユーロあたり約2円。現地ATM利用料が2.75ユーロもかかったのが大きかったです。やはりクレジットカードのキャッシングが一番有利そうです。

ただ、1ユーロ114円ぐらいのときに両替していたので、為替差益で1ユーロ10円ぐらい安く調達できました。（夫が担当です）

写真：いい天気のヘルシンキ。

エアバスA321で飛行時間は約3時間25分。
ヘルシンキからローマかなり遠かった。

「ローマまでビューティフル・ウエザーのフライト」だと機長アナウンスがあったとおり、空の上もいいお天気で安定のフライトでした。

機内サービスはドリンク以外はすべて有料(*_*)

フライト時間長いし、LCCじゃないんだからスナックぐらい出してほしいなぁ。

ローマは晴れ、気温16度とアナウンス。

18:55ごろフィウミチーノ空港着陸。
アリタリア直行便と到着時間変わらないのが、フィンエアーの素敵なところ^^

荷物がなかなか出てこなくて、ずい分待ちました。

その間、お手洗いへ。
ココ（第３ターミナル）のトイレ、鍵が複雑なので要注意です！！

どこからか、日本語で「ヘルプ！ヘルプ！鍵が開かないのよ。助けて～。」という叫び声とドアをドンドン叩く音が聞こえてきました。

その方は同じツアーの方に救出されてた様子でしたが、わたしは一人なのでちゃんと出られるかドキドキしてました。

空港から市内のタクシーは安心の定額制。
途中白タクの人が声をかけてくるので注意！

定額48ユーロにチップ2ユーロ渡して50EURO（約6300円）

この道を少し行ったところだけど一方通行だから入れないと言われタクシーを降ろされましたが、ちょっと違う場所でした。そこからが大変。
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道が入り組んでて住所がわかりにくいし、石畳がデコボコでスーツケースが転がらず、持ち上げて運ばねばならず。鬼のように重くて泣きそうでした(＞＜）
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そこに救世主あらわる。
ヨロヨロよろけながら歩いてたら、カップルが「大丈夫？」と声をかけてくれ、「ホテルを探してるんです」と言うと男性の方が、私の重い荷物を運んでくれ、女性が夫と一緒にスマホで探してくれたんです。
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そしたら、ほかの人たちがどんどん集まって来て、総勢５～6人ぐらいでスマホを見ながら、一緒にホテルを探してくれました。だれかが、ココだよ！ｌって見つけてくれ一件落着。たぶん10分ぐらい根気よくみんなで探してくれたと思います。
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荷物を運んでくれた男性に「本当にありがとうございます！」とお礼を言ったら背中越しに手を挙げてサラッと去っていきました。かっこよすぎる＞＜
この時は、たくさんの人に親切にしてもらって本当に本当に嬉しかった。

今思い出しても、通りすがりの旅行者にココまで親切にしてくれたイタリア人の皆さんに、ウルっとしてしまいます(;_:)

その後、ホテルにチェックインしたら、さっそく歩いて夕食へ。

やってきたのはロッショーリ（Roscioli）
ローマで一番美味しいカルボナーラが食べられるとかで、言わずと知れた超有名店。

『ロッショーリ』のロゴが可愛い^^

本場ローマの生クリームを使わないカルボナーラが食べたくて、やって来ました。

写真 ：大きな計り

食材屋さんなので、食べるスペースは少しだけ。
しかも人気店なので早めの予約必須！！

私は出発の1週間前、HPからネット予約を試みたらすでに満席でした。

でもどうしても行きたくてメールで問い合わせたら、『入り口そばの狭いスペースなら席が空いてるけどそれでもいいか？』聞かれました。
もちろんOKです！カルボナーラが食べられるのならば(≧▽≦)

場所は写真のコチラ。
ショーケースの横、通路にテーブル並べたような感じですが、ぜんぜん問題なしです。カルボナーラが食べられるので(≧▽≦)

通路の反対側はこんな感じ。

当日はこの狭いスペースも予約で埋まってました。
席があいてもすぐ次の人がやって来ます。

まず最初にコチラ。
カポナータ。イタリア版ラタトゥイユ。

野菜が柔らかく煮込まれていてめちゃくちゃ美味しかった(≧▽≦)

トロを食べた時に口の中でフワッと溶けるみたいに野菜が溶けちゃいました。

モツァレラチーズとアンチョビのフライ

これはアンチョビがちょっと塩辛かったかな。

ついに来たカルボナーラ♪───Ｏ（≧∇≦）Ｏ────♪

口コミでは日本人は『美味しい』と『うーーん…』と感じる人半々。

自分はどっちだろう。。。と思ってたけど、私も夫もすごく美味しくて感激（^^)

生クリーム不使用なのにすごくクリーミー。

かなりコッテリですが、カリッカリのベーコン（パンチェッタ）の塩味とたっぷりの黒コショウで美味しく食べられました。

太麺が絶妙アルデンテで、何分何秒茹でたらこんなに美味しくできるの？！っていうぐらい丁度よく、濃厚なソースとよくあう^^

お会計待ちの間、お菓子のサービスがありました。

ボリュームある3皿にドリンクいれて45ユーロ（約5715円）
カルボナーラは一皿をふたりで分けてちょうどよかったです。

さらに女性はお持ち帰り用お菓子のプレゼント(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))

サービスもよくて、本場のカルボナーラも味わえて大満足^^

ローマの宿泊はテアトロ・パーチェ（Teatropace33)
16世紀の貴族の館を改装したホテル。

ナヴォーナ広場からすぐ。
美味しいお店が近くにたくさんあり、地元民や観光客で賑わっています。
ローマの日常の風景が垣間見れるのがウレシイ^^

スペイン広場、トレビの泉、バチカンが徒歩圏。

バス停が近くにあり、バスを利用すれば行動範囲が広がります。
ただしメトロの駅は遠すぎて使えません。

お部屋。
さいごの一部屋を予約。

スーツケースふたつ十分広げられます。
天井が2階建てくらい高くて、広く感じたな。

冷蔵庫、お茶セット有。

wifi無料。
フロントは英語可。

小さなバスタブ付き。

でも『栓』がなくてお湯がためられず。
私はクロアチアのホテルで同じ経験をしたことがあり「栓」→『ストッパー』というのは習得済だったのでフロントに「ストッパーがない！」って電話しました。
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夜勤のおじさんが、部屋に見に来て「ストッパーはイタリア語では××って言うんだよ。うーん困ったな、I don't have　××(栓）明日何とかするから、お休みなさい」とアッサリ出て行ってしまいました。
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日本でなら、いい加減すぎる！！て怒るところですが、ココはイタリア。
怒る気にもなれず、満室で予備なさそうだし、まあ仕方がないかっていう思考になってしまいました。
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そればかりか、次の日、バスタブに新しいピカピカの栓が設置されていて、「イタリアなのにすごい！ちゃんと修理してくれてる( ﾟДﾟ)」って驚きとともに感激してしまったと言う。。。
↓
2日目はちゃんとお湯ためて入浴できました。

この石造りの螺旋階段が、私はとても好きでした。美術館にありそうで素敵(≧▽≦)

エレベータはなし。

チェックイン時、フロントに女性がいて、スーツケースは夜の10時頃でいいならコチラで運びます。それより早くが希望なら自分でお願いします、という説明がありました。

夜10時に夜勤の男性と交代していたので、そう言うことのようです。

私たちは2階の部屋まで自分で運んだけど、天井が高い分、クルクル回って階段をたくさん上がらないといけないので結構大変。

朝食は、部屋がないのでルームサービス。

前日までにメニュー表の欲しいものに数を記入するシステム。
初日は夜勤のおじさんが記入を手伝ってくれました。

美味しいからこれも食べろ、あれも食べなさいとススメられ、１個でいいって言っても5個とか6個とか書いちゃうのですごい量に(''Д'')

わたしは残ったら冷蔵庫に入れて次の日食べたらいいって思ってたけど、夫は心配になったみたいで、あとでワザワザ種類や数を訂正しに行ってました笑。

朝食：1日目
おじさんおススメより種類や数減らしてもたっぷり。訂正してよかったかも(^^;)

近くのバールから運んでいる感じです。

２日目。

オレンジジュース忘れられてることに後で気が付いたけど、まぁイタリアだから仕方ないか。。。と諦め、
でも毎日時間どおりに運ばれてきたのには、イタリアなのにすごいっ！！！って感心してしまった＞＜

写真はホテルがある細い路地。

こんな感じで設備やサービスは完ぺきではないけど、ヨーロッパの昔の邸宅の雰囲気は感じられ、立地◎フロントの感じ◎、ローマの中心部にしてはリーズナブルで◎

ホテルズドットコムで予約して２泊朝食付一部屋414ユーロ（約52578円）お支払いでした。