2019/03/27 - 2019/03/27
71位(同エリア175件中)
ピンクのスマフォさん
- ピンクのスマフォさんTOP
- 旅行記121冊
- クチコミ33件
- Q&A回答3件
- 175,280アクセス
- フォロワー42人
3月27日(水)
9:30 メルズーガのホテルMOHAYUTを出発。
10:30 エルフードの化石工房Macro Fossiles Kasbahに立ち寄る。
11:30 カナートと呼ばれる井戸の跡見学。
14:30 Auberge La Petite Gorgeでランチ。
15:30 トドラ渓谷観光
19:00 ワルザザートのホテルフィントに到着。
夕食後、タウリルトのカスバのライトアップを見る。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
3月27日
9時半頃、メルズーガのホテルMOHAYUTを出発。
1時間ほどでエルフードの町に入る。
写真はエルフードのELATI HOTEL。 -
エルフードにある化石工房Macro Fossiles Kasbahに立ち寄る。
-
石に水を掛けると化石が含まれていることが良くわかる。
この辺りが、かつては海だったことを示す石。 -
石の中にアンモナイトやサンゴの化石が見られる。
-
大きな三葉虫の化石。
-
石の中に三葉虫の化石が入っている。
-
砂漠のバラ。
ある種の化合物が自然現象でバラの花びらのような形の結晶に成長した石。 -
工房の作業場。
-
最初に石を機械で切る。
-
あとはひたすら磨く。
-
完成したテーブル。
-
こちらは、化石の入った皿や置き物などの販売。
あまり商売っ気は感じられず、興味ある方だけどうぞ、という感じ。 -
タジン鍋やグラスの形をした製品もあった。
-
通りの反対側にはベレーレというホテル。
砂漠のホテルはどれも立派な物が多い。 -
更に1時間ほど走ると、大きな蟻塚のような土の盛り上がりが連なっている光景を目にする。
-
観光用のラクダもいる。
-
これはカナートと呼ばれる井戸の跡で、下車して観光。
最初の井戸で水を掘り当て、その地点から横穴を伸ばし、蒸発を防ぐために地下に水路を設けたもの。
水路の途中に地表から工事用の穴がいくつも掘られ、これが蟻塚のように見える。
完成後は修理・通風に用いられた。 -
井戸とそれにつけられた水のくみ上げ滑車。
-
井戸はかなり深そうだった。
-
カスバと呼ばれる要塞化された集落が多く残っていることから、カスバ街道といわれる道を進む。
アトラス山脈の南側に広がる砂漠化した地域を東西に繋いでいる道で、エルラシディアからティネリールを経てワルザザートまで続く。 -
蓋の付いた鍋のような変わった形をした建物が見えた。
-
岩山にアラビア文字が見える。
上から『神』、『王』、『祖国』とモロッコのスローガンが示されている。
更に、その下にモロッコの国旗。
モロッコ国旗の赤は預言者ムハンマドを象徴する色。
緑はイスラム教の伝統的な色であり、五芒星は神話において大天使ミカエルがソロモン王に託した指輪の象徴で、幸福のシンボル。 -
しばらくすると今度は岩山にティフィナグ文字。
ベルベル人の旗にも描かれるアルファベットの『Z』。
自由を意味するらしい。 -
幼稚園かな。
-
崩れ落ちそうな建物が見えた。
左下にモロッコ国章のある看板がある。
ダムか堰の工事に関するもののようだ。 -
車窓にカスバが見えてきた。
ティネリールという町らしい。
Googleマップではティンジルと表記されている。 -
土を固めて出来たような建物が崩れかけていて、遺跡のようにも見える。
-
ティネリールの町を一望できる場所で写真タイム。
-
ティネリールはトドラ川に沿ったオアシスに位置する町。
-
この町は当初、フランス軍の駐屯地として建設され、現在はベルベル人が多く居住している。
-
崩れそうな崖の上にベルベル人の住む古い建物。
手前にはナツメヤシの並木が広がる。 -
川に沿って地平線の彼方までずっと緑のオアシスが続く。
-
バスに戻り、更にカスバ街道を行く。
-
車窓から見上げる岩山。
-
この先がトドラ渓谷らしい。
-
トドラ渓谷手前のこちらのレストランでランチ。
Auberge La Petite Gorgeとある。
小さな店だが、オーベルジュとあるので宿泊も出来るのだろうか? -
入口の壁にフランス語とベルベル語で「ご来店ありがとうございます」と記されていた。
-
レストランのテラスに出てみた。
急峻な岩山が見える。 -
前菜のライスと野菜の炒め物。
ライスは柔らかめで、日本の米の食感に近かった。 -
飲み物はアップルサイダー。
ミートボールタジンもビーフシチューのようで美味しかった。 -
ネーブルやみかんのようなフルーツ。
オレンジより皮が剥きやすくて良かった。 -
食後にレストランのテラスから先ほどと違う方向を撮る。
-
ここからもカスバが見える。
-
このレストランはなかなか美味しかった。
室内は素朴な感じの造り。 -
トドラ渓谷に到着し、バスを降りて歩いて観光。
垂直に切り立った300メートルの断崖を谷底から見ることができる。 -
トドラ渓谷はロッククライミングの聖地といわれ、ヨーロッパからロッククライマーが多数訪れる。
このとき、岩壁を探してみたがクライミングしている人は見つからなかった。 -
しかし、上の写真を拡大したら中央左側の岩山を登る二人が写っていた(丸印)。
-
岩壁に洞穴や人が削ったような跡が見える。
-
きれいな水が砂底から湧き出ていた。
-
ホテルがあったが、営業していない。
-
岩が直撃して廃業したらしい。
-
土産物を売る店もあったが、バラックのような簡易な造り。
-
敷物や化石を売っていた。
全く商売っ気が無くて、買う人もほとんどいないのではと心配になるほど。 -
日が差している所まで行くのかと思ったら、ここでUターン。
-
またバスに乗り、礫砂漠の中の道を行く。
羊の群れがいた。 -
こんな風景が延々と続く。
-
一時間半ほどバスに乗り、バラの街ケレアメグーナで停車。
ここで、トイレ休憩も兼ねてローズエッセンスやローズウォーターを販売する店に寄る。 -
中央にある「ESSENCE BARA」という英語と日本語を合体させたようなのが店名か?
「エッセンス バラ」と日本語もあり、珍しく中国語が見当たらない。
バラだけに女性へのバラマキ土産に丁度いい。
私もローズエッセンス5本セットを購入。
リップクリーム1本をサービスしてくれたが、値引きは無かった。 -
店にローズエッセンスについての日本語の説明書きがあったので撮影した。
精製水と混ぜてバラの化粧水を作ったり、そのままつけて香水代わりにもできる。
ローズエッセンスには保湿や抗菌作用のほか、リラックス効果もあるらしい。 -
カスバ街道の礫砂漠を見ながらバスは進む。
-
ほとんど雲に隠れているが、うっすらとアトラス山脈が見えた。
-
19時頃、ワルザザートのホテルフィントに到着。
大きなダブルベッドがあるが、内装はシンプル。
ブラウン管テレビが懐かしい。
残念ながら、冷蔵庫が無かった。 -
バスタブがあり、シャワーカーテンがあった。
フェズのホテルのようなガラスのものより、こちらのほうが床が濡れなくて実用的。 -
ドライヤーはあった。
-
夕食はホテルのレストランで。
部屋にもレストランにもカスバの絵が飾られていた。 -
ビュッフェスタイルで、野菜が多くて良かった。
-
部屋から少しだけ中庭のプールが見えた。
このホテル、プールを囲むように部屋が配置されている。 -
ホテルの向かいにタウリルト・カスバがあるというので、一人で見に行く。
-
道路を挟んだ向かいにライトアップされたタウリルトのカスバ。
18~19世紀の領主であったグラウィ家の居城。 -
その左にもライトアップされた建物。
レストランがある建物らしい。 -
坂を下って道路を渡ったところから見るタウリルトのカスバ。
-
ここは1990年に制作された映画「シェルタリング・スカイ」のロケ地として使用された。
-
右方向からも撮ってみた。
ずっと右に行けばワルザザートの市街地に出る。 -
ホテルフィントの外観。
右が入り口。 -
星が出ていたので撮影してみたが、やはり月明かりの下、うまく写らない。
オリオン座やおうし座が瞬いていた。 -
ホテルに戻る。
-
3月28日(木)
6:30起床。
ホテル周辺の散歩に出かける。 -
朝焼けが綺麗だった。
-
ホテルロビーのゼリージュ。
-
今日は7時25分集合だったのに、散歩に出かけて遅くなり、朝食はこれだけ。
腕時計を紛失したので、さっと時間を確認できないのが不便。
7時半にアイト・ベン・ハッドゥに向けて出発。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
忘れられないモロッコの旅
-
前の旅行記
忘れられないモロッコの旅 7.メルズーガからラクダに揺られ、砂漠の中でテント泊
2019/03/26~
エルフード
-
次の旅行記
忘れられないモロッコの旅 9.ワルザザートからアイト・ベン・ハッドゥを経てマラケッシュへ
2019/03/28~
ワルザザート
-
忘れられないモロッコの旅 1.自宅出発から海辺の街タンジェまで
2019/03/22~
タンジェ
-
忘れられないモロッコの旅 2. 世界遺産の白い街ティトゥアン
2019/03/24~
ティトゥアン
-
忘れられないモロッコの旅 3.青い街シャウエン
2019/03/24~
シャウエン
-
忘れられないモロッコの旅 4.迷宮の古都フェズ 前編
2019/03/24~
フェズ
-
忘れられないモロッコの旅 5.迷宮の古都フェズ 後編
2019/03/25~
フェズ
-
忘れられないモロッコの旅 6.リゾート地イフレンを経由し、砂漠の町メルズーガまで
2019/03/26~
イフレン
-
忘れられないモロッコの旅 7.メルズーガからラクダに揺られ、砂漠の中でテント泊
2019/03/26~
エルフード
-
忘れられないモロッコの旅 8.エルフードからカスバ街道を通りワルザザートへ
2019/03/27~
カスバ街道周辺
-
忘れられないモロッコの旅 9.ワルザザートからアイト・ベン・ハッドゥを経てマラケッシュへ
2019/03/28~
ワルザザート
-
忘れられないモロッコの旅 10.マラケッシュ前編 さらばピンクのスマフォ
2019/03/28~
マラケシュ
-
忘れられないモロッコの旅 11.港町エッサウィラをのんびり散策
2019/03/29~
エッサウィラ
-
忘れられないモロッコの旅 12.マラケッシュ後編~帰国
2019/03/30~
マラケシュ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
カスバ街道周辺(モロッコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 忘れられないモロッコの旅
0
80