2019/04/27 - 2019/04/30
52位(同エリア260件中)
群青さん
この旅行記スケジュールを元に
平成最後の旅はどこに行こうか?
2019年が明けて早々からあれこれ検討するうちに、自然と方向性が見えてきた。
今という時だからこそ、改めて見ておきたい場所・ものが詰まったあの地域へ!!
そんなわけで震災後4度目となる東北の太平洋沿岸を3泊4日で旅してきました。
今回は敢えて今まで一度も足を運んでない場所のみをセレクトして、行程を組んでみました。
さらに、東北のサクラの名所と福島で開催されている美術展もコースに加え、10連休初日の4/27に、僕は東北への旅人となったのです。
今回の行程
4/27(土)
東北道那須高原SA → 三陸道春日PA → 道の駅大谷海岸 → 気仙沼東日本大震災遺構・伝承館 → 釜石市立鉄の歴史館 → 浜べの料理宿 宝来館
4/28(日)
うのすまい・トモス → シープラザ釜石、サンフィッシュ釜石 → 北上展勝地 → 道の駅種山ヶ原 → 碁石海岸 → 大船渡温泉
4/29(月)
かもめテラス → 気仙沼ベイクルーズ → 気仙沼おさかな市場 → 道の駅米山・よねやまチューリップ祭り → 飯坂温泉 摺上亭大鳥
4/30(月)
福島県立美術館「伊藤若冲展」 → 東北道安達太良SA
3日目の滞在先は福島県福島市の飯坂温泉に!
というのも、旅行の行程を練る段階で距離的に自宅まで帰るとなるとキツイな!と感じる距離だったことと、それ以上にこの時期、福島県立美術館で開催されていた「伊藤若冲展」を観たいと思ったから。
図らずも今回の旅行最終日は、早朝からしっかりと雨が降り続いた一日だったこともあり・・・
結果として室内観光で東北旅行を終えるというスケジュールの読みが当たった!といったら過言でしょうか?(苦笑)
旅の終わりに、とても素晴らしいものを鑑賞することができ、より一層、印象深い旅となりました。
過去2回の東北旅行記
*2017夏・みちのくの旅
https://4travel.jp/travelogue_group/10868
*2018GW宮城三陸旅行
https://4travel.jp/travelogue_group/10866
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
3日目の宿は福島市の飯坂温泉摺上亭大鳥。
”すりかみていおおとり” と読みます。
JAグループが経営母体となっている宿泊保養施設で、和風様式の設えの中規模宿です。
一歩足を踏み入れると、日本庭園が広がり、全体的に落ち着いた佇まい。
チェックインを済ませて部屋へと向かいます。
ちょっとビックリしたのが、部屋の位置をフロントで案内されただけで、特に部屋までの案内がなかったこと。
簡素と言えば簡素、ビジネスライク過ぎて、こういう宿にしては珍しいような。
半官半民っぽい施設だから過度な期待はするな!って事なのでしょうかね・・・
個人的には過度に接待されるよりかは気が楽だが、そういうスタイルに拍子抜けする方もいるんじゃないか!と思われるほど。JAグループの宿だから・・・ by 群青さん摺上亭大鳥 宿・ホテル
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部屋は洋室にしてみた。
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窓の外には新緑が!
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ちょっと変形の部屋の形でしてネ。
たぶん、建物と建物の継ぎ目の部分だからこういう変形六角形みたいな形になってしまい、敢えてそのスペースを洋室にしたんじゃないか?と。
充分な広さで居心地は悪くないかも。 -
宿に到着したのが午後5時ちょっと過ぎ。
夕食の時間が6時半だったので、あまり時間がなかったけれど一風呂浴びに行きました。
こんな感じの温泉で、大浴場・露天風呂とも広々したスペース。
https://www.surikamiteiohtori.com/spa/
単純泉の泉質は透明で湯あたり柔らか。
サラッと入れる性質で、風に吹かれながら入る露天風呂はとても心地よかった! -
今回の部屋は2階。
温泉も2階なので、ただただ建物を奥へ奥へと進めばいい気楽さ。
客室部分と温泉を繋ぐ回廊の壁には、JAグループ主催のコンクールの入賞作品が展示されていました。
この辺りは習字。 -
絵画も展示。
子どもならではの色遣いや発想の柔軟さがどの絵からも伝わってきて、見ていて面白かったです。 -
1階部分のロビーラウンジ
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夕餉の時間の始まり。
食事処は大宴会場「鳳凰の間」を衝立などで仕切って、個人客ごとに食事できるよう設えられていた。
案内されたテーブルにはある程度の料理が配膳されている状態。
JAグループの宿だから、選りすぐった食材をふんだんに用いたメニューが売りの宿。 -
今回の献立はこんな感じ!
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前菜 (上から)
うすい豆
海老姿
長芋さくら漬け
鯛唐蒸し
飾り桜 -
お造り
海老
ハマチ
鮪
帆立
だったと思うのだが・・・
2日間三陸沿岸でたっぷり海の物を味わいつくして来たためか、正直なところこのお造りにはさほどの感慨を持たなかった。
決して不味くはないが、地の利の面で福島県中通りの飯坂温泉で刺身類を出すビミョーさみたいなものを感じなくもない。 -
酢物
鯨ベーコンサラダ盛り
親は「あぁ懐かしい!」なんて言いながら食べていたが、僕は何の感慨も湧かない。
料理を運んでくれる年配の仲居さんともひとしきりそんな話になったのだが・・・
鯨を食べて育った世代と、給食ですら出されたことのない年代の相違だと思うんだけどネ。
そういう意味では、JAが母体の宿ゆえに、イチバン足を運んでくれる年代層へ主眼を置いたメニュー設計なのだろうな!
と想像。 -
大きな葉っぱには「摺上亭大鳥」と細工され、その下には美味しそうな牛肉が見え隠れ!(笑)
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主菜
福島牛ロース焼きしゃぶしゃぶ
これは本当に美味しかった!
宿がイチバンの自信を持って提供する食材だけあって、もっと食べたいくらいの美味なる肉。 -
名物
大鳥ひすい豆富
青大豆を利用した豆富なのだそうですが・・・
食事処のライティングのせいだと思うが、全体的に黄色がかってしまっていて、素材の本当の色合いがわかりにくいのが残念なところ。 -
煮物
ロールキャベツクラムチャウダー -
凌ぎ
うなぎ竹皮蒸し -
追肴
蟹みそ甲羅焼き -
御食事
会津産こしひかり
御椀
若竹汁
香の物三点盛り -
水菓子
王国のポンチ
フルーツ王国福島が誇る果実類を使用したデザート。
食材はどれも言う事なし!
JAグループの宿だけあります。
ただ、残念なのが料理の出し方の面。
一概に言えないのと、若干デリケートな部分があるので、極力言葉足らずにならぬよう配慮しながらコメントしたいと思うのだが・・・
旅に出て宿に泊まっての最大の楽しみと言えばやはり食事だと思うのね。
で、料理の提供に関して言えば、客は2つのパターンのどちらかを好むケースが多いと想像する。
つまり、最初から料理がバーン!と並べられていて、一目見て「美味しそう!」と感激しながら食べたいものから思いのままに食べつくすタイプが1つめのケース。
もう片方のケースは、食事をある程度の時間をかけて楽しみたいタイプ。
献立を見ながら、これから供される料理に思いを馳せつつ、前菜からじっくり食べていくのを好む人がそれに当たる。
冷たいものは冷たい状態で、温かいものは温かいうちに。
献立には本来そうした思いが込められていて、皆で試行錯誤しながら料理を味わう楽しみを最大化させて提供してくれているんだと推測する。
で、この宿の場合、たぶん客層の多数に従っているのだろうけれど、最初の段階である程度の料理が並んでいます。
それは僕も全然構わないと思うんです・・・
最初の見た目も大切だと思うから。
で、こりゃ違うだろッ!と感じたのは、温かい料理を提供するタイミング。
前菜、お造りの食するペースを見計らって、火を入れてくれればまったく問題なくてタイミング的にも正解だと思うのだが、ここの仲居さんを始め給仕する人たちは、客が席に着いたら料理の案内をしつつさっさと火をつけて行ってしまうんですよね。
ひすい豆富はだいたい15分ほどで仕上がりなので支障はないのですが、問題は主菜であるはずの福島牛焼きしゃぶしゃぶ。
鉄板が温まればどんどん肉を焼けてしまうので、食べることをせっつかされているみたいで落ち着かない。
かなり美味しい肉だったので、もっとゆっくりじっくり本来の素材の味を堪能したかった!
やっぱ、タイミングって大切。 -
食事を終えて館内を散策。
ロビー付近。
土産物処を覗いたりしながら・・・ -
ディスプレイ照明
部屋に戻り、この日はずっとテレビを見入ってしまった。
NHKで「平成の紅白30年史」という趣旨の番組をやっていたのでネ!(笑)
平成も暮れていくのだなぁ・・・
後半部は副音声モード(芸人のおしゃべりカットのヴァージョン)にして、トコトン平成の紅白の断片を満喫した。 -
翌朝。
窓を開けるとかなりの勢いで雨が降り続いている。
テレビの天気予報では一日中雨が降り続くらしい。
自分では如何ともし難いものに拘泥してても意味がないので、一風呂浴びに行く。
平成最後の日の朝、のんびり温泉に興じる幸せを噛みしめながら・・・
朝食はバイキング形式。
前日の大船渡温泉では選ぶのに迷うほどだったが、この日の飯坂温泉摺上亭大鳥のメニューは、正直言って地味というか渋すぎるというか・・・
1回りして皿が埋まらん!
やっぱりこういうところに、経営母体がJAという特色が出ているのかもね。
ただ、それ以外の一般客を受け入れるのだし、若い人や子どもの客だっていることを考慮して、もう少し料理の幅を広げたり、目先の趣向を変えたりする工夫も必要だと思う。 -
雨に濡れた中庭の風情
-
館内の至る場所に現代日本画の作品が飾られたりしていて、雰囲気ある宿だから・・・
もう一工夫を重ねれば、もっと満足度を高められるだけの潜在力は持った宿だと感じました。
(特に食事面)
チェックアウトを済ませ、4日目の目的地へと。 -
福島県立美術館で開催されている「伊藤若冲展」は午前9時半から。
駐車場のことも考慮して、十分に余裕ある行程で着いたつもりが・・・
美術館の直前で大渋滞にはまった。
雨の中、誘導の人から声をかけられた。
「このままお待ちいただいても駐車場が満車のため、2時間待ちです」と。
なぬ!
予想してたこととはいえ、恐るべし若冲人気!!
次善の策として、MAXふくしまという商業施設の駐車場に車を停めて、福島交通飯坂線(飯坂電車)の曽根田駅から1駅だけ電車に乗り、美術館を目指すことを案内された。
旅に出る前に若冲展の公式ホームページで予習していたので、慌てることなく対処。曽根田駅 駅
-
僕らと同じように車を停めて1駅だけの鉄道旅&若冲展という人たちも多くいたので安心。
こんなことでもなけりゃ、ローカル電車に揺られることもあるまい! -
やってきた電車は2両。
福島駅から乗ってきた人も結構いたので、電車の中は結構の人の山。
ガラガラとスーツケースを引きずって電車に乗っている人もいたりして・・・
福島駅のロッカーにでも荷物を預けてくれば楽だろうに・・・ -
美術館図書館駅で降りて歩くこと数分。
こんな激しい雨なのに、入館するための列ができていて・・・
うひょひょ~!!って感じ。
電車に乗って幸いだったのは、乗車券&入場券のセットを買うことができたため、改めて美術館で入場券を買うための列に並ばずに済んだこと。 -
とはいえ、実際に若冲作品と対面するには、まだかなりの時間を要しそう!
福島県立美術館 美術館・博物館
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結局、何だかんだで作品と対面できたのは午前10時。
会期後半の若冲展の、第1章、第2章あたりは人だかりが激しくてネ。
気長に、混雑のことを忘れて若冲に没頭した。
美術展の様子は、別のブログに書いたので、良かったら見てくださいね。
http://blog.livedoor.jp/horizonblue21-art/archives/1074643562.html -
全部見終わって図録を買い求めて時計を見ると12時半。
再び電車に乗って曽根田駅へと向かいます。
帰りの電車、タッチの差で乗れず、次の電車が来るまでの長いこと長いこと。
昼間の時間帯は運行本数が多くないことが要因だろうけれど、せめて連休中は増便して欲しかったような・・・
まぁ、慌てる旅ではないから良いが。 -
雨の降りしきる中、ナビに従い家路へと。
東北道福島西ICから高速に乗った途端、渋滞に巻き込まれた。
安達太良SAで昼食&買い物。
安達太良ポークのミルフィーユカツカレーを食す。
その後、栃木県の宇都宮まで何度も渋滞停車とノロノロ運転を繰り返しながらも、懸念していた事故渋滞には巻き込まれることなく、夕方6時に自宅に到着。
4日間の東北旅行は、最初と最後が天候が宜しくなかったものの真ん中2日間が絶好の行楽日和となり・・・
また行った先々のどこも良かったので、とても充実した旅となった。
6篇にわたって長々と書いてしまいました(汗)
最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。安達太良サービスエリア(上り線) フードコート グルメ・レストラン
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