青春１８きっぷの旅 ２０１９年春 平成最後の桜を求めて ［７］ ～京都、伏見桃山城・宇治川波流の桜～

2019/04/04 - 2019/04/09

最近京都などの桜を見るのが定番になってる私の春の青春１８きっぷ旅で、今年は姫路城の桜も見てみたいな！と思い急きょ計画を立て、青春１８きっぷの旅をするために急いでホテルを予約し、４月４日から５泊６日で今回の主な目的地、姫路と京都へ桜を見に出かけてきました。

４月８日は伏見地区へ行きます、伏見といっても人気の伏見稲荷などではなく、桜の時期に見に行きたいと思ってた伏見桃山城や宇治川派流を見に行きます。坂本龍馬で有名な寺田屋旅館も見てきました。

京都では比較的観光客が少なめで桜の季節でもゆっくり楽しめる場所のレポ、よければ御覧なって下さいな＾＾

エリア 伏見(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

旅行日程も残り２日、４月８日は移動距離が多いので青春１８きっぷを利用します
米原
↓（琵琶湖線）

米原駅 駅

今日は何度か参拝してる伏見稲荷は行かずに桃山まで行きます
京都
↓（奈良線）

京都駅 駅

桃山に到着
ここから伏見桃山城まで歩いて行きます

桃山駅 駅

駅を出る前に宇治方面から来た電車をパチリとして、１８きっぷを駅員さんに見せて出ました

桃山駅から伏見桃山城まではGoogleナビで１．１kmと案内が出ました。
歩ける距離ですが、行きは登り坂なので歩くのが苦手な方はタクシーなどを利用した方がいいかもしれません

伏見桃山城は豊臣秀吉が隠居城として建てられたお城で、秀吉が居住したのは２～３年とか？
伏見城の戦いで落ちてしまった城ですが、関ヶ原の戦い後は徳川家康が再建したとされるお城です

２００３年までは伏見桃山城キャッスルランドという遊園地の場所だったんですね？
そこで建てられた模擬天守だけを残して閉園されたそうです。

京都に１人旅し始めの頃は、京都のお城っていうと世界遺産になってる二条城に行くとしか考えてなくて、伏見城の存在を知ってからでもこの建物自体には京都の中では歴史的価値があるわけでもないのかな？と思い、後回しにしていました。

大河ドラマの【真田丸】を見てから、伏見城にも興味を少し持ちましたが、京都には見どころがたくさんあって、ココはお城だけを見るよりも桜とのコラボした時の方が良いかな？と思い、桜が見頃のこの時期に訪れてみました。

本来の天守閣の場所とは違うのでしょうが、映えスポットとしてはいいのかな？

満開の桜も綺麗だしね

城内には入れないので外観を見るだけ、公園と同じで料金を取ってるわけでもないから、どんどん風化されて行きそうだけど…今は市民の憩いの場になってるようです

門構えも立派

青い空、立派な天守閣、それに桜、わたしの好きが三拍子揃ってます＾＾

歴史はあまり詳しくないけど、天守閣のある（残ってる）お城好きな私としても満足な画になりました＾＾

人が多いところの桜ももちろん綺麗で、見るだけなら嫌いじゃないですが…
人がごった返してる所での花見宴会は嫌いなので、シート敷いてお花見するならこういった人の少なめなところの方が良いな～

お城を目の前に満開の桜の下に１グループしか居なくって、、そこで食べるお弁当！何て贅沢な花見なんでしょう＾▽＾

お城と桜～♪写真撮るのにも最高だな☆

伏見城 名所・史跡

満開の桜と青い空、今年は京都でソメイヨシノの開花がドンピシャで良かったです

伏見城と桜の綺麗な景色を見ることが出来満足したので、たぶん１人京都旅でしばらくはココを訪れることはないかな、って感じですが、１度は訪れて見るのも良いと思います

有名な寺社もあると思いますが、今回は御朱印巡りというより桜がメインなので、寺田屋に向かう途中にあったこちらの「御香宮神社」へ参拝しました

写真は通りに面してる表門（徳川頼房が伏見城大手門を拝領して寄進したもの）で国指定重要文化財に指定されてるそうです。

御香宮神社 寺・神社・教会

【御祭神】
・神功皇后

【ご利益】
・安産、厄除け、など

御香宮境内の桜も見頃になっていました

豊臣秀吉、徳川家康などもゆかりのある神社だそうです

拝殿の装飾が綺麗、こちらの拝殿は京都府指定文化財になってるそうです

本殿は国指定の重要文化財に指定されてるそうです
桃の花も咲いてました

本殿横の枝垂れ桜も満開でした

境内にはいろんな種類の桜が咲いてます

思いがけず素敵な神社に出会いました＾＾

御香宮で頂いた御朱印です

ＪＲの電車以外で伏見桃山に行く場合は最初にこちらの鳥居の方からの御香宮神社参拝になりますね

大手筋商店街を抜けて、、、

龍馬通りに続く納屋町商店街の一角に気になったお店があり、メニューを見たら手が出せない値段でなかったので入店

お肉が食べたいな～と思ってた所で、和牛すき焼き膳（１７００円）のメニュー

１つ１つ丁寧に仕事されてる感じで、とっても美味しく頂きました＾＾

寺田屋に行く途中、竜馬通り商店街を通りました

１９９４年に竜馬通りと名付けられたそうです

宇治川派流の桜はあとで見に行きます

それ前にココに来たなら寺田屋にも寄らないとね

史跡寺田屋となっています

入館料４００円で見学します

坂本龍馬が伏見奉行に襲撃された事件で有名な寺田屋

写真撮影は自由にどうぞと言うことなので、撮らせて頂きました

つい最近では、大河ドラマ［西郷どん］でも寺田屋騒動（事件）として名前が上がりましたね…
薩摩の国父の島津久光（島津斉彬の弟）が有馬新七を中心とした薩摩藩士たちの無謀な暴発を止めようと説得したが応じず討伐を行った、薩摩同士の悲惨な事件がありました。

そんな薩摩の内輪揉め事件はあまり知られておらず（私も最近知った）、
こちらの旅館はそんなに歴史に詳しくない方でも、坂本龍馬が襲われ手傷を負ったとか、お龍さんが入浴中に階段を駆け上がって龍馬に危険を知らせたとか、で名前だけは知られてる感じですよね

現在の建物は鳥羽伏見の戦いで焼失したあと再建したもので、宿泊も出来るそうです

再建して当時のものじゃないといっても、いろんな剣士が斬られたり戦死したりとされる云われのある旅館なので、私的にはなんとなく怖くて宿泊までは出来ないです…

歴史を感じる旅館として雰囲気を楽しむための見学ならおすすめかな

建物は当時の物じゃないからそんなの平気って方で、寺田屋に泊まってみたい方はぜひ＾＾

お龍さんが駆け上がったとされる階段を下りてみます

お龍さんが龍馬に危険を知らせる前に入ってたお風呂の再現

中庭の立札に［招福の庭］と書かれていました

坂本龍馬とかの歴史に興味ない人はそれほど大きな旅館じゃないので、すぐ見終わってしまうかも？

こちらの部屋には写真や龍馬絵馬？なども掛かってました

旅行記をアップするのにいろいろ調べるとちょっと残念なことがたくさん…

再建されたので刀傷や弾痕などは本物じゃないだろうなとは分かってたけど、司馬遼太郎の竜馬がゆくが流行った頃、第14代寺田屋伊助という人物が再建された旅館を買って幕末当時のままの寺田屋と偽ったとか？

幕末当時の旅館を再現した宿ということですが、調べると当時の旅館をちゃんと再現してるかも疑問に思ってしまいます…（・・？

幕末当時の旅館は少しズレた場所にあったのでは？というのもいわれてます

ま、寺田屋の跡地とされる場所に建つ旅館で観光スポットの１つと考えればいいのかな＾＾

京橋といわれる橋の所にあった石碑

宇治川派流は伏見城築城の為の木材を運ぶために作られた内陸の河川港で、昔は主な交通手段であった貨物や客を運ぶ乗り物であった船などが、ここらの船着き場にたくさん乗り入れていたそうです

階段を下りると散った花びらが浮かんでます

宇治川派流の満開の桜とっても綺麗

青空が隠れちゃうとカメラで撮ると桜が映えないですが、ちょっとだけ青空が出る事もありました

宇治川派流の両岸に植えられた、かな～り長い桜並木

十石舟で通ると桜のトンネルの下から花見を楽しめる

こんなにきれいな桜があるけど、観光客が少なめでのんびり愛でられる＾＾

観光客いっぱいの所はこの時間でなかなかこんな写真撮れないもんね～

桜のトンネルを撮るために川のすぐ近くで写真構えてますので、川に物を落とさないように、自分が落ちないように注意しながら撮りました

十石舟が戻って行きました

桜が若いのかな？色ももっさりも元気な感じの木が多い

前の日は日曜だし春休みも最後だし桜まつりが行われてたようなので、人もたくさんいたんでしょうね

この日は歩いてる人はいるんですが、この風景を楽しんでないなんてもったいない！ってくらい人が少ないです

桜並木は切れちゃうけど、出会い橋の先はちょっとした広場になってました

京橋から出会い橋の所まで続く満開の桜並木、最高ですね＾＾

伏見出会い橋は映画［君の膵臓を食べたい］のロケ地になってたんですね？

さっきとは反対側に渡って戻ります

どちら側からでも桜を楽しめます

桜の季節でこのくらいだと他の季節は観光客などはもっと来ないのかな？

桜の季節の伏見良いもんですね＾＾

着物を着てる外国の方もいました

混んでる所で良いポジション占めしてインスタ映えの写真撮って動かないのはイライラすることもあるけど、ゆっくり愛でられ、こんだけ桜撮り放題なら目を瞑れる

晴れ間が見えた時に桜並木が少し水鏡のように映ってくれた

そこに十石舟がきました＾＾

やっぱ青空とくもりだと写真映りが全く違う

こちらの舟に乗って写真撮るなら１番前か１番後ろに乗った方が桜のトンネルの写真は撮りやすいかも？

見頃の時は桜のトンネルを楽しめるのですが、もし散っちゃった後でも花筏が浮かぶピンクの川の中運行される舟に乗るのも風情があって良さそう。

遊歩道もあるので、桜を愛でながらの散歩が気持ちいい

舟に乗ってるのは限られた時間しかないツアーの方のように思うので、この桜並木の方に人がたくさん押し寄せるようになると良さが無くなってくる気もするから、このくらいでいいのかな？

京橋の辺りまで戻ってきました、さっきより花びらの数が増えた気がします

花筏を綺麗に撮りたかったけど、なんか上手く撮れないな

川沿いには「龍馬とお龍、愛の旅路」像がありました

猫ちゃんもいたので、後姿だったけどとりあえず撮ってみた

歩いてたら雨が降ってきました～…予報で雨降るかもと言ってたので傘持ってきといて良かったです

「弁財天長建寺」の所で雨宿りしてる方が数名いました

住職さまとかは常駐してるわけではないようで、拝受しませんでしたが、書置きの御朱印がお金を入れてセルフで持ち帰るタイプになってました。

辨財天 長建寺 寺・神社・教会

十石舟のりば近くに宇治川派流の歴史が書かれた看板がありました

少しすると雨も止み、それを待ってたのか？十石舟のりばから観光客を乗せ出発して行きました

宇治川派流側から見た［月桂冠大倉記念館］、見学も出来るようです（有料）

さっきの雨と風もあったので川に浮かんでる花びら見ると結構散っちゃったかな？

伏見を最後に京都の桜はこれで見納めです

この日は米原泊ではなく、最終日の明日帰りやすいように掛川でホテルを取ったので、あまり遅くまで京都にはいられません

桃山
↓

京都で琵琶湖線に乗り換えて米原の東横インに預けた荷物を受取に行きます

今回はゆっくり夕ご飯食べてる時間なかったので、京都駅で西京焼弁当を買って電車に乗りました。
桃山
↓
米原
↓
掛川

米原～桃山１３２０円
桃山～米原１３２０円
米原～掛川３６７０円
ＴＯＴＡＬ６３１０円→青春１８きっぷで２３７０円（３９４０円お得）

掛川に着いたのは２２：３０くらい
寝るだけの為に取った比較的お安めなホテル、でも駅から近いので便利
最終日は掛川城見て帰ります

掛川駅 駅