2019/05/03 - 2019/05/05
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旅じぞうさん
今年は改元に伴う長いゴールデンウイークで、後半は里帰りをかねて京都に行って来ました。花ばっかり見ていた前半なので、後半は青モミジなどの新緑を見て回ることにしました。京都は紅葉の名所が多いのですが、秋の紅葉の時期によく考えずに行くと人が多くて、うんざりすることが多いです。そう言う場所でも今の季節は青もみじがきれいなのに混んででおらず、特にゴールデンウィークの頃は新緑がみずみずしく、マイナスイオンにあふれています。青モミジのほかにも円山公園の南隣にある長楽寺では天皇陛下の即位の時に行われる秘仏の御開帳があったり、下鴨神社では斎王代 御禊の儀がちょうどあったりと、タイムリーなイベントも楽しんできました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
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【化野の念仏寺】ゴールデンウイーク後半、里帰りのついでに京都に行きました。京都駅に着いたのは午後2時過ぎ。頑張れば3箇所くらいのお寺が回れるかと、嵯峨野を目指しました。
化野念仏寺 西院の河原 寺・神社・教会
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【化野の念仏寺】
紅葉の頃、紅葉が綺麗だった化野(あだしの)の念仏寺と、祇王寺、常寂光寺に行くことにしました。嵯峨野で有名な天龍寺や渡月橋、竹林などは平日でも欧米人や中国などアジアの人たちでごった返していて、京都に住んでいたときの感覚では早朝からはじめて朝9時か10時までにお参りを終えないと行けない場所だと勝手に思ってい瑠ので今回ははずしました。そこで徒歩では行けない事はないものの、短時間では少し大変なこの3カ所に決めました。自転車を借りると午後5時に返さないといけないので2時間半しかないので、電動自転車1500円というのは、高いなあと思いましたが時は金なりと、目をつぶって借りる事にしました。 -
【化野の念仏寺】
ここは昔、供養されない人々が集められる場所で無縁仏のための多数の石仏、石塔があることで有名です。昨年紅葉の際に訪問してモミジの名所であることに気づきました。 -
【化野の念仏寺】
インドや東南アジアで見るようなストゥーパ(仏塔)も見られます。 -
【化野の念仏寺】今回は時間がなかったので行けなかったですが、化野の念仏寺とよく間違われる愛宕(おたぎ)念仏寺さらに奥にあります。この愛宕(おたぎ)念仏寺はにこやかな、たくさんの羅漢さんの石仏があり、時間があったら寄りたい場所です。
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【化野の念仏寺】
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【化野の念仏寺】
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【祇王寺】祇王寺はモミジと苔のコントラストが綺麗な場所です。ここは化野の念仏寺に行く途中にあるのですが、ここに行くのも坂道があるので電動自転車がありがたいです。
祇王寺 寺・神社・教会
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【祇王寺】
平家物語に出てくる「祇王」と「仏御前」と言う白拍子の女性の平清盛をめぐる悲しい逸話のある場所として有名です。 -
【祇王寺】
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【祇王寺】こじんまりとした境内ですが苔が綺麗です。
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【祇王寺】バスツアーの一行なとと一緒になって混んでいなければ、侘び寂びの世界と言う感じの場所です。
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【祇王寺】
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【祇王寺】
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【常寂光寺】常寂光寺も紅葉と苔の綺麗なところで、紅葉の季節にはこの辺までは普通に徒歩で来る人も多いので混雑の見られることもあるお寺です。ただ青モミジの今の季節は空いていました。
常寂光寺 寺・神社・教会
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【常寂光寺】小倉山の中腹にある割と広々として高低差にもとんだ境内で見応え十分です。
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【常寂光寺】
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【常寂光寺】
小倉百人一首を選んだ藤原定家がこのお寺のあたりに住んでいたのではと言う話があります。 -
【常寂光寺】
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【常寂光寺】
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【常寂光寺】
仁王門が藁葺きなのが素敵です。 -
【常寂光寺】
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【下鴨神社】鴨川の東縁の地下、京都市内を北上するように走っている電車が京阪電車です。この終点にあって貴船、鞍馬の方面や比叡山の方面に行く電車、叡山電車にここで乗り換える駅が出町柳駅です。この駅の近くに下鴨神社があります。上流から流れてくる二つの加茂川と高野川が一つになって鴨川になる場所がここです。地図で見るとY字の中心になるところです。
下鴨神社(賀茂御祖神社) 寺・神社・教会
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【下鴨神社】
二つの川の中州に、ただすの森という森があってこの中に下鴨神社があります。 -
【下鴨神社】 以前下鴨神社に行ったときは、ここの紅葉は東福寺や永観堂、真如堂などの真っ赤になる紅葉と違って、橙色や赤や黄色が混ざる関東などでもよく見る紅葉だった印象があり、今回の青モミジの候補には入れていませんでした。
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【下鴨神社】
ただ叡山電車の方面に置こうと思い、出町柳にむかう電車の広告で下鴨神社で葵祭の祭に前の儀式;斎王代禊の儀(さいおうだいみそぎのぎ)があることを知りました。葵祭の時の女性の主人公 齊王代や、それ以下の女人列に参加する多数の女性が身を清める儀式で、葵祭は見たことがあるもののこの儀式は見たことがなく以前から気になっていました。急遽予定を変えて下鴨神社にも行くことにしました。 -
【下鴨神社】
下鴨神社のあるただすの森は京都という大都市の中にあるとは思えないくらい緑の多い場所で、新緑の今の季節はマイナスイオンに満ちあふれていました。下鴨神社(賀茂御祖神社) 寺・神社・教会
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【下鴨神社】
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【下鴨神社】斎王代 御禊の儀
神社の境内に行くと、本殿の東側の池(かわ??)の回りには既に人だかりができていました。一時間くらいで御禊の儀が始まるので場所を確保し立ちながら読書をして待っていました。 -
【下鴨神社】斎王代 御禊の儀
藤の花で飾られた牛車(ぎっしゃ)や、輿(こし)に乗った斎王代を中心にした行列が、御所を出て下鴨神社から上賀茂神社を巡幸するのが「葵祭」です。 -
【下鴨神社】斎王代 御禊の儀
その中心はもともと齊王という未婚の内親王の女性が勤めていましたが、現在はその代理となる齊王代が、民間の人から毎年選ばれています。伊勢神宮や賀茂の神社には潔斎して神に仕える内親王が齊王です。昭和31年から齊王の代わりに齊王代が選ばれるようになったようです。 -
【下鴨神社】斎王代 御禊の儀齊
尚子の儀式は下鴨神社と上がも神社で隔年ごとに行われるようです。 -
【下鴨神社】斎王代 御禊の儀
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【下鴨神社】河合神社
ただすの森の中にある河合神社も新緑が綺麗です。河合神社は下鴨神社の摂社の一つです。河合神社 寺・神社・教会
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【下鴨神社】河合神社
ここは女性守護の神社として有名で 最近ではパワースポットの一つとされています。美麗祈願の独特の絵馬があり人気です。 -
【下鴨神社】河合神社
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【下鴨神社】糺の森
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【白龍園】叡山鉄道に乗って、もみじのトンネルと言われる叡山鉄道の名所を過ぎて直ぐに二の瀬駅という駅があります。この近くに白龍園があります。ここは季節限定でしか入ることができず、しかも入場チケットは出町柳駅で買わないといけません。紅葉の季節には売り出し時間の前に行列ができてあっと言う間に完売になります。今の季節なら買えるだろうと、下鴨神社に行く前に買ったらすんなりと買う事ができました。
白龍園 公園・植物園
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【白龍園】
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【白龍園】
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【白龍園】
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【白龍園】
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【圓光寺】
叡山鉄道一乗寺駅の近く、東山の山系の麓には詩仙堂、曼殊院、修学院など素敵なお寺があるところです。圓光寺も詩仙堂近くにあるお寺でここも秋になると真っ赤な紅葉の綺麗なところです。圓光寺 寺・神社・教会
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【圓光寺】
紅葉の季節にはやはり混雑するので、限定された人数のみ、早朝に拝観するサービスもあるのですが、それも申し込み開始後すぐにいっぱいになってしまう人気の場所です。 -
【圓光寺】
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【圓光寺】青モミジもやはり綺麗です。
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【圓光寺】
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【圓光寺】水琴窟があり、竹の所から綺麗な音が響きます。
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【圓光寺】
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【圓光寺】苔の庭に石仏のお地蔵さんがかわいいです。
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【圓光寺】竹林もあり、それ越しに見るもみじは綺麗です。特に紅葉の時は綺麗でした。
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【圓光寺】
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【圓光寺】
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【永観堂】
モミジの永観堂として有名な永観堂は南禅寺の北、哲学の道の南端の近くにあります。京都駅やん河原町駅、三条京阪駅からは市バスの5番に乗って南禅寺永観堂のバス停で降ります、永観堂 (禅林寺) 寺・神社・教会
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【永観堂】ここには「見返り阿弥陀」と呼ばれる横を向いた阿弥陀如来像があります。永観さんと言うお坊さんが夢の中で、阿弥陀さんについて来いと言われついて行った所、阿弥陀さんが「遅いぞ、永観。」振り向いて、言われたことがあったそうで、それを仏像にしたとの事です。
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【永観堂】紅葉の季節は人混みがひどく、一度週末にライトアップを見に行ったら、すごい行列ができていて、係りの人に「閉門な時間頃に入れるかどうかです。」と言われ諦めて帰ったことがあるくらいです。それを思うと今の季節はおすすめです。ちなみにライトアップは平日の雨の日に行ったら余り並ばず入れました。
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【永観堂】
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【永観堂】
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【永観堂】
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【永観堂】
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【永観堂】
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【永観堂】
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【永観堂】
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【永観堂】
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【永観堂】
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【永観堂】
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【無隣庵】無隣庵は南禅寺と平安神宮の間にある庭園です。
無鄰菴庭園 名所・史跡
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【無隣庵】南禅寺が徳川幕府の頃に力を持ちすぎて、武家諸法度ならぬ貴族諸法度というものを作って貴族の生活をきつく縛ったのも南禅寺の人だったらしく、貴族出身の明治政府には嫌うものも多かったようです。このため南禅寺の境内はかなりの部分召し上げられたと言います。当初はその土地を使って工業団地を造る計画もあったようですが地元の反対が強かったり、疎水の水力発電のおかげで工場を造らなくても良くなったため、この土地は多くの別荘地となったようです。その多くは今もある様ですが、公開されとらず、自由に入れるのは無隣庵くらいと言われています。
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【無隣庵】
長州出身で後に総理大臣にまでなった山縣有朋の別荘です。山縣有朋は庭作りが好きなようで、東京では椿山荘が山縣有朋のために造られた庭です。 -
【無隣庵】
他のお寺などが17時に閉まるのに対して、この季節18時までやっており まだ明るいのに行くところを探していたら、開いているのに気づき行きました。以前からいろいろな意味で好きなお寺です。 -
【長楽寺】
円山公園の南隣に長楽寺というこじんまりしたお寺があります。長楽寺 寺・神社・教会
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【長楽寺】
ここ長楽寺では秘仏のご本尊「准胝観音像」の御開帳が天皇陛下が新しく即位されるときに行われると言います。せっかくの令和の記念にお参りしていこうと向かいました。 -
【長楽寺】
実は長楽寺は、東大通りに「遊行庵」という宿坊を持っていて何回か泊まった事があります。ここの朝のお勤めが長楽寺で行われるのですが、お坊さんの他1-2人の参加者で、逆にアットホームな感じが好きな場所でした。ですのでいつもひっそりとしているのですが、さすがに行列ができていました -
【長楽寺】
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【長楽寺】
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【東福寺】
京都駅からJR奈良線に乗って伏見稲荷に行く途中に、東福寺駅があります。東福寺 寺・神社・教会
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【東福寺】
東福寺には三の橋川という川が流れる谷間があります。
この谷間は洗玉澗(せんぎょくかん)と呼ばれ、ここにモミジがぎっしりと生えていて、秋になると目が醒めるような赤い世界になります。ちなみに三の橋川には偃月橋・通天橋・臥雲橋の三橋が架かるのでその名が付いています。 -
【東福寺】通天橋からの眺めや、臥雲橋から眺めた通天橋は紅葉と相まってものすごく綺麗なのですが、朝一番に行っても行列になるくらいで、なかなかゆっくり見る事ができません。それを思えば新緑の今の時期、お得感満点です。
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【東福寺】
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【東福寺】
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【東福寺】
だいぶ前のことですがJR東海「そうだ京都行こう!」のキャッチコピーで『六百年前、桜を全部切り取りました。春より秋を選んだお寺です』というのがありました。
室町時代に明兆というお坊さんが絵がうまくて、時の将軍足利義持から絵の褒美に「何でも願いを叶えてやる。」と言われたそうです。これに対して修行に厳しい明兆が「境内に桜が増えれば、遊興の地となってしまいます。修行の妨げとなるので、桜を禁じてください」と答えたので、将軍は感動してサクラの木を全部切ってしまったという事です。 -
【東福寺】谷間以外にもモミジが広がり気持ちの良い空間です。秋も良いけれど、時間など工夫が必要です。それより今がおすすめです。
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【東福寺】
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【東福寺】
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