1999/11/19 - 1999/11/19
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milouchatさん
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11月19日にリッチモンド・シアターで
ロッキー・ホラー・ショーの舞台を見た。
映画は何度も何度も見ているが舞台は初めて、
というか、現在に至るまで1回のみ。
やはり映画と比べるし、俳優や歌が
映画に比べて劣る。いや仮に歌手が
映画より上手だったとしても
やはり映画の魅力には勝てない。
でも一度は舞台版をみたいと思っていたので
滞在中に見られて良かった…
もちろん写真は、そのフライヤーだが
Pure Musical Viagra だそうです。
電話番号が Horror Hotline だって。
チケットは見つからないが
僕が見た 2階席の料金は 14ポンドだったようだ
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-
リッチモンドはロンドンの Waterloo 駅から
電車で 30分ほどと近いので行きやすい。
定かではないが、この時が初めてかもしれない…
写真はリッチモンドの駅で停車中の無人の
(いや僕がいるけど) 電車内に
なぜかハト (?) がいる。のどかですね… -
別に特徴もない
リッチモンド駅の正面 -
女性専用のフィットネス・クラブが
近くにオープン間近。やはり
4週間で体重を減らそう、とか
ダイエットとかが目的、全世界共通? -
駅の向いには The Bull & Bush というパブがある
-
実は、入り口に書いてあるように、
ここは 60年代は駅前旅館 (?) の
The Station Hotel だった。そして
ホテル内の Crawdaddy Club こそ
デビュー前のストーンズが
ハウスバンドとして毎週出演していた
ライブハウスだった。すでにメジャーになった
ビートルズがストーンズを見に来て
チョコっと (?) 曲を書いて
「I Wanna Be Your Man」を
プレゼントした、とされるのもここ…
(もちろん他にも、まだ無名に近い
ヤードバーズやキンクス、マンフレッド・マン
なども出演している)
僕が行ったときは、まだライブをやる店だったが
のちに移転し、現在はレストランだけになっている。
[ついでに写真も何もなく旅行記は書けないが
ミックとキースの育ったダートフォードにも
行き、育った家や通った学校などは見てきた。
キースの家は一画が建て直され花屋に、
通った学校はミック・ジャガー・センター
という文化施設になっていた] -
リッチモンドには Film House という
アート系映画館があった (入ったことはない)。
[現 Curzon Richmond ] -
この時の上映作品は『ボクと空と麦畑』(11月 4日に見ている)
『ウォーターシップダウンのうさぎたち』だが
French Season Double Bill として
『軽蔑』と『太陽がいっぱい』2本立てが日曜だけある -
映画館前の通りが Water Lane だが
まさに、下って行くとテムズに出る。
テムズと言ってもロンドンと違い
水際まで行ける見てのとおり穏やかな田舎の川。
しかしSVを見れば分かるが
増水すれば一気に道にまで溢れるので
赤い注意書きの標識が立っている -
水鳥が飛び交っている。
対岸には Ducks Walk という名の通りも -
少し南に行くと見晴しのいい展望台 (?) がある。
そして降りたことはないが、下には
広大な散歩道が広がっている。
(ミック・ジャガーが、ここに家を買った理由)
犬にはリードを付けましょうと掲示が… -
『めぐりあう時間たち』でヴァージニア・ウルフの
家は、この階段を降りたところにある設定。
実際にウルフはリッチモンドに住んでいたが
映画とは全然違う場所 -
さらに進んだ場所の
Saint Matthias Church Centre
芝居は夜だから別に目的はなく
ブラブラ歩いただけ -
今のSVを見ても
まったく変わっていない掲示板 -
シトロエンの 2CV が…
-
その後ろにも一台。何となく
クラシックな車が似合う街 -
さて、会場の Richmond Theatre は
1899年 9月にオープンした古い劇場。
(オープン時は Theatre Royal and Opera House)
小振りでヴィクトリア時代の名残のある劇場なので
映画のロケによく使われる。例えば
マイク・リーの 「トプシー・ターヴィー」 は
ギルバート & サリヴァン が サヴォイ・オペラの
「ミカド」 を作る話で、もちろん舞台は
サヴォイ・シアター。しかし火事で再建され
昔の雰囲気がゼロなのでリッチモンド・シアターを
使った。 ほかにも『エヴィータ』『ネバーランド』などに登場 -
そのサヴォイ・シアターでの
「ミカド」 のフライヤー。
写真のように、変な日本人が登場するので
マイク・リーの『トプシー・ターヴィー』も
日本では未公開 (NHK-BS で1回だけ放映) -
さて、残念ながら座席は2階だが前の人が邪魔で
撮影に都合のいい場所ではなかった (撮っていいのか?)、
というか、今も使っている平たい超小型カメラではなく
普通のビデオカメラだったので目立つ -
人造人間、ロッキーが登場するところ
-
これは、もちろんチェーン・ソーで
エディーを殺すところ -
右からフランケン・フルター、リフ・ラフ
そしてマジェンタ -
古城のセットは組まず
絵を描いたカーテン -
手持ちマイクなので演技が制限される
-
例の両刀遣いのシーン、
映画同様シルエットで表現 -
やはりロッキーはキン肉マンの俳優
-
もちろんジャネットとの
"Touch-a,Touch-a,Touch-a,Touch Me" -
僕が映画で一番好きな
ラスト近くの妄想シーン -
熱唱はしているが
ティム・カリーの美しさ (??) には
遙かに及ばない -
これはダンス・シーンで
映画館のように全員ではないが
立ち上がって一緒に踊る観客も大勢 -
映画館同様、観客からヤジや突っ込みが入るが
ライブなので、役者がアドリブで答えたり、
ある意味では映画より面白いとも言える -
カッコよく (?) 変身したリフ・ラフとマジェンタ。
マジェンタの髪がマダラでないのが残念 -
トランシルヴァニア星に帰るロケットの操縦席
-
ついでに、1998年ロンドン Prince Charles Cinema での
映画版。 画面はスーザン・サランドン演じるジャネットだが
スクリーンの前でファン・クラブのメンバーが、
口パクで映画と同じように演技をする。
ちなみに、この映画館は基本的には格安名画座だが、
何と Lifetime の会員制度がある。
少し迷ったが、やはり 1年会員で我慢した -
ロンドンでは小道具を上手に使って
洗練度 (?) はパリやニューヨークより高い。
(もちろん何十年も続けているので、
メンバーは替わり、あくまで僕が見た2回の範囲で)
後ろのハートマークも映画に合わせた小道具
(当然、黒子のように人が手で持っている) -
これも傑作、古城の窓から覗く
リフ・ラフが自分で窓を持っている -
これが一番面白い。
突然の雷雨で "There'a Light" の古城に行くのだが
スクリーンではジャネットが新聞紙をかぶり、
スクリーン前では演者が新聞紙をかぶり、
さらに観客も一斉に新聞紙をかぶる、という重層構造 -
フランケン・フルターが登場する
Transylvanian Convention パーティ -
不良ロッカー、エディのサキソフォンが
本物ではなく紙製なのが、逆に面白い -
例の両刀遣いのシーンでは
スクリーン前にもシーツが -
舞台版にも書いた
"Touch-a,Touch-a,Touch-a,Touch Me" の場面 -
素人なのに下着姿になって
ご苦労さまです -
リフ・ラフが持っていたレーザー銃は
上にペットボトルが付いた水鉄砲に -
ラストのラインダンス。
当然、演者にライトが当てられるし
画面が見えなくなることも、つまり
まともに "映画を見る" ことはできない。
映画を見たい人は DVD で (???) -
これは、映画にはない
一応のカーテン・コールです。
お疲れ様でした -
相変わらず、映画は終わってないのに
観客は席を立ち帰りだす。
床は米粒だらけになっている。
このような観客参加型上映を
70年代から毎週末深夜に続けている。
過激なパリも お勧めです -
最後にオマケで 1988年に
渋谷のユーロスペースやシネマライズで
上映した時のパンフレット。
英語の歌詞も載っているし、なかなか出来がいい。
今ではDVD時代だから歌詞掲載の価値は薄れたが…
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