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 クラインマッターホルンとは小マッターホルンという意味で、見る角度によってマッターホルンのようみ見えることからこう呼ばれています。スイスに来るまではあまり聞いたこともなかったのですが、ここはゴルナーグラート展望台よりも間近にマッターホルンを眺めることができ、さらにマッターホルンに近づくことができるところでした。<br /><br /> しかも、標高3883mもあるヨーロッパ最高地点にある展望台で、一帯はマッターホルン・グレッシャー・パラダイスと呼ばれるスキー場にもなっており、ここから見える村はイタリアという、スイスの国境でもあります。<br /><br /> ゴンドラとロープウェイを乗り継いで行きますが、ゴンドラからは午前中トレッキングしたゴルナーグラート天文台方面がよく見えました。<br /><br /> また、ロープウェイは広大なテオドール氷河を1スパンで横断するというビッグスケールで、さらにクラインマッターホルンの山頂駅では驚くほどの急勾配を山頂駅のコンクリートの中に引き上げられていくというような仕組みで、スイスの山岳ゴンドラ技術に感激でした。<br /><br /> 

スイス4日目⑤わずか40分でクラインマッターホルン山頂3883mに立つ

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2018/09/07 - 2018/09/14

695位(同エリア1980件中)

旅行記グループ スイス

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kiyo

kiyoさん

 クラインマッターホルンとは小マッターホルンという意味で、見る角度によってマッターホルンのようみ見えることからこう呼ばれています。スイスに来るまではあまり聞いたこともなかったのですが、ここはゴルナーグラート展望台よりも間近にマッターホルンを眺めることができ、さらにマッターホルンに近づくことができるところでした。

 しかも、標高3883mもあるヨーロッパ最高地点にある展望台で、一帯はマッターホルン・グレッシャー・パラダイスと呼ばれるスキー場にもなっており、ここから見える村はイタリアという、スイスの国境でもあります。

 ゴンドラとロープウェイを乗り継いで行きますが、ゴンドラからは午前中トレッキングしたゴルナーグラート天文台方面がよく見えました。

 また、ロープウェイは広大なテオドール氷河を1スパンで横断するというビッグスケールで、さらにクラインマッターホルンの山頂駅では驚くほどの急勾配を山頂駅のコンクリートの中に引き上げられていくというような仕組みで、スイスの山岳ゴンドラ技術に感激でした。

 

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.5
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
鉄道
航空会社
ANA
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社

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  •  マッターホルン・グレッシャー・パラダイス、クラインマッターホルン山頂方面行きのゴンドラ乗り場。ツェルマット村の南端にあり、バーンホフ通りからでも歩いて行ける

     マッターホルン・グレッシャー・パラダイス、クラインマッターホルン山頂方面行きのゴンドラ乗り場。ツェルマット村の南端にあり、バーンホフ通りからでも歩いて行ける

  •  ゴンドラ駅周辺は、マッター・フィスパ川に橋が架かり、平凡な村の雰囲気

     ゴンドラ駅周辺は、マッター・フィスパ川に橋が架かり、平凡な村の雰囲気

  •  電気自動車のみがここでは走っています。規制のお陰で渋滞もなく、空気もきれい

     電気自動車のみがここでは走っています。規制のお陰で渋滞もなく、空気もきれい

  •  6人乗りのゴンドラでフーリを経由して、トロッケナー・シュテークまで登ります

     6人乗りのゴンドラでフーリを経由して、トロッケナー・シュテークまで登ります

  •  このクラインマッターホルン山頂までのコースはオプショナルツアーということもあり、空いていました。山が好きな人は好きなんでしょうが、午前中たっぷりとマッターホルンを味わっているので、午後もかあと思ってしまうのかもしれません

     このクラインマッターホルン山頂までのコースはオプショナルツアーということもあり、空いていました。山が好きな人は好きなんでしょうが、午前中たっぷりとマッターホルンを味わっているので、午後もかあと思ってしまうのかもしれません

  •  しかし、このエリア、機械力が日本とは比べものにならず破壊的で、クラインマッターホルン3883mの山頂までロープウェイで行けるようにしよう、なんて誰が考えたのでしょう!?

     しかし、このエリア、機械力が日本とは比べものにならず破壊的で、クラインマッターホルン3883mの山頂までロープウェイで行けるようにしよう、なんて誰が考えたのでしょう!?

  •  マッター谷を出発、午後からはロープウェイ&ゴンドラでマッターホルンを味わいます

     マッター谷を出発、午後からはロープウェイ&ゴンドラでマッターホルンを味わいます

  •  眼下のマッター・フィスパ川は、氷河から流れる雪解け水を集めて流れています

     眼下のマッター・フィスパ川は、氷河から流れる雪解け水を集めて流れています

  •  牧場の倉庫は、石瓦葺き

     牧場の倉庫は、石瓦葺き

  •  途中、夏場に使う建物がありますが、このツェルマット一帯で羊は見かけなかった。高床式の倉庫などあって生活の痕跡は見られるが、ここで1年中生活はできない感じ

     途中、夏場に使う建物がありますが、このツェルマット一帯で羊は見かけなかった。高床式の倉庫などあって生活の痕跡は見られるが、ここで1年中生活はできない感じ

  •  モンテローザ方面とグレンツ氷河

     モンテローザ方面とグレンツ氷河

  •  マッター・フィスパ川上流。グレンツ氷河から溶け出す水量は、これくらいということか

     マッター・フィスパ川上流。グレンツ氷河から溶け出す水量は、これくらいということか

  •  ゴルナーグラート展望台と、午前中トレッキングしたリッフェル・ホルン2928m。女優イモトがイッテQでマッターホルンに登る前にテストで登った岩山

     ゴルナーグラート展望台と、午前中トレッキングしたリッフェル・ホルン2928m。女優イモトがイッテQでマッターホルンに登る前にテストで登った岩山

  •  リッフェルホルンの右斜面は、ゴルナー氷河まで切れ落ちていますが、この迫力はトレッキングでは感じなかった

     リッフェルホルンの右斜面は、ゴルナー氷河まで切れ落ちていますが、この迫力はトレッキングでは感じなかった

  •  雪帽子をかぶったブライトホルン4164m。その下まで、ゴンドラやリフトの支柱がいっぱい立っています

     雪帽子をかぶったブライトホルン4164m。その下まで、ゴンドラやリフトの支柱がいっぱい立っています

  •  ここからだと、マッターホルンの登山基地ヘルンリ小屋が氷河の右に白く見えていました

     ここからだと、マッターホルンの登山基地ヘルンリ小屋が氷河の右に白く見えていました

  •  マッターホルン東面と北壁が見えており、真ん中の稜線がヘルンリ稜と呼ばれる登頂ルート。この角を登っていくのが一般コースとなっている。ただし、ガイド一人につき登山者も一人というルール。いつかはこのルートで山頂を。。。なんて思うだけにしておいた方が良さそうです

     マッターホルン東面と北壁が見えており、真ん中の稜線がヘルンリ稜と呼ばれる登頂ルート。この角を登っていくのが一般コースとなっている。ただし、ガイド一人につき登山者も一人というルール。いつかはこのルートで山頂を。。。なんて思うだけにしておいた方が良さそうです

  •  午前中のトレッキングルートを一望。ローテンボーデン駅からゴールだったリッフェルベルグ駅までが、ばっちり見えていました

     午前中のトレッキングルートを一望。ローテンボーデン駅からゴールだったリッフェルベルグ駅までが、ばっちり見えていました

  •  こちら側からみると、モンテローザとグレンツ氷河の迫力があります

     こちら側からみると、モンテローザとグレンツ氷河の迫力があります

  •  朝登った、ゴルナーグラート展望台(中央)

     朝登った、ゴルナーグラート展望台(中央)

  •  中継駅のフーリ。マッターホルン方面のシュヴァルツゼー行きはここで降りますが、ほとんど降りた人はいないようでした

     中継駅のフーリ。マッターホルン方面のシュヴァルツゼー行きはここで降りますが、ほとんど降りた人はいないようでした

  • モンテローザ方向。一面スキー場となっており、冬ダウンヒルもかなりの滑りごたえがありそう

    モンテローザ方向。一面スキー場となっており、冬ダウンヒルもかなりの滑りごたえがありそう

  • マッター谷。谷底の村がツェルマット

    マッター谷。谷底の村がツェルマット

  •  リッフェルベルグ駅辺り。登山鉄道の急勾配の線路がよくわかります

     リッフェルベルグ駅辺り。登山鉄道の急勾配の線路がよくわかります

  •  トロッケナー・シュテーク駅でゴンドラからロープウェイに乗り換え

     トロッケナー・シュテーク駅でゴンドラからロープウェイに乗り換え

  •  ゴンドラを下りて、建物の中をロープウェイ駅まで移動。<br /> 冬場は、ゴンドラを下りればスキーパラダイスなのでしょう

     ゴンドラを下りて、建物の中をロープウェイ駅まで移動。
     冬場は、ゴンドラを下りればスキーパラダイスなのでしょう

  •  ロープウェイに乗るまでは少し並びます

     ロープウェイに乗るまでは少し並びます

  •  右の尖ったところがクラインマッターホルン。あの天辺にロープウェイの山頂駅があります

     右の尖ったところがクラインマッターホルン。あの天辺にロープウェイの山頂駅があります

  •  雪の帽子、ブライトホルンが近づいてきました(右)

     雪の帽子、ブライトホルンが近づいてきました(右)

  •  ロープウェイの支柱は、目の前の低い山の上にあって、さらにその向こうは広大なテオロール氷河を1スパンで越え、あの岩山の天辺まで行きます

     ロープウェイの支柱は、目の前の低い山の上にあって、さらにその向こうは広大なテオロール氷河を1スパンで越え、あの岩山の天辺まで行きます

  •  テオドール氷河

     テオドール氷河

  •  氷河が流れている証拠でもある、クレバスがたくさん見られます

     氷河が流れている証拠でもある、クレバスがたくさん見られます

  •  氷河や万年雪はたくさんあるように見えますが、やっぱり9月なのでどんどんと解けて、雪解け水などが岩壁を流れ落ちていました

     氷河や万年雪はたくさんあるように見えますが、やっぱり9月なのでどんどんと解けて、雪解け水などが岩壁を流れ落ちていました

  •  ここから一気に氷河の上を渡ります。向こうからロープウェイが来ていますので、もう少し先の離合点がこのコースの中間

     ここから一気に氷河の上を渡ります。向こうからロープウェイが来ていますので、もう少し先の離合点がこのコースの中間

  •  この氷河を越えてロープウェイを掛けようなんて、スイスの技術だからこそ

     この氷河を越えてロープウェイを掛けようなんて、スイスの技術だからこそ

  •  クラインマッターホルン山頂部。ここに駅があります

     クラインマッターホルン山頂部。ここに駅があります

  •  コンクリートの塊に、下から差し込んでいくように、ロープウェイは駅舎に納まります

     コンクリートの塊に、下から差し込んでいくように、ロープウェイは駅舎に納まります

  •  想像以上のアクロバティックなロープウェイでした。

     想像以上のアクロバティックなロープウェイでした。

  •  駅から降りて展望台へ上ると、裏側はイタリア

     駅から降りて展望台へ上ると、裏側はイタリア

  •  スイス側とは全く違った風景でした

     スイス側とは全く違った風景でした

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