斑鳩・法隆寺周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 一夜を過ごしたのは、法隆寺に近い「道の駅・大和路へぐり」だった。<br /> それほど寒くはなかった。<br /> 朝食もそこそこに法隆寺に向かう。<br /> 現在の法隆寺は聖徳太子の建てたものではない。<br /> 太子の建てた法隆寺は焼失し、その後近くの場所に建てられたものだ。<br /> 謎の多い法隆寺。<br /> その謎解きをする梅原氏に導かれて、ここにやって来ている。

「隠された十字架・法隆寺論」に導かれて、明日香・斑鳩で車中泊(6/7)法隆寺の若草伽藍を探しまわる

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2019/03/26 - 2019/03/26

125位(同エリア646件中)

motogen

motogenさん

 一夜を過ごしたのは、法隆寺に近い「道の駅・大和路へぐり」だった。
 それほど寒くはなかった。
 朝食もそこそこに法隆寺に向かう。
 現在の法隆寺は聖徳太子の建てたものではない。
 太子の建てた法隆寺は焼失し、その後近くの場所に建てられたものだ。
 謎の多い法隆寺。
 その謎解きをする梅原氏に導かれて、ここにやって来ている。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車
  •  目覚めると6時だった。<br /> 「道の駅・大和路へぐり」は国道168号と接しているが、走る車の騒音はたいして気にならなかった。<br /> 夜間にもエンジン音を響かせる大型トラックもいず、快適な道の駅だった。

     目覚めると6時だった。
     「道の駅・大和路へぐり」は国道168号と接しているが、走る車の騒音はたいして気にならなかった。
     夜間にもエンジン音を響かせる大型トラックもいず、快適な道の駅だった。

    道の駅 大和路へぐり 道の駅

  •  道の駅を少し上空から眺めてみる。<br /> 車がほどほどに停まっているが、ほとんどの車は奈良ナンバーで、その中に九州からやって来た車中泊の車が数台停まっている。

     道の駅を少し上空から眺めてみる。
     車がほどほどに停まっているが、ほとんどの車は奈良ナンバーで、その中に九州からやって来た車中泊の車が数台停まっている。

  •  裏側には近鉄生駒線が通っていて、時々朝の列車が走り抜けていく。

     裏側には近鉄生駒線が通っていて、時々朝の列車が走り抜けていく。

  •  女房の身支度ができるまで、朝の散歩にしゃれ込んだ。<br /> 畑の中から道の駅を眺め、

     女房の身支度ができるまで、朝の散歩にしゃれ込んだ。
     畑の中から道の駅を眺め、

  •  愛犬を連れたお婆さんと、挨拶がてら世間話をしていると、

     愛犬を連れたお婆さんと、挨拶がてら世間話をしていると、

  •  女房の身支度も終わっていて、<br /> 窓のアルミシートを取り去って、布団をまとめ、

     女房の身支度も終わっていて、
     窓のアルミシートを取り去って、布団をまとめ、

  •  朝食もそこそこに、

     朝食もそこそこに、

  •  法隆寺に向かう。<br /> 朝の通勤渋滞に巻きこまれてしまうが、

     法隆寺に向かう。
     朝の通勤渋滞に巻きこまれてしまうが、

  •  気がつけば、法隆寺の入り口前に来ていた。<br /> しかし貧乏旅行に固執する私たちは、目の前の有料駐車場には目もくれず、ここは通過して、

     気がつけば、法隆寺の入り口前に来ていた。
     しかし貧乏旅行に固執する私たちは、目の前の有料駐車場には目もくれず、ここは通過して、

  •  法隆寺の裏側に回り込んで行き、<br />(それが、けっこう奥だった。)

     法隆寺の裏側に回り込んで行き、
    (それが、けっこう奥だった。)

  •  北に1km離れた法輪寺の駐車場に車を停めた。<br /> (なぜなら、ここは無料なのだ。)

     北に1km離れた法輪寺の駐車場に車を停めた。
     (なぜなら、ここは無料なのだ。)

    法輪寺 寺・神社・教会

  •  法輪寺にも美しい塔がそびえている。<br /> 法隆寺の五重の塔の試作品だという説もあるが、見学は後回しにして、

     法輪寺にも美しい塔がそびえている。
     法隆寺の五重の塔の試作品だという説もあるが、見学は後回しにして、

  •  法隆寺に向かって散歩する。<br /> かっての大和盆地を想像できそうな田舎の風景が広がり、春の風が吹いてきて、空も青いし、日差しもあたたかい。

     法隆寺に向かって散歩する。
     かっての大和盆地を想像できそうな田舎の風景が広がり、春の風が吹いてきて、空も青いし、日差しもあたたかい。

  •  大きなため池も現れて、

     大きなため池も現れて、

  •  ボチャンと音のした池をのぞくと、大きな亀が数匹泳いでいた。<br /> 離れた場所には、たくさんの水鳥が休んでいる。

     ボチャンと音のした池をのぞくと、大きな亀が数匹泳いでいた。
     離れた場所には、たくさんの水鳥が休んでいる。

  •  そんな景色を楽しんでいるうちに、気がつくと土塀に囲まれた通りとなっていて、塀越しにお寺の屋根らしきものが見える。<br /> 「ここ、何ていうお寺ですか?」<br /> 通りかかった中学生に尋ねると、<br /> 「良くわかりません」と首をかしげた。

     そんな景色を楽しんでいるうちに、気がつくと土塀に囲まれた通りとなっていて、塀越しにお寺の屋根らしきものが見える。
     「ここ、何ていうお寺ですか?」
     通りかかった中学生に尋ねると、
     「良くわかりません」と首をかしげた。

  •  「地元の中学生でも知らないんだ・・」<br /> 「あれっ、ここは法隆寺なんじゃない?」<br /> 少し歩くと、見たことのある場所が現れた。

     「地元の中学生でも知らないんだ・・」
     「あれっ、ここは法隆寺なんじゃない?」
     少し歩くと、見たことのある場所が現れた。

  •  振り向けば、塀の中に八角形の建物が見える。<br /> 「ここ、夢殿だよ。」<br /> 門をくぐってみると、さらに門があって、そこから先はチケットが必要だった。<br /> 今は入らない。

     振り向けば、塀の中に八角形の建物が見える。
     「ここ、夢殿だよ。」
     門をくぐってみると、さらに門があって、そこから先はチケットが必要だった。
     今は入らない。

  •  夢殿で見たいところは、屋根の上の飾りだ。<br /> 梅原氏によれば、これは宝玉ではなくて舎利瓶だという。<br /> 舎利瓶とは骨を入れる瓶のことだ。<br /> 「これがそうなのか・・」<br /> 法隆寺には、このような舎利瓶がそこら中に出てくるという。<br /> いわば死の匂いのする寺だ。<br /> 塀越しに写真を撮って、

     夢殿で見たいところは、屋根の上の飾りだ。
     梅原氏によれば、これは宝玉ではなくて舎利瓶だという。
     舎利瓶とは骨を入れる瓶のことだ。
     「これがそうなのか・・」
     法隆寺には、このような舎利瓶がそこら中に出てくるという。
     いわば死の匂いのする寺だ。
     塀越しに写真を撮って、

  •  門の隙間から夢殿の姿を眺め、

     門の隙間から夢殿の姿を眺め、

    法隆寺 寺・神社・教会

  •  横に回って、東院鐘楼と伝法堂を眺める。

     横に回って、東院鐘楼と伝法堂を眺める。

  •  突き当りまで歩くと、門があって、中宮寺尼寺の表札が架かっていた。

     突き当りまで歩くと、門があって、中宮寺尼寺の表札が架かっていた。

    中宮寺 寺・神社・教会

  •  尼寺の手前には太子殿があるのだが、門は閉まったままだった。

     尼寺の手前には太子殿があるのだが、門は閉まったままだった。

  •  東院はひとまず置いておき、西院伽藍の東大門まで歩く。<br /> でもまだ境内に入らない。<br /> 見ておきたいのは若草伽藍なのだ。

     東院はひとまず置いておき、西院伽藍の東大門まで歩く。
     でもまだ境内に入らない。
     見ておきたいのは若草伽藍なのだ。

  •  法隆寺は、聖徳太子が造った寺なのか、それとも再建されたものなのか?<br /> 昭和の時代、激しい論争が続き、焼けた寺跡が発掘されて再建説が逆転勝利となった。<br /> 発掘された寺跡が若草伽藍だ。<br />(写真は発掘調査されている時のもの)

     法隆寺は、聖徳太子が造った寺なのか、それとも再建されたものなのか?
     昭和の時代、激しい論争が続き、焼けた寺跡が発掘されて再建説が逆転勝利となった。
     発掘された寺跡が若草伽藍だ。
    (写真は発掘調査されている時のもの)

  •  太子によって建てられた法隆寺は、今の法隆寺とは17度向きがずれていることも分かった。<br /> 当時の太子の住居(斑鳩宮と呼ばれていた)は、今の夢殿近くにあり、太子の子孫はそこで暮らしていたようで、<br /> 法隆寺と斑鳩宮はセットになっていたのだろう。

     太子によって建てられた法隆寺は、今の法隆寺とは17度向きがずれていることも分かった。
     当時の太子の住居(斑鳩宮と呼ばれていた)は、今の夢殿近くにあり、太子の子孫はそこで暮らしていたようで、
     法隆寺と斑鳩宮はセットになっていたのだろう。

  •  元祖法隆寺の伽藍の配置は四天王寺形式で、今の法隆寺とは異なっている。<br /> 太子の死から20年後、この塔の中で太子の息子の山背大兄皇子をはじめ、一族25人が惨殺された。<br /> その27年後、法隆寺は焼け落ちてしまい、寺は荒れ果てていたという。<br /> ぞくぞくするような話だ。

     元祖法隆寺の伽藍の配置は四天王寺形式で、今の法隆寺とは異なっている。
     太子の死から20年後、この塔の中で太子の息子の山背大兄皇子をはじめ、一族25人が惨殺された。
     その27年後、法隆寺は焼け落ちてしまい、寺は荒れ果てていたという。
     ぞくぞくするような話だ。

  •  その若草伽藍をみたいと、あちこち歩き回ってみるが、

     その若草伽藍をみたいと、あちこち歩き回ってみるが、

  •  迷路のような袋小路に入ってしまい、見つからない。<br /> 庭で畑仕事をしているお爺さんに、<br /> 「あの寺のような建物は、若草伽藍ですか?」<br /> と聞いたりしてみるが、<br /> 「よう知らん・・」との返事。

     迷路のような袋小路に入ってしまい、見つからない。
     庭で畑仕事をしているお爺さんに、
     「あの寺のような建物は、若草伽藍ですか?」
     と聞いたりしてみるが、
     「よう知らん・・」との返事。

  •  それでも何とか分かる人に巡り合って、話を聞くと、<br /> 若草伽藍はこの塀の内側で、こちら側からは入れないと言う。<br /> 塀に沿って歩いて行くと、

     それでも何とか分かる人に巡り合って、話を聞くと、
     若草伽藍はこの塀の内側で、こちら側からは入れないと言う。
     塀に沿って歩いて行くと、

  •  南大門に出てしまった。

     南大門に出てしまった。

    法隆寺 寺・神社・教会

  •  南大門をくぐれば、見えるのは中門と五重の塔だ。<br /> 中門に入るに前に若草伽藍を探す。

     南大門をくぐれば、見えるのは中門と五重の塔だ。
     中門に入るに前に若草伽藍を探す。

  •  若草伽藍はこの塀の中だった。<br /> しかしこのエリアは立ち入り禁止となっている。<br /> 残念、無念、<br /> ここは考古学者か、NHKか、それなりの人でないと入れないらしい。

     若草伽藍はこの塀の中だった。
     しかしこのエリアは立ち入り禁止となっている。
     残念、無念、
     ここは考古学者か、NHKか、それなりの人でないと入れないらしい。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • trat baldさん 2019/05/09 08:30:53
    思ったとおり、旅の中身が超充実!
    写真にコメントを付ける時に撮影時の自分を振り返って見たり史実を伝えるために資料を調べたりする事も旅の一部ですよね。
    僕は後から勉強タイプだけどmotogenさんは予め調査タイプかしら?

    motogen

    motogenさん からの返信 2019/05/09 18:59:04
    Re: 思ったとおり、旅の中身が超充実!
    ありがとうございます。
    資料調べですが、普通、テレビ番組や皆さんの旅行記や本などを見ていて、
    「おっ、これは面白そう!」と目に止まった場所に行ってます。
    すると自然にそれが下調べとなり、行き場所や順路の計画する時には、さらに学習することになっているのかな・・
    しかし下調べは下調べであって、現地で見聞きすると、ぼんやりしていたイメージがガラリと変わったり、思い違いをしていたことも多かったり、まとまっていなかった知識が立体的に組み立てられるようになったりと・・
    現地は大切ですね。
    帰ってきて、頭の中を整理して旅行記を書き始めると、下調べしたことがやっと分かる場合が多いです。

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