ニューヨーク・ナイアガラ・ワシントンDC13日間　12日目　春のワシントンDC・桜はまだ早かった。

2019/03/24 - 2019/03/24

今日は少し雲がありますが、青空が広がっています。
青い空にホワイトハウスやリンカーン記念堂の白い建物がとても映えます。

ワシントンDC各地で開催される全米桜祭り「National Cherry Blossom Festival」は
2019年は3月20日～4月14日の期間で開催されます。
1912年に当時の東京市長が2000本ほどの桜の木を寄贈しました。
タイダルベイスンという入江の傍にあるポドマック公園を中心に植樹され
桜の名所となったそうです。
まだ桜は咲いていませんでした。残念。

★3月24日（日）リンカーン記念堂、ホワイトハウス、スミソニアン・アメリカ美術館＆肖像画美術館、フォード劇場


日程
3月13日（水）ポートランド　→　ニューヨーク（機内泊）
3月15日（金）ニューヨーク観光
3月16日（土）ニューヨーク観光
3月17日（日）ニューヨーク観光
3月18日（月）ニューヨーク観光
3月19日（火）ニューヨーク　→　バッファロー（飛行機移動・シャトル移動）→　カナダ側ナイアガラフォールズ滞在
3月20日（水）ナイアガラ観光
3月21日（木）ナイアガラ（シャトル移動）→　バッファロー　→　ワシントンDC（飛行機移動）アーリントン泊
3月22日（金）ワシントンDC観光
3月23日（土）ワシントンDC観光
3月24日（日）ワシントンDC観光
3月25日（月）ワシントンDC　→　ポートランド自宅（飛行機移動）

エリア ワシントンＤ.Ｃ.(アメリカ)

ホテルからタクシーで移動。
今朝の観光は「リンカーン記念堂」からスタート。

アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンを記念して
1922年に建てられたのが、このリンカーン記念堂です
記念堂には36本の柱がありますが、
これは彼が亡くなった当時のアメリカ合衆国の州の数を示しています。
建物が完成した時には、州の数も48に増えていました。
56段ある階段も、彼が暗殺された際の年齢にちなんでいるそうです。

5.8メートルもの巨大なリンカーン像が鎮座しています。

リンカーン記念堂は5ドル紙幣の裏面に印刷されていて
表の面はリンカーン大統領の肖像画が印刷されています。
どれどれ、5ドル札を手にとり確認～
記念堂の建物の中央にリンカーン像が印刷されていました。

リンカーンは歴代大統領の中でも身長が高かったらしく、
193センチくらいはあったと言われています。
座っているとわかんないけど。顔は面長だわ。

リンカーンはアメリカ合衆国では初となる共和党所属の大統領。
特に奴隷解放宣言など人権運動に貢献した功績で奴隷の父とも呼ばれています。

北と南のふたつの内壁に文字が刻まれています。
南側はゲティスバーグ演説の内容。
北側の内壁面には、第二期大統領就任演説の内容が彫られています。

目の前はリフレクティングプールとワシントン記念塔。
1963年8月28日に行われたワシントン大行進での
リンカーン記念堂からの
マーティン・ルーサー・キングによる
I Have A Dream
の演説は有名ですよね。

記念堂の前には全長約618メートル、幅51メートルのリフレクティングプール
ここは映画フォレストガンプにも登場し
プールに飛び込むシーンが印象的です。
あの映画は私は好きです!(^^)!
このプールは汚かったなあ。飛び込みたくない。

オベリスクはアメリカ初代大統領である
ジョージ・ワシントンの功績を称えて建造されたワシントン記念塔。
約3万6千個の石を積み上げて建てられた塔の高さは約169メートル。

「第二次世界大戦記念碑」まで歩いて到着。

噴水の周りに建てられた高さ5.18メートルの円柱は56本。
一対のドームで構成されたオーバル型の広場で、
円柱にはアメリカ各州の名前が刻まれています。

歩いている時に、楽器の演奏の音が聞こえてきました。
彼らが練習していたのね。
近くで聞きたかったけど
練習が終わって記念撮影をしていました。
桜祭りが開催されているのでその練習かな。

ポドマック公園の桜と他の記念碑を歩いて見に行きますか？
と同行者に提案しましたが、
どうみてもまだ桜は咲いてはいないし、遠いのでと
却下でした。
ホワイトハウスを見たいと。
では行きましょう～。公園の中を歩きます。気持ちいい散歩です。
ホワイトハウスは見えてきましたが、柵があって遠いです。

ワシントンDCの観光名所のひとつはホワイトハウスですものね。
ワシントンDCに来たって強く感じると同行者の夫婦は喜んでいました。

アメリカ合衆国大統領が暮らす建物の姿は、その名のとおり白に覆われております。
望遠レンズを忘れた。旅に持ってきてるのに部屋に置いたまま。
望遠レンズがいるほど、ホワイトハウスはここからは遠い。
テロ前はホワイトハウスはツアーで見学ができたようです。
この場所も、おそらくもっと近くで建物を見れたのではないのかな。

こちらは裏側なんですよね。
テレビなどの映像はこちら側からなので馴染みがある。
ここの前でデモをしている映像もよく観るな。
今日は誰もいません。銃を持った警察官が警備をしていて
鋭い目で周辺を監視しています。

デイナーを17時30分に予約をしています。
ランチは軽く食べようという事で
７年前に来た時にフードコードがあった
オールド・ポスト・オフィスへ歩いて行きます。

あらっ、
トランプホテルになっていた。

中央郵便局として使われたオールド・ポスト・オフィス。
ここを改装してホテルになったのかあ。
吹き抜けの中庭はバーやレストランがありいい雰囲気。

休憩スペースのソファーがあったので休憩。
このソファーの座り心地が良くて寝そうになってしまったわ。
観光客も多く、写真撮影をしている人がチラホラといました。

ファーストフード的なピザ屋があったのでそこで食べました。
たくさんの種類の具やソースを自分で選んで焼いてもらいます。
サンドイッチのサブウェイのピザ版のよう。
旦那は欲張ってたくさんの具を注文して
てんこ盛りのピザになっていた。

「フォード劇場」に行きました。
リンカーンが暗殺された劇場です。
ここも嬉しい無料。整理券が必要です。
16時のチケットを確保できました。

ピザの写真もフォード劇場の外観の写真も撮影してなかったわ。

１６時まで時間があったので近くの
スミソニアンの肖像画美術館とアメリカ美術館に行きます。
２つの博物館は一体化した建物です。
ここも広大な博物館です。
はっきりと覚えていないのですが、
ここの博物館は荷物検査がありませんでした。

中庭ではラン展が開催されていました。

綺麗だわ。
ランは私は枯らしてしまうんですよね。

花を見ていると和むわ。

受付でMAPをもらおう～。
日本語のマップはなかったわ。
一番人気の
「歴代アメリカ大統領(American's Presidents)」コーナーと
「20世紀のアメリカ人(20th Century Americans)」コーナーへ。

アメリカの歴代大統領の肖像画が並んでいます。

「リンカーン」

「ジョン・F・ケネディ」
大統領就任時の年齢は43歳。

「ビル・クリントン」
絵はコラージュがされております。

「ジミー・カーター」
ノーベル平和賞を受賞しています。

絵と記念写真撮影をするのに長い列が出来ていました。
誰の絵かしらと思ってたら

オバマ大統領の肖像画。
人気があるのね。
７年前に来た時はなかったので
まだ新しい作品だからかな。

アメリカの歴代大統領の肖像画の他に
ハリウッドスター、スポ－ツ選手、ミュージシャンなど、
アメリカの著名人の肖像画もありました。
映画のポスターも。
SAYONARA
1957年公開のアメリカ映画。
朝鮮戦争時の日本が舞台で、
当時はタブー視されていた日本人女性と米国軍人の悲しい恋の物語。

アカデミー賞のオスカー像です。
アカデミー賞の授賞式はテレビで観ます。

日本の絵だと思う。

マリリン・モンロー
マイケルジャクソンやビルゲイツ夫妻の肖像画もありました。

ミシェル・オバマさんの肖像画の前にも行列が出来ていました。
行列が出来てた絵はオバマ夫妻だけ。
人気があるんですね。
でも、この絵は本人にあまり似てないような気がするんですけど、、

3階の内装が素敵です。

全部は廻り切れなかったけど
16時前になったので、フォード劇場に行きます。

時間になったので展示室に団体で入館します。
展示室内にガイドさんはいないので、ツアー参加者は自由に展示室内を回ります。
リンカーンの暗殺された様子の壁絵です。
背後から後頭部めがけて、銃弾を発射している！
初めて観た時は衝撃的でした。
1865年4月14日金曜日、午後10時頃の出来事です。

暗殺に使われた銃。
ヘンリー・デリンジャーが製作したもので、
44口径の小型パーカッション式単発銃。
実物を観ると震えてきます。

リンカーンは致命傷を負って
直ちに向かい側にあったピーターセンハウスに運ばれましたが、
翌朝、56歳の生涯を終えました。
犯人は俳優で南部連合の支持者であるジョン・ブースという人物です。
犯人はのちに射殺されました。

リンカーンの家族の写真。
4人の息子のうち、長男だけが唯一成人するまで存命しました。
リンカーンは子供好きだったそうです。
３人の息子さんは早くに亡くされているんですね。
リンカーンの直系子孫は断絶していますが
リンカーンの母ナンシーの出身一族であるハンクス家の子孫は
今日まで続いており、俳優のトム・ハンクスはその一人なんですって。
トム・ハンクスも嬉しいだろうなあ。

南北戦争に関する展示などもありました。
狭い展示室にツアー客で混雑しています。
放送がかかり劇場への階段がオープンになり移動します。

劇場内。小さな劇場です。
現在も劇場として使われ、日々様々な公演が行われています。
歴史をかんじさせる格調高い劇場といった感じです。

リンカーンが座っていたバルコニー席。
８号室はドアのカギが壊れている部屋だったそうです。
警備も警官が1人だけだったそう。しかも持ち場を離れていたらしい。
なんということでしょう！偉大な大統領に対して信じられないわ！

暗殺事件は背後にそれを指示した政治的な組織がいたのではないか、
表面に出て来なかった共犯者がまだいたのではないかと
いわれているようです。

狙撃直後、リンカーンが瀕死の状態で運び込まれたのが
フォード劇場の道路を挟んで目の前にあるピーターセンハウス。
ピータセンハウスは民宿でした。
フォード劇場と共に国立史跡に登録されました。
リンカーンは1865年4月15日午前7時22分に、
ピーターセンハウスの一室のベッドで息を引き取りました。
リンカーンが運ばれた部屋やリンカーン死後を追う展示室があります。

ご夫妻はお疲れとの事、私達は前回に来てますし、
ピーターハウスの見学はやめて
少し早いですが
予約していたレストランに向かいます。
ナショナルギャラリーの近くです。

広い道路。遠くに国会議事堂が見えます。

テレビカメラが数台でています。
なんだろう～
首から許可書をぶらさげている人に
何かあるのですか？と聞くと
この方は記者の方でトランプ大統領の疑惑の捜査の結果が、
もうすぐ発表されるのでその取材だと。
記者の男の人は、ニコニコしていて私達が日本人だと知ると
僕は九州の基地の中で生まれたんだよ。
日本は大好きさ！って言っていました。
疑惑話や政治についていろいろ話してくれたけど、
早口だし、ロシア疑惑の事を言ってるんだなってくらいしかわからなかったわ。
アメリカに長く住んでいるけど、この語学力のなさに情けない。
ありがとう～とお礼を言って立ち去ると、
他の観光客っぽい人に記者はつかまってしまい
同じように質問され丁寧に答えてたわ。いい人だわ。

翌日、
トランプ陣営とロシアとの共謀は確認できなかったと発表があったと
ネットニュースで知りました。この事だったのね。

「The Capital Grille」
場所的にも政治家の来店が多いステーキレストラン。
入口の近くの冷蔵室に熟成肉がぶら下がっており
ワインのボトルキープが置いてありました。
同行者の奥さんが誕生日だったので
お祝いをしたいと電話でその旨を伝えていました。
とてもいい席に案内され、担当のスタッフの人は
主役の奥さんを中心に盛り上げようとサービス満点。
丁寧で、細かい点まで配慮されています。
プロってかんじ。
ワインは何でもいいので好きなのを注文しといて～
って言って奥さんが席を立った時に入れ違いで
担当のスタッフの方が注文を伺いにきたのですが
あっ、主役がいないね、主役の意見なしに注文は出来ないってさ（笑）

全員、メニューに載っていない本日のおすすめのステーキを注文。
写真は途中で撮影したのでお肉が半分くらいだけど
すごく大きかったです。
付け合わせにマッシュポテトとインゲンのソテーを注文しました。
ワインはスタッフのお勧めのワインボトル、ピノノワールの赤ワイン。
あら、オレゴン産だわ。85ドル。
熟成肉は旨味がしっかり出ていました。
美味しいです!(^^)!
ワインは美味しかったけど軽めの赤ワインなので
もうちょっと重めの方が私はよかったかな。

誕生日ケーキを用意していただいてました。
名前入りを電話でお願いしたのですが
Happy Birthdayの言葉以外は無理かもしれないって言われてたのですが、
チョコペンで名前とメッセージも入れてくれました。
チーズケーキとチョコケーキ。
１本のろうそく付きでロウソクに火を点けました。
Happy Birthday！

ケーキもすごく美味しい。
スタッフの人の心配りのあるサービスがとてもよかった。

チップをはずんで合計ぴったりの500ドル。
おいしい魚は日本でいくらでも食べれるので
アメリカでは美味しいステーキを食べたいと希望だったので
喜んでもらえたようなのでよかった。
誕生日もお祝いが出来てとてもよかったです。

旅の最後の楽しい夜でした。