2019/02/10 - 2019/02/10
70位(同エリア152件中)
Akrさん
ご覧下さいましてありがとうございます。
JR東日本の観光列車、リゾートみのり号の指定席が偶然、4席並びで取れたことから始まった今回の飲み鉄旅。
取れたのが上り列車の新庄→仙台だったので、今回は「雪見酒」をテーマに、仙台→山形→新庄→仙台とまわる行程を組んでみました。
前編では、仙山線で山形へ。山形では、高層ビル「霞城セントラル」の展望ロビーへ上ったり、市内循環バスに乗ったりして過ごしました。お昼は、山形名物の板そばを堪能し、午後からは、リゾートみのりに乗るべく、山形から新庄へと向かいます。
701系のロングシートが嫌だからと、自由席特急券を買って、新庄まで山形新幹線で行くことに。特急券代は、車内で快適に飲むための「席料」だと思えば安いものです。
後編は、山形駅から山形新幹線つばさに乗るところから始まります。
前編に輪をかけて、飲み鉄します。
終始、飲むか食うしかしてない酔っ払いおっさん4人旅ですが、最後までご覧いただけましたら幸いです。
それでは後半戦参りましょう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
「ただ、飲みたいから」
という不純な動機から新庄までの席料1.180円を投資します。やはり、701系のロングシートで飲むのは回避したかった。今回使っている、「小さな旅ホリデーパス」は福島~新庄間に限って別途、特急券を買えば、新幹線にも乗れちゃうのです。18きっぷでは出来ないワザが使えます。山形駅 駅
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12時46分発、つばさ133号新庄ゆき。
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自由席は2両。
たぶん山形でごっそり降りるはずだから座れる。座れなかったらシャレになりません。課金したうえ、デッキ乗車で雪見酒とかなんの罰ゲームかと。 -
無事に座れました。
山形発車。 -
45分しかないからさっそく飲むよ。
さっき寄った山交ビルの中に北海道のアンテナショップのような所があり、そこで北海道限定ビールでお馴染みの「サッポロクラシック」を発見。買い込んできました。 -
雪景色と青空がマッチします。
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山形から20分で村山へ。
村山駅 駅
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ここから急に積雪量が増えた。
一面の雪原を行きます。 -
豪雪地帯なのですが、これでも今年は雪が少ない。
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13時16分。大石田。
ここで車内の乗客の8割が下車。ほとんどインバウンド客だった。
銀山温泉へでも行くのかな。大石田駅 駅
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13時31分。終点新庄に到着。
あっという間の新幹線乗車でした。
「乗車時間短すぎて3本しか飲めなかったよ」と同行のMくん。
3本飲めれば上等だろ(笑)
これだから呑兵衛は困る(お前もだ 笑)新庄駅 駅
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新庄駅は、ホームの形状がH型なのでこ線橋がありません。どのホームへも平面移動できる、1面5線の構造。
新幹線ホームには屋根がかかっています。 -
つばさ同士の並びを押さえます。
ヘッドライトの形状が違います。左が1000番台。右が400系を置き換えた2000番台。車内もシートやコンセントの有無など相違点が多い。 -
さて、新庄駅。
リゾートみのりの発車は、15時1分だからまだ1時間半もある。
どうしよう。 -
駅に隣接する、最上広域交流センター「ゆめりあ」に来てみました。
お土産などを物色しつつ、アルコールも補充します。地酒コーナーもあり、良い時間つぶしになります。もがみ物産館 お土産屋・直売所・特産品
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駅前に出てみます。
やっぱり雪が少ない。地面が見えてる。 -
お地蔵さん的な雪像がありました。
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毎年8月に行われる、新庄まつりの山車が飾ってありました。
新庄まつり 祭り・イベント
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改札は列車ごと。
リゾートみのりの改札は14時40分ころだそう。
まだまだ時間がある。 -
やることないので指定券持ってるのに改札前で並ぶ(笑)
気持ち分からないでもない。 -
いよいよ改札。
リゾートみのりは5番線に据え付けられていました。リゾートみのり 乗り物
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今年、デビュー10周年なんですね。
デビューは、2008年。宮城デスティネーションキャンペーンの時に登場し、仙台と新庄の間を東北本線、陸羽東線経由で週末を中心に運転されています。 -
さっそく乗ってみましょう。まだ、車内は空いています。
リクライニングシートに大きな窓。素敵な車両です。 -
運転席後ろは、フリーの展望スペースがあります。五能線を走るリゾートしらかみと同タイプです。
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みのりの名入りのオリジナルのシートカバー。
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シートには、紅葉で有名な鳴子峡のもみじがプリントされています。
なかなか凝った造りですね。 -
展望スペースまわりにはさまざまな小物が。
みのりの先頭部をかたどったボードがありますね。
これは・・・ -
こうやって使う(笑)
乗車記念にどうぞ。 -
さて、席を回転させて、宴席設営中。
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向かい合わせにします。
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前向きの状態で前席とのピッチが1200mm。
新幹線E5系の普通車のピッチが1040mmですからかなり広く取られています。向かいあわせにしても向かいの人と足がぶつかりません。窓側席から通路へ出る際もラクに出られます。また、写真のようにひじ掛けに収納式のテーブルも備わります。
まさに飲むために作られた車両(いや、たぶん違うぞ、それ)
「すごいね、この列車」
みなさん、好評のようです。 -
キハ48・・・
でも、これってね、
古いクルマの改造なのよ。
夢を壊すような話は止めましょう。今日は鉄道組合の旅行ではないのでそういう情報は要らないですよ。 -
これがタネ車なのですよ。という話はそっと胸にしまっておこう。
※この写真は、1979年に当時、小学生だった私、Akrが撮影したものです。 -
15時1分。定刻に新庄駅を発車します。
車内は8割がた埋まりました。あとは途中駅からの乗車でしょう。 -
いざ、雪原の陸羽東線へ!
雪見列車の旅はじまり。仙台まで2時間38分、楽しみますよ~ -
運転席かぶりつきも楽しめます。
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車内では、10周年記念乗車証明書が配られました。
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JR東日本小牛田運輸区の方が作った「社員オススメの車窓スポット」なるパンフレットが座席のポケットに入っていました。
こういうのは手作り感があっていいですね。 -
さあ、雪見酒。宴のはじまりです。
私は日本酒にしてみました。
さっき、新庄駅で買った地酒、「花羽陽(はなうよう)」です。
花羽陽は、山形県最古の蔵元です。 -
Sくんは、冷酒。
おちょこ付きのペットボトル日本酒なんてあるんだ。 -
青空になりました!!
まさに雪見酒。最高です。 -
15時19分。瀬見温泉。
ホームの雪がすごい。瀬見温泉駅 駅
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最上で下り列車と交換。
最上駅 駅
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今度は、10周年記念ステッカーをもらいました。
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酒田米菓のオランダせんぺい。
米に米が被りました。昨年は、いなほの車中で日本酒とサラダホープで米被りしましたね。つまみに米菓って合うんですよ。 -
リゾートみのりは車内販売もあります。
最近は、車内販売が激減していますのでこういった光景も珍しくなるのでしょうか。
幸いにして、この列車は観光列車なので売れ行きは良さげ。みんな、ワゴンを止めて買っていました。 -
シンカンセンカタイアイスもありました。
スジャータのバニラアイス。これももう車内では買えなくなるんですね。 -
ここで、秋田名物、バター餅登場。
さっき新庄駅で買ったのですが、冷凍だったので自然解凍していました。ここでようやく溶けたので食します。もち米にバターや小麦粉を練り込んだお菓子です。濃厚な味わいと柔らかい食感がクセになります。 -
15時52分。中山平温泉。
飲んで食ってるうちに列車は宮城県に入りました。中山平温泉駅 駅
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鳴子温泉の手前にある鳴子峡の鉄橋では徐行のサービス。
紅葉も綺麗ですが雪景色もまた格別です。観光列車らしく名所案内もありました。鳴子峡 紅葉
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16時ちょうど。
鳴子温泉到着。意外に乗降は少なかったです。ここで降りて今日は温泉に一泊なんてのもいいなあ。鳴子温泉駅 駅
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つまみが底をつく事はないようです。
じゃがりこ明太チーズもんじゃ味。
こんなレアな商品が被った(笑)まあ、酒飲みが好みそうなスナック菓子ですが・・・ -
16時27分。岩出山へ。
ここでも下り列車と交換。岩出山駅 駅
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平野部へ下りて来ました。
雪はすっかりなくなりました。陽もだいぶ傾いて来ましたね。 -
やがて、東北本線と合流。
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16時59分。陸羽東線を走破して小牛田へ。
ここからは東北本線に入ります。小牛田駅 駅
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小牛田で運転手が交替。
遮光幕が降ろされました。 -
さすが幹線。ディーゼルエンジンが唸り、スピードが上がります。
終点仙台はもうそこです。
旅が終わってしまう寂しさからかテンションが下がるメンバー。
飲み疲れという意見もありますが(笑) -
17時39分。定刻に仙台へ到着。
仙台駅 (JR) 駅
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あ~あ、帰って来ちゃったよ。
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みのり、快適だったよ。
指定席料金520円で乗れるなんて最高じゃないか。 -
キハ48.
エンジンは換装されていますが、ホームに響き渡るエンジン音。これがいいんだよな。気動車フェチには堪りません。 -
ほぼ、銀色の電車しか来ない仙台駅在来線ホームに花を添えます。
-
日帰りであっという間でしたが盛りだくさんの内容で、みんな満足していただいたようです。
みんな元気です。
幹事役の私としましては、乗り鉄仲間が増えたのは嬉しい限り。
ひとり旅もいいけれど、仲間で賑やかに行く旅もいいですね。
ほろ酔い気分で帰りましょう。
みんな、今日はありがとうございました!!
そして旅行記をご覧の皆様、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました! -
かつ丼食って帰ります。
また食うのかよ(笑)
-おわり-
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この旅行記へのコメント (7)
-
- 毛利慎太朗さん 2019/04/07 13:36:02
- JR東日本の列車のシートピッチについて
- Akrさん、立て続けですがコメント申し上げます。
リゾートみのり、まさに飲むための設計された車両とは秀逸を越えて都都逸(意味不明)といった例えではないでしょうか。
私も恥ずかしながら、2017年に乗って車内販売員からミックスナッツと缶の白ワインで旅の成功を祝ったものです。
(缶のワインってまずいって噂でしたけど、そこまで缶の臭いがするかというわけでなくて、純粋に辛口であっさりした白ワインでしたが、産地は確か山梨県、そこは地元山形から仕入れないんだなあと思いましたけれども。)
シートピッチは本当にゆったりして、快速最上川でたちっぱでかぶりついていたので有り難かったです。
シートピッチ1200ミリというと、リゾートしらかみやあすなろなどのHB-E300もそうで、指定料金520円で乗れるのがいいですね。
今度きらきらうえつが海里に変わるのは国鉄車両好きにとって残念であるし、またHB-E300かよ、JRのリゾート列車も見てくれが統一されて面白くないなあ、これもコストカットかよと、ついぼやいてしまいますが、シートピッチが970から1200に変わるので発展的解消と思うしかないですね。
まあ、最も乗り特なのは「やまどり」だと思います。
あちらは3列シートだし、ピッチも1200ミリだし。
そう考えますと、どこぞのひたちやあずさ、izuクレイルの4列グリーン車はぼったくりのように思えて仕方ないですね。
(乗ったこともないのに文句をいってすみません)
- Akrさん からの返信 2019/04/07 23:41:16
- リゾートみのりの座席は良かったです。
- 毛利慎太朗さま
続けての書き込み、ありがとうございます。
リゾートみのり。良かったです。快速なので指定席料金だけで乗れますし、車販まである。乗り合わせているのが100%観光客なので、堂々と酒が飲める(笑)
シートピッチは広かったですね。だいたい2人がけの席を回転させて向かい合わせにすると窮屈になりますが、これだけのピッチがあると足元も余裕で窓側の席から隣席によけてもらわなくても通路に出れます。まあ、普通の一般車ならこうはいかないでしょうね。E721なんかの椅子を見ると良くわかります。まだ701のロングのほうが座り心地良いです。
最近の車両は、普通車の椅子のグレードが上がっていますので、4列グリーンはそれほどプレミアム感はないですね。ひたちやあずさは普通車もグリーン車も一緒です(笑)まだ651の3列グリーンのほうがいいと思います。
国鉄型がどんどん無くなって行きますね。485の定期営業列車が消滅したときはショックでしたね。国鉄車両で育ってきた世代としては寂しい限りです。
終始、鉄ネタですみません。
それでは。
-Akr-
-
- とのっちさん 2019/03/31 10:07:38
- 緊急招集!
- Akrさま
こんにちは。すばらしい雪見酒。
出ました「リゾートみのり」。いいなぁ乗り放題。新庄降りたかったな…(笑)「つばさ」課金作戦は成功しましたね~クラシックが山形で買えるのはいいですね…改札出られるのはすばらしいことです。しつこいようですが…
おっしゃるとおり、新庄駅は段差のない1面5線ですね。写真を撮ろうと思って歩きまわると結構大変でした。「リゾートみのり」は中間の“□⊿”も含めてキハ48ですね(笑)。抜群のシートピッチをおごり、前面展望も見れて520円はお買い得です。鉄道好きでなくても、酒飲みながら雪見ができて、喜ばれたことでしょう。
1979年の写真は車両もですが、広い構内がいかにも国鉄という感じでいいですね。東北新幹線の開業前ですね~調子に乗って「あぁ、そういえば…」のようにED75や485系が出てくると悶絶します。これだけ食って、最後にカツ丼食って帰る、Akrさまの旅行記の最後の1枚はオチ専用になりつつある気がします。次はいよいよアレでしょうか?
とのっち
- Akrさん からの返信 2019/03/31 14:47:00
- 今回のみのりは2号車減車でした。
- とのっちさま
こんにちは。いつもありがとうございます。
えっと、新庄で降りられない、改札を出られないということはアレですね。
大回り乗車やってたんですか!仙台の大回りは、首都圏と違い、ラッチ内での過ごし方と乗り換え列車の待ち時間がネックとなりますね。駅ナカが充実した駅はたぶん東北では無いと思います。
みのりは、普段は3両で中間車に原型キハの先頭車が挟まっており、愛でる会ネタ的には最高なのですが、今回は季節減車で2両なので中間先頭車はなしでした。もう1両の2号車はこの日、風っこストーブ女川号に駆り出され、風っこ車両とペアを組んでいましたね。これも乗ってみたかったです。1979年のキハ写真は完全にそっち系の需要を見込んであえて掲載しました。そのうち1本また旅行記作る予定です。スキャン作業が手間なのですが・・・頑張ります。
仰るとおり、最近は旅行記の最後の1枚の写真でオチを作る傾向にありますね。
次作は・・・やはりアレでしょうね。合流前になにしてきたかカミングアウトします(笑)ご期待くださいませ。
それでは。
-Akr-
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- Tagucyanさん 2019/03/31 00:06:59
- 雪見、
- Akrさま
こんばんは
雪見しながらのひたすら飲んだ食った旅の続編を拝見しました。
山形新幹線、山形までは何回か乗ったことがありますが、新庄までは開業直後に1度乗ったきり。私も山形ですいてしまうんだろうという読みをするところですが、大石田駅でドッと減るというのはイメージなかったですね。
また、同じ盆地の中なのに、山形市内と村山ぐらいから先で、ずいぶんと雪の量が変わるんですね。その土地に精通していないヨソ者は、一様に考えてしまいがちです。
リゾートみのり号、内装や見た目はハイブリッド車両であるリゾートしらかみなどと同じですが、タネ車はタラコちゃんですか。加速とかはどうでしたか。まあ、今回はメンバー的に、そんな話をしても・・・ というところかも知れませんが(笑)
それにしても次から次へと飲み物とおつまみが出てきますね。底なしですね(笑)
それでも雪を見ながらですと、どんどん進んでしまうんでしょうね。
シンカンセンカタイアイス。私も愛食してましたが、これ何でみんな半角で書くんでしょうね(笑)
最後カツ丼。恐れ入りました。別腹ですか。
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Tagucyan
- Tagucyanさん からの返信 2019/03/31 00:12:28
- つい手が滑りました
- Akrさま
みなさまのひたすら飲み食いする姿に感心してしまい、
題名を入力している途中で手が滑ってしまいました(笑)
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Tagucyan
- Akrさん からの返信 2019/03/31 14:04:41
- 最高の雪見酒となりました。
- Tagucyanさま
こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
新幹線で飲む作戦は成功でした。ただ、意外と山形から乗る人が多くてびっくりしました。でも、そのほとんどが外国人観光客でした。やはり蔵王の樹氷や銀山温泉なんかは人気が高そうです。大石田は銀山温泉の玄関口ですが、大量下車したのはびっくりです。意外な所で山形新幹線の末端区間の繁盛ぶりを拝見しました。
リゾートみのりは、先代のリゾートしらかみとほぼ同じ造りですね。たしか、くまげら編成がハイブリットではない、まだキハ48系列だったような。
エンジンは換装済みなのでパワフルな走りでした。タネ車のキハはネタです(笑)
また古い写真で旅行記1本作ってみようかな。
シンカンセンカタイアイスが半角なのは私も謎ですね。本当に硬いんですよね、あれ。でも濃厚で美味いし、車内は乾燥するからアイスや冷凍みかん(これも古っ)が美味しいんですよね。
かつ丼。。。
とのっちさまにも言われましたが、最近は旅行記最後の1枚がオチになりつつあります(笑)
それでは!
-Akr-
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