2019/02/25 - 2019/02/25
214位(同エリア707件中)
あおしさん
デリーからの夜行列車でバナラシへ。
バナラシはヒンズー教の最高神・シヴァ神ゆかりの地であり、神とされるガンジス川ではヒンズー教徒の火葬場や沐浴で知られるヒンズー教の聖地です。
また、お釈迦様(仏陀)が初めて説法を行った(初転法輪)の場所とされ、仏教の4大聖地の1つでもあります。
このバナラシには2日間滞在しました。
その1日目です。
宗教都市バナラシとガンジス河
https://youtu.be/eFbILhYXtZY
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エス・ティー・ワールド
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-
デリーからの夜行列車で目覚めると、朝霧の中を列車は走っていました。
いったいどこを走ってるのかさっぱりわかりません。
ただ、霧が晴れれば、今日もいい天気になりそうです。 -
朝日の中の草原を淡々と走り、ところどころに小さな駅と村が見えます。
-
なんていう駅かわかりませんでしたが、結構大きな駅で、多くの乗客が降りていました。
15分ほど停車しているので、残っている乗客も駅のホームで朝食を買っていました。 -
車窓は緑の草原。
ガイドさんの話では小麦だそうです。 -
11時30分ごろ、20分ほど遅れて、この列車の終着駅であるバナラシ・マドゥワディ駅に到着。
たくさんの人が下車しました。 -
バナラシには駅が数駅ありますが、マドゥワディ駅は新しい駅のようです。
デリーからの長距離列車は主にこの駅に到着するとのこと。
駅前はたくさんのタクシーやトウクトウクなどが待っていました。 -
とても広い駅でした。
ニューデリー駅に負けていません。 -
まず、迎えの車でホテルへ。
私はホテルは「寝れれば十分」ということで、エコノミーホテルのツアーを選んでいますので、あまり期待はしていませんが、このホテルはこの旅行の中では一番ぼろいホテルでした。
日本でも観光都市・京都のホテルはバカ高いですが、バナラシも観光都市なのでホテル代が高いのかな。パラヴィ インターナショナル ホテル ホテル
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まずはランチ。
昼、夜は毎度毎度カレー料理で、さすがに少々胃がもたれてきました。
インド旅行に行くと日本人のほとんどはおなかをこわすというのも納得。
一応念のため胃薬を持ってきていましたが、役に立っています。 -
今日はまず郊外にあるサールナートへ行きます。
ここはお釈迦様が初めて説法(初転法輪)をしたとされるところで、仏教の4大聖地の1つ(あとの3つは、釈迦が産まれたルンビニー、釈迦が悟りを開いたブッダガヤ釈迦が亡くなった、入滅したクシーナガラ) です。
まず考古博物館へ。サールナート美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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この考古博物館はサールナートから出土した芸術品が多く展示されています。
この像は「柱頭四頭獅子像」と呼ばれ、インド史上屈指の名君・アショカ王ゆかりの彫刻作品です。
インドの国宝の中でも屈指の品で、インドの紙幣などにも使われています。 -
名称はわかりませんが、気にいった作品。
精巧な彫刻ぶりが素晴らしい。
下段からお釈迦様の4大シーン、誕生→悟り→説法(初転法輪)→入滅(仏滅)が彫られています。 -
ヒンズー教の最高神・シヴァ神の彫像。
この彫像も精巧な彫刻です。
バナラシはヒンズー教最高神であるシヴァ神ゆかりの地とされ、やはり神とされるガンジス川があることから、ヒンズー教最大の宗教都市です。
一方で仏教にとっても聖地となっています。
日本でいえば京都に該当するといえるでしょう。
実際に京都とはパートナー・シティとして交流が盛んにおこなわれています。 -
次にダメーク・ ストゥーパへ。
釈迦が説法したとされる場所には大きな塔、ダメーク ストゥーパが立っています。ダメーク ストゥーパ 寺院・教会
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ここではタイやスリランカの仏教徒が多く祈りを捧げていました。
かれらは仏教の4大聖地をまわっているそうです。
まさに「聖地巡礼」です。 -
このストゥーパの周辺は仏教を保護したアショカ王の神殿跡などの遺跡が多く残る公園のようなところになっています。
イタリア・ローマのフォノロマーノみたいなところでした。 -
近くにある巨大なお釈迦様の像。
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近くのムールガンダ クティー寺院。
この寺院の中には日本の画家が描いたお釈迦様の生涯の壁画がありました。ムールガンダ クティー寺院 寺院・教会
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サールナートを観光したあと、ガンジス河へ向かいます。
夕方のお祈りためか、ものすごい人がガンジス河へ向かっています。 -
やってきましたガンジス河。
ヒンズー教では神、「ガンガー」とされる大きな河です。ガンジス川 滝・河川・湖
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バナラシ観光の必見の場所、火葬場。
写真撮影禁止だそうなので、遠くから。
ヒンズー教の人たちは死ぬ運命になるとここバナラシにやってきて最後の時間を過ごし、亡くなるとここで火葬にされて灰をガンジス川に流してもらうのが最高の死に方とか。
「火葬場が町のために存在するのではない。町が火葬場のために存在するのである」と言われるほど、ヒンズー教徒にとってバナラシの死の伝統は重いそうです。
だいたい遺体が焼かれるまで4時間ほどかかるとか。
近くに行ってみたけど炎の中の遺体はよくわかりませんでした。
もっとも火葬されている遺体を見ても気持ちがいいものではないでしょう。マニカルニカー ガート 観光名所
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ガンジス河沿いのガートと呼ばれるところでは、夕方になるとあちらこちらでお祈り(プージャー)が始まります。
私が見た場所では、ざっとみて3万人くらいの人が集まっていたように思いました。ガンガー プージャー 祭り・イベント
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河の上のボートにもたくさんのヒンズー教の人々。
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もっともお祈りというより、なんとなくショーのような感じではありました。
この後、ホテルに戻りました。 -
夕食はホテルのレストランで。
またカレー・・・
さすがに胃ももたれてきたし、げんなりしてほとんど食べられませんでした。
明日は5時に早起きして、ガンジス河の夜明けの沐浴を見にいきます。
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