巨石文化の国マルタ#10ー2018年1月14日（日）国立考古学博物館

2018/01/10 - 2018/01/16

オプショナルツアーで行く漁港マルサシュロック、スリーシティーズも魅力的で迷ったが、ハイポジウム神殿の予約時間の関係もありヴァレッタをもう少し見て回ることにした。

エリア ヴァレッタ(マルタ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

マルタの天気予報は見つからず,一番近いシチリアの画面で我慢。

朝食のレストラン。ちょっと薄暗いけれど清潔ではある。。

ジ ウィンザー ホテル ホテル

スクールゾーンの標識はホテル横のこの小学校のためだった。ネームプレートがなければとても小学校には見えない。

最寄りのバス停まで歩いて3分！

昔の建物は肩身が狭そうで悲しいな。

スリーマの船着き場はクルーズ船の出るところでもあるので立て看板が並んでいる。

スリーマ フェリー バス系

豪華なヨット停留の港が見える。

ヴァレッタとの乗り合いフェリーの看板。

働く人たちは9時が始発なので掃除をしたり準備に忙しい。香港のスターフェリーより小綺麗。

ヴァレッタの街が逆光に神々しい。チケット売り場はなく乗船してから中で買う。
片道ひとり1.5ユーロ。

マノエル島にあるマノエル砦を真横に見て進む。厳めしい砦もハニーカラーのマルタ石なので平和な時には優しく見える。

マノエル島 散歩・街歩き

ヴァレッタまで8分くらい。朝の空気が気持ちがよくてもっと乗っていたい気持ちでいっぱい。

フェリー(ザ マルサイムシェット フェリー サービス) 船系

街に上がっていく道すがら見つけたマルタ特有の青い船「Luzzu」。舳先に1対の魔よけの目が描かれている。

登坂の途中でスリーマ方面をふりかえる。

扉のノブに何かがぶら下がっているレストラン。

パン屋さんが焼き立てを配達？

日曜日だからかまだ活動前で眠たげな空気が漂っている

坂道に赤い看板が踏ん張っている。

中世から変わらない空気感。自動車が邪魔だけど・・・

国立考古学博物館に到着。5ユーロの入場料がシニアは3.5ユーロになった。

国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

こまごました品がガラスのケースに沢山展示してある。巨石文化の遺跡の中にから出てきたものにしては本当に小さいものが多いのが不思議。

ハジャール・イム神殿のマルタのヴィーナスの後ろ姿。（NO3参照）

国立考古学博物館の至宝のひとつはハイポジウム神殿から発掘された「Sleeping Lady（眠れる女神）」。ふくよかな女性が片手枕にまどろんでいる。手のひらに乗るほど小さなものだ。

こちらは残念なことに欠けてしまっている。うつ伏せになっているがお尻の大きいことは共通。

タルシーン神殿にあった動物のレリーフ。山羊と豚と羊。生贄として使われていたのかもしれない。

山羊？

タルシーン神殿より。

タルシーン神殿のグループ展示。いかに大きな神殿だったかわかる。

模様がくっきりと残り数千年前のものとは思えない。

狭い空間だが一つ一つ見ていくと時間があっという間に過ぎる。

タルシーン神殿の水瓶？

これもタルシーン神殿のもの。

紀元前2500年に巨石文明はとつぜん終わり青銅器文明に移る。小さな小さな金色の飾り物。フェニキア人は裕福なのか黄金製の装飾品がいくつも出土している。

アルファベットの起源となったフェニキア文字が刻まれた石碑。

マルタ島に散らばって見られるカート・ラッツという溝のようなものも再現されている。これは岩の上にあるレールのように平行な溝の遺構で古代の謎の一つ。

2階の中央広間。ここはかつてのプロヴァンス騎士団の館だった。

優しい色合いに南フランスを偲んでいたのか？

1565年に造られたヴァレッタ一古い「聖母ヴィクトリア教会」。なぜか閉まっていて外観のみになってしまった。

勝利の聖母教会 寺院・教会

にわか雨に雨宿りをしていたら楽隊らしき生の音楽が聞こえてきた。なんと車に乗たまま演奏していてゆっくり通り過ぎて行った。