2019/04/18 - 2019/04/21
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sunnyさん
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4月といえばソンクラン、水かけ祭り。
今年のイースターは4月21日で、キリバス行きのリベンジをイースター休暇にあてていた。
別々に行くには移動が大変なので、休みをとって2つまとめて行くことにしました。
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キリバスまでのアクセスは、フィジー、ソロモン、ナウル、マーシャル経由で、日本から行くには直行便のあるフィジー航空でフィジー経由となるだろう。
アフリカから飛ぶ私が選択したのは、シンガポール、ブリズベン、ナウル経由。
ナウル航空(ON)のアイランドホッピング路線に乗ってみたかったのと、南アから直行便のあるシンガポールからもアクセスが良いため。
航空券は、ナウル航空のサイトから直接買うのが安いhttps://www.nauruair.com/ -
SQブリズベンまではボーイング777のハズレ機材。
アフリカ域内で乗るおんぼろ機材よりマシだけど、新機材の多いSQでは珍しい。
昨年末に乗り継ぎに失敗したブリズベンに4か月ぶりに戻ってきた。
年末のシドニー年越し旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11436973 -
今回はブリズベンでの国際線乗り継ぎに3時間以上確保したので、余裕でナウル航空に乗り継げてリベンジできた。
しかーし!スケジュール変更で帰りのナウル発フライトが12時間も遅延となり、ブリズベン1泊で帰りの便に乗継ぐはずが、たった3時間に。しかもナウル航空…
ナウル航空カウンターで、シンガポールへ乗継便があることを伝えると「遅れても30分から45分以内だ!」と自信たっぷりに返事されたw -
定刻で飛び立ったナウル航空ボーイング737。
お隣はオーストラリア在住のナウル人でイースター休暇でナウルに住む家族に会いに行く女性と、オーストラリア旅行帰りのナウル人。
そんなに混んでない機内で、私たち3列シートに女性3人座らされるが、離陸前にCAさんが座席調整してくれ、私が空いてる席に移動。3席独占のエコファースト。 -
機内誌で日本の特集がされていた。
かつては日本の鹿児島や那覇空港まで飛ばしていたナウル航空。主産業のリン鉱石の採掘が枯渇し国家財政が破綻し、援助受け入れ国となった。
日本もナウル向けに支援し、ナウル人の研修員を日本に受け入れている。 -
ブリズベンからホニアラで出た機内食。
ビールはオーストラリア、フィジーのが飲める。
ホニアラ発でそこそこ人が乗ってきて混み始めた。
座席調整は体の大きいナウル人が優先され、われわれの席は3人掛けのままだった。 -
お土産にもらった卵型のチョコレート。
本日はGood Friday、イースター休暇の初日。
イースター休暇の前にもお休みとって、今回は11連休。
今年の年末年始は数日休みとると23連休という素晴らしい暦。 -
ブリズベンを夜8時に出発し、ソロモンのホニアラ、ナウルを経由して翌朝6時過ぎにキリバスの首都タラワに到着。
細長い国土のキリバス。温暖化の水位上昇、深刻だな。 -
機内で配布されたキリバスの入国イミグレカードとヘルスチェックカード。
早朝で到着機が1機のみ(そもそも1日1-2機しか飛んでない)、入国審査もわりとスムーズに終える。
建物出れたのは朝6時半。ホテルからの迎えが来ていた。
SIMは空港建物出た左手の店でSIMが買える。
宿のwifiは、1時間/100mbが4ドル、24時間/1GBが25ドルだった。 -
空港から一本道路のんびり走り、宿までは30分くらいかかった。
車内でイスラエル人旅行者とおしゃべり。
数か月かけて太平洋戦争の戦跡巡りをしていて、キリバスの前にナウルを旅してるらしい、イスラエルはナウルビザ要らないそうだ。
今日から2泊するFemaロッジ、8時半にはチェックインでき部屋も案内してくれた。バストイレシェアで1泊65オーストラリアドル(以下オーストラリアドルはドルと表記) -
初日はスコールが激しいので、睡眠不足解消をすべく宿でのんびりすることにした。
クラッカーとチーズをつまみながらビール。
キリバスで買えるビールは、オーストラリア産Victoria -
XXXXフォーエックス
スーパーで1本3ドル。 -
美味しくないけど中国のビール、世界のハイネケンもある。残念ながらローカルビールはない。
食事はあまりバラエティーがなく、魚の炒め物が4ドルほど。野菜はフィジーからの輸入。
宿のレストランでパースからきているご夫婦と一緒になる。キリバスはメルボルンからの旅行者が多いそうだ。 -
2日目に宿で食べた卵料理がかなり微妙、古いんだろう。
翌日は近くのスーパーで買ったパンとジュース、2.5ドル。 -
海を眺めるおっちゃん。
昼間はのどかだけど、夜は野良犬が幅を利かせている。
大洋州一帯は狂犬病はないけど、犬に追いかけられたり噛まれたり被害も多い。 -
2日目。ミニバスに乗って日本コーズウェイを渡って、ベティオ島へ。
バスの料金は、近くだと0.8ドル、島2つ移動くらいで1ドル。 -
道路が新しいな、と思ったら2019年に日本政府の無償資金協力での改修工事が終わったばかり。
日本コーズウェイ改修工事の完成を示す石碑。
1月にキリバスに行った友人からもらった地図を片手に歩きはじめる。 -
このベティオ島が戦場となったのが1943年11月21日から11月23日アメリカ海兵隊とのタラワの戦い。日本軍は玉砕した。
地図でジャパニーズバンカーとかかれた場所に行ってみた。日本側の司令塔のあとかな。 -
バンカーの周りを一周したけど、中に入れないようだ。
裏側はバスケットコート。横には裁判所がある。 -
プルメリアの花が落ちていたので、一つ拾って眺めてると、
通りかかった人から、新しいのとって持って帰ったら?
上品な花だね。ナウル航空のCAさんが髪飾りに使っていてきれいだった。 -
何かの集まりかな、現地の人たちが音楽と一緒に瞑想していた。
このあたりの島国、サモアもそうだったが、壁のない建物ファレが多い。 -
日本コーズウェイ近くにあるビーチには、
大砲や壕のあとが残ってる。 -
原型をとどめながらも数十年放置されたままの大砲。
いずれは、壊れた車と同じように鉄くずと化すんだろう。 -
武器は鉄くずとなってしまっても、私たち日本人はこの悲惨な歴史を忘れず語り伝え、二度と繰り返さないことが、戦死した方たちへの慰霊となるはず。
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ベティオ島を歩き終えてバスを待っていたら、商品を運んでいるバスが止まってくれて乗って行けと。
商品のビールの束の上に座らせてもらう。 -
橋を渡って隣のバイリキBairiki島のバス停で降ろしてもらう。
激しいスコールがきたので、屋根のあるバス停で一休み。 -
黄と青の目を引く教会。
カトリック教会が多いも、モルモン教会もいくつか見かけた。 -
宿に戻ると、激しいスコール。
宿のレセプション横に椅子を置いて、目の前の海を眺める。 -
生まれて数か月かな、子猫が歩き回っているのでしばし遊ぶ。
明日のタラワ発が、昼の11時45分から12時間遅延の夜中発となっていた。
ナウルで12時間トランジットと思ってたら、タラワ発が遅れるのか。
レイトチェックアウトをお願いし、宿代半額でいいかと聞くと、OKもらえた。 -
海以外何もないなあ。
たまに観光で来るのはいいけど、住むのは厳しそうだ。
南部アフリカのほうが物もあるし病院もしっかりしている、とタラワに3年住んでた人が言っていた。 -
引き潮になると、海底のゴミがあらわに。。
生活排水に加え廃タイヤ、この辺で泳いでいる子供たちの体に悪い。 -
バラエティ少ない宿のレストランでフィッシュカレー。7ドル。
Victoriaとともに。 -
最終日はよく晴れた。
早朝のスコールのあと、海に虹がかかる。
気持ちよさそうに泳いでいる子供たちに手を振る。
きゃきゃと本当に楽しそうだ。 -
3日いて一番きれいな夕日。
予定通り飛行機飛んでたら、見ることなかった。旅の出来事は偶然のたまものなんだよね。
フライト時間が遅いので、宿のオーナーの息子さんが空港まで送ってくれた。
通りがかりに家のある従業員さんたちも一緒に乗ってく。
外套がなくて真っ暗な道。家の電気も豆電球で暗い。 -
2時間前にキリバス空港に到着。
チェックインカウンター、行先が紙に手書きされている。
のんびりで、10人待ちで40分以上かかった。
退屈そうに座っていた女性が出国審査官だった衝撃、気が付かずに素通りしちゃったよ。 -
出国後の搭乗ゲートは、一部改修中でトイレ以外何もない。
アフリカの貧しい国の空港もたいがいぼろいけど、今やチャイナパワーでどんどん巨大化してる。
マーシャル諸島のマジュロからナウル航空が到着。扉が開いてるのでものすごい轟音。飛行機好きのおじさんが、外まで出て行って写真撮ってる。自由に出入りできる搭乗口。 -
タラワからブリズベンまで通しで3席確保できたので、機内食パスしてひたすら寝る。
夜中の1時すぎにナウル空港に到着。
ナウル航空しか就航してないのに、こんな時間に集中させるんだね。 -
入国審査を横目に、トランジットの私は階段上がって2階の搭乗ゲートへ。
旅マニアみたいなひとが、パスポートに押されたナウルのスタンプ眺め嬉しそうだった。私もナウルのスタンプ欲しかったな。トランジットで入国カウントはしないので、また来るよ。
ボーディングは階段降りて徒歩で。 -
ホニアラ経由で、朝6時前にブリズベン空港に到着。
ナウル航空、定刻前に到着。心配していた乗り継ぎも余裕。
ブリズベン空港のSQラウンジ。フライト時刻の3時間前からオープン。
この食事の品ぞろえ、先進国に帰ってきたよ。
シンガポールまでは快適なA350。 -
シンガポールに到着し、バスで友人宅へ。シャワー浴びたり飲んだりしてまったりした後、先月の香港集合の仲間と夕飯と飲み。
328 Katong Laksaで大好きなラクサ。辛いココナッツミルクが美味い。
バーでドラフトビール飲んでおしゃべりして解散。
深夜便のSQでヨハネスブルグへ。エキストリーム出社に備えてプレエコ押さえたのでよく眠れた。
空港ついて電車に乗ってバスで職場へ。
周りはコートを着込んでいる人もちらほら、南アフリカはもう冬の足音が聞こえていました。
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