2016/03/18 - 2016/03/23
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sunnyさん
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大洋州の国で未踏のひとつだったパプアニューギニア(PNG)。治安の悪さもあり、ずっと後回しにしていました。
ニューギニア航空(PX)の直行便で6時間半、もしくはオーストラリアを経由しても、他の大洋州の島よりは短期間で行きやすいので、3月の3連休に有給休暇を1日とって行ってしまうことにしました。
今回のPNGの目的は、ラバウルで天然温泉に入ること。
第二次大戦中、花吹山(火山)の麓にあるので、花吹温泉と呼ばれ、日本の兵隊さんも入っていらしたそうです。
ラバウルは1994年の火山噴火で街が火山灰に飲み込まれてほぼ廃墟となった街。空港もお隣のココポに移転。今は噴火は落ち着いていますが、小さな地震は頻発しています。
日本からラバウルまでは、往路シドニー・ポートモレスビー経由で、復路はポートモレスビー・ブリズベン・シンガポール経由で、カンタス航空、ニューギニア航空、JALの3キャリア利用、これがスカイスキャナーで最安値でした。
シンガポールでトランジットが3時間ほどあったので、現地の友人たちと夜ごはん食べました。
☆スケジュール
3/18 羽田~シドニー(カンタスQF)機中泊
3/19 シドニー~ポートモレスビー~ラバウル(PX)、ラバウル泊
3/20 ラバウル観光、ラバウル泊
3/21 ラバウル~モレスビー、モレスビー泊
3/22 モレスビー~ブリズベン(PX)~シンガポール(QF)
3/23 シンガポール~羽田(JAL)着
☆ホテル
Rabaul Hotel (ラバウル)
http://www.rabaulhotel.com.pg/
Gateway Hotel (モレスビー)
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL ニューギニア航空 カンタス航空
-
旅の事前準備。ポートモレスビーでの乗継時間が短いので、念のため日本のパプアニューギニア大使館で取得したが、空港で到着時に取得も可能。
☆パプアニューギニアビザ
郵送での申請不可なので、申請&受取で時間休を2度とって武蔵小山にあるPNG大使館へ。不思議な建物。
必要書類は、申請書 写真カラー1、航空券。
ビザ代は無料
受け取りは翌営業日、時間指定で午後3-4時
渡航前に山崎まゆみさんの「ラバウル温泉遊撃隊」を読み、旅のお供に、水木しげるさんの「ラバウル戦記」を持参 -
明日から春分の日の3連休。
フライトスケジュール的に会社から空港直行直帰コースだが、行きは帰宅してシャワー浴びて羽田へ。
シドニー行きのカンタス航空B744は満席。
学生とその家族が半分くらいか?語学留学に治安も良くて時差もないシドニーが人気らしい。
翌朝、真っ青の青空、さわやかなシドニー到着。
花粉の無い空の下、市内まで出て颯爽と歩きたい気分!
エアベルリン様がくれたステータスマッチ(ワンワールドサファイア)も今年の6月で切れるので、カンタスのラウンジへ突入。
バリスタのいるカフェコーナーで、カフェオレをテイクアウトにしてもらう。
Vittoria Coffeeうまい。 -
初のAir NiuginiはB738。
日本から直行便が飛んでいるけれど、週1便でスケジュール合わず、カンタスでオーストラリア経由に。 -
個人モニターあり、USBポートあり、
セキュリティービデオは英語放送で日本語の字幕付き。
税関が厳しいと聞いていたので、質問真面目に回答。
現地の知人に届ける食べ物の持ち込みがあったのでyesにチェック。
日本食、と答えると問題なく通過。 -
機内食。
シドニー→ポートモレスビー
ホットミールの味は、普通。
ニューギニアのローカルビールEXPORT、フルーティーで美味い。 -
モレスビーのあるニューギニア島が見えてきた。東側はパプアニューギニア、西側はインドネシアが領有。
PNGのジャクソン国際空港に到着。
定刻より10分以上早いランディングだったせいか、駐機スペースがなくてしばらく待機。
大小700もの島を有するPNGは、国内線の就航都市が多く駐機スペースも広い。
タラップを降りた瞬間、強烈な日差しが容赦なく肌に突き刺さる。そんな中、歩いてターミナルビルへ。
事前にビザ取得していたので、イミグレは殆ど待つことなくすんなり入国。
国内線への乗継が2時間なかったので事前取得したけれど、アライバルでもビザ取れる。 -
到着ホールで両替。
1万円で227キナ、1キナ45円とマーケットレート35円との比較で恐ろしく悪い。
紙幣はレートがひどすぎるので、カード決済で乗り切るのがよい。5%チャージとられるところもあったが、それでもマシ。
悪名高きモレスビー。首都は特に危険で、外を歩くなと言われてたので、国際線から国内線ターミナルへの移動でもドキドキ。
セキュリティーの数が半端ない。
日本語の案内もあり、無事に国内線ターミナルに到着。
何にもない待合室で待機。
セキュリティーエリアなのに、売店は鉄格子の中、恐ろしい。。 -
駐機場はPXのオンパレード。
もう一社、国内線をとばしているPNGエアのほかは、他国の航空機は乗り入れていないっぽい。
私の乗ってきたフライトは、カンタスだけどPXとのコードシェア。 -
ポートモレスビーからラバウル、行きはフォッカーのジェット。
-
この空港の建設には日本のODAがかかわっている。
PNGの移動で公共の交通機関使うのは危険すぎてアウトだろう、と思っていたが、ラバウルなら使えそう。
ラバウルから空港までは使ってみました。
http://4travel.jp/overseas/area/oceania_micronesia/papua_new_guinea/rabaul/tips/12161965/ -
空港までの出迎えを今夜の宿にお願いしていたので、運転手がネームプレート持って立っていた。
片道30キナ、約3千円。
公共の交通機関使うと、約200円。
全体的に物価の高いPNG、ホテル代も然り。この部屋で1泊約5千円に10%TAX。 -
ホテルにあったローカルバスの案内&料金表。
日曜日はほとんど走っていないので注意が必要。 -
ホテルにあった、ラバウル市内の地図の絵葉書。
宿泊しているラバウルホテルは、ほぼ街の最後の位置にあり、先は灰の道と緑生い茂るジャングル。
目的のラバウル温泉までは一本道で一人で歩いて行けそうだったが、ジャングルだしここはパプアニューギニア。歩いてもいいがせめてガイドをつけるよう言われる。
レセプションでガイドをお願いした。 -
旅行3日目。
朝食はビーンズがタップリ乗ったトースト。ボリューム多くて食べきれない。
これにフルーツとコーヒーつけて、35キナ1,000円超え。
ミクロネシアも朝ごはんだけで10ドル近くしたが、輸入に頼る島は高いなあ。
6:30頃出発の予定だったが、朝ごはんが出来るのに時間がかかり、出発は7時過ぎ。 -
宿のオーナーから、最小限のお金と水以外は持ち歩かないよう言われる。
それらと着替え持って出発。
常夏の国で歩いて観光なんてガイドもさぞ迷惑に違いないが、タクシーが高すぎて。一箇所につき送迎が50キナ、2000円近く。。
しかも今日は日曜日は公共のバスもほとんど動いていないので使えず。 -
朝はスコールが激しかったが、出発する頃にはちょうど止んで曇り空。散策にはちょうどいい。
雨で地面は湿ってはいるものの、火山灰にサンダルが埋もれて歩きにくい。現地の人は素足で歩いてるが、慣れてたらそっちのほうがいいね。
怪我して破傷風になっては大変。 -
以前、灰に埋もれる前は、ANZ銀行だったとか、病院、裁判所だった通り。
今は悲しくも、ジャングルと化している。
奥に山本バンカー、山本五十六の防空壕があるので、帰りに見に来よう。 -
タブルブル山Tavurvur、日本名花吹山が見えてきた。
-
ラバウル温泉に到着。
いい眺め!
一人5キナ、約200円の温泉。 -
源泉の温度はかなり高そう。
硫黄独特の匂いが漂う。 -
水着を着てきたので、そのまま温泉へ。
雄大な眺めを独り占め。
女性は水着の上に大きななパレオを巻いたほいが良さそう。
私は宿に置いてきてしまい、ガイドがちょっと困っていた。
着替えは敷地内にあるトイレで。 -
続いてラバウル空港跡。山本五十六が最後に飛び立った基地。
火山灰に埋もれてしまった後は、空港はお隣のココポに移動した。 -
一式陸上攻撃機、通称BettyBomber の残骸。
観光の目玉。 -
ヤシの木が生い茂るジャングル。
今は風の音しか聞こえないこの地で、
かつて銃弾が飛び交ってた。 -
レモングラスの葉を摘んだ。
ホテルに戻ったら、フレッシュなレモングラスでティーを作って飲もう。 -
日陰がまったくない炎天下を歩き回ったので、
日焼け止めを塗り忘れた肩が軽く火傷してして痛い。 -
坂道を登り、日本人戦争記念碑のある高台へ。
-
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見晴らしが素晴らしい。
-
New Guinea Club
ドイツ統治時から日本の戦時中の貴重なコレクションが展示されている。
写真がないが、このあと山本バンカー、ラバウルの海軍司令部が置かれていた地下壕を見学。 -
朝から3時間ほど散策したあと、いったん宿に戻る。
そのあと、ガイドが引き続き村を案内してくれるというのでお願いした。
ラバウル村のメイン通り。
この通りで一番大きいと思われるスーパーは中国人経営。 -
道路の標識が表示されている。
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教会の横を通り過ぎたとき
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日曜の礼拝、イースター間近で教会に集まっていた地元の人たちから、顔をむぎゅーっとつかまれ、豪快な歓迎?を受ける。
-
こんにちは〜お邪魔してます。
ガタイよくていかついけど笑顔のいいオヤジたち。 -
日曜日はバーでしかお酒が買えないらしく、いくつかのお店を素通りし、
市場近くのバーで地元のビールSPを1本購入し一気に飲み干す。
市場。
食材はあるものの、空腹を満たすような食べ物はなく。 -
さっきビールを買ったバー兼食堂に戻ってランチ。
炒め物のぶっかけごはん。
2本目はExportをぐびっと飲み干し、SPを1本買って帰る。 -
フラワーボールも買ってみた。
味のうすいドーナツだな。 -
今回品切れで飲めなかったPapuan Blackビール。
RUM COLA美味しそう。
暑さにやられて早々に就寝。 -
旅の4日目。
朝ごはんはフレンチトーストとパパイヤ。
昨日摘み取った少し干からびたレモングラスを渡してお茶にしてもらおうと思ったら、フレッシュなのが庭にはいているからそれで沸かしてあげるわよと。
レモングラスティー、美味しくいただきました。
食事のあと、空港へ向かう。
タクシー使うと1時間かからないが、乗合タクシー利用すると2回乗り換えで時間がかかるので、チェックアウトしてフライト時刻の3時間前に宿を出る。 -
まずはラバウルからココポ行のタクシー。
頻発しているが、車が着いた途端に椅子取り合戦。
1台目はあきらめ、10分後に来た2台目でココポへ。
海を見ながらドライブ。 -
バスターミナルのPNGらしい壁アート。
-
ココポのターミナルにつくと、空港行きのバス9Aに乗り換え。
モレスビーまでのフライトのチェックインはできたものの、
セキュリティーエリアまでなかなか入れてもらえず、空港入口のベンチで待つ。 -
出発予定時刻の40分前くらいに手招きをされ、セキュリティーエリアへ。
モレスビー行のPXフライト。 -
PXに続いてやってきたPNGエア。
こっちのほうが値段は少し安い。
1時間のフライトで、モレスビー到着。
予約しているGate wayホテルのシャトルバスでホテルへ。 -
快適な部屋だけど、1泊2万円超とびっくりプライス。
現地の同僚たちがホテルまで車で迎えに来てくれ、空港近くのAirwaysホテルで夕飯。 -
滑走路をながめながらご飯が食べられ、周りは欧米の駐在員や出張者らがほとんど、優雅な空間だ。
PNG、首都モレスビーは治安悪く、徒歩が禁止され、女性の一人運転も禁止され(セキュリティーつける)、
物価も高く、輸入がほとんどのため、例えばレタスが1000円超えるとか。。
観光で来る人が少ないので、あたたかいおもてなしを受ける。 -
夜遅くなると危険度が増すので、午後9時前にはお開きして、ホテルまで送ってもらう。
ブルーマウンテンをいくつか購入、明日シンガポールで会う友人たちへのお土産。
一袋250gが600円くらい。 -
旅行5日目。
朝4時起きで、朝6時過ぎのブリズベン行きのPXフライト搭乗。
国際線のビルは新しく搭乗エリアはモダンなデザイン。
プライオリティーパス(PP)やアライアンスのラウンジはないようだったけど、
ニューギニアコーヒーの飲めるカフェがある。 -
1本目はPXのモレスビーからブリズベン、機内食。
2本目はQFのブリズベンからシンガポール。
シンガポールトランジットは約3時間、友人らがチャンギ空港まで来てくれ夕ごはん。
最後は、JALで日本帰国。空港でシャワー浴びて、エクストリーム出社。
2016年7月からPNGが週2便運航になるので、行きやすくなるかな?
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