清泉小の歴史探求の展示コーナー

2019/01/25 - 2019/01/25

　鎌倉市雪ノ下2にある清泉小（https://4travel.jp/travelogue/11196636、https://4travel.jp/travelogue/11236099）の両角には鎌倉の歴史を探求した掲示コーナーがある。西側（お宮通り側）は永福寺関連、東側の「大蔵幕府旧蹟」碑（大正6年 （1917年）、鎌倉町青年会が建立）の脇には子供たちの手書きの新聞「武士（もののふ）の跡」などが掲載されている。この新聞の「北条政子編」の記事は昨年秋にもあったものである。ここでは、「北条政子は美人だった？」の見出しがあるが、果たしてそうか？北条政子は日本史上では最も知られた女性のうちの一人であるが、晩年の容姿（https://4travel.jp/travelogue/10877023）は伺い知ることができる。昨年秋に、乗蓮寺（横浜市南区井戸ヶ谷上町）に残る二位尼将軍公御尊像（北条政子坐像）を見た上でないと「美人」かそうではないのかは語れないことを学校府側に伝えておいた。しかし、学校教師も多忙であり、子供たちを連れて鎌倉から横浜までは出れないでいるのだろう。
　初等教育の担い手は大卒以下の教師が主体的である。それも教育学部や教育大などの卒業生ばかりで、考えられないような金太郎飴の職場だ。そんな中で、鎌倉の歴史に興味を持って学校生活を送っている子供たちに歴史の真実を正しく伝えて行くことは大事なことである。歴史学者が当てにはできないのであるならば、他分野の博士が調べて代わりに教えて行くことも意味があろうかと思っている。
（表紙写真は清泉小の掲示板コーナー）

エリア 鎌倉(神奈川)

清泉小の掲示板コーナー。

大仏と鳥居が描かれた箱。

「富士見台」。

「武士（もののふ）の跡（北条政子編）」には「北条政子は美人だった？」の見出し。

「頼朝と政子の出会い」。