浄瑠璃の世界
- 5.0
- 旅行時期:2018/11(約7年前)
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by きままな旅人さん(男性)
木津・加茂 クチコミ:14件
浄瑠璃寺は739年に行基が創建したと言われる真言律宗のお寺で、寺号は薬師如来の浄土である「浄瑠璃世界」から付けられたそうです。
国宝の本堂(九体阿弥陀堂)は1107年に建立されたもので、九体阿弥陀仏を祀るため横長になっていて、前面に浄土の池が配置されています。
本尊の九体阿弥陀仏は国宝で、訪れた時はうち二体が修復中で七体のみでしたが、金色の仏様が揃う姿は圧巻です。
九体阿弥陀中尊の向かって左に安置されている秘仏の「吉祥天女像」も特別開扉中で、美と幸福の女神様と言われる優雅な姿を拝観することができました。
国宝の三重塔は、1178年に京都一条大宮にあった三重塔を移築されたもので、浄土の池を挟んで本堂の向いに三重塔が配置されています。
内部には以前このお寺の本尊だったと言われる秘仏の「薬師如来像」が安置されていますが、訪れたのが8日で好天の日だったため開扉されていて、拝観することができました。
1150年に整備された庭園は、極楽浄土を表している優雅な浄土式庭園で、特別名勝に指定されています。
阿字をかたどったと言われる浄土の池を中心にして本堂と三重塔が配置されている構図は、浄瑠璃の世界を表しているように思えました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2019/02/19
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