紅葉で黄金に輝く秋のポーランド堪能旅行 【7】ヤヴォルとシフィドニツァの平和教会群

2018/10/20 - 2018/10/20

ヴロツワフでの観光は後回しにして、ヴロツワフから足を伸ばしてヤヴォルとシフィドニツァの平和教会群、そしてボレスワヴィエツへとレンタカーで巡ります。

鉄道やミニバスなどで巡るには1日では不可能な旅程だったので、いっそのことレンタカーで！と、一度は体験したいと思っていたヨーロッパでのドライブを叶えます( ^ω^ )

・旅程・
10/17(水)関空→ヘルシンキ→グダンスク
【1】https://4travel.jp/travelogue/11416929
【2】https://4travel.jp/travelogue/11417764

10/18(木)グダンスク→ポズナン
【3】https://4travel.jp/travelogue/11419283
【4】https://4travel.jp/travelogue/11428753

10/19(金)ポズナン→ヴロツワフ
【5】https://4travel.jp/travelogue/11431089
【6】https://4travel.jp/travelogue/11444560

10/20(土)ヴロツワフ→シフィドニツァ→ヤヴォル→ボレスワヴィエツ→ヴロツワフ
【7】https://4travel.jp/travelogue/11447804　←ここ
【8】https://4travel.jp/travelogue/11450135

10/21(日)ヴロツワフ→クラクフ
【9】https://4travel.jp/travelogue/11458505
【10】https://4travel.jp/travelogue/11468024

10/22(月)クラクフ→ザリピエ→ビナロバ→クラクフ
【11】https://4travel.jp/travelogue/11478744　　←ザリピエ
【12】https://4travel.jp/travelogue/11484480　　←ビナロバ
【13】https://4travel.jp/travelogue/11485961　　←クラクフ

10/23(火)クラクフ→ワルシャワ
【14】https://4travel.jp/travelogue/11487109
【15】https://4travel.jp/travelogue/11488469
【16】https://4travel.jp/travelogue/11488639

10/24(水)ワルシャワ
【17】https://4travel.jp/travelogue/11503981
【18】https://4travel.jp/travelogue/11510888

10/25(木)ワルシャワ→ヘルシンキ→関空
【18】https://4travel.jp/travelogue/11510888

エリア ブロツラフ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

早起きして駅ナカのコンビニで軽食も購入して準備万端！！！やったのに小雨に降られるわレンタカーの回送が遅れるわで30分ほど遅れて出発。移動毎に20分の予備時間を作っていたため、なんとかなりました。

ナビはいつものiPhoneに入れたGoogleマップ。ラウンドアバウトでは一つ目の出口を～などと、分かりやすく日本語で言ってくれるので本当に役に立ちました（だからこそグダンスクでのSIM購入をきちんとしたかったのです）。

車からの写真は助手席側に取り付けたコンデジで動画を撮影したものからキャプチャーしたので粗めですが、ご了承を。

駅前は交通量も多くトラムも通るので緊張してピリピリしていましたが、レンタカー屋さんが遅れて到着したおかげでラッシュアワーから外れたのもラッキーでした。
この日のために国内でMT車を借りて練習しておいて良かった。

ポーランドの国名って野原という意味が含まれているそうだけど、その名の通り。
道路脇にはだだっ広い農地が広がります。ただただ自然。

こんな郊外での道はだいたい70～80キロ/hでみんな走っているのでトレーラーなどを追い越すのは一苦労。当然ですが対向車も同じぐらいのスピードで走ってくるので、チャンスを見つけて追い越しても遠くに見えたはずの対向車がもうすぐそこでぶつかりそうになるので注意が必要です。ぶつかったら正面衝突です...汗

信号待ちやラウンドアバウトでの一時停止の時のエンストの恐怖も溶け、やっぱMT車楽しいなぁ～（しかも左ハンドルでシフト操作が利き手の右手でできるのが最高！）と思い運転が楽しくなってきた頃にはシフィドニツァに到着～

この日お世話になった相棒。
Ford Focus 1.6i 5MT。1600ccでとても静か。セダンで後方の確認がし辛い設計だったけれど、クルーズコントロールも付いてるし、1.5万キロぐらいの新しい車両だったこともあり、クラッチミートもクセがなくて乗りやすかった。

車幅は後ろのベンツのCクラスと同じで取り回しもしやすくて燃費は12キロ/L程度。帰り道は結構回したけどカタログ値とほぼ同じでした。

平和教会への入り口。

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

日本語で書かれているのはこの建物の解説？と思って見ていたらカフェだった。。

日本の旅行会社のツアーにも組み込まれることが多いようで日本人も割と来ている様子。確かにグダンスクの旅程の参考に...と関西私鉄系旅行代理店でもらったパンフレットの行程にも入っていた。

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

木々が高く聳え森のようになった広場を進みます。

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

ヴロツワフは朝方小雨も降ったけどシフィドニツァでは晴れ。

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

教会の内部に入ってみて、すごい。のひとこと。

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

この教会は1656年から1657年にかけての僅か10ヶ月で完成したそうで、教会の95％はオリジナルだそう。一部後付けだと考えてもこれだけの大きさの建物を10ヶ月で作り上げるなんて凄すぎる。。。

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

ところどころ描かれたものが薄くなっていたりするので完成当時の彩りを想像するしかないけれど、それを想像するとまた凄みが伝わってくる。

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

着席時には3500人、座らなければ4000人の人を収容できるのだそうです。

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

プロテスタントの教会ということで規制されて鐘楼を作れないことや石材など耐久性のある建材を使えなかったそうで、木材、粘土等で作られたそうですが、これだけのレベルだと石材などを使った教会よりも豪華。。

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

木材の材質がむき出しの場所はとても少なくて、どこを見ても何かが描かれているのが本当にすごい。。

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

祭壇

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

訪れた時は一部補修中で2階以上への階段が破損しているらしく2階、3階部分に上がれなかったのが残念でした。。

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

時折ツアーの人がなだれ込んで来ては15分ほどで去っていってました。

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

すごい、すごい。と思って写真を何枚も撮っていたら1時間ほど経ってた。

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

教会の出入り口の空間ではお土産物とチケットを売っていて、シフィドニツァの焼印入りの木製キーホルダーを記念に買いました。

シフィドニツァ平和教会 寺院・教会

次はヤヴォルへ。

運転しているとラウンドアバウトに遭遇。

都市部にもラウンドアバウトはあったけど、巨大すぎてラウンドアバウトというよりは畝る交差点という感じでした。本格的ラウンドアバウトはこれが初めて。

これを通過するのはものすごく難しいことかと思いきや、そうでもなくてみんな同じ方向に走るのでむしろ簡単でした。この中に入るまでの一旦停止で味わうエンストの恐怖のほうが遥かに大きかった。笑

ヴロツワフ→シフィドニツァまで道路状況は良かったけど、シフィドニツァ→ヤヴォルまでの道のりの一部は状態が良くなくて、カーブに補修した後にできる大きめの凸凹があったりで運転しにくかった。

逆走の画。

左折してる時になんで写真右のおばさんに珍しそうに見られるんだろう？と思って80mほど進むと真正面から車が！！！

ここでこの旅、最初で最後の逆走でした。汗

ヤヴォルの市街地で逆走したけど、無事にヤヴォル平和教会に到着～

教会の前に駐車場（無料）があるのですが、8台分ぐらいしかありませんでした。シフィドニツァ平和教会では縦列駐車で結構な台数止められそうでしたが、こちらは少なめ。駐車場の脇にはキオスクみたいな箱型トイレがありましたが、使えるかは不明...苦笑

ヤヴォル平和教会 寺院・教会

教会内はは4階までバルコニーがあって結構な広さ。

広いゆえ、シフィドニツァのように凝縮された美しさのようなものは感じなかったけれど、ここもまたよく見れば見るほど様々なところに装飾や描かれたものがあり、手が込んでいることが伺えます。

ヤヴォル平和教会 寺院・教会

ほかのトラベラーの方の旅行記でも見かけましたが、どこから来た？って聞かれて日本。と答えると日本語の音声解説を流してくれました。
A4 4枚ぐらいの解説もありました。

ヤヴォル平和教会 寺院・教会

ここの天井もまたすごく細かくすごいものがあります。

この教会は1655年（江戸時代）に完成したそうなので、シフィドニツァと同じ時代のもの。
グウォグフというところにも木造の教会があったけれど1758年に火災で焼失してしまったそうです。グウォグフの木造教会とあわせて聖三位一体を示していたそう。

ヤヴォル平和教会 寺院・教会

写真を撮っていて知らない年配の男性に「シフィドニツァに居たでしょ？」って突然言われてびっくりしてたら同じようにレンタカーを借りて巡っているカナダ人のご夫妻でした。旦那さんの方が自分と同じようにカメラでずっと撮影していて長時間教会内に居たから覚えられていたようです。。笑 確かにシフィドニツァの写真に写ってる。笑

ヤヴォル平和教会 寺院・教会

教会を出て教会の外観の撮影をしていると「少し広場の中に入ったところの方が教会の建物を綺麗に撮れるよ。」と地元の人が教えてくれて、行ってみるといい感じに撮れました^^

次はこの旅で最も気合入れて望む観光というか...買い物をするため、ヴォレスワビエツへ向かいます。

つづく。

ヤヴォル平和教会 寺院・教会

この旅行記へのコメント （2）

• まほうのべるさん 2019/02/10 21:53:33

  懐かしい！

  今晩は、takashiさん。
  
  二つの教会にバスで行きましたが、旅行前までは本当に迷わず行けるかとても心配でした。かなり時間を使って下調べをしましたが、無事に予定通りに行くことが出来ました。
  
  車は運転出来ますが、知らない所を走るなんて想像も出来ません。
  交通の不便な所に行くときは、レンタカーを利用出来たらどんなに良いのだろうと何度も思いました。広い道なら運転出来そうな気もしますが、絶対に無理だな。
  
  二つの教会とも外見からは想像出来ないほど豪華で素晴らしい教会でしたね。
  ポーランドに行ったなら是非行って欲しいですね。
  
  まほうのべる
  

  Takashiさん からの返信 2019/02/11 01:16:03

  Re: 懐かしい！

  まほうのべるさん
  こんばんは。
  
  コメントありがとうございます^^
  
  べるさんも行かれてましたよね！計画する時に旅行記を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
  
  ポーランドの情報は意外と調べにくいですよね。結局、ガイドブックは洋書も含めて4冊も買ってしまいました。
  
  この後追記しなくちゃですが、移動時はiPhoneに入れたGoogleマップをナビに移動したので知らない場所でも平気でした。ただ、運転するまでの3日間はすごく緊張していてピリピリしていました。苦笑
  
  道路幅は幹線道路は広くて運転しやすかったです。ただ、このあとのタルヌフ辺りからビナロバへ向かう道では田舎道を使ったので対面通行が難しいシュチュエーションがありました。それ以外は細くて困ったことはありませんでしたよ。
  
  やはりこの2つはセットで見るべきですよね。贅沢な建材や耐久性のあるものが使えないからこそ、ペイントで彩られ人々の思いを感じとることが伝わって来る気がしますね。
  
  Takashi