ブルネイサイクリング3

2018/12/23 - 2018/12/26

12月25日
昨日の危惧は杞憂に終わり、今日は海を見ようと夜明けと共に出掛けた。朝はやはり道が混んでおらず、路面も乾き、最高に走りやすかったので、アウトバーンを平均約40km/hでとばしていた。もう少しで空港というときになって前輪がバス。シューと音をならした。態勢を崩さずにすんだので徐々にスピードを落としていた。すると空気が完全に抜けきってしまい、強烈な振動と共に舵が効かなくなった。完全にパンクだ。サンタめとんだ落とし物をしよったなと思った。でも大丈夫こういうときのために、予備のチューブを持っているのだから。安全地帯まで自転車を押し前輪を外した。よく見ると空気は四ヶ所から抜け出ているではないか。仕方がないなーと思いチューブを入れ換えたが、またすぐに空気が抜ける。これは。と思いこれにだけ空気をいれるがすでに穴が開いていた。こんなことあるかよ。と憤るが仕方がない。
最寄りのバス停まで押して歩きバスを待っていたがいっこうに来ない。途方にくれていると一台の車が停車した。どうした？と紳士が聞いてくれたので事情を話しターミナルのバス停までいきたい旨を伝えると宿まで送ってやると言ってくれた。願ったりかなったりだ。これで早朝runは徒労に終わった。宿に戻り予備チューブの二本目を履かせたが、空気をいれるための道具の小さくてでも重要な部品がなくなっていることに気づいた。一難去ってまた一難というわけだ。まだ時刻は9時になったばかり。朝食を食べてどうしたものかと悩む。
1、空気を入れてくれそうな所を探す。
2、空気入れの重要なパーツをあるかもしれない修理をした場所までもどる。
2-1自転車を持っていく。
2-2自転車持っていかない。
3、自転車屋に行く。
3-1自転車を持っていかない。
3-2自転車を持っていく。
3-3タイヤだけを持っていく。

まずは１番目の空気を入れてくれそうな所を探した。宿から徒歩すぐにタイヤ屋があった。しかしバルブが合わずに入れられず。スポーツ用品店に行ったが自転車を扱っていなかった。
次に2番目をチョイスし、自転車を持っていくことにした。懸念材料は今日がクリスマス休暇かもしれない点である。
運よく12時30分から開店と書いてあったので、待つことにした。すこしして、店員さんが来て話して修理をしてもらった。そして、スペアのチューブを買って、空気入れの金具を探しに行こうとしていた。すると、これは空気入れじゃないけどこれからの旅で必要になるだろ？メリークリスマスだといって、水筒をもらった。ありがとう。サンタの落とし物は不幸だけではなかった。
空港を経由して新モスクへと走った。新モスクの付近は人が集まるところらしく店や人が沢山いた。ほぼ完全な車国家のブルネイでは歩いている人に出会うことがとても少ないので、新たな発見に心が踊った。ブルネイ人はもちろん、マレーシア人、インドネシア人と沢山しゃべった。やっとしっかりとお話ができた気がする。

エリア バンダルスリブガワン(ブルネイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 自転車
• 航空会社: エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は早朝出発して、ブルネイの北側にあるビーチへ行こうと思い立ち、高速道路を自転車に走らせた。高速道路に入って時速は40ｋｍ/ｈで走行。朝もやの中のオールドモスクを横目に見た。

ジャメ アスル ハッサナル ボルキア モスク 寺院・教会

徐々に加速して時速50ｋｍ/ｈで走行をしていた時に破裂音とともに空気の抜ける音が。振動を伴ってどうにか停車した。パンクである。高速道路の出口までえっちらほっちら歩き、一般道に入った。一般道に入ってすぐに目に入ってきたものがこれである。確か地下資源を掘り出すための機械だったはず。

民間の乗り合いタクシーが私を拾ってくれ、ものの１＄で宿まで送り届けてくれた。そして、どうするかと思いとりあえず、朝食をとることにした。

二日連続でお世話になります。

前輪のパンク修理だけでなく、後輪の空気圧やチェーンの油。昨日の雨の中無謀な走行での汚れをきれいに拭い取ってもらった。ありがとうございます。

二日連続であったこともあり、なにかホームに帰ってきたような安心感を得ることができました。

ブルネイにはこのようなサークル交差点がとても多いです。安全な証拠なのかもしれません。

空港への道。おくの建物が空港。緑のバスが、市民の足、路線バスである。

ブルネイ国際空港 (BWN) 空港

空港に着いたら、ロイヤルブルネイのＡ320neoがとまっていました。

ブルネイ国際空港 (BWN) 空港

出発は2階からなので、坂道を上っていると、モスクの全貌を見ることができました。とてもきれいです。

ブルネイ国際空港 (BWN) 空港

ターミナルビルの中の案内。荷物預かりサービスはない様子です。

ブルネイ国際空港 (BWN) 空港

空港内には、ＲＯＹＣＥがありました。びっくりしたのと同時になぜ？という疑問が生まれます。

ブルネイ国際空港 (BWN) 空港

空港の向こうから大きな雲がやってきました。この時期は昼過ぎにはスコールが来ます。

空港から、ＢＳＢに向かいます。途中でカーブに差し掛かった時にサイドの線がギザギザになりました。注意喚起でしょうか。助かります。

よく見かけた鳥。なんでしょう？不学なもので申し訳ないのですが、誰か教えてください。

ニューモスクをまた見に来ました。

オマール アリ サイフディン モスク 寺院・教会

ニューモスクの周りにはいろいろな店が出ます。
こちらは飲み物屋さん。すべて１＄です。

オマール アリ サイフディン モスク 寺院・教会

時たま、「ここはシャボン玉で遊んではいけませんよ」という看板を見たが、不思議に思っていました。しかし、休日の昼下がりには、家族づれでにぎわい、これ見よがしにシャボン屋が登場しました。　

オマール アリ サイフディン モスク 寺院・教会

シャボン玉で楽しむ家族。マレーシアからやってきた移民組だそうです。

オマール アリ サイフディン モスク 寺院・教会

モスク周辺には健康体操器具があり、子供から老人まで楽しみます。こどもも手にきれいなデザインをしていましたのでパシャリ。少し緊張気味です。写真慣れしていないのか？私も写真慣れはしていませんが・・・。

オマール アリ サイフディン モスク 寺院・教会

こちらはレンタル自転車。最大10人で乗っているのも見ました。漕いでいる人が振動そうでしたが（笑）

オマール アリ サイフディン モスク 寺院・教会

夜になっても家族づれが入れ替わり立ち代わりでシャボン玉をとばしまくります。

レンタル自転車は夜になるとけばけばしいほどに輝きます。

オマール アリ サイフディン モスク 寺院・教会

フードコートには子供が遊べる場所があり、またパシャリと撮らせてもらいました。

アロイ フードコート アジア料理

フードコートを出てふと、ニューモスクのほうを見るとこれまた美しい。

アロイ フードコート アジア料理