2019/01/12 - 2019/01/12
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湖東地区の経済の中心が八日市であり、その八日市の繁栄を語るに欠かせない陰の部分が花街の存在~。
延命山の麓東側に御代参街道沿いに明治元年料亭・招福楼が創業し、その周辺を「延命新地」と認識され、明治18年には一帯を娼妓営業として遊郭を含む一大歓楽地として発展。
昭和13年には陸軍飛行第三戦が八日市飛行場に至ってからは最盛期を迎える繁栄振りをしたそうです。
その後は「赤線」としての存在も有ってようですが、売春防止法が施行されてからは延命新地も終に解体されて、地方の飲み屋街に陰を落としたそうです。
そして、元妓楼は旅館や料理屋・飲み屋に代わりつつも、大半は廃業に追い込まれ、そのまま空き家や廃屋に成ったまま現在に至ってますね~。
まるで”カスバ”のようで、中東の色街を思い出します。
その「延命新地跡」をぶらぶら歩いてみたいと思います。
最後に~、今でもルートイン東近江駅前店の正面には「料亭・招福楼本店」が威風堂々と店を構えています。
が一般的には東京店の方がメジャーだと思いますね~、その格式も日本料理を代表する吉兆と並ぶ老舗・料亭といわれるほどです。
ゆえに一度は利用させて頂きたいとは思うのですが、なんせ高級過ぎてお値段も高いので当分は無理のようですね…。
PS 2019年3月 写真とコメント追記しました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 自家用車 徒歩
-
「延命新地跡」は、ほんまち商店街の西側一帯、
”食事処カツ”の路地からぶらぶら歩きをは始めたいと思います!~。
ここも2階部に元妓楼だった雰囲気を残してますよね~。 -
すぐ角の路地を入って行きます~、
ここから西側一帯が「延命新地跡」~、湖東最大でした。
昔は元遊郭、昭和に入って旧赤線地帯として繁栄ぶりをしたところ。 -
この寂れてしまった廃墟感が堪りませんね!?…、
閉店して、そのまま廃屋に成ってしまったままです…。
2階部分に色濃く名残が有りますね~。 -
更に進むとこの路地の風情が堪りません!、
ここの1階部分は格子が綺麗に残ってます。
しかし、人の気配を全く感じないほど静か過ぎますね?…。 -
イチオシ
この廃屋も元妓楼ですね~、
至る所に妓楼建築の雰囲気が色濃く乗ってますね~。
当時の名を知ることは出来ませんが…。 -
その向かい側は昭和の風情が濃過ぎるほどの飲み屋です!、
スナックっぽい雰囲気ですが、既に廃業してますね。
きっと艶っぽいお姉さん数多くいらしたんでしょうね?。 -
路地のどん突きはT字路に成ってます~、
その左は”ひぐち”と暖簾が掛かっていますが何屋なんでしょうか?…、
随分と綺麗にリホームされてますね。
では、左へ向ってみます~。 -
まさしく八日市の飲み屋街に成ってますね~、
ここは今でも営業中のお店で、夜に成るとネオン街なんでしょう!。 -
その前には大きな空き地を見るとこの通りで~、
家屋の裏側は崩れ掛けた廃墟?…、管理地に成ってます。 -
小さな路地を見つけました!、
何が有るのか見たくなるような雰囲気です?…、
ちょっと、入っていきましょう!~。 -
この2軒は営業されている臭いがします?、
しかし、夜にうろつくにはちょっと怖いかも?…、
周りが廃墟ばかりですからね?…。 -
路地を逆から見るとまるで映画のセットのようです?、
余りにも静かで、余りにも人の気配を感じさせない不気味さがあります。 -
その向かい側の店もこの通りで…、廃墟です!、
元ラウンジのような雰囲気が左側の硝子越しに微かに感じます?。
きっとここにも多くの悲しくも切ない人生があったんでしょうね~。 -
通りに戻ってみるとこれは凄い!、
朽ちる、崩れる、荒れる…、
廃墟を超越した存在が有りますね~、
元料理屋でしょうか?、すき焼きに牛・豚肉とありますね。 -
その並びは”居酒屋ともしび”~、
店名の如く灯もともされず既に廃業してます。
私は決して”廃墟・廃屋マニア”ではありませんから!。 -
この路地はちょっと怖いものがありますね?~、
黒消しの「●姫 ←入り口」の看板、
入って行きましょうか!~???。 -
何ですか?この暖簾のような切れ幕は?…、
ここも廃業した店ばかりが並んでます~。
何だか不気味さえ感じます!?。 -
その右側に小さな路地~、荒れた植木が有りますが…、
更にその奥に”串カツと一品料理の瀬戸海”?、
営業されているんでしょうか?…。 -
ここも怪しそうな路地が密集?…、
どれもスナックのような店ばかりですが、営業なのか廃業なのか不明!?。
夜だったら絶対に怖いですよ?~。 -
ちょっと風格ありそうな大型店舗は”王朝”、
店名が素晴らしいですが、高級なラウンジでしょうか?。
この周辺はまさにカスバ!、日本にもカスバが存在するんですね?。 -
この通りには両側に元妓楼が残ってます~、
実に風情がある懐かしい家並みですね。
但し、右側の家屋には誰も住んでない空き家なんで残念です。 -
その左側の家屋も元妓楼建築で紅柄格子が綺麗です。
現在もお住まいのようですね~。 -
更に向いの家屋は1階の格子、2階部分の手摺りなどに妓楼建築の特徴がよく表れてますね~。
そして、現在もお住まいなので何とか残して頂きたいですね。 -
イチオシ
この通りの元妓楼建築をこのまま保存出来ないものでしょうか?。
ノスタルジックな懐古的風情として”延命新地”としての新たな活用が出来ないでしょうか。 -
通りを戻って、さっきのひぐちを右へ向います~、
角の飲み屋の看板がすっぽ抜け?、赤いテントも破れ放題?。
何か切ないなぁ!~。 -
路地が曲がり角です~、
店名は”さちこ”と有りましたが既に廃業してますね?。
店主のさちこさんってどのような方だったんでしょうか?…。 -
イチオシ
進んだ四つ角から振り返ったところ~、
何件かは営業されている雰囲気で、すこし安心しました。
ところで、お婆ちゃんはどこへ行くのでしょうか?…。 -
その四つ角、左にある家屋は元妓楼で、その名残がありますね。
格子は綺麗に修復されて紅柄に成ってます。
旅館「くしむら」とありますが、遊郭跡にはこの上ない情緒です~。 -
この通りの道は随分と綺麗に整備されてますね~、
1本筋が違うだけで雰囲気が随分と変わります?…。
でも、店舗は廃墟状態です。 -
更に進むと廃墟感が増しますね?…、
いずれは解体されて、普通の住宅地に変貌してゆくのでしょうか?…。 -
一旦戻って、路地を眺めると長く奥まで続いてます~、
黒格子の町屋風にリノベーションされた店は「吉祥軒」とありました。
招福楼なんでしょうか?~、
まるで京都は祇園界隈の雰囲気に思えますが…、対照的ですね?。 -
路地を進むと、元妓楼建築の特徴を残してます。
壁沿いに風情と情緒が艶っぽいですね!。 -
イチオシ
2階の手摺りや硝子戸などは好いですね!、
また、壁の小判型抜き窓なども風情があります。
もし宿泊出来るのなら2階の部屋に泊ってみたいですが?…。 -
そのまま通りを行くと招福楼の長い壁が続きます。
やはり料亭なので綺麗に整備されてますね!。 -
ここが「招福楼・本店」の入り口です。
手前、右下に石碑に店名が彫られてますね~、
更にこの奥を行くと玄関らしいです。
流石、老舗料亭の貫禄でしょうか?。招福樓 本店 グルメ・レストラン
-
で、駅前通りに出てきました~、堂々と建っているのが”平和堂アルプラザ八日市店”です。
延命新地跡は遊里としての足跡よりも、廃墟化が進んでカスバに成ってました~。
これも時代の流れなんですね、八日市の新たな発見が出来ました。
では、ぶらぶら歩き暇つぶし旅-2共に終了します。
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