江州・彦根　今も放置された廃墟のパラダイス佐和山遊園跡をぶらぶら歩き旅

2019/02/13 - 2019/02/13

以前からずっーと！、気に成っていたのが「廃墟の佐和山遊園」？～、国道９号線沿いの彦根から米原方面へ向かう佐和山トンネル手前直ぐに在る既に閉園された施設なんですが？…。

なんせ道路沿いに在りながら、柵も囲いも何も無いので、自由に入れてしまう不思議な廃墟施設なんです？。

遊園と言っても遊具施設が有るものでなく、有名寺院や城などを似せて作った模擬的な建造物を集めた物のようです。

ＰＣで調べてみると～、佐和山城を居城としていた”石田三成のテーマパーク”を構想した地元の実業家・泉巌氏が１９７６年に着工し、個人が手作りで製作したもの。
資料館や美術館を併設し、遊具施設も備えたテーマパークに成る筈であったが、正式なオープンを迎えないままに年月が経過し、”未完成の遊園地”として無料開放という形で営業？…。
しかし、その後資金が行き詰まり破産し、２０１５年１０月立ち入り禁止になり、２０１７年３月”売却・解体後更地引渡し”の看板が立ったそうですが、未だにそのままの状態で残ってます。

これだけの施設・物をたった一人で作り上げた泉巌氏に敬服します！。

エリア 彦根(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 2.5
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: るるぶトラベル

市内から進むと国道８号線沿い右手～、佐和山トンネル手前に在る「佐和山遊園跡」。

駐車場は有りませんので、右へＵターンして路肩沿いに止めます。

佐和山遊園 美術館・博物館

大きな立て石に「佐和山遊園　財団法人佐和山三成会」とあります。

ではこの①「櫓門」が正面ゲートなのでしょうか？～、
ここは特に柵も囲いも無いので、普通に入って見学が可能です。

その門を入って直ぐのオブジェ～、ミニチュアの”さわやま城と金屏風”？、
天守閣ってこんな感じだったのでしょうか？…。

天井を眺めると旨く出来ている”絵柄天井”と凝ってます！。

その反対側にも”金屏風”～、素人とは思えない上手さです！、

妄想・空想とは言えども真似の出来ないほどの才能です！。

直ぐ横にも②「舞台」たるものが在ります～、

他よりも段が高く成ってます。

正面に階段が付いて更に座敷が一段ありますね～、

きっとここには城の主、すなわち”石田三成”が座をするのでしょう。
絵柄天井に成ってますね～。

後方には五重塔が見えますね～、

どうやら施設の配置は適当の様です？…。

道路を隔てたところに③「瑞岳寺・五重塔」、

瑞岳寺は佐和山城麓に在った寺院だそうです。

その門は閉められて入れません、残念です！。

ちょっと全体的にバランスが悪い様に感じますが、愛嬌です？。

それでも中々の力作です！。

全体的に眺めると～、

手前から五重塔、横が山門、更に奥は金閣寺。

④「城下町入口・山門」のようで、中へは上がれないのが残念ですね～。

左下の石版は展示品目を記してます。

真下から見るとよく出来てますね！、

山門なので左右に仁王像が立っているので見てみたいですね？。

その坂道を上がってところに⑤「瑞岳寺・本道」とあります。

がどう見ても金閣寺に見えてしまいますね？…。

もちろん金箔を貼り詰めたのでは無くて、メッキ塗装です？、

しかし、離れてみるとそれなりに見えるのが不思議！？…。

その手前に立っているのが⑥「六体の力士像」、

仏教の守護神ですが、よく見れば顔がね？、下手上手が好いですね！。

道路を挟んで眺めると、⑦「この馬」は何でしょうか？、

青銅製に見えるのですが、目が漫画チックなんですがね？～。

更に奥へ進みます～、

⑧「佐和山遊園別館」と有りますが何なのでしょうか？～、
閉ざされて中へは入れません。

道路沿いに建物が廃墟化してます～、

壁が剥がれて鉄骨が丸出し状態で、工事現場のように成ってます。

ちょっと中を覗くと和洋折衷感が堪らない？～、

中庭のようなところにまた青銅製の馬？、荒れたい放題になってます。

一番奥へ進むと（裏側に成ります）出入口は⑨「佐和山三成会　寮」。

なんとこの中に従業員の寮が在ったのでしょうか？…。

では、戻って⑩「佐和山城・大手門」へ来ました。

左に仁王と剣が立ってますが、これって意味不明です？…。
仁王の顔が異常に平面的で笑えます！～

少し階段を上がって大手門へ来ましたが～、

雑草が伸び放題で、中には入れません。

山の斜面に在る⑪「門」、

本丸へ上がる際にここを通るのでしょうか？。

国道を渡ったところから見た⑫「佐和山城・天守閣」～、

それなりに大きいですね！、是非、入ってみたかったです！。

手前の大手門を入れて眺めるとその大きさが判ります～、

また、剣が立っているのが意味不明で面白い！。

ちょっと戻って⑬「佐和山美術館」に来ました。

本来は館内に展示物があるのでしょうが、見れなくて残念！。

最後は⑭「佐和山歴史館」と在りました。
ここも館内へは入れないので、とても残念です！。

以上　園内跡には和洋折衷の下手上手の作品が数多く存在します。
これだけのものを創り上げた泉氏に感謝と敬服します。

今夜の宿は「彦根キャッスルリゾート＆スパ」、

彦根城の正面に構える老舗ホテルで、改装リノベーションしてから随分と変わりました、ロビーからの眺望もＧＯＯＤです！。

＊詳細は過去のクチコミでお願いします

彦根キャッスル　リゾート＆スパ 宿・ホテル

部屋はスタンダードシングル・禁煙室。

ちょっと狭いです？、がシンプルな造りです。
シングルは全てシティビューなのでお城は見えません。

ベッドはセミダブルでドゥベスタイルです。

少し柔かめかも知れません？～。

デスク周りはコンパクトですが、仕事には差し支えなしです。

備品も一式揃っているので不便はありません。
空気清浄機（加湿器付き）もバッチリです。

ユニットバスは以前からのもので新しくはありませんが、足が伸ばせるゆったりめです。
しかし、２階に大浴場が在るので使用はしませんが？。

トイレもシャワー付きなので問題なし。

ここの自慢、２階の「宿泊者専用ラウンジ」です～、

だから静かに時間を過すには最適な居場所なんです。
部屋に居るよりは、ここの方が居心地が良いですね！。

ラウンジには無料で頂ける各種ドリンクが用意されてます。

もちろん冷えた瓶ビールやジュースに健康茶、
暖かい珈琲に紅茶など、実に好いサービスです！。

この落ち着いた大人の雰囲気が好いでしょう！、

この棚にはライブラリー用の書籍なども用意されてます。

ラウンジからの眺望はずばり彦根城！、
お濠の石垣から、天守閣までよく見えますよ～。

では、大浴場でほっこりと今日の疲れを癒します！。