北海道・惜別北斗星の旅（９）洞爺湖・エンジン付きスワンボートで湖上クルーズ

2013/05/27 - 2013/05/27

２０１６年３月の北海道新幹線の新函館北斗までの開業を前に、２０１５年３月で惜しまれつつも廃止となった寝台特急北斗星。
１９８８年３月の青函トンネル開業とともに運転開始してから２７年間にわたって、上野－札幌間を結び多くの乗客に愛されてきました。
そのチケットはプラチナチケットと呼ばれた時代もあったほどの人気ぶりで、最盛期には３往復も運転されていました。

北斗星が大好きだった私は、開業後数年の間繰り返し何度も利用しました。金曜日の夜に早めに仕事を終えて北斗星で北海道に渡り、月曜日の朝に北斗星で帰って来てそのまま出社という旅を何度も繰返したものです。
いつしか仕事に追われてそんな旅もできなくなり、月日が経って行きました。

廃止になる約２年前の２０１３年５月、初夏の北海道に渡り、久しぶりに北斗星のＡ寝台個室ロイヤルに乗って、別れを惜しんで来ました。

釧路まで飛行機を利用し、釧路湿原、知床半島、網走、札幌、支笏湖、洞爺湖、有珠山、小樽などを巡る旅をして、札幌からの帰路が北斗星最後の乗車となりました。

エリア 洞爺（とうや）湖(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

北海道中央バスの定期観光バスは支笏湖をあとにして国道２７６号線を西へ洞爺湖へと向かいます。

気持ちのいい新緑の道を進みます。

伊達市内の国道２７６号線沿いにあるきのこ王国に立ち寄り。

きのこ王国 本店 グルメ・レストラン

無料できのこ汁の試食ができます。これまじでおいしかった。
きのこのおみやげやきのこ料理を味わうことのできるレストランなどがあってもう少しゆっくりしたい場所でした。

再びバスに乗って出発

北海道中央バス 乗り物

川沿いを進みます

春から初夏へ向かう気持ちのいい季節です。

緑が濃くなりつつあります。

湖畔にある洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラスに到着しました。

ホテルのレストランでコースに付いている昼食をいただきました。
写真を撮り忘れちゃいましたが、内容も充実してて満足でした。

洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス 宿・ホテル

食後の自由時間を利用して洞爺湖へ

洞爺湖 自然・景勝地

湖畔から洞爺湖と中島を眺めて

湖畔側から見たホテル万世閣
こんなに洞爺湖に近いなら一度泊まってみたいものです。

スワンボート発見

エンジン付きがあったので湖上遊覧をしてみることに
エンジン出力が小さいので免許はいらないそうです。
楽ちーん

中島の方に向かいます

湖畔方向を振り返って見ます

だいぶ沖に来ていたことに気づきました。

湖上に一人ぼっちでいるとなんだか湖に引き込まれそうな恐怖感が湧いて来ます。
湖ってなんだか神秘的な感じがして湖面の下の水中って海の中よりも怖い気がします。
「わからない場所」って本能的に怖れを抱くものなのかな。

湖畔を目指して戻ります。

少しづつ近付いているんですけど、帰りは遅く感じられました。

ホテルが近付いて来ました。

遠くの方に遊覧船。

ちょっぴり怖かったけど楽しい湖上遊覧でした。

湖畔の花を愛でて洞爺湖を後にします。

（つづく）