北欧のクリスマス８日間-２-成田からサーリセルカ編

2018/12/17 - 2018/12/17

２０１８年１２月北欧に行ってきました。
この旅行記は成田からヘルシンキ編です。

ウキウキ気分で成田空港に到着し、チェックインもスーツケースも預け終わった！さあいざ出国！！
ここで事件は起きたのでした！
この後のいろんなことを左右する大事件、果たして二人の運命は！？（大袈裟）




※※※※※※※※※旅程※※※※※※※※※

2018年
１２月１６日（日）各地→成田で前泊
１２月１７日（月）成田→ヘルシンキ→イヴァロ→サーリセルカ
１２月１８日（火）サーリセルカ滞在
１２月１９日（水）　　〃
１２月２０日（木）サーリセルカ→イヴァロ→ヘルシンキ
１２月２１日（金）ヘルシンキ滞在
１２月２２日（土）エストニアのタリンへ
１２月２３日（日）ヘルシンキ→
１２月２４日（月）成田→各自宅へ

エリア サーリセルカ(フィンランド)

１２月１７日(月）旅行一日目
朝７時過ぎ、荷物もまとめ終わって出発です。

リッチモンドホテル成田 宿・ホテル

シャトルバスでターミナルに向かいます

成田空港第２ターミナルに着きました。
当初待ち合わせに指定してたＭの柱の側で。
なぜここにしたかって？二人ともＭで始まる名前だから！（笑）

早速ＪＡＬの機械？でチェックインし、荷物をカウンターのお姉さんに預けます。イヴァロで無事出てきますようにと、お姉さんも祈ってくれました(笑)

成田空港第2ターミナル 空港

荷物も預けていよいよ出国です！
早く出国して外国の雰囲気に身を委ねたい！
その一心で出発ゲートをくぐり、パスポートコントロールに進みます。
今流行の自動化ゲート。パスポートの写真を読み取り、生の顔の画像で認証→出国となります。
よーするに顔パスってやつです（違）

この時はその一連の作業が気持ち悪いくらいスイスイ行った！なんの障害も混雑もなく！
それがアダとなり、なんとこの後、
この旅最大のピンチが訪れるのです！(´ﾟдﾟ｀)
まだ出発していないのに！

出国して、さぁ搭乗口に向かうよと意気込んだ時にハタと思い出しました。

「あっっ！！」
　ﾟ　ﾟ ( Д 　)

な、なんと、レンタルWi-Fiを受け取るの忘れたのです！！
ひいーーー！

二人ともここに来るまで全く思い出さなかった。
せめて出国前に落ち着いて座ってお茶でも飲んでたら・・

そんなこと言っても時既に遅し！
体から血の気が引くのが分かります。　
サーーーっと水のごとく！
(;O;)


空港のお姉さんに聞いても「そんな理由で再入国は無理」、レンタル会社に聞いても「そこまで行っちゃったらもうどうすることもできない」
そりゃそうだよねー
ヽ(;´ω｀)ﾉ

私たちの選択肢はもう一つしかない。悩んでても時間の無駄だから、ドコモの海外の回線でつなぐことにしました。

海外で繋ぐには二種類の方法があって、
１つは「海外１DAYパケットパック」が２４時間９８０円。
もう１つは「海外パケホーダイ」が従量制で２４時間最大２９８０円。

悩んだけど結局、従量制のパケホを使うことにしました。

ヘルシンキはホテルや交通機関にWi-Fiが充実しているけど、やはり道端ではネットには繋げない。
また逆に、それゆえ所々でWi-Fiにつなげることができるから、１DAYパケットパックを使うのはもったいない。

そういう理由で、使った分だけ課金の従量制の海外パケホーダイを使ったのです。
使うときはオフにするのを忘れずにと自分に厳しく言い聞かせ・・・。
しかし、街中でナビを使うと、とても通信料がかかってしまい、また、目的地とか見つかったらテンション上がって切るのを忘れたりするので、そのまま１時間ほど繋ぎっぱなしってこともありました。
意識がしっかりしてた時はなるべく使わないようにしてたけど、そういう訳で無意識に繋がってた時もあり、結局１万円超えてしまいました。
通信量をこまめにチェックしてなかったのも猛反省！
これも勉強料だと思って割り切ります。

レンタルWi-Fiの方は、当日キャンセルなので料金は返ってこないけど、有効期限一年間以内の金額に相当したクーポンが送られてきました。
一年以内にリベンジせねばーー！(金はないが！)
(*｀Д´)ノ


教訓：出国前はやり残したことないか必ずチェック！

いや、ほんとスミマセン( ω-、)

成田空港第2ターミナル 空港

さて、気を取り直して搭乗口にあるカフェAvionで休憩します。
おなかすいたのでホットドック食べました。

ほんとはホットドッグなんて食べてる場合じゃないけど、内心とても動揺してたヘタレなんで、平常心を装うことで自分を落ち着かせてるのだ！友よ、この時の私を許しておくれー！
(´Д⊂ヽ

成田空港第2ターミナル 空港

前回北欧に行ったときにも立ち寄ったけど、離発着する飛行機が見えるとてもテンション上がるカフェです。

成田空港第2ターミナル 空港

この素敵なこのおトイレも健在。広々してました。３年前に初めてここを見た時はトイレ事情がすべて最新で驚いたなぁー

成田空港第2ターミナル 空港

搭乗時間がきていよいよ機内へ
ＪＡＬ４１３便ヘルシンキ行きに乗ります。

成田空港第2ターミナル 空港

この飛行機に乗るよー

成田空港第2ターミナル 空港

定刻より少し遅れて離陸しました。それほど揺れることなく上空へ。
あまりちゃんと写ってないけど、遠くにフジヤマがー！翼の下よ下！

ヘルシンキまでの飛行時間は約９時間５０分くらい。

離陸してすぐに「お飲み物はいかがですかー？」

ワインにしましたよー！

いつもは一人で乾杯してたけど、今日は友と！
こんなことも嬉しい二人旅
( *´艸｀)

JALの機内食はやっぱ美味しいなぁー

コンベンションRED-Ｕ３５歴代ファイナリストの監修メニュー酒井シェフの鶏肉のナンダカっていうのを食べたよー。
その他に和ポテトサラダ、カルピオーネ、ラズベリーとクリームチーズのムース(←書いてても何がなんだかわからん)
このムースがねめっちゃウマウマでしたのよ。
このあとハーゲンダッツも！

半分くらい来ました。
地球のオデコを飛んでます。
でも日本時間はまだ昼だから眠れません。
７時間の時差って寝た方がいいのか寝ない方がいいのかこの時も悩みました。
でも友達は寝ちゃったし、窓のシェードもMAXで真っ暗になったのでとりあえず寝ることに。

トイレに行った時にＣＡさんに聞いてみた。オーロラは今見られないかと。すぐに機長さんに確認してくれたけど、外が明るいから今は見られないということらしい。今、機内は暗いけど、シェードのせいで暗いだけで外は明るいんだね。
失礼しました
(/ω＼)

にしてもやっぱ眠れないよ。
仕方ないからゲームしてました。
ソリティアっていうゲーム。
前の座席の背もたれのスクリーンに手を伸ばさないといけないから手が疲れる。
最後のほうは左手で右手を支えながらタッチしてました。
手元に持てるコントローラーだったらいいんだけどね。
ゲームというより、映画見る用のスクリーンだから仕方ないのかな。

もうそろそろ到着です。
シェードを薄くすると、夜から昼に向かって、時間に逆らって飛んでいるのがわかります。
だんだん昼に戻って行くよー


でも下が厚い雲で覆われてるのがわかります。
サーリセルカは晴れててほしいー！
(;´Д｀)

到着直前の機内食。
吉野家がスープストックTOKYOに変わってた！！
白いんげんとベーコンのミネストローネ＆石窯のパン＆ターメリックのショートパスタ、ヨーグルトゼリーとマンゴープリン。
すげーテンション上がるんですけどー！
めちゃウマでしたーー！

これ以外にも間食としてカルツォーネ(ただのパンな)が配られました。
あと、トイレの近くのギャレーに飲み物とスナックなどが置いてあり、いつでも利用することができました。
写真撮らなかったけど、このギャレーにも可愛らしいクリスマスのディスプレイが。
JALさんの粋な心遣いを感じました。

日本時間午後１０時、現地時間午後３時、
ヘルシンキヴァンター空港に着陸しました。
友達は、私につられて始めてしまったソリティアに夢中。北欧を見るのが初めてなのに外を見ずに（見られずに）必死で「上がろう」と頑張ってます！
着陸のわずか前に見事上がり！
思わず二人で手を叩いちゃった。こりゃ幸先いいぞー！
(・∀・)

着陸したヴァンター空港は案の定の雪景色。
そんなに降ってないけど、寒そうー！

二人の視線は思わず空へ。
サーリセルカはきっと晴れてるよね！
そう言い聞かせて飛行機を降ります。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

次のイヴァロ行き搭乗まで１時間半しかなかったので、もしヘルシンキ行きが雪で遅れたらどうしようと不安が一杯だったけど、逆に定刻よりも早く着いたのホッしました。
私はヘルシンキは二回目だけど、トランジットは初めてなのでちょいドキドキ。

トランジットはまず手荷物検査が先にあって、日本よりも厳重にチェックされました。
友達なんて何も金属つけてないのにピーっと鳴った。
JALでもらった水を持ってたけど、開封したのは持って入っちゃいかんと言われ、友はその場で飲み干してた。
いくら「ジャルノウォーター！」と連呼してもダメでした（笑）
日本だったら機械にかけたらオッケーなのにね。

私の手荷物も何度も機械に通され、係員が言ってることもチンプンカンプンだし、果たしてこの先に進めるのかとめっちゃ不安になった。
でも何度かのチェックの後、あっさりと行っていいよと言わホッ・・。それならさっさと通してくれ！と言えるはずもなくスゴスゴ・・

そこででハタと考えた。
今は保安検査をしただけで、まだ入国審査してないけど大丈夫なんだろうか？ほんとはこっちじゃないんだろうか？
ワタシタチ、日本から出国したけどまだ入国してませんー！ワタシタチは今現在一体どこの国の人なのーー？

またもやドキドキしながら仕方ないので人の流れに乗って進みます。
やがて見えてきました！パスポートコントロール！
ここここ！求めていたものは！！
やったーやっと入国できるー！
ヨロコビに震える心を抑えて列に並びます。
ここもニホンジンは自動化ゲートです。
成田でやったのと同じようにパスポートをかざして、顔の写真を撮ります。
でも前髪が邪魔だったようでうまく認証できず、時間がかかってしまった。前髪どけたらすぐオッケーが出たよ。やれやれ。
その後スタンプをもらい、晴れてフィンランドの地を踏みました。

祝フィンランド！
おめでとー！ありがとー！

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

さすがヨーロッパのハブ空港！北欧の中心！どこを見てもスタイリッシュです！

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

２９番ゲートでしばし待機。搭乗人数の割に座るところが少ない！オシャンティーなカフェとかいらんから椅子を置けよ椅子を！

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

きゃー！サンタさん！

重い荷物を担ぎながら売店をウロウロしてると、ちょっとした人だかりが！

いるとは聞いてたけど、こんなに早くお目にかかるとは！
通りがかったスチュワーデスさんも喜んでたくらいだから、よっぽどめずらしいんだろうね。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

写真撮ってくれました。私がピースしたらサンタさんもピースしてくれた(^o^)v

搭乗時間がきて、フィンエアーＡＹ６０５便イヴァロ行きに乗ります。
フィンエアーは機体のロゴというか文字がカッコイイ！

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

翼についた雪を高圧でプシューーーーーーっと吹き飛ばしてます。このプシュー待ちで飛行機渋滞してます。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

イヴァロ空港に到着しました。
降機は前方のドアからと思ってたのに、後ろのドアも開き、後ろから降りられました。
イチイチ日本とは違って、感心したり不安になったり！（笑）

そして遠くの空にうっすら光が！
これはもしかしてーーーーー！！



・・・結果違いました。街の明かりが雲に反射してるだけらしい。
一縷の望みだったのに・・とほほ・・
(;´Д｀)

イヴァロ空港 (IVL) 空港

タラップから降りたら歩いてターミナルへ。
荷物も飛行機から直接受け取るとか聞いたことあるからビビってたけど、さすがにそれはなかった（笑）
ちゃんとターミナル内のターンテーブルから出てきたよ。
二人分のスーツケースが こんにちはと回ってきて一安心！

イヴァロ空港 (IVL) 空港

ここからサーリセルカまでバスに乗りますが、ターミナルから出てもそれらしいバスがいない・・

どーしよう、こんな所で取り残されたら！

でもよーく見たら奥のほうに発見しました。saariselkaと書いてあります。
「良かったーー！」バスの側に男の人が立っていたので行きたいホテルの名前を言います。
「はいはい行きますよ」的なゼスチャーを笑いながら言ってくれたのでホッ・・。そのままスーツケースを預け、バスに乗り込みます。

座っていたら、運転手が料金を徴収しに来ます。
一人１０ユーロでした。

バスは雪道を特に減速することなく、普通に早い速度で走行します(怖)
しばらくすると見えてきました！
写真で何度も見たサーリセルカの町が！！

予定していた時間の２０時ちょっと過ぎに、ホテルに到着しました。
ここで降りたグループは私たち入れて５組くらいだったかな？

イヴァロ空港 (IVL) 空港

今日からお世話になります。

「サンタズホテル　トゥントゥリサーリセルカ」

サンタズ ホテル トゥントゥリ ホテル

広大な敷地の中に６つの宿泊棟を抱えるサーリセルカでも代表的なリゾートホテルです。
すぐ近くには小さな教会、もうちょっと行ったらスキー場、ウルホコッケネン国立公園もすぐ近くにあり、とてもいい立地でした。

私たちが泊まったのは水色の〇がついたKontio棟。朝食のレストランに行く時など外に出なきゃいけないけど、遠くないからちょっとした道のりが逆に楽しかった。

サンタズ ホテル トゥントゥリ ホテル

これは昼間に撮ったコンティオ棟の写真です。
中に入るにはカードキーが必要。

エレベーターがないので、重いスーツケースを二人でエッチラオッチラ担いで上げました。

お部屋紹介は後程～

サンタズ ホテル トゥントゥリ ホテル

ここがメインビルディング。
レセプションや売店やレストラン、朝食会場などがあります。

バウチャー提示したので、レセプションの人がカードキーと白い封筒を持ってきてくれました。封筒には私たちの名前とミキトラベルの字。
中を見ると、ホテル滞在中の注意とか地図とか案内が詳しく日本語で書いてありました。これがないと色々と全然わからなかった！なんて手厚いミキトラベル！(´;ω;｀)

オーロラは今日見れるのかとか、聞きたいことはあったけど、だいたいそんな複雑な英語がしゃべられるわけもなく、他の人も待ってるためレセプションを離れました。
部屋、どっちの棟だっけな・・教えてもらったにも関わらず地図をガン見していると、声をかけてくれる日本の方が！

このホテルにデスクがある、ミキトラベルのＡさん。
心細い思いで到着＆チェックインしたばかりだったので、めっちゃ助かった！まじで神！後光がさしてた！ありがたやーありがたやー！
Ａさんに最初に聞いたのが今日のオーロラ。
残念ながら、雲が厚く難しいと。
それでも希望を捨てたくない私たちは、用意ももどかしく重装備で外へ。
教えてくれた教会を目指して歩き始めたのでした。

サンタズ ホテル トゥントゥリ ホテル

たぶん、このあたりのホテルに泊まってる人はみんな写すんじゃないかと思うフォトスポット。

サンタズ ホテル トゥントゥリ ホテル

↑の写真を写してるワタシ

Ａさんが教えてくれた小さな教会が見えてきました。
この時はまだビビリだったので中には入らず。
シンプルで可愛い教会でした。

Ａさんの言う通り、雲が厚くてオーロラは望めず。

残念だけど、近くのスキー場でソリ遊ぶ子供たちのにぎやかな声のおかげで暗くならずに済みました。
にしても、いくら親がいると言っても時間はもう夜の９時・・どこの国でもソリ遊びは時間を忘れて夢中になるんだね。
気持ちを切り替えて近くの橋に上ってみました。
見るとそのへんにソリが乗り捨ててあります。
どうせなら滑ってみようよ！
この橋、見かけによらず急勾配なので、初心者のおばちゃんが滑るには格好の場所。車も通らないし。
人がいないのを見計らって、恐る恐る一漕ぎ。
ひゃー！結構なスピード！顔に雪しぶき？がかかるけど楽しかったー！童心に帰ったよ！

レセプションにくっついてる売店でお水買いました一本2.5ユーロ。可愛いパケ！
↑もうちょっときれいな雪の上に置いてうつせばいいのに！（笑）

さて、いくら空を見上げても、オーロラどころか月も出てない。
あと２日チャンスはあるから。
そう言ってホテルに戻りました。

長いなっがーーーい一日が終わりました。

お休みなさい・・・

サンタズ ホテル トゥントゥリ ホテル