2018/12/10 - 2018/12/10
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satochanさん
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さぁ、いよいよアクティビティがスタート!
今日はDay 4、サウスシェットランド諸島です。
Day 1 12/7 出港
Day 2 12/8 ドレーク海峡
Day 3 12/9 ドレーク海峡
Day 4 12/10 サウスシェットランド諸島*キングジョージ島中国人基地(長城駅)、デセプション島
Day 5 12/11 南極半島*ダンコ島、ネコハーバー
Day 6 12/12 南極半島*パラダイスベイ、ポートロッカリー
Day 7 12/13 南極半島*ドリアンベイ、パルマー基地周辺
Day 8 12/14 ドレーク海峡
Day 9 12/15 ドレーク海峡(夜にはウシュアイア着)
Day 10 12/16 下船
中国人基地とDeception Islandへ。
ついに上陸!
- 旅行の満足度
- 5.0
-
<Day 4>
朝4時半に起こされる、中国人に。。。。彼女のツアーメイトがドアをガンガン叩いて起こされた。
びっくりした。面白かったけど。
でも外を見たらもうサウスシェットランドに着いてて感動。 -
すぐさま準備する。中国人急ぎ過ぎなのか知らないけどバスルームのドア開けたままトイレ。さすがニーハオトイレの国だわ。。。
装備して上に上がるとこの景色。素晴らしい!!! -
Deck 9(Bridge-運転室の上のデック)に上がり、全景を眺める。
うわーすごいなぁ。 -
今日のルートはこちら。
キングジョージ島中国人基地(長城駅)
と
デセプション島(Deception Island) -
このコンディションならいけそうだね!
-
いやーそれにしても陸地に感動。
そして南極って本当に土地なんだなぁという実感(まだサウスシェットランド諸島で大陸ではないが)
外に出て感動しまくる。寒いけど頑張る。 -
そして先に見えるのは。。。中国基地、長城駅(Great Wall Station)
こちらは中国人にとっては「初の南極基地」ってことで思い入れがあるらしい。
中国人達は上陸したいところだが、今の時期が忙しいらしく、週末や休日しか上陸できないらしい(この日は月曜日)。
本当は昨日(日曜)の夕方到着して上陸!ってスケジュールだったらしいが、天候のため船が遅れて到着したのは夜中1時。
ある中国人の子(英語しゃべれる子だった)は「このために来たのに残念」と言ってた。思い入れがあったみたい。
でもこの日はコンディションがよくて、今シーズンのクルーズで一番近くまで行けたそう。 -
さらにコンディション良くて急遽ゾディアックボートで近づけるところまで近づくことになった。
朝早め、朝食前、コンディションが良い時に行動するのがよし。
早速準備中。 -
クレーンで吊り上げて海に下ろします。
-
グループごとに呼ばれて装備して出発。
まずは中国人グループx2、その後外人&混ぜこぜグループ
>長靴の上に防水パンツをかぶせる形←じゃないと水が入っちゃうから。
>全部着たらその上に救命胴衣。これにチームの色がついてるので自分がどの組か判断できる。
>Ship Cardで行った&帰って来たのチェック(バーコードがついており、出る前にシステムにかざす)→帰って来てかざし忘れると出発できないので船内放送にて呼び出し辱めの刑にさらされる。
>リュックは救命胴衣の上から背負う。ボート乗ったら下ろして足元の前に置いておく。
ってゾディアック乗り方レクチャーで習ったのに、守らない人色々、中国人たちよ。。。。あなたのマイペースっぷりはすごい。
中国人ルームメイトの件で仲良くなった中国人ツアーリーダーとたまたま同じボートになったのでおしゃべりする。
なんで中国人は南極に来るの?
>>動ける間に遠くに行けるだけ行きたい人が多い。
アフリカじゃあまり見かけないけど、アフリカには行かないの?
>>大人数で泊まれる設備があまりないからツアーじゃ厳しい。でも最近は行き出してる。
なるほど!!!クルーズなら大人数ツアー可能だわね。
ちなみにこのツアーリーダーはすでに南極5回目だとか。すげー。 -
ボートに乗り込み出発!でも風が吹いて水しぶきが来るのでカメラを守るの必須。
そして見えた中国人基地。
中国人たちみんな頑張って写真撮りまくる。
私「うん、中国人基地。。。。」
まぁ外人の私にとってはそのぐらいの思い入れなんだけど。 -
ちなみに各建物は離れて建っている。
めちゃくちゃ乾燥している南極、火事になったら一大事、すぐに燃え広がる。そのため万が一を考えて全部離して建ててるとのこと。 -
昨日の中国人ガイドのプレゼンを思い出す。
>閉ざされた社会
>心が病む
>帰ったらやることリストを書きまくる
病むわ、これはw
でも離れたところに他の国の基地もあるので合同イベントなんかもあったりするらしい。お互いに暇つぶし。本当大変な任務だ。。。 -
まぁ基地だけ見てもつまらないのでしばし周辺散策。
-
鳥がいた。
綺麗な景色を眺めたら終了。そして朝食。 -
10時、昨日延期になった写真教室。ちょっと寝落ちたけど基本的なところは抑えた。
「make it simple」
いやー、大事だよねそれ。
11時半から捕鯨の歴史セミナー。
昔は南極は捕鯨がさかんで、捕鯨基地が各地にあってクジラのオイルを取ってたんだとか。
今日これから行くDeception Islandは捕鯨基地だったところで、以前は血まみれな海にクジラの死骸だらけに腐った匂いが充満してたんだって。さらに捕鯨の目的はクジラの油だけで肉いらず。日本なら全部いただくところを。。。かわいそうなのともったいない気持ち。
今はもうないしクジラ保護の運動もさかん、がしかし調査捕鯨で取ってる国はありますよ、ノルウェー、アイスランド、日本。。。日本人には耳が痛いところだが、クジラは美味しいと思う心もあり。クジラ竜田、クジラベーコン。。。ありがたくいただく心が大事よね!! -
そしてビュッフェランチの後に火山についての講座。
タイミングよく地質学の講座、というのも今日行くDeception Islandという島は火山のカルデラ島なのだ。
地図見てのとおり、カルデラ。すごいこの形。
しかもコンディションが良ければ右下のちょっと開いてるところから船ごと中に入り、昔の捕鯨基地に上陸できるとか! -
心配ご無用、この天気。完璧上陸できる天候!
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あちらには氷河が見えます!
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見えてきた、Deception Island
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よーーーーく見ると海岸沿いにはペンギンコロニーがある。
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ペンギン泳ぎまくる。めっちゃ早い。
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ちょっと拡大。
早いから撮るの大変。 -
そしてアルバトロスも。
「Welcome~satochan!」
って言ってることにしよう。 -
波もおだやか、船は島のカルデラへ侵入!
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そして先に見えるのは昔の捕鯨基地、Whaler's Bay
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そして到着し、ゾディアックボートでWhaler’s Bayに上陸。
今度は私らの組が先に上陸。
先ほど捕鯨レクチャーで習ったところで上陸とはお勉強になるな。
昔はクジラの死骸だらけで血の色に染まっていたBay、今はきれいな海。 -
今はその歴史の跡、クジラの骨が捨てられている。
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鳥たちも平和にのんびりと。
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さぁ歩いて行きます。アクティビティは各自1時間。
あらかじめガイドが上陸してコースを作ってます。赤い旗の通りに歩いていきます。 -
そして海岸沿いを歩くとペンギン発見!
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こちらはChinstrap Penguin。
確かに顎に線がある。
かわいいーーーー。
「あんたたち何してんの?」
って言いたげな顔w -
そして捕鯨基地廃墟。
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このタンクに油入れてたんだろうな。
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またまた遭遇ペンギン
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ペンギンとクルーズ船。
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タンク跡、この廃墟ッぷりは廃墟マニアにはたまらんかも。
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壊れているのは風化はもちろん、火山や土砂崩れも影響している。
はい、こちらまだまだ活火山なので。 -
タンクの奥には小屋がある。
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そんなもん関係ないですー。
っていう無邪気なペンギンがまたかわいい。 -
こちらはイギリス人捕鯨基地の跡。1945年に建てられ捨てられた基地とのこと。
前に立ってたガイドさんが異様に詳しく、色々教えてくれた(後から聞いたら南極ツーリズムの歴史でPh.D取ってる人だった。どおりで。。。)。 -
栄枯盛衰というんでしょうかねぇ。
昔は栄えてたんだろうなぁ。
栄えてたとしてもこんな寒いところで捕鯨かぁ。 -
こちらは別の小屋だけどこちらも捨てられてる。
色々考えさせられる上陸だった。
それにしても天気は最高だった。運が良かった。
まぁそんな感じで1時間ほど散歩し、ボートで戻ります。 -
今日のディナーはコース料理。
羊うまい。 -
そしてディナー中にDeception Islandから出発。
迫力のある隙間クルーズ。
すっごーい! -
そしてディナー食べてから今日のまとめと明日の予定の集会。
やっぱりというか、ルール破った人がいたらしい。
ペンギンから5m離れるとか、ビニール袋を持って行かないとか(風で飛ばされて無くし、動物が食べたら。。。となると危ないから禁止)
まぁ、予想通りかなぁ。私のグループにもいたもんな、中国人。。。
その後はツアーメイトさんたちとおしゃべりし、この夕日を眺める。素晴らしいーーー!
続く
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