無料航空券で年末マドリード旅行 その12 JALビジネスクラスを利用してマドリードからヘルシンキ経由で帰国したけど最後にやらかしてしまった…

2016/12/31 - 2017/01/01

マドリードの観光を前日に終えてこの日は帰るだけ。
楽しかった時間はあっという間。
10:20の飛行機に乗らなきゃ行けないので7時にはホスタルを出なきゃいけない。
6:20に起きて準備。
荷物は昨日のうちに詰め終わっているのですぐに出発。
が、このホスタルにはエレベーターがない。
お土産がパンパンに詰まったスーツケースを覚悟を決めて階段で下ろそうとしたら物音に気付いたのかフロントの人が来て荷物を下ろしてくれた。
助かった。
2階のフロントから1階の出口までも下ろしてくれて助かった。
A Happy New Yearと言ってお別れ。
さて続きはこのマドリード旅行記をどうぞ。

12/25　伊丹→羽田→ロンドン→マドリード
12/26　マドリード→アビラ→セゴビア→マドリード
12/27　マドリード→トレド→マドリード
12/28　マドリード
12/29　マドリード
12/30　マドリード
12/31　マドリード→ヘルシンキ→
1/1　　成田→伊丹

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空 JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

前日から悩んでいたのは空港に行く方法。
行きは夜遅かったので選択肢なしのタクシー移動だったけど帰りは早起きさえすれば時間はある。
安いのはバスか地下鉄だけど早朝の地下鉄の移動は安全性からやめておいた方がいいらしい。
じゃあバス？と思ったけど空港行きのバスがアトーチャ駅から出ているのは分かったけどアトーチャ駅のどの辺りからなのかわからない。
アトーチャ駅…結構広かったよな…。
あそこでバス停探してウロウロは辛すぎる。
って事で地下鉄で空港に向かうことに決定。
朝7時過ぎにホスタルを出発してソル駅へ。
外はまだ真っ暗。
駅まで歩いていると次々とタクシーが寄ってきた。
いや電車で行くから大丈夫だよ！
早朝の地下鉄は治安が良くないと聞いていたけど駅の保安員みたいな人一緒になってちょっと安心。
向かいのアトーチャ駅行きのホームにはスーツケースを持った人が何人かいたけどこっちのホームには皆無。
みんなバスで空港まで行くのかな？
アトーチャ駅から別の都市に行くのかもしれないけど。

この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11433989
の続きです。

まずは１番線でソル駅からTribunal駅まで。
ここで10番線に乗り換えてNueVos Ministerios駅へ。

で、NueVos Ministerios駅で8番線に乗換。
この駅に来るとスーツケース持った人がいっぱいでちょっと安心。
早朝は危険という地下鉄だけど結果的に不安はさほど感じなかったかな。
確かに人はすぐないけど怪しげな人も見かけなかった。
この日が大晦日で普段と違ってスリ集団もお休みだったのかもしれないけど。

8時過ぎには空港到着。
ちょうどホスタルから1時間かかった感じ。
まずは案内板でチェックインカウンターを確認。
10:20のJALヘルシンキ行きは…966-969ね。

朝早いから空港は閑散としている。
1カ所人が多いな…と思ったらキャセイパシフィック航空。
なるほど。
中国は元気だ。
JALとは言ってもフィンランド航空との共同運航便なので…あそこみたい。

前の人の手続きにちょっと時間がかかったので少し待つ。
で、自分の番になって荷物を計ったら…24.9kg。
そりゃ重いわ。
帰りは成田から伊丹乗継ぎなんだけど荷物は成田までしか預けられない。
成田で無事に出て来てね～と荷物を送り出す。

で身軽になってちょっと空港ウロウロ。
クリスマスツリーがまだある～。

マドリードバラハス空港、ターミナル4はこの流線型の屋根が綺麗。

次の行き先がヘルシンキなので出国審査はなし。
荷物検査を受けると免税店エリアへ。

適当にブラブラ一周。

美味しそうなチーズやハム達。
チーズは買ったし、生ハムは…持ち込み禁止だからね…。

ってことで買う物も特になかったのでラウンジで朝ご飯を食べよう。

指定されたのはイベリア航空のダリＶＩＰラウンジ。
開放感のあるラウンジ。

ホットミールは無し。

ラップサンドに…

サラダ、チーズ、パンなど。
ハーゲンダッツのアイスもある！
これは絶対食べなきゃね。

こっちはスナック系。

アルコールも種類いろいろ。

お手洗いもアメニティいろいろ。

サラダやラップサンドを頂き、お腹が落ち着いたところでハーゲンダッツのストロベリーチーズケーキを頂いて満足。
機内食もあるので控えめにね。

ラウンジ内には案内板もあるので安心。
今のところヘルシンキ行きは定刻の予定。

パソコンコーナーもあった。

お客さんは少なく閑散とした感じ。
搭乗時間まではネットして時間を潰すが…時々Wi-Fiが切れる。
あんまり電波良くないなぁ…。

さて時間なのでそろそろ行きますか。

行きのロンドンみたいに搭乗口が思ったより遠くって間に合わなかったら大変だもんね。

搭乗口に到着すると既に搭乗は始まっていたのでそのまま中へ。

しかしまだ飛行機に入るドアは開いて無くてブリッジで待つ羽目に。
普通機内に案内できる状態になってから搭乗始めるんじゃないの？

行きのロンドン→マドリードが長距離路線の機材だったから帰りも期待してたんだけど…３－３配列の真ん中の席をブロックしたヨーロッパビジネス。
マドリード→ヘルシンキの方が乗ってる時間長いのになぁ…。
残念。

フィンエアーなので毛布はマリメッコ。
かわいい。

離陸までの間外の景色を眺めてみる。
今日もいいお天気。
そういえばこの旅行トレドで朝霧が凄かったのはあるけど基本的にお天気には恵まれていたな。
この時期にしては運がいいのかも？

座席はエコノミーと一緒なので狭い。
まぁ短時間なので我慢しよう。

定刻にはプッシュバック開始。
が、いつの間にやらすごい霧。
さっきまで晴れてたのに！

10：40離陸。
どうやら霧が出ていたのは空港周辺だけで他の場所は快晴の模様。

しばらくは景色を眺める。

座席の前のポケットにメニューが入っていたので見てみる。
どうやらこれは有料のメニューみたい。
エコノミーはミール、飲み物ともに有料みたい。

ビジネスは食事がついていた。
メインは選択なしでハンバーグ。
フィンランドのお袋の味だね。
日本と違ってつなぎのない肉々しいハンバーグ。
横のポテトも美味しいよ。
前菜にテリーヌ、デザートに小さなラズベリーケーキ。
時間的にお昼ご飯かな？
お腹いっぱい。

隣も来なかったので座ったままだけど座席に足を伸ばして少し寝る。

4時間ほどで予定通りヘルシンキヴァンター空港到着。
しかし入る予定のゲートが空いてないとかでしばし待機してゲートへ。

人の足元を見たかの様に高額な食べ物や飲み物が売っている売店（笑）

で、成田行きのゲートを確認。
37番ね。

ってこの時間帯東京行き2便、名古屋行き1便、大阪行き1便って日本行きが4便も重なってるのね。
って大阪行きに欠航の文字！
これにはびっくり。
今回は東京行きに乗るけどいつもだったら間違いなく大阪行きに乗っているはず。大丈夫かな？

取りあえずゲートに行こうと出国手続き。
自動化ゲートを通過した後係員の人がはんこ押してくれるんだけど、マドリードで入国した時のスタンプが見つからず手間取る。
ちゃんと押して貰ったかどうかなんて見てないからこっちも焦る。
なんとか見つかって安心。
EUってはんこ同じデザインで都市名だけ違うから分りにくいんだよね。

まずはフィンエアーのラウンジに行こうと思ったけど…ここは違うよと。
搭乗口に近い所にあるらしい。

で再び移動。
この向こうにフィンエアーのカウンターがあるんだけど日本人で大混雑。
多分大阪行きに搭乗予定だった人達だろうなぁ。
多分東京行き、名古屋行きに振り分けられるんだろうけどみんな乗れるのかな？
元旦だし今日日本に帰国する人は少ないとは思うけど…大変だ。
なんで欠航になったのかな？

こちらは免税店エリア。

一応チラ見。

そしてゲートへ。

この辺りのはず。

あった！
37番ゲート。
まだほとんど人がいてない。

なのでちょっと戻って…

フィンエアーのラウンジへ。
前来た時ほど混んではいなかったけどソファは埋まっていた。
このラウンジスタイリッシュで素敵なんだけど狭いのよね。
日本行きが重なっている時間帯だけ合ってラウンジ内は日本人だらけ。
この時期フィンランドにこんなに観光客来ないだろうからほとんどヨーロッパの各都市からの乗継ぎだろうな。
ハブ空港ならもうちょっとラウンジなんとかして欲しいなぁ。

ミールは色々あるけどさっきの機内食でお腹いっぱいになったので見るだけ。

ワインもいろいろ。
ここでは飲み物とスナックを軽くつまんで搭乗時間を待つ。
ゲートの場所がラウンジからすぐのことは確認済みなのでゆっくり待つ。

で、時間になったので搭乗口へ。

行きと同じスタッガードの個室感覚な座席。
足元も広くていい感じ。
ＣＡさんから「日本は今年が明けたところです。明けましておめでとうございます」と挨拶された。
そうか。
今明けたんだ。
こっちはまだだけど。
初めての機内での年越しだ。

行きと同じなのであんまり写真撮ってない…。
アメニティーは行きとは色違い。

離陸までメニューを眺めつつ待つ。
ってもう帰りは和食を予約しているから選ぶ必要無いんだけどね。
離陸は時刻通り。

で、お楽しみの
お食事タイム。
白いテーブルクロスの航空会社がほとんどだけどＪＡＬは黒。
でもこれも素敵よね。

まずは前菜。
林檎とスモークチキンのクルミソース
パンプキンブランマンジェとクリスピーベーコン

で、次のお弁当箱（笑）はＪＡＬお馴染みの和食満載ＢＯＸ。
元旦だからおせち料理とかになるのかな？と思ったけどメニュー通り。
黒豆に金箔載ってるのがお正月っぽい。

台の物は焼き鯛の味噌幽庵掛け、揚げ海老真丈、玉子ほうれん草。
この時ご飯と味噌汁も一緒に出たんだけどご飯がベチャベチャなのに固い…という最悪な状態。
炊飯器で炊くの失敗したかな…。
映画を見つつお食事。
食事も終って暗くなったところで寝る。

到着2時間前に起きて軽くお食事。
この後長～い待ち時間があるからね。
わかめうどんを注文したらとんでもない量のわかめがのっててびびった。
いくらなんでものせすぎじゃないかしら？
てんこ盛りだよ。
カツサンドはまぁ普通だね。
最後にフルーツも頂いて満足。

で、着陸前にシートベルトしようと思ったら…シートベルトが座席と肘掛けの間に挟まって出てこない…。
自分ではどうしようも無かったのでＣＡさんにお願いして取って貰おうとしたけど…ＣＡさんでも無理だったので座席チェンジ。

で、今度はシートベルトをしっかり締めて着陸準備。
この日は半分も座席が埋まっていなかったから助かった。
これ満席だったらどうなるんだろ？
成田の近くって何もないのね。

で、成田には40分早い9:30到着。
って伊丹行きは16:55だから早く着かなくて良かったんだけどね。
むしろ遅く着いて欲しかったわ。
ヒマだから。

まぁ取りあえず荷物を受け取りに行きましょか。

荷物も無事に出て来たのでそのまま伊丹行きに乗継ぎ。
東京の家に寄って荷物だけでも置こうかと思ったけど…時間的には行けるけどちょっと面倒なので空港でおとなしくしとくことに。

ＪＡＬのカウンターはガラガラ。
午後からしか便がないからそりゃそうだよね。
ダメ元で羽田発でもいいからもうちょっと早い便で振り返られないか聞いてみたけど満席で無理とのこと。
が、ビジネスからの乗継ぎなので国内線のラウンジを使ってＯＫとのこと。
てっきりダメだと思ってたので助かった。

が、今からラウンジ行ってもさすがに暇すぎるので成田空港を探検。
元旦の空港って閑散としてるのね。
どこも初売りで福袋とか置いてあった。
勢いで無印の機内用のネックピロー買ってしまう。

歩いていると展望台という矢印があったので行ってみる。
いい天気だ。
飛行機がよく見える。
でも寒い。
なので一周して建物の中へ戻る。

で、再びうろうろしていたらなにやら賑やかな音楽が。
何だろう？と思って見ると獅子舞と歌舞伎っぽい格好をした人たちが。
「獅子舞の回遊」というイベントらしい。
一緒に記念写真も撮れたので撮って貰う。

空港内の生け花。
なかなか見事。

が、もうすることもなくなったのでラウンジへ。
今思えば時間は十分あったんだから天気もいいし、成田山でも行けば良かった…。

成田発は午後便しかないので11時過ぎのラウンジは誰もいない。
この後も随分長い間誰も来なくって貸し切り状態。

誰もいないので気兼ねなく写真を撮る。
羽田のラウンジより充実しているなぁ。
国際線からの乗り継ぎ客が多いせいかな？

サンドイッチとパンだけとはいえ軽食もある。

取りあえずシャワー浴びたいってことでシャワールームをお借りする。
国内線にシャワールームは羽田もないよね。
国際線から乗り継ぎ客の利用を見込んでいるから設置しているんだろうね。
長いフライトの後でのシャワーは気持ちがいい。
シャワーを浴びてさっぱりした後はサンドイッチつまんだりネットしたり…ちょっと眠いのでマッサージチェアでウトウトしたり…。
ほぼ誰もいないラウンジで5時間ほどだらだら。
15時くらいには人が来たかな？
それまではほぼ貸し切り状態。

で、そろそろ搭乗時間だよね～と思ってゲートへ行き搭乗してから…ラウンジにコート忘れた～～～！！ってことに気づいて大慌て。
入口にコート掛けあったからかけちゃったんだよね。
え、そのままだらだらしてたら身体も温まったからコート着てたこと忘れてそのまま飛行機乗っちゃった(T_T)
CAさんに事情を話してみたけど…既に時遅し…。
機内からは富士山も見えたけど…綺麗だけど…この時点ではコートがどうなるか分らず…不安な状態。

伊丹には18時到着。
で、飛行機降りたところに係員さんがいててコートはラウンジにあったとのこと。
明日の夕方便で伊丹までは運んでくれるとのこと。
助かった。
成田まで取りに行くのはさすがにキツイ。
3日以降に取りに来て下さいってことなので3日の朝に取りに行って無事戻って来た。
良かった！
最後の最後にやらかしてしまった。

そんなマドリード旅行記、最後まで読んでいただいてありがとうございました！