無料航空券で年末マドリード旅行 その3 ヘラクレスが作ったという伝説が残る城壁と聖人の町アビラ

2016/12/26 - 2016/12/26

昨日日本からスペインに夜遅くに到着して今日が観光初日。
この日はあらかじめアビラとセゴビアに行くツアーに申し込んでいた。
個人で行くこともできる場所だけど個人で行くなら1日に2箇所は難しいので効率重視でツアーに参加することにした。
自由に観光する時間はあまりないけどバスに乗っていればいいだけの移動はやっぱり楽。
それではまずはアビラ編からどうぞ。

12/25　伊丹→羽田→ロンドン→マドリード
12/26　マドリード→アビラ→セゴビア→マドリード
12/27　マドリード→トレド→マドリード
12/28　マドリード
12/29　マドリード
12/30　マドリード
12/31　マドリード→ヘルシンキ→
1/1　　成田→伊丹

エリア アビラ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

8:45が集合時間だったので5分前に集合場所に到着。
今回参加するツアーの主催会社フリアトラベルが集合場所だったんだけど建物の中に入るとすごい人！
早速受付をすると胸につけるシールとチケットを渡された。
出発は9時なのでちょっと待ってねと言われたので待っていると9時に「アビラ・セゴビア」の声が聞こえたので行ってみる。
たくさんの人いててスペイン語と英語に分かれて出発。

この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11419638
の続きです。

バス2台分の人数でゾロゾロと移動。
外はすっかり明るくなっている。
上の写真は王宮。

王宮前の広場にある階段を下りると大きな駐車場！
こんな所に！
大きな観光バスがたくさん止まっていた。
そのうちの1台に乗る。
車内はほぼ満席の盛況ぶり。

9時過ぎにバスは出発。
写真の建物の説明があった気がするけど…忘れた。

マドリードを少し離れるとのどかな景色が続く。

牛も見える。
最初は景色を眺めていたけど気づいたら寝てた。

バスが止まったので目を覚ますと出発して1時間半ほどたっていた。
トイレ休憩かな？と思ってとりあえず降りてみる。

こちらのホテルのお手洗いを借りる。
案内された集合時間までまだあるなぁと思うとみんなホテルの前の道路を渡っていくので道の向こうを見ると…

こんなのがあった。
なんだろう？と思って行ってみると

なんか大きな城壁に囲まれた街が見える！
もしやあれがアビラ？
あとで調べたところによるとこの場所はクアトロ・ポステスと言ってアビラの街がよく見える写真ストップらしい。

街からちょっと離れているので個人で来るには少々面倒くさそう。
こういうところに連れてってもらえるのがツアーのいいところ。
しかしこの時間は思いっきり逆光で写真が綺麗に撮れない。

この写真アングルはイマイチだけどまだ逆光はまだましかなぁ。

再びバスに乗ってアビラの街へ。
ギリシャ神話の英雄ヘラクレスが作ったという伝説の残るアビラは「城壁と聖人の町」と呼ばれている。
特徴的なのはなんといっても写真下のこの城壁。
アビラをネットで調べてみると「進撃の巨人」の世界、と書いている人が複数いてた。
内容知らないけど漫画だよね？
確かに漫画に出てきそうないかにも「城壁」な雰囲気。

1985年に登録された世界遺産「アビラ旧市街と市街外の教会群」には、今も残る保存状態の良い城壁や、ルネサンス期に建てられた教会建築が多数残されている。
今回アビラに来ようと思ったのも世界遺産に指定されているという点が大きい。

バスを降りてガイドさんについて行く。

到着したのは9つの門のうち、東側にあるサン・ビセンテ門。
ここから街に入るのかと思ったら…

まずは城壁の外に建てられているこの教会から見学。
こちらはエレガントな柱列と堂々としたたたずまいが印象的なサン・ビセンテ教会(Basilica de San Vicente)は、12 世紀に建てられたロマネスク様式建築の傑作。

この場所は聖人ビセンテがローマ人との戦いで殉教した場所とされている。
バシリカには、墓石や美術作品など、宗教的に貴重な品々が並んでいる。
まずは
中に入ってみる。

中に入ると天井の高い 3 つの身廊と後陣が見えた。
さまざまなドームを支える十字を形取った柱は、ロマネスク様式で造られている。

奥には黄金に輝く大祭壇。
柱には謎の生き物の彫刻が彫られている。
天井のアーチも美しい。

素敵な礼拝堂もある。

左の写真は説教壇。
右の写真はこの教会の名前にもなっているサン ビセンテの墓。
墓には聖人ビセンテの殉教を描いた彫刻が掘られている。

お墓の下の部分の彫刻には、血に染まる聖人の拷問や処刑の描写もある。
ガイドさんの説明を聞きながら見学。

サン・ビセンテ教会見学後は城壁の中に入る。
まずはカテドラル。
が、ここは見学しないらしく素通り。
見たかったなぁ。

カテドラルの前にいてたライオンさん。

なんの建物かわからないけど入口の彫刻が素敵だったので思わずパチリ。

さらにてくてく。
道の上には電飾。
夜になったら綺麗だろうなぁ。

こちらも通りかかったメルカード・チコ広場と広場に建つ市庁舎。
大きなクリスマスツリーもあった。

その近くのスペイン語学校。
日本語が書いてあるってことは日本人も多いのかな？
英語と日本語の看板がスペインにあるってのはかなり珍しいんじゃ？

lalesia de San Juan Bautista
カトリック教会。
これも通っただけ。

いかにも中世な路地。

20分弱歩いて到着したのはConvent of Santa Teresa de Jesus。
サンタ・テレサ修道院。
結構歩いたなぁ。

カルメル修道会の改革を進め、「裸足のカルメル会」を設立した聖女サンタ・テレサが幼少期を過ごした生家跡に、彼女の死後1636年に建てられたバロック式の修道院がサンタ・テレサ修道院。

堂内奥にはテレサが生まれた場所があり、聖地として巡礼する人が後を絶たない、アビラの中でも人気の観光スポット。

ガイドさんの説明を聞きながら見学。

この庭のことも説明してた気がするけど…忘れちゃった（－＿－；）

ステンド・グラスには当時のサンタ・テレサの様子が描かれていた。
小さな美術館もあってそこは撮影禁止だったので写真はないけど展示物の中には彼女が使った杖やサンダル、自らを鞭打った時に使った紐などが展示されていた。

見学を終えて建物の外に出るとすぐ近くに城壁。

これは…なんだっけ？
全然思い出せない。
多分堅牢な建物を撮りたかったんだと(⌒-⌒; )

再びサン・ビセンテ教会に戻って来た。

それから城壁の外のお土産屋さんへ。
特に欲しいものはなかったので外に出てウロウロ。

それにしても見事な城壁。
もちろん修復もしてるんだろうけど。

ツーリストインフォメーションだ。

今更だけど地図があるかなぁとと思って見てみるとカウンターに置いてあったので一部いただく。
街歩きは出来ないけど旅行記書くときの参考にはなるよね。
これでアビラの観光は終了。
1時間ちょっとのアビラ観光はあっという間だった。

それから再びバスに乗ってお次はセゴビアへ。
道中はまたもや荒涼とした風景。
何もない所の突然立派な建物が現れたりする。

この続きの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11423483

この旅行記へのコメント （3）

• クサポンさん 2018/12/29 13:01:07

  ボタン押しちゃいました

  Rinちゃん
  クサポンです。
  
  記入中のボタンおして、途中で投稿になっちゃた・・・
  なれないPCって動きが変だわーーー
  
  セラルボ美術館、人がいっぱい！！私の時は数人でトイレ開かない事件があったくらいなのに・・・3ユーロならお金払ってゆっくり見てもよかったと、後悔の気持ちわかります。
  
  スペインは美術館が夕方から無料なんてうらやましデスよね。
  明日は上野のフェルメール展に行ってきます。大阪の方がお値段安いみたいですよ。日本は激コミだからあまり好きではないのですが、ＧＷのオランダに向けて事前学習も兼ねて行ってきますね。
  
  １月の３連休は大阪に帰省します。Ｒｉｎちゃんは正月休みはヨーロッパかな？
  来年もよろしくお願いします。
  

  Rinさん からの返信 2018/12/29 13:16:41

  Re: ボタン押しちゃいました

  クサポンさん、こんにちは！
  
  まさに年末年始のスペイン旅行に出発するところで今関空のさくらラウンジで搭乗開始待ちです。
  さすが年末年始でラウンジも人が多い(･_･;
  フェルメール展は死ぬほど人が多そうですよね…。
  昔青いターバンの少女を見た時大行列した覚えが…。
  特別展って本当に人多いですよね。
  なのでフェルメールは海外で見ることにします（笑）
  ゆっくり見られるので。
  
  来年もよろしくお願いします！
  
  Rin

• クサポンさん 2018/12/29 12:54:05

  アビラとセゴビア

  Rinちゃん
  クサポンです。
  
  マドリード編、ついに完成ですね。
  私もアビラ＋セゴビアのツアーでトレド自由行動にしようかと迷いました。結局、夏の暑いときに城壁？？と思って、トレド+セゴビアツアーにしちゃいました。
  
  アランフェスも時間があったら行きたかったけど、