2018/09/11 - 2018/09/18
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AandMさん
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9月中旬にナポリ起点で、カプリ島、ポンペイ遺跡、アルベロベッロ、バーリやレッチェなどの南イタリアの周遊観光をしました。ナポリにも2日滞在しましたので、歴史地区を中心に観光しました。ナポリ湾に面した坂道に沿って中世時代に建てられた城や教会が沢山ありました。ただ旧市街の道路は狭くて入り組んでいます。車、バイク、そして沢山の人々が行きかって狭い通り沿いは賑わっていますが雑然としていました。昔からの下町であるスカッパナポリには、とても沢山の古い教会がありました。
教会や宮殿などの中世からの建物の中に入ると、雑然とした表通りとは別世界が広がっています。教会では、厳かな天井の高い広い空間で信者の方々が静かに祈りの時を過ごしています。雑然と静寂の対比が、とても印象的です。ナポリ旧市街には歴史的建造物が、歩いて回れる範囲に密集していました。目立たない小さな教会にも歴史を感じさせる見事な絵画や装飾が一杯で、見応えがありました。日本の観光案内書に書かれていない見所も多いので、1~2日ではとても見切れません。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー タクシー 徒歩
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ ANA ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9月11日
ナポリ国際空港でレンタカーを借りて、サンタルチアにやってきました。ナポリ民謡の「サンタルチア」の発祥の地です。サンタルチア港の向こうにベスビオ山が見えました。景観の良い場所です。ナポリ湾に面し景観の良いサンタルチア by AandMさんサンタルチア 散歩・街歩き
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陸側に大きな城塞がありました。ヌオーヴォ城です。13世紀に建造されたゴシック様式の城ですが、以降、何度か修復改造がされています。ナポリ王国やシチリア王国の王が所有し、様々な歴史の舞台になったお城です。現在は、博物館、美術館、図書館などとして一般公開されています。
行ってみることにしました。 -
入り組んだ道をレンタカーで進み、城の付属駐車場に車を停め、見学に向かいます。見事な円塔が聳え立っています。
海辺に建つ見事な城塞、ヌオーヴォ城 by AandMさんヌオーヴォ城 城・宮殿
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ヌオーヴォ城の正面入り口です。堀に架けられた橋を渡って中に入ります。
海辺に建つ見事な城塞、ヌオーヴォ城 by AandMさんヌオーヴォ城 城・宮殿
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お城の中庭です。
海辺に建つ見事な城塞、ヌオーヴォ城 by AandMさんヌオーヴォ城 城・宮殿
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城の中にある博物館では、お城にちなむ歴史的な物品が展示、説明されていました。城中にある中世時代の遺跡発掘現場も見学できるようになっています。
海辺に建つ見事な城塞、ヌオーヴォ城 by AandMさんヌオーヴォ城 城・宮殿
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博物館の展示品で、考古学的な価値があるそうです。抽象的なオブジェ感がありますが、なぜこのような像が中世に造られたのか不思議に思います。説明もありませんので、意図が良く理解できません。
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城の窓からナポリ湾を眺めることができました。ナポリ港前方に見える山は、噴火でポンペイの町を埋もれさせたベスビオ山です。中世時代の王や貴族が眺めた景色でもあります。
海辺に建つ見事な城塞、ヌオーヴォ城 by AandMさんヌオーヴォ城 城・宮殿
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城の上部に美術館がありました。ナポリを描いた絵や彫刻が展示されています。写実的で理解しやすい立派な沢山の絵が展示されていました。
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展示されていた絵の例です。中世時代のナポリの光景ですが、現在と大きく違わない感じです。
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城の天井壁にフレスコ絵がありました。中世時代のナポリの広場光景と思われます。広場の石畳や教会などの様子は、今日でも殆ど同じように思います。
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扉の彫像ですが、見事な描写の美術品です。
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城攻めをする沢山の兵士の姿がリアルな彫り物となっています。中世イタリアの緻密で素晴らしい彫像だと思います。
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ヌオーヴォ城の見学を終えて、外に出てきました。振り返って眺める城は迫力があり、威厳を感じます。ナポリやシチリア王の権威を象徴しているように思いました。
海辺に建つ見事な城塞、ヌオーヴォ城 by AandMさんヌオーヴォ城 城・宮殿
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9月12日
翌日は、ナポリ港からカプリ島に向かいました(https://4travel.jp/travelogue/11411147)。青の洞窟見学が主な目的です。その際に朝8時ごろにモロベヴェレッロ港から見上げたヌオーヴォ城です。朝日を浴びて大きくて迫力がある城の姿が目立っています。とても立派なお城であることを再確認しました。船(モロペパレロ) 船系
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ナポリからカプリ島までの高速フェリーチケットです。片道料金は21.5ユーロでした。カプリ島観光を終えて、ナポリ港に戻ったのは夕方の5時ごろでした。
船(モロペパレロ) 船系
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ホテルに戻るには少し時間が早いので、ナポリの考古学博物館を見学することにしました。港の近くのムニチピオ駅(Municipio)から地下鉄でムゼーオ駅(Museo)に向かいます。
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地下鉄のチケットは1.1ユーロでした。このチケットは駅前の雑貨屋で購入しました。駅の販売機でも買えますが、ナポリでは雑貨屋で購入するのが一般的です。
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ムゼーオ駅(Museo)を出ると、考古学博物館は目の前にありました。
国立考古学博物館 (ナポリ) 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館には、ポンペイ遺跡の発掘品を中心にギリシャやローマ時代の美術品が展示されていました。ポンペイ遺跡関連の展示はとても充実しています(https://4travel.jp/travelogue/11413487)。遺跡訪問の前後にこの博物館を訪問することを勧めます。ポンペイに対する理解が深まり、興味が増大することは間違いありません。
国立考古学博物館 (ナポリ) 博物館・美術館・ギャラリー
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9月17日
南イタリアを一巡りして(https://4travel.jp/travelogue/11413837)、再びナポリに戻ってきました。中世のナポリがそのまま残されている歴史地区のスカッパナポリを訪れました。ナポリの下町です。
ホテルからタクシーで、サンタマリア・アッスンダ大聖堂にやってきました。別名、ナポリ大聖堂とも呼ばれている13世紀に建造された伝統ある教会です。歴史と活力ある庶民生活が混在するナポリ歴史地区 by AandMさんナポリ歴史地区 旧市街・古い町並み
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大聖堂の内部です。長さ約100 m、高さが約48 mもある聖堂で、天井には荘厳な絵画が描かれています。
豪華絢爛なナポリの大聖堂 by AandMさんドゥオーモ (サン ジェンナーロ) 寺院・教会
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天井絵画は聖書の物語の場面のようですが、天井が高過ぎるので良く見えません。
豪華絢爛なナポリの大聖堂 by AandMさんドゥオーモ (サン ジェンナーロ) 寺院・教会
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ドームにも見事な絵が描かれています。
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大聖堂内の彫像も見事です。イタリア芸術が栄えていた頃に造られた像で、イタリア国宝級の彫像だろうと思います。
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大聖堂の床模様も印象的です。平坦な大理石タイルが敷き詰められていますが、立体的に見えるのが興味深いように思います。
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チャペルの祭壇の迫力にも圧倒されます。大聖堂を建造した当時のナポリの町は財政的に裕福で、最高の材料や技術が活用されたものと思われます。
豪華絢爛なナポリの大聖堂 by AandMさんドゥオーモ (サン ジェンナーロ) 寺院・教会
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大聖堂付属の小部屋に歴代の大司教の肖像画飾られていました。長い歴史と伝統を感じさせられます。
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付属している礼拝堂も凝った造りで、見事な装飾です。
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大聖堂の床に、大司教あるいは貴人のお墓と思われる箇所もありました。色彩大理石で囲まれた中央の彫りと文字が目を引きます。
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床にある別の墓碑には、修道女の祈りの像が彫られていました。イタリア宗教と美の歴史が織り込まれています。ユニークな彫像です。
ナポリ大聖堂はとても素晴らしい大聖堂だと思いました。 -
大聖堂を出て狭い通りを進みました。古い石造りの建物は、人々の住居になっており、洗濯物が干されていました。1階がお店になっている家々が多いように思います。スカッパナポリ地区では、中世時代からこのような光景が続いているのでしょう。
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路地を進むと、石造りの塔と教会がありました。教会は補修作業が進行中で覆いがされています。サンロレンツォ・マジョーレ聖堂(Basilica di San Lorenzo Maggiore)です。この付近は治安があまり良くないのか、警察官が2人立って警戒していました。
古い教会だが内部は見事なサンロレンツォマジョーレ教会 by AandMさんサン ロレンツォ マッジョーレ教会 寺院・教会
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沢山の観光客で、聖堂前の小さな広場は一杯でした。
古い教会だが内部は見事なサンロレンツォマジョーレ教会 by AandMさんサン ロレンツォ マッジョーレ教会 寺院・教会
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サンロレンツォ・マジョーレ聖堂の内部です。広い内部空間に人の数は少な目で、広場前の賑わいと大違いです。
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サンロレンツォ・マジョーレ聖堂の向かいにあるサンパウロ・マジョーレ教会(Cjiesa San Paolo Maggiore)です。1538年に建造されたバロック様式の教会です。同じような名前の教会ですので、間違えそうです。
広場に向かい合う教会で小さい方がサン パオロ マッジョーレ教会 by AandMさんサン パオロ マッジョーレ教会 寺院・教会
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通りの両側には沢山のお土産物店が並び、ナポリの工芸品や玩具などが売られていました。観光客や地元の人で狭い通りは一杯でした。このような生活感が溢れる狭い通り(サン・グレゴリオ通り)にも、中世建造の教会がありました。
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サン・グレゴリオ通りにあるサングレゴリオ・アルメノ教会の入り口です。
狭い通りにあるサングレゴリオ アルメーノ教会 by AandMさんサン グレゴリオ アルメーノ教会 寺院・教会
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教会の案内標識が狭い通りに建てられていました。教会前には広場もありませんので、注意していないと見過ごしそうです。中に入ると、奥行きは結構広い立派な教会でした。
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隣に別の小さな教会もありました。聖人フィリップとジェームスの教会(Chiesa dei S.S. Filippo e Giacomo)です。1593年に建設が始まり1758年に完成したバロック様式の教会で、内部の天井画や屋内の造りもとても見事です。
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狭い通りの建物を貫いてトンネルがありました。隣接する通りまで通り抜けができるようになっています。随分昔から使われていた住民用の通路です。中世遺跡と住民の生活が上手に共存しているように感じます。
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通り沿いのある狭い広場に、大理石の像がありました。ナポリ守護神であるニーロの像(La Statua del Nilo)です。"ニーロ"はイタリア語で"ナイル"で、ニーロはナイル川の神で豊穣の神とされています。手に持っている角カップはワインで満たされているようです。
像の脇にあるのはサンタマリア・アッスンタ・ディ・ピニャッテリ教会で14世紀に建造された古い教会です。スカッパナポリでは、歩いているとこのような古い教会に次々に出会います。ナポリの守護神、ニーロ像 by AandMさんニーロ像 モニュメント・記念碑
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20 m程先にあったサンタンジェロア・ニーロ聖堂(Egilse Sant'Angelo a Nilo)です。1385年に建てられ1709年に改装され、現在に至っている古い教会です。内部は外見とは違って、白亜の華麗な聖堂になっていました。
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サン・セヴィーロ礼拝堂の入り口です。小さな礼拝堂ですが、内部には豪華絢爛で見事な天井画や彫像がありました。特に有名な像は、ヴェールで覆われたキリスト像です。大理石の像ですが、半透明のヴェールの質感が見事に表現されています。残念なことに写真撮影は禁止されていました。無断で写真撮影されるのを防ぐためか、複数の監視員が目を凝らしていました。
入場料も高めで、監視員の視線もあり、雰囲気はあまり良くない感じですが、内部と彫像は見応えがあります。内部装飾とキリスト像が素晴らしいサンセヴィーロ礼拝堂 by AandMさんサンセヴェーロ礼拝堂 寺院・教会
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これはサン・セヴィーロ礼拝堂の入場チケットです。写真の鮮明度があまり良くありませんが、ヴェールの質感が分かると思います。料金は7ユーロでした。
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サン・セヴィーロ礼拝堂の案内表示です。小さな礼拝堂は、チケット売り場も礼拝堂も混んでいました。宗教施設ですが監視下での見学で商業主義感も強く、印象はあまり良くありませんでした。
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サンドメニコ・マッジョーレ広場にやってきました。広場の中央にオベリスクが建っていました。
古い教会やオベリスクがあるサンドメニコ マジョーレ広場 by AandMさんサン ドメニコ マッジョーレ広場 広場・公園
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聖ドミニクの像がオベリスクの上に立っています。今から400年以上前の1656年に建てられたものです。
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広場の一端にあるのがサンドメニコ・マッジョーレ教会(Chiesa di San Domenico Maggiore)で、1324年に建造された古典ゴシック様式の教会です。スカッパナポリにある多くの教会の中で、古い部類に入ります。
外見はシンプルだが内部は豪華、サンドメニコ マッジョーレ教会 by AandMさんサン ドメニコ マッジョーレ教会 寺院・教会
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教会の内部は、単純な外見とは違って豪華絢爛です。
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内部のアーチ状の門や柱も華麗な感じが致します。
外見はシンプルだが内部は豪華、サンドメニコ マッジョーレ教会 by AandMさんサン ドメニコ マッジョーレ教会 寺院・教会
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ピエトラサンタのサンタマリア・マジョーレ教会(Chiesa di Santa Maria Maggiore alla Pietrasanta)で、6世紀に建造されて1653-1678年に改装された教会です。このような古い教会が、あちこちに存在するのがスカッパナポリの特長でもあります。
まさに数百年以上の歴史が今日の生活に組み込まれている歴史地区であると思いました。 -
緑の木々もあるベリーニ広場(Piazza Bellini)です。レストランで観光客の皆さんが休んでいました。スカッパナポリでは多くの人々で込み合った狭い通路が続きましたが、このような落ち着ける広場があると、ホッとした感じになります。
ベッリーニ広場 広場・公園
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広場には古い遺跡もありました。「ナポリの壁」と呼ばれる古代の町の防御壁の遺跡です。紀元前の聖書戦争(BC218年-BC202年)の頃に建造されたのがこの遺跡の始まりだそうです。
スカッパナポリは2千年以上前からの遺跡の上に建造された歴史地区であることが分かります。ベッリーニ広場 広場・公園
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急ぎ足でしたが、歴史地区のスカッパナポリを見学できましたので、ホテルに戻ることにしました。タクシーを利用しましたが、道路は大混雑でした。
ナポリ歴史地区は見事な教会などがある素晴らしい観光地ですが、道路の込み具合や騒音は尋常ではありませんでした。豪華絢爛で静かな大聖堂や教会がありますが、人々の生活感を感じさせる狭い路地が入り組み、繁華街の混雑も尋常ではありません。両極端のコントラストを感じさせる旧市街だと思います。ホリデイ イン ナポリ バイ IHG ホテル
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9月18日
ナポリ市内のホテルを発って、これから帰国します。
ナポリカポティキーノ国際空港(NAP)のチェックインカウンターです。この後、ナポリ→チューリッヒ→上海→成田、経由で帰国しました(https://4travel.jp/travelogue/11403980)。
今回の旅行では、ナポリ観光も含めて、天候に恵まれ、南イタリアの旅を楽しみました。ナポリのような大きな町やアマルフィー海岸などの観光客が多い名所よりも、南イタリアの小さな町マルティナ・フランカ(https://4travel.jp/travelogue/11421341)やガリポリなどが気に入りました(https://4travel.jp/travelogue/11420668)。これらの町々には、ローマ時代以来続く歴史が混雑感のない環境でしっかりと保存されていました。美味しいシーフードやワインもあり、小さいけどとても魅力的な町々だと思いました。ナポリ カポディチーノ国際空港 (NAP) 空港
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