2018/09/11 - 2018/09/17
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この旅行記のスケジュール
2018/09/11
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飛行機での移動
イスタンブール空港(8:35)-TK1879-ナポリ国際空港(9:55)
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車での移動
ナポリ空港→(レンタカー移動)→サンタルチア
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車での移動
9月13日 ナポリ→ポンペイ(レンタカー移動)9時過ぎ到着
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車での移動
9月14日 ソレントからアマルフィー海岸ヘ
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渋滞はあったけど、夕方6時過ぎにホテル オリンポに到着
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車での移動
9月15日 アルベロベッロからガリポリへ車で移動
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車での移動
ガリポリ→レウカ(車移動)
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車での移動
レウカ→レッチェへの途中でこの町に立ち寄る
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車での移動
9月17日 バーリ→ナポリへの移動途中で立ち寄る
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車での移動
9月17日昼過ぎにナポリ空港到着、レンタカーを返却
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車での移動
レンタカー返却後、タクシーでホテルへ
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この旅行記スケジュールを元に
9月中旬の一週間、イタリア南部をレンタカーで旅行しました。ナポリ→ポンペイ→ソレント→アマルフィー海岸→アルベロベッロ→レッチェ→ガリポリ→レウカ→バーリ→ナポリ、の約1200 kmのドライブ旅行です。イタリア南部にはローマ時代から続く歴史ある町々が沢山あり、見所多彩でした。ただナポリ、レッチェ、バーリなどの旧市街道路は狭く、一方通行が多くて入り組んでいました。小型車や2輪車で込み合っており、駐車スペースもありません。カーナビが役立たない地域も結構ありました。
高速道路や田舎道の走行は問題ありませんでしたが、町中走行や駐車スペース確保などでは思わぬ苦労もしました。この旅行記ではレンタカー・ドライブで経験した事項を中心に紹介したいと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー タクシー 徒歩
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ ANA ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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9月11日
イスタンブール経由、ターキッシュエアラインズでナポリ・カポディキーノ国際空港に到着しました。午前10時頃です。ナポリ カポディチーノ国際空港 (NAP) 空港
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入国審査に向かいます。
ナポリ国際空港の入国審査では40分程度待たされました。大きな空港ではありませんので、長い待ち時間は予想外です。入国審査官の処理スピードが迅速ではありません。イタリア流なのでしょうか? -
バゲージクレームも込み合っていました。大部分は観光客のようです。
スーツケースを受け取って、レンタカー・オフィスに向かいます。 -
ナポリ空港のレンタカー・オフィスには到着ゲート前からシャトルバスで行きます。皆さん、シャトルバス到着を待っています。数分乗車で、レンタカーオフィスの場所に到着しました。複数のレンタカー会社がオフィスを構えていました。
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我々はHertzレンタカーを予約していましたが、借りだしを待つ人で込み合っていました。これも予想外でした。事務処理スピードがイタリア流で迅速ではありません。
行列に並んでいたら、皆さん番号札を持っているようです。後ろを振り返ると、札の発券機がありました。ボタンを押すと番号札が出てきました。10人が私の前で待っていることが分かりました。多分30分以上かかるようです。家内は時間がかかると考えて、周辺のブラリ見学に出かけてしまいました。
列に並んで待っていると、横から割り込んでくる人がいました。色違いの番号札を持っています。Hertz Gold Memberが優先されていることが分かりました。私もGold Memberであることを思い出しましたので、別色の番号札を取り直しました。数分待つだけで順番がきました。
貸し出し事務処理のHertzおじさんが「保険でスーパーカバーを付けておいた方が安心できるよ」と勧めてくれました。南イタリアはドライブや駐車中のリスクが多いとのことです。1週間で370ユーロの追加料金が必要ですが、お願いすることにしました(この判断は正解でした)。車へのダメージがあった場合、これで全て保障されることになりました。ナポリ カポディチーノ国際空港 (NAP) 空港
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Hertzおじさんが、車まで案内してくれました。我々の車はカーナビ付きのルノー・カジャー(SUV-KADJAR)です。カーナビ言語を英語に設定し、使用法を説明してくれました。「燃料はガソリン、ディーゼルのどちら?」と確認したところ、「ガソリンでもディーゼルでもないベンジーノだ、間違えないように」とのことです。「BENZINA]と紙に書いてくれました。給油ノズルの色が緑色、とのことです。後で分かりましたが、ガソリンのことをイタリアではベンジーノと呼びます。
車を降りた時にHertzおじさんが「あれ!右下のテールランプカバーが壊れている」、と言いました。確かに破損しています。先ほどの貸し出し書類確認で、車に破損個所はないとのことで、確認書類に署名したばかりです。「あなたは保険のスパーカバーに入っているので、破損があっても問題ない。安心してくれーーーー」、と半分ジョーク。(話が違うでしょーーー)と思いましたが、貸出前の破損を確認できましたので、とりあえず一安心。イタリア人は陽気で良いのですが、信頼性などで心配な点もあるように思います。
Hertzおじさんが最後に一言、「路上の青色線内駐車はトラブルが多いので、利用は避けた方が良いよ!」。この時点では意味が良く分かりませんでしたが、心配を減らすためにもスパーカバー保険に入っておいて良かったと思いました。
イタリアでは駐車OKの場所には青色の枠線が引いてあり、以後のドライブで利用することになりました。 -
車メータはシンプルです。走行距離15000kmの比較的新しい車です。
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組み込みカーナビもシンプルです。日本車と構成が異なりますが、何とか使いこなせるように思いました。予備に準備しておいたタブレットPCのカーナビ機能も併用できますので、ドライブガイドはこれで万全です。
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ナポリ空港を後に、車に慣れることも兼ねてナポリ市内に向かいました。カーナビを活用してナポリのサンタルチアに到着しました。道路脇に車が駐車していますが、空きスペースは殆どありません。
やっとスペースを見つけて、縦列駐車しました。左ハンドルの慣れないルノー車ですが、何とか青線枠内に車を停めることができました。サンタルチア 散歩・街歩き
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サンタルチア港の前方に見えるのは、ベスビオ山です。
運転に慣れるために、カーナビ利用で次の目的地ヌオーボー城に向かいました。ナポリ市内の道幅は狭く、多くの車で溢れていました。一方通行も多いので、カーナビが無いと目的地に到達できない感じです。サンタルチア 散歩・街歩き
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ヌオーボー城には付属の駐車場がありました。駐車スペースは狭めですが、縦列駐車ではありません。また小型車が殆どで、平日(火曜日)昼過ぎですが駐車場はほぼ満杯です。
何とか空きスペースに車を停めて、ヌオーボー城を見学しました。ナポリ市内の道路は混みあっており、道路脇には車が列状に駐車し、駐車スペースを見つけるのはかなり難しいことが分かりました。ヌオーヴォ城 城・宮殿
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ナポリ市内の道路の込み具合は尋常ではありません。道路脇は駐車している車で占められ、2輪車が狭い隙間をぬってどんどん割り込んできます。ドライブマナーも乱暴でひどいものです。路面は敷石が多くて整備状況も良くないので車がガタガタ揺れました。
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道路脇には、町の中心部から少し離れても空いている駐車スペースは殆どありません。カーナビ利用で博物館を訪問しようとしましたが、迷路に紛れ込んでしまいました。狭い道路が隣り合っているケースも多いので、道選択を間違えたようです。タブレットPC道案内も併用しながら進みましたが、それでも博物館には到達できませんでした。
行き止まり道路先端から坂道を数百メートルバックする羽目にも遭遇しました。ナポリ旧市街ではカーナビはあてに出来ないように思います。以後、これに懲りてナポリ観光では、タクシーとメトロを利用することにしました。レンタカーはホテル駐車場に置いておきました。
翌日参加したカプリ島ツアー(https://4travel.jp/travelogue/11411147)のガイドさんはナポリっ子でした。ナポリ旧市街で車を運転したことを話したら、ビックリした表情で「勇敢ですね!」とのことでした。(運転慣れしていない外国人がナポリ旧市街で車を運転するのは無謀!)と言われているように感じました。車の旧市街運転は、確かにナポリっ子の言う通りで、避けた方が賢明です。 -
9月13日
この日はポンペイ遺跡を見学しました。ナポリからポンペイまで約25kmですので、高速道路を利用すれば車で30分程です。高速道路利用法は日本と同様でした。ETCに相当するTELE-PASSゲートと現金・クレジット支払いゲートがあります。レンタカーの場合は現金・クレジット支払いゲートを選びます。ナポリを出る際に利用した高速入り口は無人ゲートでしたが、コイン(確か2.1 Euro)を支払い機に入れるとバーが開きました。
ちなみに長距離の場合は、入り口ゲートでカードを受け取って高速出口ゲートで精算します。日本の高速道路利用法と同じです。
ここはポンペイ遺跡への入り口に近い駐車場です。駐車で苦労することが分かっていましたので、事前にネットで調べておいた場所です。到着が午前9時過ぎでしたので、空きスペースは十分ありました。マリーナ門 史跡・遺跡
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整備された駐車場で、今回利用した駐車スペースとしては最も良かったように思います。
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ポンペイ遺跡見学(https://4travel.jp/travelogue/11412691)で3時間弱かかりましたが、駐車料金は9ユーロでした。出口にあったこの機械で支払いました。
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ベスビオ山の頂上付近まで道路が整備されています。ポンペイ遺跡から30分程のドライブですので、行ってみました。地図情報によればもう少し先まで行けるはずですが、道路分岐点に小屋があり、小屋から出てきたおじさんが「車はここまでです。駐車場(道路脇)に車を停めてシャトルに乗り換えて前に進んで下さい」、とのことでした。前方の道路沿いが駐車スペースですが、400-500m進んでも空きスペースがありません。
駐車スペースは山の中も車で一杯でした。 -
おじさんに支払った駐車場代領収書です。5ユーロもしましたが、駐車スペースは数百メートル先にしかありません。山の中でボッタくりにあった感じです。
ベスビオ山に車で登ることを考えている場合、このような経験をすることになりかねませんので、ご注意下さい。 -
ベスビオ山登頂を諦めて、宿泊ホテルのあるソレントの町にやってきました。ソレント旧市街中心部にあるタッソ広場です。ソレント旧市街はナポリ程ではありませんが一方通行が多く、道路が入り組んでいました。車も多く駐車スペースも殆どありません。
タッソ広場 広場・公園
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ソレント旧市街のメーン道路を進んでホテルに向かいます。道幅は狭く、多くの車で混んでいます。二輪車は交通ルールを無視して反対車線にはみ出して進んできますので、時々ドキッとさせられます。
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大型バスも通行していますので、すれ違いでは注意が必要です。ソレントもナポリと同様に旧市街観光での車運転は避けた方が良さそうです。
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9月14日
この日はソレントからアマルフィー海岸を通ってアルベルベッロまで進む予定です。約450kmの距離で、渋滞がなければ4時間半程でアルベロベッロに到着できるはずです。
ソレントを出発して半島の南側海岸線のSS163号線に入ると、渋滞に遭遇しました。一車線で、断崖に沿ったクネクネ道路です。ここでも道路沿いに沢山の車が駐車していました。空きスペースは殆どありません。車の持ち主達は、朝の相当早い時間にこの場所に車を停めて、海岸等でノンビリ過ごしているのではないかと思います。 -
ポジターノ(Positano)の町中道路です。ここは一方通行ですが、相変わらずの大渋滞です。
ポジターノ 散歩・街歩き
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町中には古い石造りの家が並んでいました。散歩している観光客も見かけましたが、道路に近い箇所に駐車場は見当たりません。時折、小さな駐車場もありましたが、満杯です。観光客はホテル駐車場に車を停めているものと思われます。
ポジターノ 散歩・街歩き
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渋滞にうんざりしながら進んでいると、前方にアマルフィーの町が見えてきました。車の進行は相変わらずノロノロです。
アマルフィ海岸 海岸・海
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アマルフィー海岸です。港付近に駐車場がありますが、道路から見下ろすと満車であることが分かります。観光予定でしたが、車を停めるスペースを見つけるのが困難に思えました。渋滞で時間を要しましたので、アマルフィー観光をスキップして先に進むことにしました。
9月半ばで夏のハイシーズンを過ぎつつありましたが、アマルフィーの駐車スペースは殆ど一杯でした。SS163号線の道路脇は長距離にわたって駐車中の車列が続いていました。海外ドライバーの車が入り込む余地は殆どないように思いました。
レンタカーでのアマルフィー訪問は駐車スペースが無いので無理、陸路バスによる訪問は道路渋滞で時間がかかり過ぎですので問題、従ってアマルフィー観光は船で海側からの訪問が良いのではないかと思いました。マッテオ カメラ通り 散歩・街歩き
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ママルフィーを過ぎても道路渋滞が続きました。交互通行で、ここでも10分程待たされました。
サレルノに近づくにつれ、道路渋滞はやっと解消しました。サレルノから高速道路に入りました。 -
高速道路のサービスエリアにあるステーションです。広々としています。ここで給油します。
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Hertzおじさんの指示に従って、BENZINA(緑色の給油ノズル)を満タンにしました。このガソリンスタンドは有人でしたので、問題なく給油することができました。
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高速道路をどんどん進みます。混んでいなくて快適です。制限速度は130km/hですが、皆さんそれ以上のスピードで走っていました。我々も150-160km/hで走ります。ヨーロッパでは速度取り締まりが厳しい国が沢山ありますが、イタリアはそうではありません。
途中、パトカーにも監視カメラにも合わなかったように思います。高速道路は空いていて、快適スピードで走ることができました。ナポリやソレント旧市街やアマルフィー海岸とは大違いです。 -
アマルフィー海岸道路では大渋滞で時間を要しましたが、ソレントからの高速道路で時間短縮ができました。目的地のアルベロベッロのホテル(Grand Hotel Olimpo)には、予定通り夕方6時過ぎに到着できました。
広めの駐車場がある快適なホテルでした。
アルベルベッロ見学には、ホテルから徒歩で行きました。10-15分程の距離でした。これまでの経験で、古い町(旧市街)見学では車は避けた方が良いことが十分分かってきましたので、この教訓を生かしました。グランド ホテル オリンポ ホテル
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9月15日
次の宿泊地はレッチェです。この町は、古代ギリシャ時代以来2000年以上の歴史を持ち、バロック様式の建築が市内に多いことから「南イタリアのフィレンツェ」とも呼ばれています。レッチェに行く前にイタリア半島南部の町ガリポリと先端部の町レウカを訪れることにしました。アルベロベッロからファザーノ(Fasano)の方向に進みます。 -
ガリポリはサレント半島西岸の島に築かれた城塞都市で、島部には旧市街地が広がっています。ここはガリポリ港にある駐車場です。ここも車で一杯でしたが、何とか空きスペースを見つけて駐車しました。
ガリポリ城 (アンジュー城) 城・宮殿
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駐車場料金表示ですが、イタリア語ですので理解できません。通りかかった女の子に聞いてみました。「午後3時までの駐車代金は無料ですよ」、とのことでした。3時以降は1.5Euro/hで高くはありませんが、それまでは無料とのことですのでラッキーです。
ここに車を置いてガリポリの旧市街を見学しました。旧市街道路は狭くて車の侵入は無理であることも分かりました。 -
更に車を進めて、半島の突出部町レウカに到着しました。港の先の部分に小さな駐車場がありました。数台の車が停まっていましたが、料金は無料のようです。
ポルト トゥーリスティコ マリーナ ディ レウカ 海岸・海
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駐車場下方の海でボート遊びをする人がいました。長閑な光景です。
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見上げると、サンタ マリア ディ レウカ岬(Capo Santa Maria di Leuca)に建つ白い灯台が見えました。
地図で見るとイタリアは長靴の形をしていますが、この場所は靴の踵の部分に相当します。半島先端部までやってきたことを実感します。サンタ マリア ディ レウカ岬 海岸・海
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レウカの町中を進みます。道路沿いには相変わらず沢山の車が駐車しています。しかも空きスペースは殆どありません。
レウカ 散歩・街歩き
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レッチェに向かう途中の田舎町で給油しました。セルフ操作の給油機です。ガソリン(BENZINA)は緑色ですので、何とか自分で給油できます。
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イタリア語の下に英語でも操作方法が書かれていました。
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緑色ノズルでBENZINAを満タンにしました。今夜のホテルがあるレッチェに向かいます。予約してあるのは、旧市街の中にあるホテルです。
ホテルからメールが届いていました。「我々のホテルに車で来る場合、カーナビは使用しないように。添付した地図に従って来てください」、ということで細かな地図が添えられていました。ナポリで旧市街を車で進む場合、カーナビが信用できない経験をしていましたので、ホテルから送られてきた地図を丁寧にチェックしました。 -
レッチェの町に到着しました。ホテル地図にある目印の建物Porta Naporiです。この門を通り過ぎて右折れするように、との指示がありました。
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右折れすると行き止まりのような場所に出ました。???
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狭いけど道路があります。超狭いので一方通行をヒヤヒヤしながら車を進めます。進むと、小さな広場がありました。ホテルからの連絡では、ここに車を停めてホテルまで歩いてくるように、とのことでした。全く旧市街内は大変な場所です。
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古い建物に囲まれた石畳道路を3分程進むと、ホテル入り口らしい場所に到着しました。
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入り口のプレートにホテル名が書いてありました。我々が宿泊するホテルでした。
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ホテル入り口です。普通の家のように見えます。恐る恐る中に入ると、若い女の子が出迎えてくれました。「よくここまで辿り着いたね!」といった表情です。
スーツケースなどの荷物をホテルに運び込んだ後に、広場に停めておいた車を正規の駐車場に移動する必要がある、とのことでした。「多分道順が分からないと思うので、車に同乗して案内します」、といって同乗してくれました。こんな経験は初めてです。 -
複雑で狭い道路を数分進むと、道路脇に青線で囲った駐車スペースがある場所に出てきました。ここでHertzレンタカーのおじさんが言っていた言葉(青線枠のスペースには停めないように)を思い出しました。
更に進んで駐車場施設に車を停めることにしました。 -
これが監視員付きの駐車場です。1晩の駐車料金は8ユーロでした。ホテルは駐車場から歩いて5分程でした。ホテルの女の子の案内が無ければ、クネクネ道路で迷っていたと思います。
レッチェ旧市街観光は車を使用せずに、徒歩にしました。旧市街での車使用は無理であることをホテル到着の際に確信しました。 -
9月16日
今日はレッチェからバーリに移動します。途中のトイレ休憩で立ち寄ったガソリンスタンドです。有人サービスでした。南イタリアではセルフよりも有人サービスが多いように思います。大きなガソリンスタンドの大部分は有人サービスです。 -
大きなガソリンスタンドには付属のショップがあります。ここで水を購入し、トイレを利用させて頂きました。
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バーリへの途中にあるマルティナ・フランカ(Martina Franca)の町に到着しました。この町にもローマ時代から続く旧市街があります。旧市街西側にある教会前に広場があり、車が沢山駐車していました。スペースがありましたので、ここに車を停めて旧市街見学をしました。マルティナ・フランカは味わいのある美しい町でした。
サン フランチェスコ アッシジ教会 寺院・教会
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田舎道を北に進み、バーリを目指します。田舎道は信号も少なく、混んではいません。周辺にはオリーブ畑や小さな教会などが次々に現れました。楽しいドライブです。
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バーリの町に到着しました。この町にも旧市街があります。ここでも旧市街道路は複雑ですので、これを避けて海岸沿いの広めの道路を港に向かって進みました。
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港沿いの道路は広めですが、両側に沢山の車が駐車していました。空きスペースを見つけて、縦列駐車しました。左ハンドル車にも慣れましたので、駐車もスムーズに行えました。
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車を置いて、バーリ旧市街見学に出かけました。旧市街には教会、大聖堂、広場、お城などの沢山の見所がありました。旧市街への車進入は地元の人以外は無理だと思いました。
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旧市街見学を終えて、車を停めておいた海岸道路に戻ってきました。
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我々の車です。縦列駐車ですが、見事に青線枠内に収まっています。そろそろ夕暮れですので、ホテルにチェックインすることにしました。
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ホテル前の道路にも沢山の車が駐車していました。空きスペースが無いので、ホテル周囲をぐるりと廻っていたら、ホテル前スペースが偶然空きました。ラッキーです。青色枠スペースですが、今夕はここに車を停めることにしました。何かトラブルがあっても、スーパーカバー保険に入っていますので何とかなります。
ホテルスタッフによれば、朝の9時までの駐車は無料だそうです。これもラッキーです。 -
ホテル(DILMAN)入り口です。新しいホテルですが、見かけはホテルのように見えません。
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9月17日
バーリからナポリに向かいます。田舎道を進みます。空いているので快適です。 -
バーリ郊外に世界遺産に登録されているカステル・デル・モンテがあるので、寄ってみました。カーナビ案内で問題なく到着できました。前方に見えるのが古城のカステル・デル・モンテです。
デル モンテ城 史跡・遺跡
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お城の近くにある駐車場です。幸いなことに空きスペースがありました。
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広いスペースにゆったりと駐車できました。管理をしていたおじさんに3ユーロを支払いました。この駐車場からお城まで徒歩で3分程でした。見学を済ませて、ナポリに向かいます。
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途中から高速道路に入りました。E842号線です。ナポリ空港まで約230kmです。イタリアではこの高速道路に限らず、小型車でも相当なスピードで走っています。スピード取り締まりに合う可能性も低いようです。
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2車線の高速道路を150-160km/h程のスピードで快調に飛ばしました
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高速サービスエリアのガソリンスタンドです。高速沿いにあるサービスステーションは、日本と同様にショップなどの施設も充実しています。
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屋根付き駐車スペースがありました。空いていましたので、車を停めて小休憩です。
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サービスエリアのショップです。必要なものはほぼ揃っているように思いました。
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ナポリ国際空港のレンタカー返却場所に戻ってきました。
ナポリ カポディチーノ国際空港 (NAP) 空港
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車をチェックイン・スペースに停めて、Hertz係員のチェックを受けました。「カーナビの使い方、トラブルなかった?」と聞かれました。利用法で苦労をする人も多いようですが、我々の場合はPCタブレットも併用しましたので、旧市街以外では問題はありませんでした。
車の外観検査でも特に問題なく、チェックインが無事に完了しました。 -
レンタカー会社のシャトルバスでナポリ空港に向かいます。
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ナポリ空港の到着ゲートです。ここからタクシーで今夜の宿泊ホテル(Holiday Inn Naples)に向かいます。
ナポリ カポディチーノ国際空港 (NAP) 空港
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タクシーに乗って、ホッとしました。込み合って複雑な道路を運転することから解放された安堵感が湧いてきました。
ホテルに早めにチェックインできましたので、夕方までの時間を利用してナポリ観光に出かけます。ホリデイ イン ナポリ ホテル
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ナポリ旧市街観光にタクシーで向かいました。旧市街は相変わらずの車の大渋滞でした。バイクが割り込み、隣との車間も狭く、おまけに石畳道路はガタガタです。タクシー運転手も渋滞時間待ちでスマホをいじっていました。旧市街を自分で車運転しないのは正解だと再認識しました。
今回の南イタリアのレンタカードライブ旅行では、旧市街とアマルフィー海岸ドライブで予想外の苦労経験をしました。道路事情や運転マナーに詳しくない場合の車運転は容易ではない、と思いました。南イタリアでは旧市街での車運転は避けて、タクシーや徒歩で移動するが賢いやり方だと思います。地方の田舎道や高速道路のドライブは全く問題ありませんが、南イタリアでは概して狭い道路で交通マナーが良くないケースが多いように思います。レンタカー保険をかける場合、しっかりした補償(Hertz, Super Coverなど)に入っておいた方が、心安らかにドライブ旅行を楽しめると思います。
予想外の苦労もしましたが、思い出深い南イタリア・ドライブでした。
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この旅行記へのコメント (3)
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- kayoさん 2023/12/21 11:56:18
- こんにちは
- お世話になっております
レンタカーの質問にお返事ありがとうございます!!
めちゃくちゃ丁寧にわかりやすく鮮明にレンタカーでの運転、交通事情が書かれていてとても参考になりました!
旧市街の道の狭さにはびっくりです
これを読むとちょっと心が折れて辞めておこうかなーと思ったりしてきています笑
私もレチェあたりのガイドブックに乗っていない街を見たかったのです
電車でアクセスできる街だけにしておこうかなと思ってきたりしました(泣)
AandMさんはかなりイタリアをまわられていますが、おすすめの街がありましたら教えて下さいませ
4/26 ミラノin
5/12 夕方バーリout
のチケットを取っています
初のイタリアで遺跡 美術品絵画にはあまり興味がなく、自然 街並みが好みです
よろしくお願いいたします
かよ
- AandMさん からの返信 2023/12/21 23:07:24
- Re: こんにちは
- Kayoさん 旅行記「南イタリア、レンタカーで巡る」をご覧頂き有難う御座います。イタリアはサルデニア島やシチリア島なども含めてレンタカー旅行をしましたが、南イタリアのドライブ旅行が最も刺激的であったと感じています。
振り返ってみると、町中や旧市街での車運転が大変でしたが、田舎道や高速道路などは殆ど問題ありませんでした。旧市街や町中を訪問する場合、事前に道順などを良く調べ、周囲に十分注意しながら車運転すれば大丈夫と思います。万一に備えて保険に加入しておけば、気分的に安心感があって、ゆとりを持ってドライブできるでしょう。地元の人に英語が程々通じますので、困った時には気軽に(相手をよく見た上で)尋ねることもできます。南イタリアの人々は概して親切です。行動の自由度が大きいドライブ旅行、恐れずにぜひ試みて下さい。
kayoさんは「自然や街並み」に興味があるとのことですが、北イタリアならアオスタやボルミオがお薦めです。雪に覆われた山並みを背景に中世から続く美しい町並みが広がっています。
南イタリアでは、ナポリ(中世から続く伝統的な町並み)、カプリ島(青の洞窟と美しい景観)、アルベロベッロ(きのこ形の特異な家が連なる町並み:世界遺産)、レッチェとその周辺の小都市(マルチナ・フランカやロコロトンド)などは中世イタリア感に溢れており、お薦めできます。旧市街への車乗り入れは極力避け、タクシーやバスなどの公共交通機関を利用すればストレスなく観光を楽しめると思います。
バーリ以南は、観光客数も少なく、日本人も含めて東洋系に会うことは殆どありませんでした。レストランでの食事も美味しく、「ハズレ」には頬とんど遭遇しないのも嬉しいことです。
4月末から5月初旬は、私たちが南イタリアを訪問した9月に比べて、観光客数も少なく、それ程混みあってはいないでしょう。訪れたい場所は沢山あろうと思いますが、訪問ポイントを絞って、無理のない旅程をたてて、イタリア旅行をしっかりと楽しんで下さい。
イタリアは何度も訪れたくなる魅力的な国だと思います。
- kayoさん からの返信 2023/12/22 18:38:55
- Re: こんにちは
- AandMさん
こんばんは
お世話になっております
サルデニア島も行かれたのですね~
羨ましいかぎりです✨
北イタリアは山岳地帯なんですね!
調べてみると雰囲気がスイスっぽいですね~(スイスには行ったことがないですが笑
南イタリアのドライブ、旧市街に入らなければ大丈夫そうですね
イタリアの料理も楽しみです!
おすすめの街もありがとうございます(*^^*)
ルート決め、悩ましいですが旅行の事を考えている時が楽しいですもんね♫
お忙しい中、ご親切にアドバイスをありがとうございました!
また何かありましたらよろしくお願いいたします(*^^*)
かよ
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