2018/09/15 - 2018/09/15
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AandMさん
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イタリア地図の長靴踵部分は、サレント(Salento)半島です。半島のイオニア海側の出っ張り部分の小島がガッリーポリ、踵の先端部の町がレウカで、いずれも紀元前から続いている歴史ある町です。ガッリーポリはギリシャ語で「美しい都市」の意味で、中世からの石造りの教会、城、家々、そして情緒的な路地などがあり、欧米人の人気観光地になっています。旧市街中心部に中世に建造されたバロック様式のサンタアガタ聖堂もあります。
レウカは小さな町ですが、紀元前のギリシャ時代からの海上交通要所の港町です。これらの町は交通の便もあまり良くない半島端部にあり、日本の観光案内書ではあまり取り上げられていません。レッチェを訪問した際に、面白そうなので行ってみました。
日本人や東洋系観光客には殆ど出会いませんでした。レウカは岬の灯台が印象的な静かな港町で、またガッリーポリ旧市街ではサンタアガタ聖堂の見事で豪華繊細なフレスコ画には驚かされました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ ANA ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9月15日
ガッリーポリ旧市街はサレント(Salento)半島の西側イオニア海にある石灰岩からできた小島にあり、半島とは16世紀に架けられた橋で繋がっています。レンタカーで橋を渡ってガッリーポリ港(Gallipoli Porto)に来ました。前方に広い駐車場があります。旧市街高台から見下ろすと絶景のガリポリ港 by AandMさんガリポリ港 海岸・海
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駐車場は混んでいましたが、何とか車を停めることができました。振り返って見ると、先ほど渡ってきたパーパジョバンニパオロII世橋(Ponte Papa Giovanni Paolo II)が見えます。
陸側新市街と小島旧市街を繋ぐ橋 by AandMさんチッタ ヴェッキア橋 建造物
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駐車場の料金案内看板には、15:00 - 01:00の時間帯は1時間あたり1.5ユーロですと書かれていますが、その他の時間料金が書いてありません。通りかかったイタリアの女の子に聞いてみたら、時間外は無料だとのことでした。
駐車したのは昼頃でしたので、料金は払わなくても済みそうです。ラッキーです。 -
駐車場横の崖下に小さなマリア像がありました。旧市街は広くはありませんが沢山の宗教関連の記念碑や教会があります。歩いていて気付かなかったものも含めると、多分、10メートルごとあるのではないか、と思いました。
崖を登って旧市街に向かいます。 -
駐車場と旧市街には10-20m程の高低差がありました。坂を登るにつれて、港や海が見えてきました。
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旧市街は城壁で囲まれています。道幅は狭く、駐車スペースも殆どありません。車の乗り入れは無理のようです。
旧市街は広くはありませんので、歩いて巡ることにしました。城壁沿い北側の主要道路、リビエラ クリストフォーロ コロンボ通り by AandMさんリビエラ クリストフォーロ コロンボ通り 散歩・街歩き
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狭い路地を進みます。中世の町並みがそのまま保存されています。
小島に中世建造物が一杯のガリポリ旧市街 by AandMさんガリポリ旧市街 旧市街・古い町並み
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ガッリーポリの観光案内表示です。主だった見所が地図に示されていますが、文字が小さくて見づらいと思いました。
小島に中世建造物が一杯のガリポリ旧市街 by AandMさんガリポリ旧市街 旧市街・古い町並み
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中心部に向かって路地を進むと、観光客やお土産物ショップの数が増えてきました。でも込み合ってはいません。なかなか良い雰囲気です。
ガリポリ旧市街を東西に走るパーチェ アントニエッタ通り by AandMさんパーチェ アントニエッタ通り 散歩・街歩き
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セントアガタ大聖堂(The Basilica di Sant'Agata in Gallipoli)です。この町で最も大きな聖堂で、1750年に建造されたバロック様式の見事な教会です。
美しく見事なガリポリ大聖堂 by AandMさんガリポリ大聖堂 (サンタ アガタ聖堂) 寺院・教会
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大聖堂の説明図が入り口部分にありました。
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大聖堂内部です。訪問時、礼拝者や観光客は殆どいませんでした。厳かで美しい作りの教会だと思います。
美しく見事なガリポリ大聖堂 by AandMさんガリポリ大聖堂 (サンタ アガタ聖堂) 寺院・教会
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聖書のシーンを描いたフレスコ画、とても丁寧に描かれています。
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マリア像と背後の絵画、厳かで物静かな雰囲気を与えています。
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祭壇周囲と天井にも見事なフレスコ画が描かれていました。天井の作りも目を引きました。
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天井画です。
セントアガタ大聖堂はローマやミラノの大聖堂ほど大きくはありませんが、聖堂内部の造り、飾り、絵画のバランスが素晴らしく、好印象を与えます。他にあまり類を見ない立派な大聖堂だと思います。
昼を大分過ぎ、お腹が空いてきましたので、適当なレストランを探しながら旧市街の小径を進みました。 -
大聖堂から西に向かって10分程あるくと、海岸沿いのリヴェーラ・サウロ通りに出てきました。
2つの教会が並んで建っていました。サン ドメニコ アル ロザリオ教会(Chiesa di San Domenico al Rosario)とサンティッシモ クローチフィッソ教会(Church of SS. Crucifield)です。海に面して建つサン ドメニコ アル ロザリオ教会 by AandMさんサン ドメニコ アル ロザリオ教会 寺院・教会
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30m程先にはサンタマリアデリアンジェリ教会(Oratorio Confratermita di Santa Maria degeli Angeli)がありました。1657年に建てられた中世の教会です。この通りには、本当に沢山の教会があります。
海に面した小さな教会、サンティッシモ クローチフィッソ教会 by AandMさんサンティッシモ クローチフィッソ教会 寺院・教会
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海岸沿いの城壁の向こうはイオニア海で、小さな島も見えます。なかなか景色の良い場所です。
旧市街の周囲を囲むガリポリ城壁 by AandMさんガリポリ城壁 建造物
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海岸沿いにイタリアンレストラン(Buera Vista)がありました。
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お客さんも程々入っていました。ここで昼食を取ることにしました。
オレンジとレモンのミックス生ジュースとピザを注文しました。暑い中を歩いてきましたので、冷たいフレッシュジュースをとても美味しく感じました。 -
レストランからイオニア海に浮かぶサンタンドレーア島(Isola Sant'Andrea)と灯台が見えました。静かで青い海に浮かぶ小島と灯台を眺めながらゆったりと昼食を取りました。
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休憩で、元気が出てきました。小路(フリガンティ通り)を通って旧市街中心部に向かいます。
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小さな広場に小さな教会(Confraternita di San Giuseppe E Della Buona Morte)と聖像がありました。像は聖ヨセフです。数十メートルごとに教会や聖像があるように感じます。
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アントニエッタ・デ・バーチェ通りには小さなレストランがあり、皆さん小路に張り出した壁際席で食事をしています。景色が良い訳ではないのに何故好んで食事をされているのか、日本人感覚では疑問も湧いてきます。
ガリポリ旧市街を東西に走るパーチェ アントニエッタ通り by AandMさんパーチェ アントニエッタ通り 散歩・街歩き
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先ほど見学したセントアガタ大聖堂です。昼過ぎの2時半ですが、観光客の数は多くありません。旧市街は清掃も行き届き、混んでもいませんので楽しく散策を続けます。
美しく見事なガリポリ大聖堂 by AandMさんガリポリ大聖堂 (サンタ アガタ聖堂) 寺院・教会
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大聖堂を過ぎると、博物館(Diocesan Museum of Gallipoli)がありました。
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"Museo Diocesano"の表示が出ています。2004年にこの場所に開設された比較的新しい博物館で、セントアガタ大聖堂が保管してきた金属工芸品、陶磁器、青銅彫像などが展示されています。
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博物館の向かい側にも博物館のような施設がありました。「ベツレヘム、パンの家」"Betlemme casa del pane"の表示があります。聖書の場面が再現展示されている施設で、アガタ大聖堂の牧師さんが監修されています。クリスマスシーズンには、伝統音楽が演奏されるそうです。
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手作り感のある入り口表示です。内部を覗いてみると、手作り感のある昔風の木造りの家や道具が展示されていました。キリストが誕生した頃の光景再現です。
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大聖堂の前は狭い通りですが、広めになっている場所にレストランや土産物店がありました。石畳や石造りの建物はとても古いものですが、清掃が行き届いて清潔感があります。観光客マナーも良好で、程々の混み具合なので、ゆったり気分で散策を楽しめました。東洋系の騒々しい観光客軍団は見当たりません。
なかなか雰囲気が良い旧市街だと思います。 -
通りの突き当りはガッリーポリ港でした。旧市街の縁に沿って城壁の前方にお城が見えました。
ガリポリ旧市街東の海沿い道路、リビエラ アルマンド ディアーズ通り by AandMさんリビエラ アルマンド ディアーズ通り 散歩・街歩き
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ガッリーポリ城への入り口です。旧市街の通りから入場します。
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入り口を進むと、城タワーに登ることができます。
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城壁に沿って石造りの大きな建物があり、お土産物ショップが店を広げていました。貝殻などを使った道具や人形などが並べられていました。素朴なお土産品です。
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城壁の端にあるタワー(ガッリーポリ城)です。11世紀頃にあったローマ時代の要塞が13世紀に改装され、以降、何度かの補修をされ今日に至っています。見ごたえのある中世の城塞だと思います。
旧市街入り口にあるガリポリ城(アンジュー城) by AandMさんガリポリ城 (アンジュー城) 城・宮殿
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ガッリーポリ城(Castello di Gallipoli)の向かい側にサンタマリア・カンネート教会(Parrocchia Maria Ss. Del Canneto)のクリーム色の建物が見えました。この教会は1504年に建てられたものですが、それ以前の13世紀頃からこの場所に教会があったそうです。500年以上も前に建てられた教会が、立派に保存されています。
海辺に建つ古い教会、サンタ マリアデル カンネット教会 by AandMさんサンタ マリア デル カンネット教会 城・宮殿
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教会の前に、とても古いグレーシャ噴水(La Fontana Greca)があります。イタリアで最も古い噴水と見做されていましたが、詳しい調査の結果、そうでは無いとの結論が出されたそうです。ただ、とても古い噴水であることだけはは確かです。
ガッリーポリ旧市街は数百メートル四方の小さな島ですが、古い建物が高密度で存在し、しかも立派に保存されている珍しい観光地だと思います。訪問者の多い大都市と異なり喧噪感もありません。グレーシャ噴水 建造物
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旧市街の端部テラスから眺めるガッリーポリ港の光景は見事です。周囲の古い建物群は、悠久の流れを感じさせてくれます。
午後3時を過ぎると、駐車場が有料になりますのでそろそろ駐車場に戻ることにします。旧市街高台から見下ろすと絶景のガリポリ港 by AandMさんガリポリ港 海岸・海
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駐車場上の旧市街城壁に近い場所にも、教会がありました。サンフランチェスコ。ディ・パオラ教会(Chiesa di San Francesco di Paora)で、1621年の建設です。中世の建てられた多くの教会にさりげなく巡り合えるのもガッリーポリ旧市街の特長です。
ローマ、ミラノ、ナポリなどと比べて混んでいません。静かな雰囲気で中世との出会いを体験できる場所でもあろうと思います。
ガッリーポリ旧市街を後にして、50km程南にあるレウカの町に向かいます。サンティ ピエトロ エ パオロ教会 寺院・教会
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レウカの町に入ると、大きなカトリック教会(Christ the King Parish Leuca)がありました。ガッリーポリ旧市街の教会より新しい印象です。
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港近くの通り沿いに赤色の目立った建物がありました。お城のようですが、1876年に建てられたネオゴシック様式の貴族邸宅でロウカ・ヴィラ・ミラクアと呼ばれています。現在もMallacqua Familyの所有で、内部公開はされていません。
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レウカ岬(Capo Santa Maria di Leuca)の灯台です。イタリア地図で、長靴のカカト部分にあたる場所にある灯台です。
ソレント半島南端のサンタ マリア ディ レウカ岬 by AandMさんサンタ マリア ディ レウカ岬 海岸・海
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灯台が建つ高台と港の間は公園になっていました。港から灯台がある広場の間には284段の階段があり、途中に滝もあります。海とレウカの町を眺めることができるので、観光客を引き付ける公園ですが、訪問時には人影が殆どありませんでした。サレント半島の南端部まで来る観光客は多くないようです。
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風もなく静かなエメラルド・グリーンの海岸で、ボート遊びをする人がいました。海岸沿いの崖に沢山の洞窟がありました。「悪魔の洞窟」と呼ばれる有名洞窟もあります。
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レウカ岬の麓には古い遺跡があり、保護されていました。ギリシャ、ローマ時代の遺跡のようです。
前方にレウカ港が広がっています。小型船やヨットが停泊していました。この港から海岸沿いにある洞窟見学のボートツアーが出ているようですが、夕方までに宿泊予定地のレッチェまで戻る必要がありますので、ボートツアーは見送りです。レジャー用ボートが一杯のレウカ港 by AandMさんポルト トゥーリスティコ マリーナ ディ レウカ 海岸・海
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レッチェに向かってレウカ市内の道路を進みます。道路沿いにあった大きな教会です。
ソレント半島南端の歴史ある港町レウカ by AandMさんレウカ 散歩・街歩き
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レウカから北に80km程走って、レッチェの町に到着しました。レッチェ旧市街入り口にあるポルタ・ナポリ(Porta Napoli)です。1548年に建造されたレッチェの凱旋門です。
凱旋門 (レッチェ) 建造物
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今夜のホテルはレッチェ旧市街の中にあります。旧市街は道幅が狭く、道路も複雑で、カーナビも殆ど使えません。ホテルからも「カーナビを絶対に使用しないこと」、「添付の指示通りに進むこと。ーーー」、といったメールも届いていました。メール指示に従って、何とかホテルに辿り着きました(https://4travel.jp/travelogue/11413837)。
ホテルは旧市街の歴史地区の広場(Palazzo Falconieri)にありました。広場には中世建造の装飾彫刻で飾られた建物があり、多くの観光客がいました。 -
ホテル入り口ですが、通常のホテルと違って目立ったホテル表示がありません。
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ドア上部にホテル名が記されたプレートで、これが我々の滞在するホテルであることが分かりました。
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ホテルのベッドルームの天井はとても高く、天井にフレスコ画が描かれていました。中世ではないと思いますが、フレスコ画は相当昔に描かれたようです。
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バスルームの部分は、近代的な設備でした。設備以外は、中世のお城のような感じです。このようなホテルでの宿泊は初体験でした。ホテル代は高めでしたが、印象に残りました。
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夕食を歴史地区にあるレストランで取ることにしました。ホテルを出て凱旋門Porta Naporiまでやって来ました。ホテルから徒歩数分でした。ライトアップされ、沢山の観光客もいました。気温も快適温度です。
凱旋門 (レッチェ) 建造物
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凱旋門から南に向かうジュセッペ・バルミエール通りには多くのレストランがありました。旧市街のメーンストリートですが、道幅は広くはありません。
通り沿いのレストラン(I Latini)を覗き込むと、皆さん美味しそうな料理を楽しんでいました。イタリア料理レストランで値段も高くはありません。ここに決めました。 -
家内が注文したシーフード料理で、シーフード・チャーハンのようですが、味はチャーハンとは別物でした。「とても美味しい料理で、これまで未体験の味」との家内の感想です。
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私はムール貝パスタを注文しました。他のお客さんもこの料理を頼んでいましたので、レストランの自慢料理のようです。上品な味付けで、とても美味しいシーフード料理だと思いました。今夕のレストラン&メニュー選択は大成功です。
イタリア地図の長靴の踵部分に相当するサレンティーナ半島の小島ガッリーポリとレウカを訪問しました。当初は、地図上で面白い場所にある町なので興味本位でした。実際に訪問してみると、歴史のある美しい静かな町で、素晴らしい場所でした。特にガッリーポリ旧市街は歴史建造物が見事に保存されている町でした。名物のシーフードを食べる機会はありませんでしたが、美味しそうです。機会があれば再訪してみたい町として記憶に残りました。
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