勝上嶽からうっすらと見える富士山－2018年冬

2018/12/01 - 2018/12/01

　朝、家を出て富士山が見えるかを確認した。ぼんやりと霞んで見える。昨日はもう少し見えたのだが。昨夜は雨が降らなかったことも大きく影響していようか。これでは鎌倉でも富士山は望めないと諦めて電車に乗ったのだが、やはり、富士山の最初のビュースポットまで来ると富士山を探してしまう。
　明月谷から天園ハイキングコースに入り、建長寺裏山の勝上嶽の山頂に辿り着いた。富士山は見えないものと思っていたのだが、建長寺奥之院の石廟の上に木と木の間にうっすらと富士山が見えている。特に写真では一層不鮮明になり、残念ながら富士山が写っているのかいないのかといったレベルになってしまう。
　天園ハイキングコースの百八やぐら脇の十字路では歩行者の数を計測していた。鶴岡八幡宮の流鏑馬馬場の西側鳥居脇でも歩行者の数を計測していた。今日は計測すべきほどの人出があるのだ。なお、百八やぐら上の天園ハイキングコースからは百八やぐらを見学しに来ている10数人のグループの姿が見えた。鎌倉では一番立派であったやぐらが数多く残っているこの4段構成の墓地が、管理している覚園寺の関係者が埋葬された墓地ではないことを引率している人がしっかりと説明できているのかどうかは甚だ疑問がある。やぐらの専門家が絶えて久しいが、これほど多くの人たち（数1,000人レベル）を埋葬したお寺は1寺ではなく、頼朝が創建した4寺であることを知れば理解できることであるのだが…。
（表紙写真は勝上嶽からうっすらと見える富士山）

エリア 鎌倉(神奈川)

勝上嶽からうっすらと見える富士山。