2015/08/28 - 2015/08/28
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blumentalさん
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観光3日目、シュトゥットガルトからシュパイヤーに行った次は、逆方向にシュヴェービッシュ・ハルを観光。雨は止んだものの、さえない天気です。シュヴェービッシュ・ハルの旧市街だけでなくコンブルク修道院にも行ってきました。
毎年夏に夫婦で行く海外旅行も4回目となります。今回は南ドイツを中心にチロルとアルザスも加えて計画。用意したのはジャーマンレイルパス(フレキシーツイン2等7日)。
旅行の日程は以下の通り:★印がこの旅行記です。
8月25日(火) 10:45関空~14:55ヘルシンキ経由16:15~17:50ミュンヘン着(ミュンヘン泊)
8月26日(水) インスブルック、クーフシュタイン(ミュンヘン泊)
8月27日(木) ウルム、マウルブロン、シュトゥットガルト(シュトゥットガルト泊)
8月28日(金) シュパイヤー、
★ シュヴェービッシュ・ハル(シュトゥットガルト泊)
8月29日(土) テュービンゲン、ルートヴィヒスブルク、エスリンゲン(シュトゥットガルト泊)
8月30日(日) フライブルク、ストラスブール(フライブルク泊)
8月31日(月) ブライザッハ、リクヴィール、コルマール(フライブルク泊)
8月01日(火) マールブルク、ブーツバッハ、フランクフルト(フランクフルト泊)
9月02日(水) 11:45フランクフルト~15:10ヘルシンキ17:20~(機内泊)
9月03日(木) 8:55関空着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
PR
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シュパイヤー観光の後シュトゥットガルトに戻り、今度はシュヴェービッシュ・ハルへ向かいます。12:43シュトゥットガルト発のREで13:49シュヴェービッシュ・ハル・ヘッセンタール着。14:05発の列車に乗り換えて14:11シュヴェービッシュ・ハル着。写真はヘッセンタール駅。
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シュヴェービッシュ・ハル駅は高台にあります。駅前から陸橋があり、その先に下のバーンホーフ通りBahnhofstr.に降りるエレベーターがあります。陸橋から見たシュヴェービッシュ・ハルの街並みです。午前中悩まされた雨も上がったようです。
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聖ミヒャエル教会Stadtkirche St. Michaelが見えます。
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こちらはノイバウNeubau、大兵器庫です。
我々は、エレベーターではなく、駅前の通りから階段で、下のバーンホーフ通りに降りました。 -
バーンホーフ通りを進むとコッヒャー川沿いのマウアー通りMauerstr.にでます。
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ローターシュテク塔Rotersteg Turm。この塔の向こうに屋根付きの木橋ローター・シュテーク(赤の桟橋)があり、コッヒャー川の中州ウンターヴェールト Unterwhördに渡ります。
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橋から見たコッヒャー川の西側(マウアー通り)。
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中州ウンターヴェルトにあるビアガーデン。
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イチオシ
中州から見たコッヒャー川の南東側。木組みの建物がずらっと並んでいる風景は圧巻、見ごたえあります。川と石と木組み、私の大好きな風景3条件です。
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さらに南東の風景。向こうにも橋が。
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中州の北側、ズルファー塔Sulfer Turm。
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イチオシ
ズルファー塔の横には、もう一つの木橋ズルファーシュテークSulfersteg(製塩所桟橋)。
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シュタイナーナー・シュテークSteinerner Steg(石の桟橋)を北東側に渡って、街の中心部に向かいます(川が中州で曲がっているので方角の表現が難しい)。
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石の桟橋から南東側の風景。
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ハール通りHaalstr.から。。。
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ハーフェンマルクト通りHafenmarktを進み。。。
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右手(東側)に見える聖ミヒャエル教会に向かって石段を登ります。写真左の建物は市庁舎です。
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マルクト広場Marktplatzに到着。斜面ですがパイプ椅子がずらり、何かイベントでもあるのでしょか。
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広場の東側にはさらに階段、その上に聖ミヒャエル教会St. Michael Kircheがあります。
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教会に向かって左手(広場の北側)にはマルクトの泉Marktbrunnenとさらし台があります(1509年建造)。
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マルクトの泉の彫像。
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マルクトの泉の向こうには、バロック様式のレストランCafe Am Marktと木組みの立派なホテルGasthof Goldener Adlerがあります。木組みの出窓がみごと。
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広場の南側クロスター通りKlosterstr.の坂道にも木組みの家がずらり。特に見事なのはクラウシュニッツァーハウスClausnitzerhaus(16世紀建造)。
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とにかく階段を上がって教会へ。それにしても上り坂の多い街です。もちろん同じだけ下り坂もありますが。
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教会の前から広場を見下ろすと、正面にはバロック様式の市庁舎Rathaus(1735年建造)。右手のマルクトの泉の前にはガイドツアーの人だかり。
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聖ミヒャエル教会は1156年の創建ですが、1427年にロマネスク様式の建物を取り壊し、ゴシック様式で再建されました(1456年完成)。
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教会の内陣です。
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主祭壇(1460頃作)。イエスの受難と復活が示されています。
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天井のアーチが見事。柱に絵画もあります。
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拝廊側。パイプオルガンは1980年製で比較的新しいようです。
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南側通路にあったキリストの埋葬の彫刻(1520頃作)。
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聖ミヒャエル教会内の彫刻。
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建物はゴシックですが、バロックの装飾も結構あります。
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教会を出てマルクト広場南側のクロスター通りへ。ここを右折してプファール通りPfarrgasseを北に歩いてみました。
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プファール通りの突き当りから見上げたノイバウNeubau、大兵器庫(1526年建造)。
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ウンターレ・ヘレン通りUntere Herrngasseに移動し南に行くと街の外に出てしまいました。おかげでノイバウを街壁とセットで見ることができました。
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ウンターレ・ヘレン通りを北に、街の中心部に戻ります。
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ハール通りを西にコッヒャー川に向かいます。右の建物は銀行Sparkasse。
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ちょっと気になった看板。
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ハール通り、木組みのアイスクリーム屋Eiscafe Venezia。
ハール通りのハルとは、ケルト語で塩の意味です。紀元前からこの地でケルト人による製塩業が行われていたそうです。 -
ズルファー塔。横にあるズルファー・シュテーク(製塩所桟橋)を渡って、再びコッヒャー川の中州へ。
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見納めに中州から東方向を。シュヴェービッシュ・ハルの魅力は、木組みの家が平地ではなく、高台斜面に立体的に並んでいる点だと思いました。まだ見ていない地域もありますが、どうしても見たいコンブルク修道院に向かうために急いで駅に。
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川をわたって西に。今度は駅に上がるのにエレベーターを利用。
駅前のバス停Bahnhof Schwäbish Hall 15:20発の4番バス(ヘッセンタール駅行き)に乗り、Steinbach Comburgで降ります(15:24着)。 -
バス停Steinbach Comburgのあるヘッセンタラー通りHessentalar Str.から見たコンブルク修道院教会Kloster Comburg。
※バスで簡単に移動できるのに「D社の歩き方」では街から徒歩40分と紹介、ガイドブックとして役に立っていませんね。 -
イチオシ
丘の上に要塞のようにそびえ立つ修道院。シュヴェービッシュ・ハルは古城街道の街で、この修道院こそが古城なのです。
今回の旅行計画には大聖堂はたくさんあるのですが、城がほとんどありません。古城好きなものですから、そんなわけでここを訪問地として加えました。 -
バス通りから丘への上り坂、グロースコンブルガー通りGrosscomburger Wegを進みます。
南西方向、バス通りを挟んで向こうの丘の上に聖エギディウス教会が見えました。 -
グロースコンブルガー通りを進むと分岐点、左手に並木道が現れます。この奥が修道院です。
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目の前に修道院の外壁、どうみても城壁。1078年コンブルク・ローテンブルク伯爵が城をベネディクト会修道院に寄付したのが始まりです。
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堂々とした城門、まさに城ですよ、これは。
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入り口を入って見上げる修道院の教会、聖ニコラウス教会Stiftskirche St. Nikolaus。
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修道院横の花壇。城塞内は自由散策できますが、聖ニコラウス教会内はガイドツアーになります(5ユーロ)。最終のツアーは16:00なので、それに参加するために急いでやってきました。
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教会横の泉。16:00からのツアーを申し込んで、集合時間まで(15分程度ですが)城壁内を散策しました。
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城壁内側の歩廊を通ることもできました。
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歩廊をぐるりとまわっています。これは教会の東側。
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城壁南東部側の歩廊。
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教会の南側。
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城壁から眺めた南の風景。向こうの丘の上には聖エギディウス教会St. Ägidius Kirche。こちらの修道院が大コンブルクGrosscomburgというのに対し、あちらは小コンブルクKleincomburgと呼ばれます。
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これは歩廊から見た教会の西側尖塔。
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城壁から眺めた西の風景。集落の中央にあるのは聖ヨハネス教会St. Johannes Baptist。
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そろそろガイドツアーの時間なので集合場所の教会北側に戻ります。
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最後に城壁から眺めた北の風景。中央の石造りの建物はシュタインバッハ小学校Grundschule Steinbach。コンブルク修道院と同じ丘の上にあります。
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ガイドツアーは修道院の回廊からスタートしました。前半は比較的地味な(退屈な)修道院内部の紹介で、なかなか教会に移動してくれません。
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後半は教会内部の見学です。入ってびっくり。てっきりロマネスクの素朴なものとばかり思っていたので、バロックの華麗さに驚き。ド派手ではなく品のある美しさ。
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豪華な祭壇です。
聖ニコラウス教会はベネディクト修道院教会として1088年の創建。ロマネスク様式だった建物は1706-15年にバロック様式に改築されました。 -
主祭壇天蓋部の飾り。
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リング型燭台Radleuchter(1135頃作)。直径5m。
ドイツにはロマネスク様式のリング型燭台は3か所にしかなく、アーヘン大聖堂とヒルデスハイム大聖堂、あとひとつはここだそうです。偶然ですが、我々夫婦はこの4年間にこれら全部を見たことになります。 -
ズームします。リングには12個の番人の入った塔の飾りが付いており、その間をうめるように12個の預言者の描かれた円形牌が付いています。
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拝廊のパイプオルガン。
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天井の装飾もすごく品があっていいですね。
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柱の彫刻も見事です。
ガイドツアーは45分間の予定。バスの時間がちょっと心配だったので、我々だけ少し早めに教会から出してもらいました。急いで丘を下ってバス停に。 -
バス通りまで戻って見上げたコンブルク修道院。うす暗くなりました。Steinbach Comburg16:54発の4番バスでBahnhof Hessentalに16:56着。シュヴェービッシュ・ハル・ヘッセンタール17:02のREに乗ってシュトゥットガルトに戻りました。
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18:19シュトゥットガルト着。宮殿広場まで来ましたが、今日は天気が悪かったので昨日の同時刻よりかなり暗いです。ちょっとだけ買い物して、昨晩と同じレストランで食事。
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手前はライニッシャー・ザウアーブラーテン、大好きです。ビールは今日もヴァイツェン。明日は天気が良くなることを願って乾杯。
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昨晩同様、駅舎のベンツのマークと月を眺めてホテルに戻ります。明日はテュービンゲン、ルートヴィヒスブルク、エスリンゲンを観光します。
(テュービンゲン)https://4travel.jp/travelogue/11418778
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