2015/08/29 - 2015/08/29
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blumentalさん
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観光4日目、シュトゥットガルトの周辺3つの街、テュービンゲン、ルートヴィヒスブルク、エスリンゲンを訪れます。まずは南に向かってテュービンゲン。本日は快晴なり。
毎年夏に夫婦で行く海外旅行も4回目となります。今回は南ドイツを中心にチロルとアルザスも加えて計画。用意したのはジャーマンレイルパス(フレキシーツイン2等7日)。
旅行の日程は以下の通り:★印がこの旅行記です。
8月25日(火) 10:45関空~14:55ヘルシンキ経由16:15~17:50ミュンヘン着(ミュンヘン泊)
8月26日(水) インスブルック、クーフシュタイン(ミュンヘン泊)
8月27日(木) ウルム、マウルブロン、シュトゥットガルト(シュトゥットガルト泊)
8月28日(金) シュパイヤー、シュヴェービッシュ・ハル(シュトゥットガルト泊)
★8月29日(土) テュービンゲン、
ルートヴィヒスブルク、エスリンゲン(シュトゥットガルト泊)
8月30日(日) フライブルク、ストラスブール(フライブルク泊)
8月31日(月) ブライザッハ、リクヴィール、コルマール(フライブルク泊)
8月01日(火) マールブルク、ブーツバッハ、フランクフルト(フランクフルト泊)
9月02日(水) 11:45フランクフルト~15:10ヘルシンキ17:20~(機内泊)
9月03日(木) 8:55関空着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
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シュトットガルト中央駅です。今日はここから周辺の3つの街を訪問します。まず、8:16シュトットガルト発のIREでテュービンゲンに。ICの通っていないこの路線はIREが一番早い列車で、40分でテュービンゲンに行けます。IREの本数は少ないのですが、行きも帰りもIREを利用できるように予定を組みました。
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8:58テュービンゲン駅着。20年ぶりの訪問です。駅前のオイローパ広場Europaplatzを横切ってカール通りKarlstr.を北に進みます。
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すぐにネッカー川にかかったエバーハルト橋Eberhardsbrückeに出ます。橋から見えるネッカー川沿いのパステルトーンの家々。昨日と違って今日は晴れのはずですが、えらく霧がかっています。
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川辺なんてこんな状態。ヘルダーリンの塔もあるのかないのか。ここまでかすんでいるとは、驚きです。
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橋を渡って左折、ネッカー通りNeckargasseに入るとシュティフト教会の尖塔が。でもかすんでいます。
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教会を見上げながら上り坂を進むと左手に。。。
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ホルツマルクト広場Holzmarktがあります。教会の側面も通りも花で飾られているきれいな広場です。
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シュティフト教会(聖ゲオルグ参事会教会)Stiftkirche St. Georg。
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広場は教会の北側に位置します。
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広場の東側。八百屋もでています。まだ人はそんなにいません。
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広場の北側にあるヘッケンハウアー書店(右側)。ヘルマン・ヘッセが1895年から1899年までこの店で働いていました。
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広場の西側。広場中央にあるのがゲオルグの泉Georgsbrunnen。
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ゲオルグの像。教会内には10:00から入れるようなので後回し。ホルツマルクト広場から西にキルヒ通りKirchgasseを進みます。
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キルヒ通りに入ると、こんな立派な木組みの家が。
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他にもたくさん。
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マルクト広場Am Markt、こちらがメインの広場です。広場西側には市庁舎Rathaus(1435年建設)。市庁舎の側面に足場が組まれています。Restaurierung(修復)と書かれた看板もありましたので工事はまだ続きそうですね。
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市庁舎を正面から。とにかく看板が邪魔。観光客のために設置場所を考えてほしいね。
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看板が入らぬよう、斜めから。これが精一杯。建物には壁絵がぎっしり、上には天文時計(1511年設置)、下には出窓もあります。
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市庁舎の角っこの柱の彫刻。愛嬌あります。
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市庁舎前にあるネプチューンの泉Neptunbrunnen。
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次は市庁舎前を左に進み、ホーエンテュービンゲン城に向かいます。
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城へ通じるブルク坂Burgsteigeを進みます。この狭い上り坂を頻繁に車が通るのは驚きです。
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ブルク坂の途中にあったホテルHotel Am Schloss。花で飾られた窓がきれいです。しかし、駅からここまで石畳の上り坂をスーツケースを引っ張ってくるのは大変ですよね。
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ブルク坂の突き当りが、ホーエンテュービンゲン城Schloss Hohentübingenの城門(外門)となっています。どっしりとした門です。
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城門の彫刻。
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城門を通ってさらに上り坂を進むと。。。
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2つ目の城門(内門)があります。
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城門入口の彫刻。
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もともと中世の城(11世紀創建)だったものを、1812年以降テュービンゲン大学が所有しています。城が大学になるとはすごいことです。これは校門でもあるわけですね。
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ホーエンテュービンゲン城の中庭です。ルネサンス様式の城館は16世紀に改築されました。それにしても、一部古代史博物館として利用されている部分を除けばここは大学施設。こんなキャンパスがあれば、大学生は毎日通いますよ。
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テュービンゲン大学は、1477年に伯爵エバーハルト5世によって創設されたテュービンゲン神学校が前身ですから、すごい歴史のある大学です。
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向こう側の建物奥の階段を上ると。。。
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こんなに見晴らしのいい場所に。
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上からの眺め。向こうはかすんでいますが、黒い森のある南西方向から流れてくるネッカー川です。この後、ネッカー川はシュトゥットガルトを北上し、ハイルブロン、ハイデルベルクを通ってマンハイムでライン川と合流します。
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お気に入りの絵葉書があるので紹介(20年前に購入)。城の全景です(写真下側が南です)。今、写真左下の塔付近から眺めているわけです。
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城門(内門)から出ました。
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内門に向かって右側の塔。いつの間にか霧が晴れて青空になっています。
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こんな城塞の造りが大好きです。ここは城の北東部に位置します。
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ここから北の眺めです。向こうの丘の上に何やら立派な建物が見えますが、これはテュービンゲン大学病院(精神科)Universitätsklinik für Psychiatrieです。
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東方向には先ほど上がってきたブルク坂。
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向うにシュティフト教会が見えます。さあ教会に戻ります。向こうがかすんでいるわけではありません、単なる逆光です。霧は既に晴れています。
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イチオシ
外側の城門を出て振り返って1枚。昨日は全くお目にかかれなかった青空にうれしくなりますね。
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坂を下りてミュンツ通りMünzgasseを通れば、すぐにシュティフト教会の西側に。
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シュティフト教会(参事会教会)Stiftkirche St. Georg、1470-90年に後期ゴシック様式で建てられました。
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かなり天井も高く、広々としています。落ち着いた雰囲気にさせてくれます。
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祭壇。
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パイプオルガン。
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きれいなステンドグラスです。
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何か気になって撮ってしまった墓碑です。Erbschenk Heinrich von Ostheim、(1560没)、テュービンゲンの家老でしょうか?どんな人かは知りません。
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祭壇の裏には石棺がずらり。この教会あるいはテュービンゲンにとって重要な人達が眠っているのでしょうね。
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さあ、ネッカー川の方に戻ります。
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教会の陰になってしまいましたが、ホルツマルクト広場の建物は明るくきれいです。広場にも人が増えてきました。
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今日来た道を戻ります。ネッカー通りから見上げた教会。1時間前と全然違う明るさ。
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イチオシ
エバーハルト橋の上から撮った川岸の風景。青空の威力はすごい、同じ場所で撮っても全く印象が違います。川もきれいです。
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橋からネッカー川の中州Neckarinselに降りて、プラタナスの並木道Platanenalleeを通りました。並木が1kmに渡って続いているそうで、何か哲学の道みたいな感じです。
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川辺の静かな雰囲気がいいですね。水面は日陰で真っ暗ですが、小さなボートを漕いでいる人がいるのがわかります。向こう岸は木船Stocherkahnの船着き場です。
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イチオシ
とんがった屋根の黄色い建物はヘルダーリンの塔Hölderlinturm。
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詩人のフリードリヒ・ヘルダーリンは、30代で統合失調症を患い、亡くなるまで36年間この塔の中で過ごしたそうです。
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西に目を向けると、ホーエンテュービンゲン城が見えます。
さて、中州途中に小さな橋がありますので渡ります。駅への近道です。 -
渡った所で出くわしたのがルートヴィヒ・ウーラント(1787-1862)の像。ドイツロマン派の詩人でテュービンゲン大学教授です。
像の南側のウーラント通りUhlandstr.を横切ってテュービンゲン駅へ。
11:00テュービンゲン発のIREでシュトゥットガルトに戻りました(11:43着)。次はルートヴィヒスブルクへ向かいます。
(ルートヴィヒスブルク)https://4travel.jp/travelogue/11419230
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