2015/08/27 - 2015/08/27
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blumentalさん
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観光2日目、ウルムの次はシュトゥットガルトに移動。シュトゥットガルト中央駅と周辺部の大工事には驚きです。ホテルにチェックインした後、マウルブロンに修道院を見にいきました。戻った夕方のシュトゥットガルトはワイン祭りで賑やかでした。
旅行の日程は以下の通り:★印がこの旅行記です。
8月25日(火) 10:45関空~14:55ヘルシンキ経由16:15~17:50ミュンヘン着(ミュンヘン泊)
8月26日(水) インスブルック、クーフシュタイン(ミュンヘン泊)
8月27日(木) ウルム
★ マウルブロン、シュトゥットガルト(シュトゥットガルト泊)
8月28日(金) シュパイヤー、シュヴェービッシュ・ハル(シュトゥットガルト泊)
8月29日(土) チュービンゲン、ルートヴィヒスブルク、エスリンゲン(シュトゥットガルト泊)
8月30日(日) フライブルク、ストラスブール(フライブルク泊)
8月31日(月) ブライザッハ、リクヴィール、コルマール(フライブルク泊)
8月01日(火) マールブルク、ブーツバッハ、フランクフルト(フランクフルト泊)
9月02日(水) 11:45フランクフルト~15:10ヘルシンキ17:20~(機内泊)
9月03日(木) 8:55関空着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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ウルム11:51発のICEで12:47シュトゥットガルトに到着。中央駅内部の改装工事だけでなく、駅の西側も大掛かりな道路工事のため、ホテルへの道がさっぱりわからず、たどり着くのに苦労しました。ホテルでチェックインしたのち、再びシュトゥットガルト駅へ。思わぬ時間のロスでした。さあ、マウルブロンを目指します。
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移動途中の写真が全くありませんので、20年前マウルブロンで購入した絵葉書を載せます。写真の上が東、左が北です。
14:19シュトゥットガルト発のREで14:58ミュールアッカー着。ここから700番のバスで15:08Mühlacker Busbahnhof発、15:21 Altes Stadtbad着。写真の右上あたりに到着です。 -
Altes Stadtbadのバス停からシュトゥットガルター通りStuttgarter Str.をしばらく西に進めば右手に尖塔が。
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マウルブロン修道院Kloster Maulbronnです。
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右前方の坂道を下って修道院の南側から入ります。
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木組みの家が並ぶ広場に。修道院と付属するいくつかの建物から成る中世の集落がそのまま保存されている感じ。
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左のピンクの建物は市庁舎Rathaus。
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他にもきれいな木組みの家がずらっと並んでいます。
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木組みも色合いも美しい。
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こちらは今の警察署。
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修道院の製パン所Klostermühle 、現在は寄宿学校。14歳から16歳の生徒たちが全寮制のこのプロテスタント神学校で教育を受けているそうです。
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この奥、突き当りに木製の階段がありました。
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階段を上がると外壁の外に出られます。外壁の外は空豪に。マウルブロン修道院は、全長1km余りのこの防護壁に囲まれています。
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それでは修道院教会に入ります。1147年建設開始、1178年ロマネスク様式の教会が完成。旧シトー派の修道院は1556年にプロテスタント教会付属の神学校となり、ヨハネス・ケプラーやヘルマン・ヘッセ(途中で脱走!)がこの学校で学んでいます。
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入り口に向かう玄関ホールParadiesから広場を望みます。入り口は機械にチケットを差し込む自動改札でした。修道院の雰囲気と違って、何と現代的な。
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回廊をまわってみます。
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回廊から中庭越しに見えた尖塔。
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中庭に面した別の面。
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イチオシ
中庭の向こうに見えるのは泉の小屋Brunnenhaus。
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泉の小屋の「泉の礼拝堂」。
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この修道院のシンボルですね。
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いろいろなアーチの天井に出くわします。このきれいな天井は修道士の食堂Herrenrefektorium。
シトー派には身分制度があり、読み書きができてひたすら神に祈りを捧げる「修道士」Möncheと、肉体労働担当の「平修道士」Laienbrüderに分かれていました。この食堂は「修道士」専用。 -
次に教会に入ります。ここも綺麗な天井です。内部は長い教会が二つに仕切られており、仕切りの手前は「修道士」用、仕切りの向こうは「平修道士」用の教会となっています。
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教会側面。こちらは「平修道士」側。
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パイプオルガンは何と2013年製。他が古いもの揃いなので新しさが目立ちます。
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教会内部の壁画。
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再び回廊に戻って。。。
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教会前の広場に出ました。
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修道院の西側に石造りの門があります。これが本来の入り口ですね。門の外から。
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門から入ればこんな感じ。
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小さな木組みの家の前を通って。。。
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中央の建物が案内所(ここで切符を買いました)。左が修道院の貯蔵庫Fruchtkasten。
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もう一度広場を通り抜け。。。
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修道院教会横の小路を通り。。。
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来た道を逆にバス停に向かいます。
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これからシュットゥガルトに戻りますが、残念ながら途中の写真がありません。これはバス停手前の肉屋の看板。
Altes Stadtbadのバス停16:37発の700番バスは16:51Mühlacker Busbahnhof着。ミュールアッカー16:59発のREでシュトゥットガルト17:39着。 -
再びシュトゥットガルト中央駅に戻ってきました。
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駅前から延びるにぎやかなケーニヒ通りKonigstr.を500mほど進めば左手に。。。
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広場を背景にヴュルテンベルク公クリストフ(在位1550-68)の銅像が立っています。ヴュルテンベルク公国を統治し、ルネサンス様式の旧宮殿を建てた人です。
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イチオシ
宮殿広場Schlossplatz、広場の奥には新宮殿。
広場中央に立っているのが、高さ30mの記念塔Jubiläumssäuleです。1841年に、ヴィルヘルム1世(ヴュルテンブルク王)の治世25周年と60歳の誕生日を記念して立てられました。 -
イチオシ
その高い柱の上に立つ女神コンコルディアの像。身長5m。
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たくさんの市民が芝生の上でのんびりしています(観光客ではないでしょうね)。市民の憩いの場ってとこでしょうか。
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新宮殿Neues Schloss。1764年の起工から何期もの工事を経た後、1806年フランス皇帝ナポレオンの訪問のために慌てて完成させたようです。
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世界大戦の爆撃で建物はほぼ全壊だったのに、1958-64年に建物を見事に復元、ご立派! 現在は州政府が使っています。
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次にシラー広場Schillerplatzに移動しました。広場ではワイン祭りの期間の様でにぎやかです。
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広場の東側には旧宮殿Altes Schloss。13世紀に建てられた城塞が16世紀にルネサンス様式の宮殿に改装されました。現在は州立博物館Landesmuseum Württemberg。
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旧宮殿の中庭にはエーバーハルト髭公Eberhard im Bartの騎馬像がありました。彼はヴュルテンベルク伯領を公国に昇格させ、初代ヴュルテンベルク公エバーハルト1世(在位1495-96)になりました。
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再びシラー広場です。どの店もいっぱいですが、週末だったらさらに賑やかなことでしょうね。ワインよりビールを飲みたい我々は覗くだけで我慢。
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シラーさんに近づけません。
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シラー(1759-1805)の像は1839年の建造。シラーは近郊のマールバッハで生まれ、1773-80年までシュトゥットガルトのカール軍事学院で法律を専攻させられましたが、途中で医学に転向しています。この期間に彼は医学論文とともに処女作「群盗」の執筆を行っています。まだ二十歳なのにすごい。
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シラー広場から見上げたシュティフト教会(参事会教会)Stiftkirche、残念ながら逆光。
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この教会の2本の塔は全く形が違います(真っ黒でも形はわかります)。
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教会の西側からは明るく撮れました。教会入り口側の塔。
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教会内部ですが、夕方で薄暗く細部まで観察できず残念。そんなに広くありません。
シュトゥットガルトくらいの街ならもっと大物の教会があってもいいのに思いました。 -
祭壇上のキリスト。
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祭壇後ろのステンドグラスは印象的でした。
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教会は大戦時の爆撃で被害を受け、1950年代に再建されています。拝廊とパイプオルガンは結構モダンですね。
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もう19:00時過ぎ、お腹もすきましたので夕食。S-BarhとU-BahnのStadtmitte駅近くのレストランPaulaner am alten Postplatz。
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地方の名物マウルタッシェン。ビールは必ずヴァイツェン。観光2日目終了です。
今日はウルムの大聖堂にも上ったので、かなり歩いています。今日の女房の万歩計は28,300歩。 -
食後はStadtmitte駅からS-Bahnで中央駅へ。中央駅からホテルに戻る途中、20:40頃の風景です。駅の西部分は大工事中。月とメルセデスベンツのマークが並んでいるのを見ながらホテルに帰りました。
明日は西へ向けてシュパイヤー、東に向けてシュヴェービッシュ・ハルの観光です。
(シュパイヤー)https://4travel.jp/travelogue/11415462
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