2018/10/03 - 2018/10/04
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kojikojiさん
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ゴールデンウィークのスペイン旅行の後は仕事が忙しくなかなか旅行の計画も立てられず、気がついたら夏も終わっていました。遅い夏休みは手軽なツアーに乗ってしまおうと考え、以前から気になっていたマレーシアを6日間で縦断するツアーに申し込みしました。マレーシアは30年ほど前にシンガポールからジョホールバル経由で東海岸のデサルービーチへ行ったのと、4年ほど前にシンガポールからバンコックまでの旅の途中にマラッカとペナン島の2都市に3日づつ滞在しただけでした。クアラルンプールにも行けるし、キャメロンハイランドの茶畑も見てみたいし、オランウータンにも逢えて、ホタルを観ることも出来るのです。さらに後押ししたのがANA便という事でマイルも貯められて5泊6日で79,980円というお手軽さ。当初9月下旬の出発で申し込んだのですが、仕事の都合で数日後のツアーに変更しました。下手したら台風24号の影響で出発できないところでしたが、沖縄辺りで25号をかすめただけで無事旅程を終えることが出来ました。スタートは羽田空港から夜便のANAでクアラルンプールへ向かい、まだ真っ暗な空港からそのまま観光をスタートしてプトラジャヤと新王宮へ行くことになりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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午後7時過ぎに自宅近くの地下鉄駅から1本で大門浜松町へ。モノレールに乗り換えて羽田空港国際線ターミナルへ向かいます。
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地下鉄もモノレールもガラガラだったので助かりました。
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羽田空港国際線ターミナルに到着です。座席は24時間前に36Aと36Cを予約済みでした。3列3席の機体ですが最後列だけ機体のカーブに合わせて2席になっているのでお気に入りです。リクライニングも後ろを気にしないでいられるし、窓側に広いスペースがあるのも嬉しいです。
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団体カウンターには1時間早く着いてしまいましたが、すでに開いていたので手続きを済ませて荷物を預けます。カウンターは混雑していましたが、ANAゴールドカードの特典でビジネスのカウンターで手続きが出来ます。
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時間があり過ぎるので少しお買い物を楽しみます。閉店するお店があり、いろいろな雑貨をかなりお手ごろな値段で買えてよかったです。
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羽田からクアラルンプールの便の夜食はお菓子程度なので空港で何か食べておかないとなりません。
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我が家ではここを「ラウンジ」と呼んでいます。
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牛丼の並みとBセットと生ビールをいただいて、2人で2,000円でお釣りが来ますから。
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春のスペイン旅行では帰りのリムジンバスに忘れ物をしてしまい、羽田の日本橋から旅がスタートして、旅の終わりも日本橋水天宮のリムジンバスの事務所で終わりました。
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今回は午後10時30分発の便でしたが、羽田からは中東を初めアジア各地への夜便が数多く出発します。
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今回も縁起を担いで日本橋を渡ってから旅を始めましょう。
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10月の羽田空港国際線ターミナルは相撲をテーマにしているみたいです。
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クアラルンプールの天気予報を見ると気が滅入りますが、実際は1度だけ傘を使うだけで済みました。
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妻の手持ちのバックは4年前のマレー半島縦断の旅でペナン島で3日程滞在したイースタン&オリエンタルホテルで購入した思い出のものです。
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機体はタイアップしている映画のスターウォーズ仕様でした。
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座席はほぼ満席でした。中央の3人掛けの座席の真ん中の席が空いているようでした。
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出発時にはスターウォーズの音楽が流れ、ライトセーバーの色の照明が点滅します。
その後のアナウンスでもR2D2の声から始まる凝りようです。 -
離陸してから配られたのはクッキーとあられとミネラルウォーターだけです。
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ビールもいただいて映画を観ます。クアラルンプールまでのフライトは7時間30分ほどでしたが、「ジュラシック・ワールド/炎の王国」と「オーシャンズ8」と「トゥームレイダー/ファースト・ミッション」と立て続けに観てしまいました。
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表は真っ暗なので何も見えませんが、こんなルートを飛んでいました。この時は沖縄辺りに台風25号が通過していたので少し揺れがありました。
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映画の合間に懐かしいビリー・ジョエルのバラードを聞いてみたり。ストレンジャーというアルバムを初めて買ったのはもう40年前だと思うと時の流れを感じます。
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台湾の上空を避けるようにカーブして南下します。
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映画が3本目のトゥームレイダーに差し掛かった頃に機内の照明が明るくなり始めました。
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朝食は白身魚の照り焼きを選びました。
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正直ANAの機内食の和食は美味しくなくなっている気がします。
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妻はイングリッシュマフィン&オムレツとラタトゥーユで、こちらの方が美味しかったです。
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マレーシアからの要望で殺虫剤のような薬品が散布されます。CAさんも伏目がちです。クレームになりそうなのでマスクも出来ないでしょうからね。この後も後方のギャレーからスプレーの噴射音が聞こえ続けました。到着後に全部噴射したかチェックでもあるのでしょうか。
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マレー半島を縦断するツアーですが、その前に横断できました。
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羽田空港の出発では少し遅れましたがクアラルンプール到着は30分くらい早かったです。
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黒川紀章がターミナルビルを含む全体計画を設計し、メインターミナルを大成建設が建て、サテライトを竹中工務店が施工しています。当時のマハティール首相はルック・イースト政策(日本の集団主義と勤労倫理を学べ)の時代でしたから。
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2018年に93歳で再び首相に返り咲きましたが、政権を離れていた15年間に汚職や中国寄りに舵が取られていました。鉄道建設が中止になったり方向転換が始まったようです。旅行中に知りましたが一般の人もギリシャのピレウス港やスリランカのコロンボの港が大変なことになっているのを理解されて危機感を持っていました。
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早速クアラルンプールの地図を入手してお勉強中です。午前6時前からご苦労様です。入国審査場まではアエロトレインに乗ってターミナルを移ります。
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マレーシアでは入国カードなどはありませんが、左右の人差し指の指紋を読み取って管理しています。これも結構適当なようで、4年前にシンガポールから陸路でマレーシアに入った時は、どう考えても読み取りエラーになっていました。それでも入国出来て、ペナン島の空港から出国する時は読み取れなかったのですが、そのまま出国できました。
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荷物を受け取って表に出ると現地ガイドの陳さんが待っていました。マレーシアで使われる福建語ではタンと読むそうです。ここで驚いたのはツアー参加者18名のうち男性は2名だけという事です。通常トラピックスのツアーでは男性は4割くらいはいるし年齢もかなり高いのですが、若い女性が多いのにも驚きました。
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空港はクアラルンプールの南42キロの場所にあり、旅程ではその中間にあるプトラジャヤの観光からスタートします。プトラジャヤはマレーシアの行政新首都として開発中の連邦直轄領で、クアラルンプールの南方約25キロに位置しています。市名のプトラジャヤは初代首相のトゥンク・アブドゥル・ラーマンにちなんでいて、プトラはマレー語で「王子」を意味し、ジャヤは「勝利」を意味しています。
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この新しい行政都市もマハティール首相の提唱により1990年代半ばから開発が着手されています。首都機能のプトラジャヤへの移転はあるものの、マレーシアの首都はクアラルンプールのままであり、国会もクアラルンプールにあります。この建物は検察庁だそうです。
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この都市の構想には大前研一氏も関わっていたそうです。彼は1980年代から18年ほどマハティール首相の経済アドバイザーを務めていたそうです。美しい人造のプトラジャヤ湖のスリ・ワワサン橋を渡ると左手にプトラ・モスクとセリペルダナという首相官邸が見えてきました。
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首相官邸前の大通りに入ります。
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プトラ広場のロータリーでバスを降りて周辺の見学が始まります。といっても内部の見学はありません。
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正面には首相官邸がそびえています。建物の中央はイスラム風で左右の屋根は中華風と民族の混在したマレーシアらしいデザインになっています。
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そしてプトラ・モスクはバラ色の花崗岩により造られたピンク色のドームが美しい建物です。15000人が収容できるそうですが、信者で埋まることはあるのでしょうか。
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意匠にはそれぞれ意味があるのだと思いますが詳しくは分かりません。黄金に尖った部分はペトロナスツインタワーも同じデザインです。
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徹夜明けの午前8時の観光は結構しんどいです。
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プトラジャヤ湖の先に渡ってきたスリ・ワワサン橋がきれいに望めました。夜は3秒ごとに色が変わるライトアップが美しいそうです。
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プトラ広場には同じデザインの噴水がいくつか置かれていました。
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広場の中央に向かいます。首相官邸はプトラ・ペルダナと呼ばれます。
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中央にマレーシアの国旗が掲げられ、周囲には13の州の州旗がたなびいています。
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首相官邸から真っすぐ伸びる道路は数キロにも及ぶそうです。左右には行政の建物が並んでいます。
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将来的には地下鉄が通される計画もあるようです。
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マレーシアの旅ではIラブマークのオブジェがたくさんありました。昨年の暮れはアムステルダムで撮れなかった悔しさをここで解消しましょう。
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とても広い広場なので16ミリの広角レンズでも半分しか写せません。
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早朝なので訪れる人も少ないですが、清掃などは行き届いていました。
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少し離れたところから眺めるピンク・モスクはとても綺麗です。内部の見学が出来ないのが残念です。
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広場の中央をぐるりと回り首相官邸の正面に向かいます。
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ここにマハティール首相がいらっしゃると思うと感慨深いものがあります。
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車も通っていないので車道の中央で写真を撮らせてもらいます。
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これでプトラジャヤの観光は終わりです。30分ほどいたでしょうか。でもこういったツアーでもなければ来ることも無いし勉強にもなりました。
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「チュアンク ミザン ザイナル アビディン モスクが橋の上から望めました。通称シルバーモスクと呼ばれる近代的なモスクで2009年8月に完成したばかりです。13代目マレーシア国王の名前にちなんで名付けられているそうです。
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クアラルンプールへ向かう高速道路の休憩所は伝統的なデザインでトイレも綺麗でした。
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今回のツアーバスは1人2席使えたので助かりました。当初からの設定が18人だったのでしょうか。この金額でこの人数で採算が取れるのか心配になってしまいます。阪急交通社としては現地旅行会社に丸投げのようですから、最初から利益は確保されているのでしょうが。
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クアラルンプールの西にある新王宮へ向かうため一度市内方面に向かいます。
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午前中の通勤ラッシュの交通渋滞に巻き込まれました。
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こちらは旧王宮で現在はロイヤル・ミュージアムになっています。
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そして市内を抜けたところに新王宮があります。
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ここにも大きな広場があり、観光バスが何十台と並んでいました。午前中はツアーのコースになっているので非常に混雑しているようです。
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マレーシアには州ごとにスルタンと呼ばれる州の王がいて、5年交代でアゴンと呼ばれる国王の役目を担うそうです。マレーシアを構成する13の州のうち、スルタンが存在しないペナン州・ムラカ州・サバ州・サラワク州を除いた9州のスルタンが互選しますが実際は輪番制のようです。
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新王宮は黄金に輝く門扉が美しく、パステルイエローとアーチが特徴的です。
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アラビア語で何と書かれているのか気になるところであります。
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凄く混雑しているのでポーズをとって写真を撮っている余裕はありません。
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国章は盾と盾を支える2頭のトラ、盾の上にある黄色い三日月と14個の頂点のある星、下のバナーの各部分に分かれ、それぞれにマレーシアを構成する諸州を表すなどの意味があります。イギリス統治下で定められた植民地の紋章が基となっているため、西洋の紋章学的記述による部分が多いそうです。
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門扉に近づくと王宮の敷地の中が少し覗えます。この奥にはゴルフ場まであるそうです。
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新王宮「ISTANA NEGARA (イスタナ ネガラ)」は2011年11月に移転したばかりだそうです。
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ここより先に入ることは出来ません。
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門を守るように左右に衛兵と騎馬兵が置かれています。
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右側の馬は気性が荒いので噛まれる恐れがあると説明がありました。
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伝統的なイスラム系の制服です。
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サーベルを携えているのでちょっと近寄りがたい雰囲気です。
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記念写真は自由に撮れるようです。
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ここでの自由時間はトイレ休憩も含めて20分くらいでした。
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さあクアラルンプール市内に戻って観光が続きます。しかし暖かくなるにつれてだんだん眠くなってきます。
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