2018年夏中東3か国⑤イスタンブール1日目　イスタンブールミュージアムパスで観光しまくり

2018/10/03 - 2018/10/03

今年の夏休みは人より遅れて9月終盤に取ることに。
場所は２年前にドタキャンしてからずっと行きたかったヨルダン＆イスラエル、そしてついでにトルコ。かなり長めの休みを取って行ってきました。
この日程、懸念となるのがイスラエルの日程。イスラエルは金・土の休息日を挟むと面倒くさいことになるので、そこは避けて予定を組んだのですが、イスラエルのスコットという宗教的な祭日が一週間に渡ってあり、その最終日二日にかかってしまうということが判明。交通機関の扱いはどうなるのか、観光施設はやっているのか、不明な状況。一週間遅らせれば問題はなかったけど、そこまで夏休みを遅らせることはできないのでこれで決行。イスラエルよ、宗教的祝日の順守もいいけど観光客にはお手柔らかに。。

１日目　東京→フランクフルト→ウイーン→ヨルダン
２日目　ペトラ日帰りツアー
３日目　イスラエル国境越え、エルサレム旧市街
４日目　ベツレヘム、旧市街
５日目　死海＆マサダ　トルコ移動
６日目　イスタンブール１日目★今ココ
７日目　イスタンブール２日目→カイセリ
８日目　カッパドキア１日目
９日目　カッパドキア２日目→セルチュク
１０日目　エフェス、セルチュク→イズミール
１１日目　イズミール→ミュンヘン→東京

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

時間通りにサビハ・ギョクチェン空港着。イミグレは長蛇の列！順番整理のポールからはみ出ていてぐちゃぐちゃ。進むのはそれなりに早く45分くらいで抜けた。ATMでお金おろしてからバスターミナルへ。

ホテルはヨーロッパ側のカラキョイ近くなので、バスで向かいます。
選択肢は３つ。①havasでタクシム広場直行→地下鉄②Havasでカドキョイまで→フェリー③ローカルバスでカドキョイまで→フェリー。一番安いのは③。

サビハ ギョクチェン国際空港 (SAW) 空港

バス乗り場で、Havasもローカルバスも停車中。とっさにローカルバス乗車＾＾；現金は使えないみたいで、どうしよう、と思ってたらすでに乗ってた女の人が、自分のカードでピッとやってくれた。優しい。。席についてから周りを見回すとイスタンブールカードの発券機発見。まだ時間があるみたいだからカードを買うことに。

2日間だから10リラで足りるだろ、と思い購入を試みるが、なんかうまくいかない。。おつりが出ないっぽい？近くにいた中学生くらいの子たちに声をかけて、買ってもらうことに。10リラ分ね、と言って50リラ札渡してお任せするが、50リラ分買われちゃった＾＾；；そんなにいらんてー！と言いたかったけど必死で英語で使い方を教えてくれる男の子を見てそんなことで怒っちゃいけんなと思いました。ありがとう。

ローカルバスはのろのろ停まりながら進んで、渋滞もあって時間かかった。チョイス失敗したな。一時間半くらいかかってカドキョイのフェリーターミナルに着いた。ここからカラキョイに行くフェリーの会社を探して乗ればいいんだけど、一番手前にカラキョイと書かれた会社があったのでそこから船に乗り込む。フェリーはイスタンブールカードで入場可能。便利！

このフェリー、カラキョイ直行だと思ってたけど、エミノミュ経由のカラキョイ行だった。。うーん、ほかの会社にカラキョイ直行のってあったんだろうか。
まあ旧市街の風景がよく見えたので良かったかな。

エミノニュで大半の客を下ろして、その後北に進路を変えてカラキョイへ。私の泊まるホテルはガラタ塔の南当たりにあります。新市街側もいい景色。

やっとカラキョイに到着。2時間以上時間かかったわ。。
全部イスタンブールカードが使えるルートなので、今回イスタンブールカードを50リラ分買っちゃった私にはちょうどいい。帰りも同じルートにしよう。

今日のホテルはガラタホテルByソフィテルMギャラリー。場所はカラキョイのトラムヴァイに近く、新市街にもアクセスよい超便利な場所。

The Galata Istanbul Hotel - MGallery ホテル

ウェルカムドリンクはターキッシュコーヒー、ロクムつき。この食器かわいい。
本格的なターキッシュコーヒーって初めて飲んだので、コーヒーの粉が底にたまっているを言うのを知らず、ぐびっと行ってしまった。。にがいっ。口の中にはいっぱいのコーヒーの粉が・・こういうもんだったのか。。

11時だけど部屋に入れてもらえました。一番下の部屋を予約してたけど、たぶん2，3段階アップグレードしてくれて、金角湾ビューの部屋をアサインしてくれた。やっぱりMギャラリーは女性好みのおしゃれな部屋で大好きです。

景色は旧市街一望のベストビュー！夜もきれいなんだろうなー。

部屋に荷物置いたらさっそく旧市街の観光に乗り出します。
イスタンブールは見どころ多いので、今日明日に分けて観光する予定。
まずホテル近くのカラキョイのT1駅へ。

トラムはかなり頻繁に走ってて、2，3分に一本はある感じ。
ゲート入場はイスタンブールカード。たんまりチャージされているので気にせずに交通機関に乗りまくるぞ。

カラキョイ駅 (路面電車) 駅

スルタンアフメット駅で降りる。ザ観光地な感じでおしゃれな街並み。

スルタンアフメット駅 (路面電車) 駅

スルタンアフメット広場周辺に見どころが詰まっているから、ここを起点に歩いて回ります。

スルタン アフメット パーク 広場・公園

まずは、イスタンブール・ミュージアムパスを買おうと思い、チケット購入列のなさそうな施設、「トルコ・イスラム美術博物館」へ。チケット、最近値上がりして125リラのはず・・

トルコ イスラーム美術博物館 博物館・美術館・ギャラリー

おぅ。。185リラに爆上げしてるぞー！去年85リラとかじゃなかった？
確かにリラの暴落はあったものの、それ以上の値上げ。便乗値上げとしか思えないぞ。
まあ、買うことに決めてたので買いますが。これがあればチケット待ちの行列をスキップできるところが大きい。

さてここはイスラム教が生まれてから19世紀のオスマン時代までのトルコ民族やイスラム文化の美術・工芸品を集めた博物館。

展示は石刻やフレスコ画、カリグラフィー、装飾されたコーラン、細密画、タイル装飾等。書物の展示多し。アラビア語が読めたらもっと面白そう。

ブルーモスクは今改装中で、ドームの部分はカバーがかかってた。

で今の時間はクローズですね。次のオープンは16：45なのであとで戻ってこよう。

次に来たのは「大宮殿モザイク博物館」
スークみたいなところを抜けていく、ちょっとわかりづらい所にある。
チュニジアでモザイクに目覚めた私だが、うーん。だいぶ小規模ですね。。ミュージアムパス持ってればどうぞという感じかな。

大宮殿モザイク博物館 博物館・美術館・ギャラリー

次に「アヤソフィア」行きます！

6世紀建立、ビザンツ建築の最高傑作と呼ばれる。1453年、オスマン帝国がコンスタンティノープルを征服すると、都はイスタンブルと改名され、イスラム教のモスクとして改修された。

個々の行列はだいぶすごかったけど、ミュージアムパスを持っていれば、チケット購入後のところに割り込むことができる（ガードマンにパスを見せます）。

1923年無宗教のミュージアムとなる。修復作業で塗り固められていた漆喰をはがすと、ビザンツ時代のモザイク壁画が次々と姿を現した。

アヤソフィア 寺院・教会

そこには荘厳な空間が広がってました。ほの暗い空間にライトとの光が映えて美しい。この時は2階に上がれなかったので有名なモザイク画が見れなかったのが残念。

どんどん行きます。次はトプカプ宮殿。「挨拶の門」から入場。
1476年から400年もの間、オスマン帝国スルタンの居城として栄え続けた場所。
宮殿といっても広大な庭園の中に建物がチラホラ立っている感じ。

とにもかくにも一番最初に見どころのハレムに入ります。

表敬の門 建造物

ハレムでは、奴隷身分の侍女も含め多い時には１０００人以上の女性が暮らし、その一部がスルタンの側室となったとのこと。彼女たちの暮らしぶりがわかります。いくつもの部屋に分かれていて広大。

ハレム 博物館・美術館・ギャラリー

「皇帝の広間」この部屋に入れるのは、スルタンの母、第一夫人と愛妾たち、そして子供たちだけったそう。天井が高く豪華絢爛。このほかスルタンの母の部屋などため息が出るような美しさでしたー。

トプカプ宮殿にきてハレムに入らないというのはありえませんね。別料金で30リラになってましたが、絶対に入るべきですよー。

中庭からは金角湾の眺め。ここで一息がよさそう。

トプカプ宮殿 城・宮殿

あと見どころは「トプカプの短剣」が展示されている宝物館でしょうか。
キラッキラでした。写真はNGなので目に焼き付けて。

お金をかけなくても入れるスルタンの内廷。何の建物かわからないけど入ってみたら豪華だった、という感じ。こういう小さい建物は説明がないから見逃す人多そう。

あとはスルタンの墓などの展示もあり。

ハレムとは反対側にある厨房の建物では、東洋磁器展示館になってます。
とにかく見どころたくさん。時間配分に気を付けないと半日かかるわここ。

次「イスタンブール考古学博物館」に入ります。

国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ここは見せ方がイマイチという感じでした。博物館というか、なんとなく学校の視聴覚室に物を並べました、的な。目玉の展示品もないし。ただいま改装真っ只中で、テンポラリーな場所に置かれていたりするのもあったかもしれない。

建物自体は歴史のある建物らしいが改装中で布がかかっていて、展示物が入っている建物が分かれているので、そのうちの一つや二つ入口を見逃してもおかしくないくらい、何も案内がなくて。職員用入口なんだか展示物が見れる入口なんだかわからなかったり。全体的にイマイチ。10万点展示されているというが、いや、そんなに規模大きくなかったと思うけど。。部屋見逃したかな。。

ささっと見終えて、近くにある「地下宮殿」へ。
532年に作られた地下の大貯水槽。1985年に初めて一般公開されたそうな。

ここはパスが使えないから30リラお支払い。

イスタンブル地下宮殿 城・宮殿

おお。なんかRPGの世界に入り込んだみたい。
メデューサの頭が横、逆さに置かれている意味ははっきりしないようだ。

ここでやっとブルーモスクへ。
スカーフをホテルに置いてきてしまったので、ビジター用のものを借りる。助かります。

スルタン アフメト モスク 寺院・教会

ブルーモスク内部は、2万枚以上のイズニク・タイルが使われていてそれがブルーモスクの名称につながったそう。
うーん、、語彙が足りないけど豪華絢爛でありながら優しい美しさです。。

さて、今日の観光はこのくらいでおしまいにして、何か食べ物を買いに行く。
この夏、トルコは通貨暴落によってトルコリラ支払いのお店はすごくお得になってます！今までの半額まではいかないけど、4割くらい安いイメージ。

じゃあちょっと高めのお店に入るか、、とも思ったが歩き方に書かれていた庶民的なお店ロカンタへ。ここで野菜料理二つ買ってみた。パンがついてきて200円もしなくてめちゃ安い！

帰りにこのカラキョイの地下街のお店でザクロジュースを。５リラでたっぷり入ってうまー。もう一杯飲もうと思ったくらい。

ホテルに戻ってさっき買った総菜を食べる。安いのにおいしい。ロカンタいいね。

この後夕暮れ見学かねてもう一度外をぶらぶら。
またトラムに乗って旧市街へ。

朝50リラ分のイスタンブールカード買ったからトラム乗りまくり、ケチって10リラしか買ってなかったらこんなに自由に動き回ってなかったと思うな。今日の中学生ありがとね。

さっきのロカンタ気に入って第二弾を買ってきてしまった。スープと、サラダと、明日の朝食べるやつ。これだけ買っても〇〇円（覚えてない）で激安です。。タイとかベトナムより安いかもです。。通貨暴落後のトルコ最高！

次の旅行記：http://4travel.jp/travelogue/11418866