⑪エジンバラとロンドン花も団子も一人旅 マーケットと後半ミュージアム巡り

2018/04/19 - 2018/05/07

記録的猛暑去り、気づけば空にはいわし雲…なのに春の旅行記未完なの思い出し、残り数日分の画像一気盛りしました^^;

⑪は、ミュージアム(自然史博物館、ナショナルギャラリー、ウォレスコレクション、デザインミュージアム)とマーケット巡りメインにロンドン街ぶら編です。

＊＊以下は、毎回同じ内容です↓↓↓↓↓＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
■クレジット請求時レート(クレジット会社手数料込)￡1≒￥151~155、100P(ペンス)＝￡1
4/18　　　　カタール航空　成田→ドーハ
4/19　　　　カタール航空　ドーハ→エジンバラ
～4/23　　　エジンバラ滞在
～5/09　　　ロンドン滞在
5/09　　　　カタール航空　ヒースロー→ドーハ
5/10　　　　カタール航空　ドーハ→成田

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

自然史博物館。ロンドン数度目ながら初訪問です。

ロンドン自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

目当ては、この博物館といえば…の恐竜です。
「ダイナソー」という言葉命名したのがこの博物館創設者だったような…
(因みに私みたいに未だガラケーの時代遅れもダイナソーと昨秋旅でイギリス人に言われたせいか恐竜に対して妙な親近感が(-.-;)
開館直後の空いてる内に恐竜コーナーの巨大な骨格等満喫。
コーナー出口、もぞもぞ僅かに動くリアルなおネム赤ちゃんダイナソーロボ？
皆さん気付かず素通りしてましたが…
興味尽きない博物館に違いないのですが、今回は絵画工芸優先なのでこれにて終了。

ナショナルギャラリー。

今では日本人にお馴染みのポール・ドラローシュ作「レディジェーングレイの処刑」
昨秋来た時は、上野の怖い絵展貸出で行き違い、見られませんでした。
帰国後もTVで凄い人混みの上野の様子見て行くの断念。
でも怖い絵展番組で、史実と異なる屋内、白いドレス、ふっくら肌質、指輪等の意味とうんちく仕入れてたので一層興味深く鑑賞できました。
怖い絵展にこの絵は必須だったそうですが、ナショナルギャラリーに館の至宝と貸出渋られたそう。サイズからしても現物見れば頷けました。

ナショナルギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー

「ヴァージナルの前に立つ女」
昨秋の上野の目玉が怖い絵展なら、今秋は先日始まったフェルメール展でしょうか。全35作品の内、上野は9点展示ですが、こちらも「座る」方も来日してません。

ミステリアスでいつも立ち止まってしまいます。

次は、大英博物館。
ここも毎回訪問しますが、今回は愛嬌ものマイテーマに鑑賞しました。
古代の人もゆるキャラ的かわいいものがお好きだったのかなぁ。

大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー

中学の美術の授業で習ったアルカイックスマイルってこんな感じ？

巨大な手で押さえつけれても？スマイル…いや、撫でられてるのかも？

道を尋ねるならこんな人。

ごついなりに似合わずきっといい人たち。

妖怪あかんべえ。

顎関節症の私は気が気でないです。

ラジオ体操第一。
これの真似して動画撮りしてるラテンギャル達がいました。

次は、初訪問のデザインミュージアム。
カッコいい展示ですが…他の膨大な展示物のミュージアム後なせいか物足りなく…私には一度行けばいいかなミュージアムでした。

デザイン ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー

オックスフォードストリートのセルフリッジ百貨店最上階眺めいいフードコートでランチにカレー￡14.50。
味はまぁまぁですがセルフでもいいお値段。
水は水道水ですが、ただです。（ロンドンは東京同様飲用水に注力してるので、日本で水道平気なら問題ないかと)

セルフリッジズ 百貨店・デパート

ランチ後、オックスフォードストリートの大通りから入る細い路地「 St Christopher’s Place 」へ。
この紫の時計が目印。

細い路地入口ですが、有名なおしゃれ通りなので次々人の往来があります。
路地の先は広く、おしゃれカフェ、レストラン、ショップが並びます。

路地抜け、しばらく歩いてミュージアムのウォレスコレクションへ。
貴族の邸宅そのものに絵画コレクションの数々。
アフタヌーンティー有名なカフェは、TVイベント撮影中で入れませんでした。
絵画だけでなく調度品も素晴らしい。

ウォーレス コレクション 博物館・美術館・ギャラリー

先の「レディジェーングレイ...」と同じドラローシュ作「幼きイングランド王エドワード5世とその弟ヨーク公リチャード」のレプリカ。本物はルーブル所蔵。
こちらも怖い絵番組でうんちく仕入れ済みで興味深く鑑賞できました。
幼くしてロンドン塔幽閉後暗殺されたという通説裏付けるように、現地で子供の遺骨二体が発見されたそう。
二人の表情だけでなく、小犬の後ろ姿、扉下僅かな隙間から漏れる灯りの一部を遮る影が扉の向こうに立つ暗殺者の気配を暗示し、ゾッとします。

ウォーレス コレクション 博物館・美術館・ギャラリー

ミュージアム巡り終えた晩。
宿泊ホテルhub by Premier Inn London King's Crossから徒歩5分、ちょい高級スーパーのウエイトローズ発見しました。
キングスクロス駅裏手で、人け少ない運河沿い再開発地区的な場所で、今まで行ったウエイトローズの中ではダントツ大きかったです。

惣菜コーナーの小海老山盛サラダを夕食に。

5/5（土）週末はマーケット巡りに。
東京21℃なのに27℃の晴天。
大改装でモダンに変身中のパディントン駅の一画にあるおしゃれコーヒースタンドのトラック。

パディントン駅 駅

パート2も制作され人気不動の熊さん。

隠れパディントンを探せ？（別に隠れてませんが(^^;)

パディントン駅前からバスでポートベローマーケットへ。
画像では切れてるパステルカラーの家並みの玄関先は観光客撮影スポットで大混雑。
昨秋初訪問時には見るもの全て楽しくテンション上がり通しだったのですが、前回じっくり見過ぎたせいか今回テンション上がらず...さらっと見て終了。
美味しそうなフード屋台にも心動かなかったのは空腹でなかったせいです(^^;)

ポートベロー ロード マーケット 市場

次は、スローンスクエア駅近くのハイソ向け王室御用達食料品店パートリッジ前広場のフードマーケットへ。
小規模ながらオーガニック屋台が並びます。

パートリッジ スーパー・コンビニ

ランチにアフリカ系姉さんのジャークチキンを。

コールスローとライス付￡7。クレジット不可でした。

マーケットには思いの外、座って食べられる場所なく、キングズロード沿いのウエイトローズで水買いがてら（スーパーのセルフレジなら気兼ねなく￡0.65もクレジット払い）食べる場所探しに。
気付けば随分歩いたような...キングズロードの大通りから脇に入り見つけた、ピクニックの家族連れで賑わうセントルークス教会の公園。
スパイシーなジャークチキンもコールスローも屋台ご飯的ジャンク感なく、ヘルシーなおしゃれデリ惣菜的美味でした。

食後ふと、座ったベンチの後ろ見ると...
苔むした長方形の石の工作物が...
棺...その向こうには片付けられたように並ぶ無縁仏？的墓石群...
あくまで教会敷地内...よくよく見れば草むら至る所に...あろうことか上にのってきゃっきゃ遊ぶ罰当たり!?な子供達も...文化の違い実感...

ところでこの教会近くのThe Chelsea Gardenerは、ピーターシャムナーセリー同様ハイソ向けインテリア雑貨もありの園芸店で目の保養になります。

その後、スローンスクエア駅手前まで戻るとあるピータージョーンズ百貨店の最上階フードコートへお茶をしに。
ここはオックスフォードストリートにあるジョンルイス百貨店と同系列。
（ジョンルイス最上階セルフカフェもセルフリッジ百貨店のよりお手頃で空いていてお勧めです）
ここのレモンパイが最高！
サクフワメレンゲ、甘過ぎずしつこくないレモンクリームでサイズもちょうど。
大きな窓からチェルシー地区眺めながら、ポットティー付けて￡5.15はお値打ちです！
「トースト」という映画でヘレナ・ボナム＝カーター演じる毒々家政婦お得意の「世界一のレモンパイ」思い出しました。
レモンパイ、スコーン、ビクトリアスポンジ...イギリスは焼き菓子天国です。

ピーター ジョーンズ 百貨店・デパート

5/6（日）もマーケット巡り日和。
リバプールストリート駅東側界隈は複数のマーケット集まり、効率よくマーケット巡りできます。
花満載のコロンビアロード・フラワーマーケット。
昨秋も来ましたが、季節で違う生花だけに品揃えが前回と異なり楽しいです。

コロンビアロード フラワー マーケット 市場

コロンビアロード・マーケットは道路いっぱいに花の露店、通り沿いにガーデニング雑貨店やカフェが並んでいます。
雑貨類は素敵ですが、いいお値段。今の日本なら同等か安い価格で同じような雑貨あり、ここでは素敵なディスプレイのみ楽しむことに。
フード屋台はないのですが、この先のご近所マーケットからはむしろフードメインゆえ、くれぐれも妥協してここのカフェやパブで食事済ませてしまいませんように。

こんな絵本が。
イギリス人はこの人嫌いそう...

原宿辺りではもうお馴染みの虹色食品がここにも。

コロンビアロード片側はカフェや雑貨店で、もう一方の側にはこんなモザイク壁が。
小学校のようなので、日本なら卒業制作でしょうか？

モザイク壁の並び。門扉ならかわいい。

コロンビアロードから徒歩10分程でブリックレーン・マーケットへ。
露店のこのモリモリカップフルーツはお値打ちな￡2。

ブリック レーン マーケット 市場

でもお値打ちフルーツでなくチェーン展開のカフェ・プレタマンジェで半量位のこちら￡2.79と炭酸水￡0.99を購入。
日本ではあまりお目にかからないプチプチ甘い柘榴がいっぱい。
露店より衛生的なだけでなく...

何よりトイレ目的に購入しました(^^;)
ここはトイレだけ使用できないよう、レシート記載四桁の「トイレット・コード」入力しないとトイレの扉開きません。
買い食い好きにはたまらないマーケットですがトイレ探しは大きな心配事...
しれっとパブのを借りるという手もききますが、お礼に飲み物オーダーしたらまた行きたくなってしまうし...トホホ

日曜にブリックレーン来たら食屋台満載サンデー・アップマーケットは必須です。
今回はタイのトムヤムクンカレー￡6。
屋台でもクレジット可でしたが、ピッとタッチするだけコンタクトレスカードの方がより主流でした。
イギリスのコンタクトレスクレカ普及実感し、先日私もつくりました。

サンデー アップマーケット 市場

ブリックレーンからスピタルフィールズマーケットへ向かいます。
途中のこの壁、日本のファッション雑誌などの背景でよく見ます。

スピタルフィールズマーケットはこの建物の中なのでお天気心配無用。

スピタルフィールズ マーケット 市場

雑貨露店の他に大きいフードコートがありました。
新しく陽の光燦燦のおしゃれな造り。
清潔な公衆トイレもありました！←これ重要

エスニックからスイーツと何でもあり。

有名な老舗フィッシュアンドチップス店ポッピーズも出店。
トムヤムカレー数時間後にも関わらず...せっかくだし(^^;)
鱈で￡9.20
ちゃんと油切れして油臭さなくサクサク美味。

マーケット外、至近距離に本家もありますが、一人ご飯にはフードコートの方が気楽です。

食後のデザートは別腹(^^;)
フードコートのジェラート店も魅力的ながら￡5といいお値段...そこでマーケット外のスーパーでイギリス人皆大好き「マグナム」の甘酸っぱいラズベリーとチョコが絶妙のチョコアイスバー￡1.90

十二分なお腹抱えつつ、日が長いこの時期、コベントガーデンへ。
観光客向お土産店並ぶジュビリーマーケットを冷やかしに。

ジュビリー マーケット 市場

スプレー式ホイップクリーム山盛りに熱々ヌテラ（有名チョコスプレッド）かけたイチゴ...というジャンク感満載の屋台。
満々腹だった為か味想像すると気持ち悪くなりました-_-

緊急性なくも？勝手知ったるコベントガーデンの有料トイレ（演奏者達右側のまるでカフェ的入口）に寄っておこうと思ったのですが、既にクローズ...観光客で大賑わいのまだ19時頃なのになぜ(;_;)

コヴェント ガーデン 広場・公園

消化促進にコベントガーデン界隈をぶらぶら。
日は高くても日曜の19時過ぎ。飲食店以外は殆ど閉店してます。
コベントガーデン近くの通りで、枝を組んだ素敵な装飾の路地入口を発見。

路地先の中庭はガーデン仕立てで、おしゃれカフェやレストランが取り囲んでました。

路地入口のカフェの窓ふと見ると、あのリッチモンドのピーターシャムナーセリーの象さんが。
ロンドン中心初進出のブランニュー店舗でした。
あのガーデンセンター、やはりただものじゃなかった。

路地出てちょっと行くと、カフェとは別に同じくピーターシャムナーセリーの雑貨店も。
残念ながらカフェ共々既に閉店してたので、次回のお楽しみに。

マーケット食べ歩き分なかなか消化できず、あてどなく人の流れにのってぶらぶら...
ヘンリー王子結婚式目前時期だった為か大通りにはユニオンジャックがいっぱい。

気付けばチャリングクロス駅を過ぎてテムズ川が見えてきたので、線路と平行の橋を渡り対岸へ。

戻りの橋からはロンドンアイや...

工事中で残念なビッグベン見ながら夕暮れの散歩楽しめました。

いよいよ旅も終盤ながらこの日は朝からのんびりリージェンツパークへ。

リージェンツ パーク 自然･景勝地

芝生にはマーガレットやハルジオンのような小さい白い花がいっぱい。
ピクニック中の若いカップルの金髪女性がこの花で作った花冠被っててお似合いでした。

雪が積もったような花木。

これは間違いなくスパニッシュの方のブルーベル。
思えば今旅の目的の一つはブルーベル。（正確にはイングリッシュの方の）

晴天の平日お昼時、皆さんのんびり寛いでます。

芝生のそこここに寝転ぶ人達が…
片足組むのシンクロしてて可笑しい(^_^)

…って、きっちりスーツ姿のビジネスマンが(@_@)
それも通路脇の草地で、明らかに皆さん寛ぐ芝生とは異質な場所…
草花に半ば埋もれているのは一応人目を憚ってのことでしょうか-.-;
見ようによってはミレイの「オフィーリア」？
敷物もなしで直…文化の違い実感。

ランチ時、公園内セルフのカフェへ。
パウンドケーキ一切れ￡2.50（￥400弱）...
飲み物も結構お高い...

...そこでカフェでなく公園外のスーパーへ。
（「そこでスーパーへ」は私のこの旅の定番(^^;)
チキンとクリームチーズのサラダ、野菜クリスプス、コーラのmeal deal（対象のサンドイッチやサラダ、飲料、スナック菓子から各1選択可のお得セット）で￡3。

ここでピクニックランチにしました。
※デッキチェア着席は有料なので、もちろんただのベンチで(^^;)

ランチ後、公園出たところにライラックの大木が。街灯とで絵になります。

これはどの日の夕食だったのか不明...この旅行で何度も食べた超激辛チキンマドラスカレー￡11.25
今でも無性に食べたくなります。

ロンドン最後の夕食も特に気張らず...チェーン店のレオンへ。

ライス付チリチキン￡6.95。お手頃まぁまぁ美味しかったです。
デザートにウエイトローズのレモンフール（ムース）￡0.64とオレンジ￡0.41

今日本は来秋の外食と自家用食品との税率差の件話題ですが、同様式先達のイギリスでつくづく外食高いの痛感…長期ならいつか自炊にもトライしたいです。
それに、よく聞く「イギリス人にとっての￡1は日本人の￥100の感覚」に私まで￡1＝￥100になるの自制しなくちゃも実感。五割も増しですからちりつもなると大きい！


次の⑫で今回の旅行記終了です。

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①ドーハ経由エジンバラ前半 市内散策
https://4travel.jp/travelogue/11362413

②エジンバラ後半 ちょい足のばして
https://4travel.jp/travelogue/11367550

③グリニッジ桜と郊外ブルーベル
https://4travel.jp/travelogue/11368940

④キューガーデンもっとブルーベル
https://4travel.jp/travelogue/11372725

⑤シシングハースト春の花とブルーヘブン
https://4travel.jp/travelogue/11372831

⑥ ケンウッドハウスとバラ･マーケット
https://4travel.jp/travelogue/11372873

⑦クラフトフェアと前半ミュージアム(テートブリテン､Ｖ＆Ａ)
https://4travel.jp/travelogue/11372878

⑧ノーリッジとイーリー
https://4travel.jp/travelogue/11372866

⑨リッチモンド前半(ピーターシャムナーセリーとリッチモンドパーク)
https://4travel.jp/travelogue/11390518

⑩リッチモンド後半(花花イザベラプランテーション、Ham house)
https://4travel.jp/travelogue/11390661

⑪マーケットと後半ミュージアム巡り
https://4travel.jp/travelogue/11411495

⑫帰国日の朝散歩とお土産
https://4travel.jp/travelogue/11411499