上海の下街・油車碼頭路・薛家浜路(十六舗内)・2018年

2018/09/09 - 2018/09/09

2013年に旧「南市区」を廻って5年経ちました。昔の面影が残り少なく成っています。もう一度、旧「南市区」の路地を廻り上海の歴史を紐解いて見ましょう。油車碼頭路は旧県城と黄浦江を結ぶ埠頭路の一つです。油車碼頭路は南浦大橋の下を行く渡し舟の乗り場から始まり中山南路までです。途中古い住宅が残っていますが立ち退きが始まっています。中山南路を越えると薛家浜路と名前を変えて途中で多家路と交差します。そこから先の薛家浜路は大規模再開発工事中の現場の中。５年前のこんな景色「廃屋の瓦礫の中を進みます。立ち退きが決まっても借家人は何も保障も無く行く場所も金も無い。そんな人びとが瓦礫の中に大勢住んで居ます。道端に露店の市場が出ると大勢の人が買い物に出て来ます。勿論再開発で出来たマンションなんて高くて住めません。」は何も残っていません。
2013年の油車碼頭路・薛家浜路は下記をご覧ください。比べて見て下さい。
https://4travel.jp/travelogue/10837989

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: 春秋航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

地図、十六舗エリアは旧県城城壁址の中華路の東南地域で黄浦江沿いの中山南路に挟まれた地域です。全体が大規模再開発エリアで既に高層住宅が完成した地域、更地に高層住宅を工事中の地域、僅かに残り解体撤去を待つ地域に分かれています。完成すると向かい側の浦東と同じ高層ビルが建ち並ぶでしょう。黄浦江沿いの遊歩道も工事中で外灘から連なる南外灘として観光化されるでしょう。昔の面影は唯一残る董家渡天主堂（フランシスコ・ザビエル教会）董家渡路１８５号だけです。上海現存最古の本格的教会建築で江南での布教活動の中心となった中国最大のカトリック教会でした。上海市優秀歴史建築に認定されており保護されています。

油車碼頭路・黄浦区工人体育館。

油車碼頭路・外馬路の交差点から始まる。

油車碼頭路・黄浦区工人体育館の側面。南浦大橋の橋下駄。

油車碼頭路・少しだけ古い住宅が残っています。既に退去していて撤去を待っています。

油車碼頭路・退去の通告、

油車碼頭路・中を覗くと居座っている人がいます。

油車碼頭路・飲食店も居座っています。

油車碼頭路・中山南路には新しいビルが建ってます。

油車碼頭路・露店を出してます。

油車碼頭路・中山南路から振り返りました。

中山南路を越えて行きます。

中山南路を越えると薛家浜路と名前が変わります。

薛家浜路・高層ビルが建ち並ぶ。

薛家浜路・羅和賓館は改装中。

薛家浜路・前方は多稼路の交差点。碼頭路同志が交差します。

薛家浜路と多稼路の交差点に建つお屋敷。

薛家浜路と多稼路の交差点、５年前に工事中の高層ビル。前方は多稼路の大規模再開発工事中。

薛家浜路・高層住宅　浦江公寓。

薛家浜路の道標。

薛家浜路は大規模再開発工事中の現場に入って行きます。

薛家浜路・工事関係者しか入れません。

薛家浜路・５年前には瓦礫の脇で生活している人がいましたが、何も残っていません。

薛家浜路は大規模再開発工事中の現場の中。

薛家浜路は大規模再開発工事中の現場の中。

薛家浜路は大規模再開発工事中の現場の中。