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飛行機が突然欠航。そんな!まさか!有り得ない!<br /><br />楽しい旅のゆく手に魔の曲がり角。<br /><br />個人旅行で、三週間イタリアを巡りました。その時ナポリ空港で、突然見舞われた飛行機の欠航。空港カウンターは罵声飛び交う修羅場に。<br />旅行のスケジュールはどうするの?何よりも払い戻しはどうやってするの?ベストの方法ではなかったかもしれないけど、私達はこんな風にしました。<br /><br />転ばぬ先の杖、もしもの時に備えて『私達の困った』が何かのお役に立てれば嬉しいです。<br /><br />今回の旅行記は2部構成。1部は、実際の体験談を。2部は、実務的な返金手続きを載せました。必要に応じて見てくださいね。<br />

イージージェット 突然欠航。まさかのときはどうするの?返金手続きまで

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2018/08/12 - 2018/08/13

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旅行記グループ 2018 イタリア

12

16

ベリーニ

ベリーニさん

飛行機が突然欠航。そんな!まさか!有り得ない!

楽しい旅のゆく手に魔の曲がり角。

個人旅行で、三週間イタリアを巡りました。その時ナポリ空港で、突然見舞われた飛行機の欠航。空港カウンターは罵声飛び交う修羅場に。
旅行のスケジュールはどうするの?何よりも払い戻しはどうやってするの?ベストの方法ではなかったかもしれないけど、私達はこんな風にしました。

転ばぬ先の杖、もしもの時に備えて『私達の困った』が何かのお役に立てれば嬉しいです。

今回の旅行記は2部構成。1部は、実際の体験談を。2部は、実務的な返金手続きを載せました。必要に応じて見てくださいね。

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  • (写真はグーグルマップより 昼間のナポリ空港)<br /><br />そうそれは突然起こりました。<br />平和な?(タクシーでぼられたり踏んだり蹴ったり)日曜日の夕方 ホテルからタクシーでナポリ空港に到着。これからカターニア空港へ向かう予定の私達。<br /><br />その時はまさかこんなことになろうとは(/ω\)<br /><br />楽しい旅の空に期待を膨らませナポリ空港に着いた私達、先ずは、イージージェットにチェックイン。<br /><br />カウンターで「飛行機は一時間遅れています。」と言われました。<br />もう慣れました・・・相性悪いのよ、イージジェットと私<br /><br />「イージージェットですよ、こんなもんでしょう。」待つしか仕方ありません。<br /><br />空港内で買い物したりお茶したりして時間を潰します。<br />一時間が二時間に。遅れが電光掲示板に映し出されていく。<br /><br />ざわざわ。その時は何が起こったのか直ぐには理解できませんでした。<br />何人かの方が席を立つと異様な雰囲気に。何?どうしたの?<br /><br />数名の人たちと電光掲示板の前に移動。<br /><br />ピカピカと『cancel』の文字が光っています。<br />えぇっ!まさか!<br /><br />放送が入りますが、ざわざわして聞こえない。<br /><br />皆様、こんな時は「何とかなるでしょう。」なんて思ってはいけません。<br />素早く行動を起こしましょう。<br /><br />先ずは、係員を捕まえて搭乗券を見せましょう。係員は「Ah~。」の後、<br />「何番のカウンターに行け」とナンバーを教えてくれました。<br /><br />ナンバーを聞いたら直ぐにカウンターに走りましょう。グズグズしていてはいけません。<br /><br />私達がカウンターに着いた時、すでにカウンターは罵声飛び交う修羅場と化していました。<br />「クレイジー!」「オーマイガー!」<br /><br />怒り心頭の搭乗予定の乗客全員に対してカウンターは二つしか対応してません。一人一人カウンターの係員と話します。<br />カウンターの周りには幾重にも人垣が。<br /><br />順番はいつになったら回って来るのか。しまった、少しでも早く並ぶべきだった。

    (写真はグーグルマップより 昼間のナポリ空港)

    そうそれは突然起こりました。
    平和な?(タクシーでぼられたり踏んだり蹴ったり)日曜日の夕方 ホテルからタクシーでナポリ空港に到着。これからカターニア空港へ向かう予定の私達。

    その時はまさかこんなことになろうとは(/ω\)

    楽しい旅の空に期待を膨らませナポリ空港に着いた私達、先ずは、イージージェットにチェックイン。

    カウンターで「飛行機は一時間遅れています。」と言われました。
    もう慣れました・・・相性悪いのよ、イージジェットと私

    「イージージェットですよ、こんなもんでしょう。」待つしか仕方ありません。

    空港内で買い物したりお茶したりして時間を潰します。
    一時間が二時間に。遅れが電光掲示板に映し出されていく。

    ざわざわ。その時は何が起こったのか直ぐには理解できませんでした。
    何人かの方が席を立つと異様な雰囲気に。何?どうしたの?

    数名の人たちと電光掲示板の前に移動。

    ピカピカと『cancel』の文字が光っています。
    えぇっ!まさか!

    放送が入りますが、ざわざわして聞こえない。

    皆様、こんな時は「何とかなるでしょう。」なんて思ってはいけません。
    素早く行動を起こしましょう。

    先ずは、係員を捕まえて搭乗券を見せましょう。係員は「Ah~。」の後、
    「何番のカウンターに行け」とナンバーを教えてくれました。

    ナンバーを聞いたら直ぐにカウンターに走りましょう。グズグズしていてはいけません。

    私達がカウンターに着いた時、すでにカウンターは罵声飛び交う修羅場と化していました。
    「クレイジー!」「オーマイガー!」

    怒り心頭の搭乗予定の乗客全員に対してカウンターは二つしか対応してません。一人一人カウンターの係員と話します。
    カウンターの周りには幾重にも人垣が。

    順番はいつになったら回って来るのか。しまった、少しでも早く並ぶべきだった。

  • (写真はグーグルマップより)<br /><br />待たされて、やっと私達の番。<br /><br />カウンターのお姉さんは「次のカターニアへの飛行機は一週間後です。」とあっさりと言ってきた。<br />「えぇっ! そんな!!」<br /><br />ナポリ空港からの発着便は少ないとの事。<br /><br />続けてお姉さんは「バカンスの予定を一週間ずらしてください。」と。<br /><br />ポカーン( ゚д゚)<br />長い待ち時間の間に 英語でこう言おう、ああ言おうと考えていましたが、一瞬で吹っ飛んだ。真っ白。<br />『クレイジー!』こんな罵声も飛ぶよねぇ。<br /><br />ナポリの人達は、『空港に着いたら飛行機が欠航なのよ。』って言ったら、会社はバカンスの予定を変更してくれるのかしら? (;・∀・)<br /><br />ナポリめ、最後まで旅の難所。<br /><br />「あの、私達は日本人。そんな長くは居られないんです。」ねえねえ見た目で日本人ってわかるでしょう。<br /><br />お姉さんは、「では、ローマ空港からなら明日、カターニア空港に向けて便がありますよ。」と。<br /><br />続けて、「取り敢えず、今日はこちらで空港近くのホテルに乗客を案内するので、今晩はホテルに泊まり、貴方がたは明日の朝、電車でナポリ駅からローマへ向かうようにしたら。」とお薦めされました。<br /><br />姉さんもお疲れの様子、一人一人色々な方法をアドバイスしているのね。<br />「うーん。」<br /><br />さっき時刻表を見ていたんだけど、それだとナポリ駅を出る電車の都合上、ローマ空港に着くのが明日の昼。<br />カターニアの街に泊まるのは諦めたとして その次の宿泊地タオルミナに到着さえも明日の夕方になっちゃうよ。<br />楽しみにしていたタオルミナ観光・・できなくなる。<br /><br />「今日のナポリのホテルはいらないです。私達、今からローマに向かいます。」<br />(明日、朝のどこかの飛行機に乗って、なるべく早くカターニア空港に行きたいわ。)<br /><br /><br />ここで明日のローマからカターニアの便の空きを確認してみると、空きが結構ありました。『これは行ける』と確信し、ローマ行きを覚悟します。(これだけは確認しないと向こうに着いて立ち往生の事態になりますね)<br /><br />では、『ナポリ駅までのタクシー代』、『ローマまでの電車』、『ローマのテルミニ駅からローマ空港までのタクシー代』、もし泊まれたら『ローマ空港近くのホテル代』、『欠航航空券代(これは当たり前だよ)』を保障してくれる事を確認して、カウンターを後にしました。<br /><br />ガックシ疲れました。<br />ツアーで来ていたら、こんな交渉もないよね。個人旅行はトラブルがあった時ホントに大変。<br /><br />飛行場の車止めに大型バスが停まっています。<br />イージージェットの用意したホテルに行く乗客はあれに乗るのね。<br /><br />あっ、ちょっと待って。私達のトランク。チェックインした時に預けていましたよ。<br />Ahー!気がついて良かった。<br /><br />イージージェットは手荷物だけで搭乗する人も多いから案内されないのね。自己申告しないと取り損ねてしまうところでした。

    (写真はグーグルマップより)

    待たされて、やっと私達の番。

    カウンターのお姉さんは「次のカターニアへの飛行機は一週間後です。」とあっさりと言ってきた。
    「えぇっ! そんな!!」

    ナポリ空港からの発着便は少ないとの事。

    続けてお姉さんは「バカンスの予定を一週間ずらしてください。」と。

    ポカーン( ゚д゚)
    長い待ち時間の間に 英語でこう言おう、ああ言おうと考えていましたが、一瞬で吹っ飛んだ。真っ白。
    『クレイジー!』こんな罵声も飛ぶよねぇ。

    ナポリの人達は、『空港に着いたら飛行機が欠航なのよ。』って言ったら、会社はバカンスの予定を変更してくれるのかしら? (;・∀・)

    ナポリめ、最後まで旅の難所。

    「あの、私達は日本人。そんな長くは居られないんです。」ねえねえ見た目で日本人ってわかるでしょう。

    お姉さんは、「では、ローマ空港からなら明日、カターニア空港に向けて便がありますよ。」と。

    続けて、「取り敢えず、今日はこちらで空港近くのホテルに乗客を案内するので、今晩はホテルに泊まり、貴方がたは明日の朝、電車でナポリ駅からローマへ向かうようにしたら。」とお薦めされました。

    姉さんもお疲れの様子、一人一人色々な方法をアドバイスしているのね。
    「うーん。」

    さっき時刻表を見ていたんだけど、それだとナポリ駅を出る電車の都合上、ローマ空港に着くのが明日の昼。
    カターニアの街に泊まるのは諦めたとして その次の宿泊地タオルミナに到着さえも明日の夕方になっちゃうよ。
    楽しみにしていたタオルミナ観光・・できなくなる。

    「今日のナポリのホテルはいらないです。私達、今からローマに向かいます。」
    (明日、朝のどこかの飛行機に乗って、なるべく早くカターニア空港に行きたいわ。)


    ここで明日のローマからカターニアの便の空きを確認してみると、空きが結構ありました。『これは行ける』と確信し、ローマ行きを覚悟します。(これだけは確認しないと向こうに着いて立ち往生の事態になりますね)

    では、『ナポリ駅までのタクシー代』、『ローマまでの電車』、『ローマのテルミニ駅からローマ空港までのタクシー代』、もし泊まれたら『ローマ空港近くのホテル代』、『欠航航空券代(これは当たり前だよ)』を保障してくれる事を確認して、カウンターを後にしました。

    ガックシ疲れました。
    ツアーで来ていたら、こんな交渉もないよね。個人旅行はトラブルがあった時ホントに大変。

    飛行場の車止めに大型バスが停まっています。
    イージージェットの用意したホテルに行く乗客はあれに乗るのね。

    あっ、ちょっと待って。私達のトランク。チェックインした時に預けていましたよ。
    Ahー!気がついて良かった。

    イージージェットは手荷物だけで搭乗する人も多いから案内されないのね。自己申告しないと取り損ねてしまうところでした。

  • (写真がないのでフリー素材です)<br /><br />「トランクを引き取りたい。」って言ったら、別の係員が「俺の後についてきて。」<br /><br />先ずは、ボディーチェック、えぇっ! またやるの? <br />更に、手荷物検査も。マジか!既に一度やったのに飛行機乗らないですよぉ。 益々遅くなる。(;´Д`)<br /><br />手荷物検査していた時にふと見ると、検査のかごの中に携帯電話の忘れ物が。これは誰の? 誰も知らないみたい。<br />飛行機は欠航した上、携帯電話を空港に忘れるなんて、誰だか知らないけど、『どんだけついてないのー』と思っているよね。<br /><br />皆様、こんな時だから忘れ物に気を付けて下さいね。<br /><br />後から、聞いたところでは『荷物は後日改めて返還』になる事もあるそうで、その場で引き取れた事でもラッキーだったみたいです。

    (写真がないのでフリー素材です)

    「トランクを引き取りたい。」って言ったら、別の係員が「俺の後についてきて。」

    先ずは、ボディーチェック、えぇっ! またやるの? 
    更に、手荷物検査も。マジか!既に一度やったのに飛行機乗らないですよぉ。 益々遅くなる。(;´Д`)

    手荷物検査していた時にふと見ると、検査のかごの中に携帯電話の忘れ物が。これは誰の? 誰も知らないみたい。
    飛行機は欠航した上、携帯電話を空港に忘れるなんて、誰だか知らないけど、『どんだけついてないのー』と思っているよね。

    皆様、こんな時だから忘れ物に気を付けて下さいね。

    後から、聞いたところでは『荷物は後日改めて返還』になる事もあるそうで、その場で引き取れた事でもラッキーだったみたいです。

  • (写真はグーグルマップより 昼間のナポリ駅)<br /><br />引き取れたトランクを引っ張り猛ダッシュで「タクシー!」「ナポリ駅に向かって下さい。急いで」<br /><br />それっつ、急げ!終電の時間なんだ。<br /><br />「ローマへの終電?間に合わないかもよ」とドライバーさん。<br /><br />でも、このドライバーさんとっても優秀でした。<br />運転は怖くないし、タクシーの中は綺麗だし。(後でわかるけど料金もタリファ表通り請求してきた)<br />※空港から駅の移動では高速に少し乗るみたいなので、その分の1ユーロはタリファと別に払いました。<br /><br />タクシーでナポリ駅に向かったものの、近づくにつれて、ナポリ駅の治安の悪さを聞いていたので、だんだんと不安になってきました。<br /><br />ナポリ駅の周辺は治安が悪い事で有名。それなのに深夜のナポリ駅に来てしまうなんて。でも、背に腹は代えられません。慌てていて、治安の悪さの事すっかり忘れていました。<br /><br />悩んでいるうちに、30分くらいでナポリ駅に到着。<br /><br />うわっ!<br /><br />びっくり、噂には聞いていたけど駅の周りは浮浪者のような人で一杯でした。駅の周りをぐるっと囲んで歩き回っていました。<br />表現が悪いけど、まるでゲーム 『バイオハザード』の中に来たみたい(;・∀・)<br /><br />優れものタクシーは、その中をすり抜けて駅の入り口にピタッと付けてくれました。サッと荷物を降ろすと駅の周辺の異常な様子が怖い。<br /><br />優れもののドライバーさん、料金はタリファ表通り請求してきた。当たり前のことに感動。<br />これはチップを渡さないと。ドライバーさんグラッツェ!<br /><br />ナポリ、最後にいい所みせてくれるぅ。<br /><br />ダダッ。走って構内に入ります。猛ダッシュ!<br /><br />構内に入ると中は、まるで別世界。<br />銃を持った警察がしっかり管理していました。子供連れの家族も電車を待っていて、安堵感が広がります。ナポリ駅の中に入ってしまえば、安全なようでした。<br /><br />さぁ、切符を買わないと。<br />その際に、『イージージェットに請求する為の領収書』を忘れないで、後で必要です。<br />日本と同じで、自動券売機で切符を買った後に、『レシートが必要』か聞かれた気がします。忘れないように。<br /><br />と、ここで問題発生。あれれ、自動券売機で切符が買えない。<br /><br />イタリアの自動券売機を触ったことがあるならご存知でしょうか、『出発駅』と『到着駅』を選択して切符を買うシステムになっています。<br /><br />『出発駅』は自動的に設定されている『ナポリ中央駅』で間違いなく、しかし到着駅を『テルミニ』(ローマの主要駅)にして切符を買おうとしても見つからず。周りに駅員さんも見当たらないので、右往左往してしまいました。あww。<br /><br />ここで、「ヨーロッパの特急は中央駅だけでなく、郊外にも停まることがある」とどこかで聞いたことが頭の中に思い浮かびました。<br />今、思えば必死だったんですね。<br /><br />まさか!と思い、到着地を「ローマのすべての駅」にすると、お目当てのインターシティノッテが出てきました。<br /><br />到着駅の名前は「Roma Ostiense(ローマ・オースティエンセ)」<br />聞いたことがない駅でしたが、電車の発車時間も迫っています。<br />とにかく切符を買おう。<br />来た列車に飛び乗ることにしました。

    (写真はグーグルマップより 昼間のナポリ駅)

    引き取れたトランクを引っ張り猛ダッシュで「タクシー!」「ナポリ駅に向かって下さい。急いで」

    それっつ、急げ!終電の時間なんだ。

    「ローマへの終電?間に合わないかもよ」とドライバーさん。

    でも、このドライバーさんとっても優秀でした。
    運転は怖くないし、タクシーの中は綺麗だし。(後でわかるけど料金もタリファ表通り請求してきた)
    ※空港から駅の移動では高速に少し乗るみたいなので、その分の1ユーロはタリファと別に払いました。

    タクシーでナポリ駅に向かったものの、近づくにつれて、ナポリ駅の治安の悪さを聞いていたので、だんだんと不安になってきました。

    ナポリ駅の周辺は治安が悪い事で有名。それなのに深夜のナポリ駅に来てしまうなんて。でも、背に腹は代えられません。慌てていて、治安の悪さの事すっかり忘れていました。

    悩んでいるうちに、30分くらいでナポリ駅に到着。

    うわっ!

    びっくり、噂には聞いていたけど駅の周りは浮浪者のような人で一杯でした。駅の周りをぐるっと囲んで歩き回っていました。
    表現が悪いけど、まるでゲーム 『バイオハザード』の中に来たみたい(;・∀・)

    優れものタクシーは、その中をすり抜けて駅の入り口にピタッと付けてくれました。サッと荷物を降ろすと駅の周辺の異常な様子が怖い。

    優れもののドライバーさん、料金はタリファ表通り請求してきた。当たり前のことに感動。
    これはチップを渡さないと。ドライバーさんグラッツェ!

    ナポリ、最後にいい所みせてくれるぅ。

    ダダッ。走って構内に入ります。猛ダッシュ!

    構内に入ると中は、まるで別世界。
    銃を持った警察がしっかり管理していました。子供連れの家族も電車を待っていて、安堵感が広がります。ナポリ駅の中に入ってしまえば、安全なようでした。

    さぁ、切符を買わないと。
    その際に、『イージージェットに請求する為の領収書』を忘れないで、後で必要です。
    日本と同じで、自動券売機で切符を買った後に、『レシートが必要』か聞かれた気がします。忘れないように。

    と、ここで問題発生。あれれ、自動券売機で切符が買えない。

    イタリアの自動券売機を触ったことがあるならご存知でしょうか、『出発駅』と『到着駅』を選択して切符を買うシステムになっています。

    『出発駅』は自動的に設定されている『ナポリ中央駅』で間違いなく、しかし到着駅を『テルミニ』(ローマの主要駅)にして切符を買おうとしても見つからず。周りに駅員さんも見当たらないので、右往左往してしまいました。あww。

    ここで、「ヨーロッパの特急は中央駅だけでなく、郊外にも停まることがある」とどこかで聞いたことが頭の中に思い浮かびました。
    今、思えば必死だったんですね。

    まさか!と思い、到着地を「ローマのすべての駅」にすると、お目当てのインターシティノッテが出てきました。

    到着駅の名前は「Roma Ostiense(ローマ・オースティエンセ)」
    聞いたことがない駅でしたが、電車の発車時間も迫っています。
    とにかく切符を買おう。
    来た列車に飛び乗ることにしました。

  • (写真はウィキペディアより インターシティ)<br /><br />寝台車 『インターシティノッテ』に飛び乗ります。<br /><br />『インターシティ』は日本でいう特急で、その中でも『インターシティノッテ』は夜行列車です。いつも乗っているフレッチアロッサやらとは違います。しかも、最低ランクの二等車です。<br /><br />『絶対に寝ない事』『荷物から目を離さない事』『一人でトイレに行かない事』。いろいろな旅行ガイドに書いてあった警告が思い出されます。<br /><br />ええぃ!さぁ、乗った乗った。<br /><br />私達を乗せた『インターシティノッテ』はイタリア北部のジェノヴァ行き。<br /><br />ローマに着くのは2時間後の24時頃なので、そこまでなら我慢できるかと覚悟を決めます。<br />※この『インターシティノッテ』でナポリからタオルミナに行く方法もあったのですが、夜通し乗るのは危険かと考え、安全を考えてローマでの乗り継ぎにしています。<br /><br />寝台車の2等客室は3人掛けの椅子席で向かい合って座るようになっています。<br />一つのコンパートメントに6人です。<br /><br />深夜ですが、混んでいます。私のコンパートメントは満席。荷物は頭の上の荷物置きにおくようです。<br /><br />先に座っていたイタリア人の乗客が私達のトランクを見て、「重そうだから俺が荷物を棚に上げて上げるよ。」って。(イタリア語なのでわかりませんが多分そんなことを言っている。<br /><br />見た目は怖そうだけど親切です。助かりました。ホントにグラッツェ!<br /><br />気がつくと、コンパートメントのドアの外に床に座り込んでいる人がいます。<br />あれれ、私達、席を間違えてしまっつたのでしょうか?<br /><br />聞いてみると、「実は、乗車券を待っていない。」との事。その人は車掌さんの姿が見えると居なくなって、また、暫くすると戻って来ています。ふふっ。<br /><br />初めは、寝台車は治安が悪い、怖いと思っていましたが、杞憂だったみたい。<br />安心して乗っていることができました。<br /><br />2等車両の椅子も広くて座り心地は良い。その上、リクライニング機能付、ヘッドレストは可動式、と快適です。<br /><br />途中でトイレに行きましたが、トイレの前で並んでいると、<br />「隣りの車両のトイレの方が空いているよ。」同じ部屋の方が教えてくれました。<br /><br />隣りの車両に行ったら空いてました。トイレは普通に綺麗(飛行機のトイレの感じです)でその点でも安心です。<br /><br />さて、この辺で事務的なことをしないと。<br /><br />先ずはローマ、フィウミチーノ空港からの明日朝の便を予約します。<br />便に空きがあるのは確認済みだったので、空港への到着に合わせて朝一の便を予約。OK。ホッ。<br /><br />急いでいたからか、予約に少し失敗し、トランクとかの預け入れ荷物分を買い忘れてしまいました。<br />それは後で、空港のカウンターでなんとかしました。(アリタリアは荷物が別料金なんです!)<br />LCCと何も変わらないとは・・信じられない(;・∀・)結局、変わったのは機内でジュースのつくことだけ。<br /><br />そして、きょう、宿泊予定だったカターニアのホテルにメールします。<br /><br />飛行機が欠航しました。カターニアには行かれません。今日の部屋を予約していましたが、宿泊出来ません。宿泊費はカードで既に支払っています。<br />ここからが大事ですが、『宿泊代の領収書を送って下さい。』『飛行機会社に請求しますので。』<br /><br />と書きました。<br /><br />その次の宿泊予定地、タオルミナのホテルにもメールで連絡です。<br />『予定していた飛行機が欠航しました。私達は別の飛行機で行きます。空港ホテル間の送迎サービスの時間を変更して下さい。飛行機が決定したら連絡します。』

    (写真はウィキペディアより インターシティ)

    寝台車 『インターシティノッテ』に飛び乗ります。

    『インターシティ』は日本でいう特急で、その中でも『インターシティノッテ』は夜行列車です。いつも乗っているフレッチアロッサやらとは違います。しかも、最低ランクの二等車です。

    『絶対に寝ない事』『荷物から目を離さない事』『一人でトイレに行かない事』。いろいろな旅行ガイドに書いてあった警告が思い出されます。

    ええぃ!さぁ、乗った乗った。

    私達を乗せた『インターシティノッテ』はイタリア北部のジェノヴァ行き。

    ローマに着くのは2時間後の24時頃なので、そこまでなら我慢できるかと覚悟を決めます。
    ※この『インターシティノッテ』でナポリからタオルミナに行く方法もあったのですが、夜通し乗るのは危険かと考え、安全を考えてローマでの乗り継ぎにしています。

    寝台車の2等客室は3人掛けの椅子席で向かい合って座るようになっています。
    一つのコンパートメントに6人です。

    深夜ですが、混んでいます。私のコンパートメントは満席。荷物は頭の上の荷物置きにおくようです。

    先に座っていたイタリア人の乗客が私達のトランクを見て、「重そうだから俺が荷物を棚に上げて上げるよ。」って。(イタリア語なのでわかりませんが多分そんなことを言っている。

    見た目は怖そうだけど親切です。助かりました。ホントにグラッツェ!

    気がつくと、コンパートメントのドアの外に床に座り込んでいる人がいます。
    あれれ、私達、席を間違えてしまっつたのでしょうか?

    聞いてみると、「実は、乗車券を待っていない。」との事。その人は車掌さんの姿が見えると居なくなって、また、暫くすると戻って来ています。ふふっ。

    初めは、寝台車は治安が悪い、怖いと思っていましたが、杞憂だったみたい。
    安心して乗っていることができました。

    2等車両の椅子も広くて座り心地は良い。その上、リクライニング機能付、ヘッドレストは可動式、と快適です。

    途中でトイレに行きましたが、トイレの前で並んでいると、
    「隣りの車両のトイレの方が空いているよ。」同じ部屋の方が教えてくれました。

    隣りの車両に行ったら空いてました。トイレは普通に綺麗(飛行機のトイレの感じです)でその点でも安心です。

    さて、この辺で事務的なことをしないと。

    先ずはローマ、フィウミチーノ空港からの明日朝の便を予約します。
    便に空きがあるのは確認済みだったので、空港への到着に合わせて朝一の便を予約。OK。ホッ。

    急いでいたからか、予約に少し失敗し、トランクとかの預け入れ荷物分を買い忘れてしまいました。
    それは後で、空港のカウンターでなんとかしました。(アリタリアは荷物が別料金なんです!)
    LCCと何も変わらないとは・・信じられない(;・∀・)結局、変わったのは機内でジュースのつくことだけ。

    そして、きょう、宿泊予定だったカターニアのホテルにメールします。

    飛行機が欠航しました。カターニアには行かれません。今日の部屋を予約していましたが、宿泊出来ません。宿泊費はカードで既に支払っています。
    ここからが大事ですが、『宿泊代の領収書を送って下さい。』『飛行機会社に請求しますので。』

    と書きました。

    その次の宿泊予定地、タオルミナのホテルにもメールで連絡です。
    『予定していた飛行機が欠航しました。私達は別の飛行機で行きます。空港ホテル間の送迎サービスの時間を変更して下さい。飛行機が決定したら連絡します。』

  • (写真はグーグルマップより 昼間のオースティエンセ 後で見てみると昼は賑やかな駅ですね。深夜は無人駅でした。)<br /><br />そして、大事な事をもう一つ。<br /><br />駅からローマ空港までタクシーを手配しないと。この寝台車は、ローマのテルミニ駅には停まりません。<br />テルミニ駅とは離れた、「Roma Ostiense(ローマ・オースティエンセ)」という駅に停まります。<br /><br />駅は多分、ローカルな駅、こんな深夜に着いて駅前にタクシーが待ってるとは思えません。<br />※後で調べたところ、カラカラ浴場近くの比較的大きな駅のようで、昼は賑わっているようでした。しかし、夜は人っ子一人いない、まさに終電後の郊外の駅でしたし、実際タクシーもいなかった。<br /><br />隣の席の男性に、グーグル翻訳(相手は英語が話せない)で事情を伝え、タクシー会社に連絡してくれないか頼んでみます。<br /><br />「私は、イタリア語が話せません。実は、ナポリの空港からの飛行機が欠航して、別の飛行機に乗るためローマの空港へと向かっています。この寝台車の停まるローマ・オースティエンセ駅にタクシーを呼んでもらえませんか?」<br /><br />男性は快く引き受けてくれた。助かりました。<br />色々、話しながら日本から持参してきたお菓子を食べて和気あいあい(*^^*)<br /><br />なんかフィチャロッサの移動よりこういう電車の移動の方が良いなぁ(*´ω`*)<br /><br />駅に着きました。これから先へと向かう乗客の方は「気をつけてねー」みたいなことを言って私達の荷物を電車からおろしてくれた。<br />私達もチャオ、チャオと言って答え、電車を降ります。胸がジーンとしてきた。<br /><br />駅ではこの電車が最終電車だったようで、駅員さんがシャッターを閉めているところ。<br />駅員さんはトランクを持って電車から降りた私たちを心配して話しかけてきてくれた。<br />「これから、何処へ行くの?タクシーはないよ。」どうやらそう言って気にしてくれているみたい。<br /><br />ゼスチャーでタクシーを待っている事を伝えると。<br />タクシー会社に電話をかけて確認してくれると・・・こんな深夜、仕事も終わって早く帰りたいだろうに・・・見も知らない私達にこんな心配をしてくれるなんて。<br /><br />今まで旅してきたフィレンツェやローマでは知らなかったイタリア人の優しさに触れました。<br />自分ならこんなこと出来るかな・・これから、周りの人のことを気にかけて親切にしなくちゃ。<br /><br />駅員さんと一緒にタクシーを待っていると、電車の中から手配してくれたタクシーが到着。駅員さんもほっとしたみたい。<br /><br />寝台車の乗客の方、駅員さんありがとうございます。

    (写真はグーグルマップより 昼間のオースティエンセ 後で見てみると昼は賑やかな駅ですね。深夜は無人駅でした。)

    そして、大事な事をもう一つ。

    駅からローマ空港までタクシーを手配しないと。この寝台車は、ローマのテルミニ駅には停まりません。
    テルミニ駅とは離れた、「Roma Ostiense(ローマ・オースティエンセ)」という駅に停まります。

    駅は多分、ローカルな駅、こんな深夜に着いて駅前にタクシーが待ってるとは思えません。
    ※後で調べたところ、カラカラ浴場近くの比較的大きな駅のようで、昼は賑わっているようでした。しかし、夜は人っ子一人いない、まさに終電後の郊外の駅でしたし、実際タクシーもいなかった。

    隣の席の男性に、グーグル翻訳(相手は英語が話せない)で事情を伝え、タクシー会社に連絡してくれないか頼んでみます。

    「私は、イタリア語が話せません。実は、ナポリの空港からの飛行機が欠航して、別の飛行機に乗るためローマの空港へと向かっています。この寝台車の停まるローマ・オースティエンセ駅にタクシーを呼んでもらえませんか?」

    男性は快く引き受けてくれた。助かりました。
    色々、話しながら日本から持参してきたお菓子を食べて和気あいあい(*^^*)

    なんかフィチャロッサの移動よりこういう電車の移動の方が良いなぁ(*´ω`*)

    駅に着きました。これから先へと向かう乗客の方は「気をつけてねー」みたいなことを言って私達の荷物を電車からおろしてくれた。
    私達もチャオ、チャオと言って答え、電車を降ります。胸がジーンとしてきた。

    駅ではこの電車が最終電車だったようで、駅員さんがシャッターを閉めているところ。
    駅員さんはトランクを持って電車から降りた私たちを心配して話しかけてきてくれた。
    「これから、何処へ行くの?タクシーはないよ。」どうやらそう言って気にしてくれているみたい。

    ゼスチャーでタクシーを待っている事を伝えると。
    タクシー会社に電話をかけて確認してくれると・・・こんな深夜、仕事も終わって早く帰りたいだろうに・・・見も知らない私達にこんな心配をしてくれるなんて。

    今まで旅してきたフィレンツェやローマでは知らなかったイタリア人の優しさに触れました。
    自分ならこんなこと出来るかな・・これから、周りの人のことを気にかけて親切にしなくちゃ。

    駅員さんと一緒にタクシーを待っていると、電車の中から手配してくれたタクシーが到着。駅員さんもほっとしたみたい。

    寝台車の乗客の方、駅員さんありがとうございます。

  • (写真はグーグルマップより 昼間のフィウミチーノ空港 第3ターミナル)<br /><br />色々な事があったけど、無事にタクシーでローマ空港に到着。前にも来た、見たことある空港の景色。おぉー!<br />‥安堵感が広がります。<br /><br />でも、もうひと踏ん張りだった‥<br /><br />深夜開いているのは空港の第3ターミナルだけだと言われる…他のターミナルは闇の中‥小さい電気さえついてない。<br /><br />タクシーは、入り口側の 真っ暗な別ターミナル前に停車…<br /><br />「深夜は車はここまでしか入れないんだ。」<br />道の先に車止めが有る…<br /><br />小さく謝る タクシーのドライバーさん。<br /><br />ドライバーさんが悪いわけじゃない。<br />ここからは暗い空港の敷地を歩かないとならない‥<br /><br />はぁぁ‥疲れて心が弱くなってる‥<br /><br />「暗くても建物の中を通って第3ターミナルに歩いて行った方がいいよ。建物沿いの歩道は絶対に歩かない方が良いよ。」<br />と親身なアドバイス。<br />また、胸がジーンとなる。元気になれる…<br /><br />そうだった‥深夜の空港は、あのローマっ子でもビビる治安の悪さだ‥気を引き締めよう…<br /><br />「チャオ!」車を見送る私達。<br /><br />ドライバーさんは『自分がいるうちに早く行けッ!』て ゼスチァーしてる。<br />そ、そうだな‥ありがとう、行くね!<br /><br />トランクを引いて空港の明りがある方を目指します。<br /><br />灯りはわずか…非常灯だけ…ガランとした建物の中に自分達の足音だけが響いてる…<br /><br />深夜の暗い空港は怖い‥速足になる…誰か潜んでいたらどうする?‥心臓の音が聞こえそうだ…<br /><br />明るいターミナルが近づく、急ぐ…<br /><br />あっ、人がいる! <br />良かったー!ほっとします。<br />涙目になる‥着いた。<br /><br />『横になれそうな場所がないかしら』物色中。<br /><br />ん~、・・横になれるところって結構ないんですね。広い所があっても突起物をわざと作っていたりして寝れないようにしてる。<br /><br />仕方ない、人のいそうで、かつトイレが近くにある椅子を陣取りました。<br />今日はここで寝ます。<br /><br />冷房が効きすぎて寒い。トランクを開けて洋服を重ね着し防寒。ここで疲れがどっと来て眠くなってきました。<br /><br />椅子に座って、盗難に備えてトランクに自分の脚をのせ、バッグは胸の前で抱えます。<br /><br />早く朝になって~(^▽^;)

    (写真はグーグルマップより 昼間のフィウミチーノ空港 第3ターミナル)

    色々な事があったけど、無事にタクシーでローマ空港に到着。前にも来た、見たことある空港の景色。おぉー!
    ‥安堵感が広がります。

    でも、もうひと踏ん張りだった‥

    深夜開いているのは空港の第3ターミナルだけだと言われる…他のターミナルは闇の中‥小さい電気さえついてない。

    タクシーは、入り口側の 真っ暗な別ターミナル前に停車…

    「深夜は車はここまでしか入れないんだ。」
    道の先に車止めが有る…

    小さく謝る タクシーのドライバーさん。

    ドライバーさんが悪いわけじゃない。
    ここからは暗い空港の敷地を歩かないとならない‥

    はぁぁ‥疲れて心が弱くなってる‥

    「暗くても建物の中を通って第3ターミナルに歩いて行った方がいいよ。建物沿いの歩道は絶対に歩かない方が良いよ。」
    と親身なアドバイス。
    また、胸がジーンとなる。元気になれる…

    そうだった‥深夜の空港は、あのローマっ子でもビビる治安の悪さだ‥気を引き締めよう…

    「チャオ!」車を見送る私達。

    ドライバーさんは『自分がいるうちに早く行けッ!』て ゼスチァーしてる。
    そ、そうだな‥ありがとう、行くね!

    トランクを引いて空港の明りがある方を目指します。

    灯りはわずか…非常灯だけ…ガランとした建物の中に自分達の足音だけが響いてる…

    深夜の暗い空港は怖い‥速足になる…誰か潜んでいたらどうする?‥心臓の音が聞こえそうだ…

    明るいターミナルが近づく、急ぐ…

    あっ、人がいる!
    良かったー!ほっとします。
    涙目になる‥着いた。

    『横になれそうな場所がないかしら』物色中。

    ん~、・・横になれるところって結構ないんですね。広い所があっても突起物をわざと作っていたりして寝れないようにしてる。

    仕方ない、人のいそうで、かつトイレが近くにある椅子を陣取りました。
    今日はここで寝ます。

    冷房が効きすぎて寒い。トランクを開けて洋服を重ね着し防寒。ここで疲れがどっと来て眠くなってきました。

    椅子に座って、盗難に備えてトランクに自分の脚をのせ、バッグは胸の前で抱えます。

    早く朝になって~(^▽^;)

  • (写真はフィウミチーノ空港 第3ターミナル)<br /><br />夢の中で、カチャカチャとお皿の音、コーヒーの匂い。<br /><br />時計を見ると、朝、5時。空港が目覚めた。あー、荷物も無事、良かった。<br /><br />アリタリア航空のカウンターで、「荷物を預け入れたい」と言い、『預け入れ荷物券』を買います。昨日予約し損ねた荷物でしたが、これで一安心。<br /><br />もうひと踏ん張り、領収書を発行してもらいます。イージージェットに請求すると言うと、直ぐに発行してくれました。<br /><br />いざ、カターニア空港へ。タオルミナへ。<br /><br />イージージェットへの返金手続きはこの後で。

    (写真はフィウミチーノ空港 第3ターミナル)

    夢の中で、カチャカチャとお皿の音、コーヒーの匂い。

    時計を見ると、朝、5時。空港が目覚めた。あー、荷物も無事、良かった。

    アリタリア航空のカウンターで、「荷物を預け入れたい」と言い、『預け入れ荷物券』を買います。昨日予約し損ねた荷物でしたが、これで一安心。

    もうひと踏ん張り、領収書を発行してもらいます。イージージェットに請求すると言うと、直ぐに発行してくれました。

    いざ、カターニア空港へ。タオルミナへ。

    イージージェットへの返金手続きはこの後で。

  • ここから第2部<br /><br />これから、具体的な返金手続きを説明しますね。<br /><br />Easyjetがキャンセル(欠航)の時に自分がする事<br />①航空券の払い戻し<br />②代替交通機関の料金やホテル費用の要求<br />③EC261の要求(条件があるが、出発日から遡って7日以内のキャンセルならほぼ適応されます)<br /><br />大きくはこの3つ。<br /><br />まず、「Easyjet delays and cancellation」で検索しましょう。以下のURLにアクセスしてください。すると、写真のページになります。<br /><br />http://www.easyjet.com/en/help/boarding-and-flying/delays-and-cancellations<br /><br />まずは①の払い戻しです。<br />表示されたサイトの下の方の、<br />「https://www.youtube.com/watch?v=aqYQI8y4Ee8」という動画の通りにすればokです。写真の下の方に映っているやつです。<br /><br />動画のURLは以下の通りです。<br />「https://www.youtube.com/watch?v=aqYQI8y4Ee8」<br /><br />代替の交通費の方が高い場合は、もともとの航空券との差額が払われます。そのため、(欠航したイージージェットを)キャンセルしないとその分が返ってこないので絶対しないといけません!(;・∀・)<br /><br />欠航した飛行機だよ、キャンセルもクソもないだろうと思われますが、相手はイージージェット。<br />相手は、飛行機をキャンセルするか・他の便に変更するかはあなたの決めることって考えてる。(まぁ、そう言われれば、そうかもね)<br /><br />とにかく、落ち着いたらまずはEasyjetの航空券をキャンセルです。

    ここから第2部

    これから、具体的な返金手続きを説明しますね。

    Easyjetがキャンセル(欠航)の時に自分がする事
    ①航空券の払い戻し
    ②代替交通機関の料金やホテル費用の要求
    ③EC261の要求(条件があるが、出発日から遡って7日以内のキャンセルならほぼ適応されます)

    大きくはこの3つ。

    まず、「Easyjet delays and cancellation」で検索しましょう。以下のURLにアクセスしてください。すると、写真のページになります。

    http://www.easyjet.com/en/help/boarding-and-flying/delays-and-cancellations

    まずは①の払い戻しです。
    表示されたサイトの下の方の、
    https://www.youtube.com/watch?v=aqYQI8y4Ee8」という動画の通りにすればokです。写真の下の方に映っているやつです。

    動画のURLは以下の通りです。
    https://www.youtube.com/watch?v=aqYQI8y4Ee8

    代替の交通費の方が高い場合は、もともとの航空券との差額が払われます。そのため、(欠航したイージージェットを)キャンセルしないとその分が返ってこないので絶対しないといけません!(;・∀・)

    欠航した飛行機だよ、キャンセルもクソもないだろうと思われますが、相手はイージージェット。
    相手は、飛行機をキャンセルするか・他の便に変更するかはあなたの決めることって考えてる。(まぁ、そう言われれば、そうかもね)

    とにかく、落ち着いたらまずはEasyjetの航空券をキャンセルです。

  • 続いて、②の代替交通機関の料金やホテル費用の要求です。<br /><br />上の画像にある、「Claiming back expenses」を開くと、写真のようなページが開きます。<br /><br />書いている内容は、ホテル代・交通費などの分類。この区分けに当てはまる費用が払い戻しの対象になるという意味です。<br /><br />(a)を見ると、待っている間の食事代も対象であると書いてあります。とりあえず、遅れた後のレシートは片っ端から這ってよいと思います。<br /><br />ホテルをネット予約しているなら、そのサイトからレシートや領収書をダウンロードできます(もしネットで探して見つからないのであれば電話すれば送ってくれるはずです)ので、それを張り付ければokです。<br /><br />PDFで貼り付けられないなら、スクリーンショットでも良いです。<br /><br />その後、<br />①請求する費用が何かを分けて(交通費・宿泊費などの簡単な区分)<br />②レシートの金額、つまり請求額を書き込んで(日本円は選べません)<br />③レシートをアップロードします<br /><br />支払う金額を書き込むところがありますが、日本円は選択できません。(日本円の項目がないの)<br />そのため、もし日本円で払ったなら、代替の金額をおおよそで良いのでドルやユーロで書き込みましょう!<br /><br />領収書は日本円のままの領収書で乗っけてしまってokです。<br /><br />この領収書を航空会社の人がみて、メールで支払いの可否を送ってくるので、その時に正確な金額をメールでやり取りすればよいので、あまり心配しなくても大丈夫です。<br /><br />★人が判断してくれるので、とりあえず適当でも大丈夫!ダメならダメとメールで言われるので、その時に文句を言いましょう。<br /><br />★私が返金を申し込んだ際には、のちにメールで銀行口座番号の確認がきました。その時に、口座番号や支店番号と一緒に聞かれたのが「SWIFT Code」。<br /><br />なんだと調べてみたら、海外送金用のコードでした。支払い希望の銀行の名前と一緒に調べてみたら、つまり「みずほ SWIFT」とかでググればでできますので、それを張り付けましょう。これも、間違っていたら間違っていると言ってくるので、ある意味で安心です。<br /><br />後、返金処理のフォームを入力するうえで困りそうな情報を付記しておきます。<br />住所の入力は多くの人が戸惑うかと思います、ここでは、例えば「〒272-0001 千葉県千葉市美浜区1-2-3 401」で考えてみましょう。<br /><br />Addressの一行目が<br />401 1-2-3 Mihama-Ku<br /><br />Town/Cityが、<br />Chiba-Shi<br /><br />Country,Stateが、<br />Chiba<br /><br />Countryが<br />Japan<br /><br />Postcode<br />272-0001<br />になります。

    続いて、②の代替交通機関の料金やホテル費用の要求です。

    上の画像にある、「Claiming back expenses」を開くと、写真のようなページが開きます。

    書いている内容は、ホテル代・交通費などの分類。この区分けに当てはまる費用が払い戻しの対象になるという意味です。

    (a)を見ると、待っている間の食事代も対象であると書いてあります。とりあえず、遅れた後のレシートは片っ端から這ってよいと思います。

    ホテルをネット予約しているなら、そのサイトからレシートや領収書をダウンロードできます(もしネットで探して見つからないのであれば電話すれば送ってくれるはずです)ので、それを張り付ければokです。

    PDFで貼り付けられないなら、スクリーンショットでも良いです。

    その後、
    ①請求する費用が何かを分けて(交通費・宿泊費などの簡単な区分)
    ②レシートの金額、つまり請求額を書き込んで(日本円は選べません)
    ③レシートをアップロードします

    支払う金額を書き込むところがありますが、日本円は選択できません。(日本円の項目がないの)
    そのため、もし日本円で払ったなら、代替の金額をおおよそで良いのでドルやユーロで書き込みましょう!

    領収書は日本円のままの領収書で乗っけてしまってokです。

    この領収書を航空会社の人がみて、メールで支払いの可否を送ってくるので、その時に正確な金額をメールでやり取りすればよいので、あまり心配しなくても大丈夫です。

    ★人が判断してくれるので、とりあえず適当でも大丈夫!ダメならダメとメールで言われるので、その時に文句を言いましょう。

    ★私が返金を申し込んだ際には、のちにメールで銀行口座番号の確認がきました。その時に、口座番号や支店番号と一緒に聞かれたのが「SWIFT Code」。

    なんだと調べてみたら、海外送金用のコードでした。支払い希望の銀行の名前と一緒に調べてみたら、つまり「みずほ SWIFT」とかでググればでできますので、それを張り付けましょう。これも、間違っていたら間違っていると言ってくるので、ある意味で安心です。

    後、返金処理のフォームを入力するうえで困りそうな情報を付記しておきます。
    住所の入力は多くの人が戸惑うかと思います、ここでは、例えば「〒272-0001 千葉県千葉市美浜区1-2-3 401」で考えてみましょう。

    Addressの一行目が
    401 1-2-3 Mihama-Ku

    Town/Cityが、
    Chiba-Shi

    Country,Stateが、
    Chiba

    Countryが
    Japan

    Postcode
    272-0001
    になります。

  • 最後に、③のEC261です。ここからは旅行記を意識して写真を多く残しています。<br /><br />EC261とは、飛行機が3時間以上遅延した場合、若しくは出発日から二週間以内に飛行機がキャンセルされた場合に払われる、EU圏の補償のことです。<br />発着地のいずれかがヨーロッパ内なら適応されます。<br /><br />キャンセルが早めに分かった場合などは適応されるか微妙なことも多いのですが、とりあえず申し込んでみると良いと思います。適応されるかどうかは航空会社が調べるし、もし間違っていてもなんの問題もありません。『言ったもん勝ち』みたいなのでとりあえず主張です。<br /><br />補償額は距離によって異なりますが、一人頭250ユーロから600ユーロくらい。但し、遅れが短かった場合には、半額しか払われません。写真の説明文がこの部分になります。<br /><br />二つ上の写真にあるWho is entitled to compensationをクリックしたところにある、「Click here for the EC261 compensation form」をクリックするとフォームに移動します。

    最後に、③のEC261です。ここからは旅行記を意識して写真を多く残しています。

    EC261とは、飛行機が3時間以上遅延した場合、若しくは出発日から二週間以内に飛行機がキャンセルされた場合に払われる、EU圏の補償のことです。
    発着地のいずれかがヨーロッパ内なら適応されます。

    キャンセルが早めに分かった場合などは適応されるか微妙なことも多いのですが、とりあえず申し込んでみると良いと思います。適応されるかどうかは航空会社が調べるし、もし間違っていてもなんの問題もありません。『言ったもん勝ち』みたいなのでとりあえず主張です。

    補償額は距離によって異なりますが、一人頭250ユーロから600ユーロくらい。但し、遅れが短かった場合には、半額しか払われません。写真の説明文がこの部分になります。

    二つ上の写真にあるWho is entitled to compensationをクリックしたところにある、「Click here for the EC261 compensation form」をクリックするとフォームに移動します。

  • 「Booking Reference」には予約番号、フライトナンバーはそのまま、EZYの文字は入れないで入力する必要があった気がします。<br /><br />さぁ、もう少しです。<br /><br />後は、出発日、クレームの理由(DelayかCancelledになると思います)、出発地と到着地です。

    「Booking Reference」には予約番号、フライトナンバーはそのまま、EZYの文字は入れないで入力する必要があった気がします。

    さぁ、もう少しです。

    後は、出発日、クレームの理由(DelayかCancelledになると思います)、出発地と到着地です。

  • 2の「Travel Agent……」のところは旅行業者ようなので不要です。Claimant、つまりご自分の名前と国籍を入れます。

    2の「Travel Agent……」のところは旅行業者ようなので不要です。Claimant、つまりご自分の名前と国籍を入れます。

  • 電話番号の右の部分は国際用の番号(Country Code)。日本なら+81ですね。<br />その右側の部分は、携帯番号から最初の0をとったもの。<br />つまり、090-1234-5678なら、記載は「(+81) 90-1234-5678」になります。<br /><br />Bookerは予約者。つまりは、自分の名前になります。もし旅行会社に頼んだのなら、旅行会社に返金処理を頼むか、自分で返金するのか、聞いてみてください。<br /><br />下はPayment Detail、支払い詳細。<br />「Country where Bank Account is held」。Bank Accountは銀行口座なので、つまり銀行口座がある国、日本になります。

    電話番号の右の部分は国際用の番号(Country Code)。日本なら+81ですね。
    その右側の部分は、携帯番号から最初の0をとったもの。
    つまり、090-1234-5678なら、記載は「(+81) 90-1234-5678」になります。

    Bookerは予約者。つまりは、自分の名前になります。もし旅行会社に頼んだのなら、旅行会社に返金処理を頼むか、自分で返金するのか、聞いてみてください。

    下はPayment Detail、支払い詳細。
    「Country where Bank Account is held」。Bank Accountは銀行口座なので、つまり銀行口座がある国、日本になります。

  • 上から、「Bank Account Holder Full Name」は銀行口座の保有者、つまり自分の名前です。<br /><br />その下の「Sort Code」はイギリスの銀行コード、日本人には不要です。入力した覚えがないので、口座の開設国を日本にしたら消えたと思います。<br /><br />Bank Account Numberは口座番号です。

    上から、「Bank Account Holder Full Name」は銀行口座の保有者、つまり自分の名前です。

    その下の「Sort Code」はイギリスの銀行コード、日本人には不要です。入力した覚えがないので、口座の開設国を日本にしたら消えたと思います。

    Bank Account Numberは口座番号です。

  • First Nameが名前、Last Nameが苗字ですね。<br /><br />最後に、「I&#39;m not a robot」、ここにチェックをしたら、その下にある「Submit」、提出を押したら終わりです。<br /><br />そうすると、すぐに返金要請を受け付けましたという内容のメールが来ます。<br />その後、2週間から1月半くらいで、請求金額が払われるかのメールがきます。それまでは根気強く待つのみです!<br /><br />但し、45日経っても来ないなら何かのミスがあるはずなので、気にせずもう一度送りましょう。<br /><br />イージージェットとは相性悪い私達。今回は返金手続きも学んで、『イージージェットよ ドーンとこい!』の気持ちになった。<br /><br />私達の困ったが、ほかの方のお役に立てれば嬉しいです。

    First Nameが名前、Last Nameが苗字ですね。

    最後に、「I'm not a robot」、ここにチェックをしたら、その下にある「Submit」、提出を押したら終わりです。

    そうすると、すぐに返金要請を受け付けましたという内容のメールが来ます。
    その後、2週間から1月半くらいで、請求金額が払われるかのメールがきます。それまでは根気強く待つのみです!

    但し、45日経っても来ないなら何かのミスがあるはずなので、気にせずもう一度送りましょう。

    イージージェットとは相性悪い私達。今回は返金手続きも学んで、『イージージェットよ ドーンとこい!』の気持ちになった。

    私達の困ったが、ほかの方のお役に立てれば嬉しいです。

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2018 イタリア

この旅行記へのコメント (12)

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  • comestaiさん 2020/08/07 23:16:11
    トラブル対応、大変でしたね!経験談、参考になりました。
    ベリーニさん、

    こんにちは、comestai です。はじめまして!
    レーゲンスブルクの旅行記への「いいね」ありがとうございました。

    2008年のドイツは、出張を除く海外での初めての個人旅行でしたが、ドイツはイタリア、フランスに比べて移民も多くなく、比較的安全で、高速鉄道網も発達していて楽しく旅が出来ました。北のイタリア、レーゲンスブルクは、ミュンヘンから日帰りもできるのでお勧めです。

    ベリーニさんの旅行記を拝見して、キャンセルの大変さが伝わってきました。

    私も2年前、フランス国鉄のストライキによるTGVのキャンセル/リファンドで悪戦苦闘。返信がフランス語のため、グーグル翻訳で概要を理解して英語で回答するなど、ずいぶん苦労しました。

    それから、ヨーロッパはLCCが便利ですが、突然欠航が怖いですね。

    次回、いつになるか分かりませんが、クロアチア行き、フランクフルトードブロヴニク間をどのフライトで飛ぶか、考えていた所です。いつものように余裕の無い欲張りスケジュールなので、欠航すると便数が多くないので大変!

    それにしても欠航の後のベリーニさんの行動力は素晴らしい!ナポリからローマ経由に変更してまで、シチリアに行くんだという熱意を感じました。シチリア、素敵なところのようなので、いつか行ってみたいです。

    私もフランスのミヨー橋のサービスエリアで、レンタカーが動かなくなる大トラブルがありました。頭が真っ白、旅のスケジュールがめちゃくちゃ。結局、車両交換による12時間のロスタイムで、カルカッソンヌ行きを割愛した経験があります。個人旅行、トラブルがあると大変ですが、ツアーより中身が全然、濃く、深く印象に残りますね!

    今年は想定外の新型コロナによるキャンセルをまた経験。困りますねぇ!
    早く収束して楽しい旅行に行けますように!

    comestai

    ベリーニ

    ベリーニさん からの返信 2020/08/08 08:03:26
    Re: トラブル対応、大変でしたね!経験談、参考になりました。
    comestai さん、おはようございます!

    コメントありがとうございます、嬉しいです。
    『はじまして』なんですね‥comestai さんの旅行記に何度もお邪魔させて頂いているので勝手に知り合いのように感じてしまってました(汗)
    はじまして!ご挨拶が遅れました、これからよろしくお願いします。

    comestai さんは色々なところを車、電車でエネルギッシュに旅されているので、トラブルに有った経験もたくさんお有りでしょうね。

    『レンタカーが動かない』これは途方に暮れますよね。『頭の中が真っ白になる‥』汗汗、涙なしには語れませんね(ノ_<)

    個人旅行だとトラブルに有ったとき、本当に困りますよね。

    comestai さん、次の計画はフランクフルトードブロヴニクですか‥
    コロナが収束して早く行けるようになりますように…

    そうそう、シチリアの旅は素晴らしかったですよ。comestai さんはアマルフィとかもお好きでしたよね、ぜひぜひお勧めです!

    お勧め頂いた、レーゲンスブルク、ミュンヘンから日帰りでも行けるんですね、٩(^‿^)۶

    要チェック、行きたい場所にメモします!

    ベリーニ


  • ぺこっちさん 2020/08/05 05:18:55
    すごい!に尽きる
    ベリーニさん、度々失礼します。

    旅行記を読んでいる私が不安で泣きそうになりました・笑
    素晴らしい判断力、行動力、決断力ですね!!
    私だったら、途方に暮れてふてくされて立ち止まることしかできないと思います。

    親切にして下さった現地の方々、特にこういう時は本当に嬉しいですよね。
    どの国でもそうですが、治安を悪くしているのはごく一部の連中で、基本的にみんな親切なんだと思います。

    また続きを訪問させていただきます!

    ぺこっち

    ベリーニ

    ベリーニさん からの返信 2020/08/06 18:55:14
    Re: すごい!に尽きる
    ぺこっちさん、コメントありがとうございます。
    嬉しいです!

    凄い事なんて何もなくて‥ただただ必死でした(汗)
    何年も経った今では笑える思い出になったなぁ…
    でもあの時は、色々と有ったナポリ に置いていかれちゃ大変な事になると、髪振り乱し駆けずり回って汗だくでしたー(^◇^;)
    その時の写真が有ったらイチオシの1枚だった‥

    ぺこっちさんのいう通り、苦しい時こそ人の親切が身に染みるもの‥結局はイタリア・イタリア人が大好きってなりました。٩( ᐛ )و

    ベリーニ
  • るなさん 2019/01/30 01:26:36
    見事なリカバリー
    ベリーニさん、Buonasera☆
    初めましてかな?イタリア大好きるなと申します。

    いやぁ~素晴らしいサバイバル力!!
    っとその前に....私、何度かイタリア行ってますが、ナポリでのタクシー事件にはびっくり。ホント、あれじゃカツアゲですね。ナポリでのタクシーも一度もこんな目に遭ったことはなくタリファがほとんどだったし、そうじゃなくてもこんな怖いカツアゲにも遭ったことないです。街中も全然言われるほど治安悪いなんて思わないし、なめてますね(苦笑)逆にナポリ大好きなんですがね。
    最後には優しいイタリアーノドライバーで良かったですね。

    で、イージージェットのキャンセル@@;これは個人では難儀なこと極まりないですね。私なんてロスバケだけでもあたふたしそうだわ(今まで一度もないんですが)
    幸いにも今までこういう事も稀な私。一昨年メキシコでエアカナダのキャンセルに遭いましたが、さすがにこのベリーニさんのようにカターニア行は一週間後なんてこと言われたら頭真っ白になりますわ。

    それを見事に冷静に切り替えてシチリアに上陸。素晴らしいと思いました。
    ローマ行の最終電車に飛び乗り諸々...私も同じことになったらこんな風に機転が効くかしら?いや、無理だなどと自分に置き換えて拝見していました。
    もしこの先このようなことに遭ったら、ベリーニさんの旅行記を訪ねます。

    シチリアは私も数年前に10日間ほどかけて回りましたが、どこも最高でした♪
    島の中でもエリアによって表情が全然違っていて見応え、歩きがいがあるシチリアでした。オルティージャもとっても良かったけど、昼寝してしまって起きたら一番好きなマジックアワーを見逃して泣きが入りましたよ(爆)

    コメント長くなりました。またお邪魔しますね。

    るな

    ベリーニ

    ベリーニさん からの返信 2019/01/30 10:07:46
    Re: 見事なリカバリー
    るなさん、チャオチャオ~!

    えッ! ロスバゲも無い?
    嘘ッて言って下さい!
    な、なんて女神様に愛されているんでしょう。

    私は飛行機の欠航、今回が3度目です‥泣
    1度目はローマからパリへのアリタリア航空、2度目はインド国内線、そして今回です。
    その度に駆けずり回ってます。

    用心して、乗り継ぎはあり余るほど時間をとっているのに、遅延してギリギリ、空港職員の方に「走れますか? 全速力で15分以内に〇〇まで行って下さい。」と言われ、心臓破裂するくらい走った事有り。

    ロスバゲは当然で‥
    荷物が出てきても、貨物室でワインの瓶が割れてその煽りを食らって、トランクを開けたら荷物が真っ赤になっていた事有り。

    ツキのない私は、いつも気を抜けません!笑

    ところで、るなさんはシチリアを色々と旅したんですねー。
    私もその魅力にはまりました!

    これからシチリアの旅行記を読ませていただきますね。
    今後ともよろしくお願いします。
  • いなかだもんさん 2019/01/20 19:32:02
    勉強になります
    ベリーニさんがまさかの事態に遭遇されて数週間後、
    私も関空水没で予定の帰国便が飛ばない事態に遭遇し、
    幸い成田便へ代替できたのですが余分な出費となりました。

    この時は個人手配8フライトの最後の帰国便だったので良かったのですが、旅の途中だとベリーニさんほどの知識がないとなかなか大変です。
    今後の参考にさせて頂きます。
    ちなみに上記制度はヨーロッパ方面のみなんでしょうか?

    いなかだもん

    ベリーニ

    ベリーニさん からの返信 2019/01/21 20:37:27
    Re: 勉強になります
    いなかだもんさん、こんばんは。

    えっ、関空の水没で、あの時に‥テレビで観ていました。
    大変な思いをされたんですね。

    でもお嬢様共々、無事に帰国されたとの事、良かった~!

    詳しい訳でも、旅慣れている訳でもなく、
    必死に調べただけなのです‥何かお役に立てれば良いのですが‥

    本文で書いたEC261という制度は、飛行機の出発地か到着地のどちらかでもEU圏内であれば適用されたと思います。
    EUでの決まり事なので、それ以外の地域では適用されないと思います。
  • oneonekukikoさん 2018/10/25 21:10:40
    そう言う事情だったのですね
    ベリーニさん、はじめまして。

    来夏、ローマ、シチリアを計画していて、シチリアの旅行記をウロウロしていたら
    ベリーニさんにたどり着きました。
    ナポリーカターニアのフライトが欠航した件をタオルミーナでの旅行記で知り
    ホテルのキャンセルはどうされたのかしらと思っていました。

    以前、ミラノーザグレブをair oneでチケット購入した際に、
    一ヶ月ほど前に路線そのものがキャンセルというめーるを受け取り
    チケット料金は返金されたけど
    代替えの移動手段の費用はその数倍かかった経緯がありました。

    フライトの欠航に伴う迅速な手続きに
    大いに参考になりました。
    しかし、ベリーニさんのように
    突然のキャンセルの時の対応ができるか。
    時々復習に伺いますね。
    領収書の保管 肝に命じます。

    それでも懲りずに時々、LCCのお世話になっています。
    割と呑気に。

    シチリアは治安が悪いと言われ、落ち着きませんでしたが
    みなさんのブログからは、人情味を感じる土地柄のようで、
    楽しみにしています。

    oneonekukiko

    ベリーニ

    ベリーニさん からの返信 2018/10/25 22:24:31
    Re: そう言う事情だったのですね
    oneonekukiko さん、こんばんは。
    そう言う事情だったんです‥トホホ…。
    でも、(私が)迅速に対応したなんてとんでもないです。
    実は ナポリ駅からローマまでフレッチャロッサで移動してローマのホテルで一泊して 早朝に空港に移動する予定でした。
    ところが、その日は日曜日で終電が早いと言う事をすっかり忘れていました。
    ナポリ駅で 気づいて仕方なく 「インターシティノッテ」で移動して、どうしようもなくて空港で一夜を明かしたと言うのが 裏事情です。必死だったです。
    でも、「インターシティノッテ」の旅はとても温かいもので胸が熱くなるものでした。

    最後にお役に立てるならと思って付記しますが、EC 261 の保証システムは イージージェットだけでなくて、ヨーロッパを発着する全ての航空路線に適応されるようです。
    ミラノ~ザグレブ間も 条件が合えば適応されると思います。
    私達は 1人 250 ユーロ貰えたので‥
  • キャッツアイさん 2018/10/24 08:08:20
    イージージェット突然の欠航
    ペリー二さん、ちゃお!

    今、唖然、ハラハラ、ドキドキ、プラス キュンの旅行記読みました。
    普段はポチだけでほとんどコメント書かない(文字打ち遅く&間違い多く&時間なくて)のですが
    そんな場合か!っと・・・
    どうしても感謝をお伝えしたくて、文字打ち挑戦です。_φ( ̄ー ̄ )

    すごいトラブルにあわれたんですね!
    私だったらタダタダ困り果てパニクって
    誰か助けてくれる人を探すという他力本願な行動しか出来ず
    憔悴しきっていたろうと想像します。

    この旅行記で
    ベリーニさんの人間力にガツ~ンと触れました!

    マンマミーア!
    ファンタスティコ!
    とにかく問題解決に向ける姿勢
    次々とくりだす冷静な判断や行動力や機転
    肝っ玉の座り具合
    前向き人間力
    ハンパ無いです!

    しかもそれだけでなく
    海外に個人手配で行かれる人への強力な助っ人、応援団として
    玉手箱救急隊のような素晴らしいバイブルを提供してくださって感謝します
    これを記す労力や気力、かかった時間を思うと頭が下がります。

    広い思いやりと思慮深さに触れ、
    ベリーニさんの温かさにすっぽり包まれました・・
    朝から
    ただただ涙が流れました。
    感動しています。

    旅を続けるひとりとして
    ベリーニさんに心から感謝の気持ちを送ります!
    素晴らしい旅行記
    ありがとうございました。

    これからも旅行記
    楽しみにしています!٩( ᐛ )و

    ちゃおちゃおキャット

    ベリーニ

    ベリーニさん からの返信 2018/10/24 18:35:36
    Re: イージージェット突然の欠航
    ちゃおキャットさん、書き込みありがとうございます😊
    文字打ち苦手とおっしゃっているのに こんな丁寧な言葉を頂けて 感激で 私の方がホロリ、涙涙 優しい言葉に感動してしまいました。
    朝、直ぐに書き込みを見る事は出来たのですが、お返事が書けなくて夕方になってしまいました。
    ちゃおちゃおキャットさん本当にありがとうございます😊

    ちゃおちゃおキャットさんの旅行記いつも読んでいます。ちゃおちゃおキャットさんが 勇気を奮って「その席は私の予約したものです。」と言って 自分自身の殻を破って挑戦して行く姿は 感動でした。自分の主張を頑張りながら、ちゃんとして行く姿に胸を打たれました。
    みんなに勇気を与えてくれるし、自分の取るべき行動を考えさせられる話でした。
    これからも 旅で 成長して行く姿を見て勇気をもらっていきます。
    続きの旅行記 楽しみにしています。

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